第3章
夢小説設定
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「これはエマと場地が一緒にうつってる」
「うわぁ〜エマ可愛い~場地君そのまんま〜」
他にも、三ツ谷君やぱー君、けんちゃんもいて…
「ん?これって誰?」
私はふと見覚えない顔に首を傾げる。
短髪にクリッとした目に泣きぼくろ…
私の横で少し照れたように笑ってる。
この人も知り合い、かな?
「……そいつの事は思い出さなくていい」
「え?あ…」
マイキーは私の手から写真をとると、箱の中に放り投げてしまう。
マイキーの瞳が冷たくなった気がして…それ以上は聞けなかった。
「し、真一郎お兄ちゃんの写真ってないの?」
「撮ってるのが真一郎だからな…」
んーとマイキーが箱をあさる。
「あ…ちょっと昔すぎるけど…これならある」
マイキーが見せてくれたのは、男の子が赤ちゃんを抱っこした写真。
多分産まれたばかりなのか…場所は病院のようだ。
「えっ!この赤ちゃんマイキー?やだ…か、可愛い〜」
ふにゃふにゃのマイキー赤ちゃんに胸がキューンとする。
「そうか?赤ん坊なんて皆同じじゃん…サルだし」
「い、言い方…。あれ?この人…」
赤ちゃんがマイキーならこの抱っこしているのが真一郎お兄さん…
まだ小学生ぐらいだから顔は幼いけど…この顔はたしか…
『もっと、ワガママ言っていいんだ。我慢すんじゃねぇよ。…お前は、お前がやりたい事をやればいいんだ。
な…六花』
間違いない…
「夢のお兄さんだ…」
「夢?」
「うん!私、真一郎お兄ちゃんに夢の中であった。…いや、会ったっていうか…
きっと記憶の欠片なんだけど…」
優しく笑う顔…
「どんな夢?」
「ん〜うまくは言えないんだけど…心が暖かくなる、そんな夢だった」
「…ふ〜ん…」
「あ」
マイキーは私の手から写真を取り上げる。
「も、もうちょっと見たいんだけど…ダメ?」
「ダメ。兄貴の話は終わり」
なんでマイキーちょっと怒ってるんだろ…
「そんな事より」
「ん?」
マイキーがぐっと私の方に体を寄せてくる。
「な、何!?」
「多分、六花忘れてるから教えてやろうと思って」
至近距離すぎて恥ずかしいので後ろに少し下がろうとしたら、マイキーがそれを許さない、とばかりに腰に手が回って止められた。
「ちょっ…」
「六花がこの部屋に入るの、初めてじゃない」
「え?」
「うわぁ〜エマ可愛い~場地君そのまんま〜」
他にも、三ツ谷君やぱー君、けんちゃんもいて…
「ん?これって誰?」
私はふと見覚えない顔に首を傾げる。
短髪にクリッとした目に泣きぼくろ…
私の横で少し照れたように笑ってる。
この人も知り合い、かな?
「……そいつの事は思い出さなくていい」
「え?あ…」
マイキーは私の手から写真をとると、箱の中に放り投げてしまう。
マイキーの瞳が冷たくなった気がして…それ以上は聞けなかった。
「し、真一郎お兄ちゃんの写真ってないの?」
「撮ってるのが真一郎だからな…」
んーとマイキーが箱をあさる。
「あ…ちょっと昔すぎるけど…これならある」
マイキーが見せてくれたのは、男の子が赤ちゃんを抱っこした写真。
多分産まれたばかりなのか…場所は病院のようだ。
「えっ!この赤ちゃんマイキー?やだ…か、可愛い〜」
ふにゃふにゃのマイキー赤ちゃんに胸がキューンとする。
「そうか?赤ん坊なんて皆同じじゃん…サルだし」
「い、言い方…。あれ?この人…」
赤ちゃんがマイキーならこの抱っこしているのが真一郎お兄さん…
まだ小学生ぐらいだから顔は幼いけど…この顔はたしか…
『もっと、ワガママ言っていいんだ。我慢すんじゃねぇよ。…お前は、お前がやりたい事をやればいいんだ。
な…六花』
間違いない…
「夢のお兄さんだ…」
「夢?」
「うん!私、真一郎お兄ちゃんに夢の中であった。…いや、会ったっていうか…
きっと記憶の欠片なんだけど…」
優しく笑う顔…
「どんな夢?」
「ん〜うまくは言えないんだけど…心が暖かくなる、そんな夢だった」
「…ふ〜ん…」
「あ」
マイキーは私の手から写真を取り上げる。
「も、もうちょっと見たいんだけど…ダメ?」
「ダメ。兄貴の話は終わり」
なんでマイキーちょっと怒ってるんだろ…
「そんな事より」
「ん?」
マイキーがぐっと私の方に体を寄せてくる。
「な、何!?」
「多分、六花忘れてるから教えてやろうと思って」
至近距離すぎて恥ずかしいので後ろに少し下がろうとしたら、マイキーがそれを許さない、とばかりに腰に手が回って止められた。
「ちょっ…」
「六花がこの部屋に入るの、初めてじゃない」
「え?」