第3章
夢小説設定
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「大丈夫?顔色、悪い…」
「あ…ごめん?だ、大丈夫だよ!」
私は今考えてた最悪な事を振り払うように首をを横に振った。
だめだ。
マイナスな事ばっかり考えるな。
まだおこってもいない事に不安になって本来の目的を忘れちゃいけない。
私がまずする事…ここに戻ってきた理由。
8月3日…けんちゃんを救う事。
そして
マイキーの黒い衝動を抑えて…
あの未来につながらないようにする事。
あとは…
稀咲…
彼と接触する事。
「大丈夫?」
隣を歩きながら、マイキーが私に聞く。
結局あの後…夜ご飯までご馳走になってしまい…気づけば夜空に月が出ていた。
今日はバブじゃなくて…マイキーが歩きたいと言ったので歩きながら送ってもらう事に…
「う、うん。平気。結局ご飯までご馳走になっちゃって…」
「じぃちゃんめっちゃ喜んでた。六花とまたご飯一緒に食べれたって」
「優しいお爺ちゃんだね。マイキーとエマのおじいちゃん」
「兄貴が死んでから…俺とエマを育ててくれてさ、相当大変だったと思う。まぁ今も苦労かけてるっちゃかけてるけどな〜」
そう言って笑ったマイキー。
きっと…
真一郎お兄ちゃんが二人の親代わりだったんだろうな…
そんな大切な人を…
マイキーは失った。
「ねぇ、マイキー」
「ん〜?」
「手、繋ぎたい」
そう言って手を出した私に、マイキーは少し驚いたように瞳を開いたが、すぐにニッと笑う。
そして私の手を握ると、また歩き出す。
私より少し冷たくてゴツゴツした手…
その手をぎゅっと握って
「…マイキー…あのね…これだけは…マイキーに伝えたい事があったの。」
「何?」
「私は…ずっとマイキーの味方だよ」
「え…?」
「たとえどんなマイキーでも…私は、貴方の味方でいる。
だから…」
マイキーは喧嘩は強い。
でも…
本当はとても…
こころの弱い人。
12年後の貴方も…
孤独の中に生きていたあなたも…
本当はとても…
とても弱い人だった。
たった一人で…
たくさんの苦しみを味わって
生きてきていた。
そんな貴方に
私は
何も伝えられなかったね。
私は貴方を愛してる、どんな時も、貴方の味方だから。
そう言ってあげられなかった。
だから…
今は…
目の前いるマイキーが
苦しいと感じる時、悲しいと感じる時
どんな時でも
貴方の傍にいて
1番の味方でいたい、と
伝えたかった。
「あ…ごめん?だ、大丈夫だよ!」
私は今考えてた最悪な事を振り払うように首をを横に振った。
だめだ。
マイナスな事ばっかり考えるな。
まだおこってもいない事に不安になって本来の目的を忘れちゃいけない。
私がまずする事…ここに戻ってきた理由。
8月3日…けんちゃんを救う事。
そして
マイキーの黒い衝動を抑えて…
あの未来につながらないようにする事。
あとは…
稀咲…
彼と接触する事。
「大丈夫?」
隣を歩きながら、マイキーが私に聞く。
結局あの後…夜ご飯までご馳走になってしまい…気づけば夜空に月が出ていた。
今日はバブじゃなくて…マイキーが歩きたいと言ったので歩きながら送ってもらう事に…
「う、うん。平気。結局ご飯までご馳走になっちゃって…」
「じぃちゃんめっちゃ喜んでた。六花とまたご飯一緒に食べれたって」
「優しいお爺ちゃんだね。マイキーとエマのおじいちゃん」
「兄貴が死んでから…俺とエマを育ててくれてさ、相当大変だったと思う。まぁ今も苦労かけてるっちゃかけてるけどな〜」
そう言って笑ったマイキー。
きっと…
真一郎お兄ちゃんが二人の親代わりだったんだろうな…
そんな大切な人を…
マイキーは失った。
「ねぇ、マイキー」
「ん〜?」
「手、繋ぎたい」
そう言って手を出した私に、マイキーは少し驚いたように瞳を開いたが、すぐにニッと笑う。
そして私の手を握ると、また歩き出す。
私より少し冷たくてゴツゴツした手…
その手をぎゅっと握って
「…マイキー…あのね…これだけは…マイキーに伝えたい事があったの。」
「何?」
「私は…ずっとマイキーの味方だよ」
「え…?」
「たとえどんなマイキーでも…私は、貴方の味方でいる。
だから…」
マイキーは喧嘩は強い。
でも…
本当はとても…
こころの弱い人。
12年後の貴方も…
孤独の中に生きていたあなたも…
本当はとても…
とても弱い人だった。
たった一人で…
たくさんの苦しみを味わって
生きてきていた。
そんな貴方に
私は
何も伝えられなかったね。
私は貴方を愛してる、どんな時も、貴方の味方だから。
そう言ってあげられなかった。
だから…
今は…
目の前いるマイキーが
苦しいと感じる時、悲しいと感じる時
どんな時でも
貴方の傍にいて
1番の味方でいたい、と
伝えたかった。