第3章
夢小説設定
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「なんかあったのか?」
けんちゃんの問いにエマは頬杖をつくと眉間に皺をよせる。
「…マリナが…きた」
その言葉に、一気に二人が嫌そう〜な顔。
あ…これは本当に大変だったみたいだな。
「なんで?」
「知らないよ〜!偶然〜とか言ってたけど…家からつけられてたのかな、もしかして」
そう言ってエマが鳥肌がたったのか腕をさする。
「あいつは…やべぇからな。で?…六花は大丈夫だったのか?その…色々と」
けんちゃんの微妙な視線。
「大丈夫も何も…全部暴露していったわよ、自分で」
「ぶっ…」
マイキーが私のミルクティーを飲みながら同じように吹き出す。
「マイキーとのあれこれ語ってくれたわよ、ご丁寧に。ね、六花」
「う、うん」
「……な、なんて言ってたんだよ」
私を伺うようにチラチラ見ながらアイスティーに口をつけるマイキー。
動揺してるな?
「ん〜…ヤリたい時だけ呼び出されるって言ってた」
「ぶっ…」
マイキー本日2回目の噴射
「ち、違う!それは!あいつが毎回ホテルに誘ってきて迫ってくるから!…だな…」
最後の方は消えそうなマイキーの声…
自分で暴露してしまった事に気づいたらしい。
「最低」
エマの軽蔑の眼差し。
「しょ、しょうがねぇだろ!俺だって健全な15歳で!真っ裸で迫られたら俺だって!」
「真っ裸で迫られたんだ?」
「!じゃなくて!…ってこんな話する予定じゃ…」
頭を抱えるマイキーに私は小さくため息。
「マイキー…別に私は気にしてないよ。
それは過去の話しなんだし…
マイキーが健全な15歳だっていうのも分かってるし、責める気なんかない。
当たり前の事だもん」
むしろそんな欲がないほうが心配になる。
「たださ…相手の子がどんなに酷かったとしても…
ヤル時だけ呼ばれて後は知らん顔だったって思っていたなら、そういう思いをさせてたかもしれないマイキーにも非があったのかもしれないよ」
「!」
「彼女が今もマイキーと復縁したいって思ってるって事は、執着もあるかもしれない。
でも…ちゃんと彼女と向き合ってさよなら、したの?」
私の問いにマイキーはうっ…と言葉につまる。
「マイキー、喧嘩だったら絶対逃げないでしょ?そんなダセェ事、って…
だったら彼女からも逃げないで、ちゃんと終わらせなきゃ、いつまでも繰り返しちゃうよ」
どんな相手でもどんな嫌な目に遭わされた相手でも…
ちゃんと敬意は払わなきゃいけない。
なんとなくであったとしても彼女と恋人関係であった事には変わりないんだから。
「って…なんか語っちゃった…」
アハハ!と笑う私にエマが少し感動したように見つめてくる。
「六花ちょーかっこいいんですけど!」
「なんか人生の先輩に説教された気分だな。な、マイキー」
しまった…歳くってるの全面に出してしまった…
「…だな」
「あ、ごめんね。偉そうに!」
「いや…六花の言う通りだな。俺にも悪い部分はあった。
避けて着拒までして…学校でもケンチンに任せっきりで…めんどくさくて逃げてた。
ハッキリ別れてくれ、って言えてなかった…
だから…ちゃんと話すよ、あいつと」
「マイキー…うん、きっと伝わるよ。」
笑った私にマイキーも笑って、テーブルの下でそっと手を繋ぎあった。
よかった…ちゃんと伝わって。
「ねぇ、六花って何者?人生2周目してる人みたい!」
「ぶっ…」
本日5度目…
「げほっえほっ!」
「おい、大丈夫か?」
「ななななななんで!?」
めちゃくちゃ焦る私。
「え?だってマリナに対してもめっちゃ落ちついた対応だったし、ウチならあんな事言われた発狂しちゃうよ!
マイキーに対しても人生の先生みたいだし」
「まぁ確かにな。」
「やっぱ頭がいいと違うね〜」
「い、いやぁ…」
焦った…バレたかと思った…
けんちゃんの問いにエマは頬杖をつくと眉間に皺をよせる。
「…マリナが…きた」
その言葉に、一気に二人が嫌そう〜な顔。
あ…これは本当に大変だったみたいだな。
「なんで?」
「知らないよ〜!偶然〜とか言ってたけど…家からつけられてたのかな、もしかして」
そう言ってエマが鳥肌がたったのか腕をさする。
「あいつは…やべぇからな。で?…六花は大丈夫だったのか?その…色々と」
けんちゃんの微妙な視線。
「大丈夫も何も…全部暴露していったわよ、自分で」
「ぶっ…」
マイキーが私のミルクティーを飲みながら同じように吹き出す。
「マイキーとのあれこれ語ってくれたわよ、ご丁寧に。ね、六花」
「う、うん」
「……な、なんて言ってたんだよ」
私を伺うようにチラチラ見ながらアイスティーに口をつけるマイキー。
動揺してるな?
「ん〜…ヤリたい時だけ呼び出されるって言ってた」
「ぶっ…」
マイキー本日2回目の噴射
「ち、違う!それは!あいつが毎回ホテルに誘ってきて迫ってくるから!…だな…」
最後の方は消えそうなマイキーの声…
自分で暴露してしまった事に気づいたらしい。
「最低」
エマの軽蔑の眼差し。
「しょ、しょうがねぇだろ!俺だって健全な15歳で!真っ裸で迫られたら俺だって!」
「真っ裸で迫られたんだ?」
「!じゃなくて!…ってこんな話する予定じゃ…」
頭を抱えるマイキーに私は小さくため息。
「マイキー…別に私は気にしてないよ。
それは過去の話しなんだし…
マイキーが健全な15歳だっていうのも分かってるし、責める気なんかない。
当たり前の事だもん」
むしろそんな欲がないほうが心配になる。
「たださ…相手の子がどんなに酷かったとしても…
ヤル時だけ呼ばれて後は知らん顔だったって思っていたなら、そういう思いをさせてたかもしれないマイキーにも非があったのかもしれないよ」
「!」
「彼女が今もマイキーと復縁したいって思ってるって事は、執着もあるかもしれない。
でも…ちゃんと彼女と向き合ってさよなら、したの?」
私の問いにマイキーはうっ…と言葉につまる。
「マイキー、喧嘩だったら絶対逃げないでしょ?そんなダセェ事、って…
だったら彼女からも逃げないで、ちゃんと終わらせなきゃ、いつまでも繰り返しちゃうよ」
どんな相手でもどんな嫌な目に遭わされた相手でも…
ちゃんと敬意は払わなきゃいけない。
なんとなくであったとしても彼女と恋人関係であった事には変わりないんだから。
「って…なんか語っちゃった…」
アハハ!と笑う私にエマが少し感動したように見つめてくる。
「六花ちょーかっこいいんですけど!」
「なんか人生の先輩に説教された気分だな。な、マイキー」
しまった…歳くってるの全面に出してしまった…
「…だな」
「あ、ごめんね。偉そうに!」
「いや…六花の言う通りだな。俺にも悪い部分はあった。
避けて着拒までして…学校でもケンチンに任せっきりで…めんどくさくて逃げてた。
ハッキリ別れてくれ、って言えてなかった…
だから…ちゃんと話すよ、あいつと」
「マイキー…うん、きっと伝わるよ。」
笑った私にマイキーも笑って、テーブルの下でそっと手を繋ぎあった。
よかった…ちゃんと伝わって。
「ねぇ、六花って何者?人生2周目してる人みたい!」
「ぶっ…」
本日5度目…
「げほっえほっ!」
「おい、大丈夫か?」
「ななななななんで!?」
めちゃくちゃ焦る私。
「え?だってマリナに対してもめっちゃ落ちついた対応だったし、ウチならあんな事言われた発狂しちゃうよ!
マイキーに対しても人生の先生みたいだし」
「まぁ確かにな。」
「やっぱ頭がいいと違うね〜」
「い、いやぁ…」
焦った…バレたかと思った…