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それから卒業までの間は
また、イブと付き合っている時のように
ほぼ毎日FT4のみんなと集まって
みんなの練習を見たり、遊んだり…
そんな毎日を過ごした。
私とイブの関係はまだどこか少しぎこちない。
イブは当たり前だけど
前のようにくっついたり、私に触れたりしない
2人きりで喋ることもあまりない
嫌われてる…と言う感じではないけど
どこか距離のある関係に
やっぱり胸が苦しくなったりする…
ある日いつものように集まっていると
メグが急に
メグ「なんかみんなでたこ焼きパーティーしたくない?」
と言い出した
「たこ焼きパーティー?」
メグ「うん♪」
ユイ「いいじゃん♪俺たこ焼き超好き〜♪」
ダイ「まー別にいいけど、いつやるんだ?」
メグ「今日で良くない?どーせ、暇だし〜♪」
イブ「また急だな…」
と笑うイブ
「わたし、たこ焼き器持ってるよ〜」
メグ「じゃ、(名前)ん家でやろ〜♪」
「いいよ〜。じゃあ、買い出し行かなきゃだね〜。
どうする〜?みんなで行く〜?」
ダイ「誰か行きたいやつでいいんじゃね?」
イブ「そうだな。今度の路上ライブについてきめたいこともあるし」
リオ「そうだな。」
「じゃ、買い出し行きたい人〜」
ユイ「はいは〜い!俺行きた〜い♪」
メグ「僕も僕も〜♪」
(この2人かぁ…。ちょっと心配)
そう思っていれば顔に出ていたのか
わたしの顔を見て笑うイブ
イブ「悪いが、リオも着いて行ってくれるか?」
リオ「あぁ。大丈夫だ」
「リオがいるなら安心だね〜♪」
リオ「まぁ、料理のことなら任せてくれ。
調味料とかはあるのか?」
「ん〜、ソースとマヨネーズはある!」
ダイ「そういえば(名前)って料理するのかよ?」
「………え?」
ダイ「してねーな。」
と察するダイくん
「別にできないわけじゃないもーん!
オムライスと味噌汁くらい作れる!」
メグ「え〜♪じゃあ、今度オムライス作って〜♪」
「え〜。リオとかみたいに上手くないよ〜?」
メグ「全然いいからさ〜♪お願い〜♪」
ユイ「俺も食べたーい!リオの料理もいいけどさ
やっぱ女の子の手料理っていいよな〜♪」
リオ「そうだな。
俺も(名前)がどんな料理を作るのか気になるな」
「え〜。考えとく〜。」
そんなことを話しつつ
メグ・ユイ・リオは買い出しに
わたし・ダイくん・イブは
先に私の家に向かった
お母さんもいないから
今は1人アパートで暮らしているわたし。
2LDKのそんなに広いわけでもない部屋。
部屋は白とピンクに統一されていて
自分で言うのもなんだけど
ザ・女の子の部屋って感じ
ダイ「そーいえば、お前ん家の中って入ったことねーな」
「あれ〜?そうだっけ?」
ダイ「あぁ。」
「リオは受験勉強の時とか毎日来てたから
ダイくんが来たことないってなんか変な感じ〜」
ダイ「あ〜、そうか。確かに毎日勉強してたもんな〜」
と玄関を開けつつ、
「どうぞ〜」
と2人を部屋に通す
ダイ「お邪魔しま〜す」
イブ「お邪魔します」
部屋に入ると
ダイ「すげーピンクだな。」
と呆然としているダイくん
イブ「ははは、(名前)らしいな」
「可愛いでしょ?」
ダイ「まぁ、女の部屋って感じだなー。」
イブ「でも綺麗にしてるんだな」
「そうかな〜?家あんまりいないから
そんなに汚れないだけかも〜」
ダイ「さすが不良女だな」
「だ〜か〜ら!私、全然不良とかじゃないし〜。」
ダイ「へいへい。」
そしてゆっくりタコパの準備をしていると
メグ達が帰ってきた
ピンポーン♪
「はーい♪」
とドアを開ければ
どう見ても多すぎる買い物袋を持ってやってきた
メグとユイとリオ
リオに関しては少し気まずそうな顔をしている…
メグ「お邪魔しま〜す♪」
と嬉しそうに入ってくるメグと
私の部屋に興味津々のユイ
ユイ「俺(名前)の家来たのはじめて〜♪
わー、なんかめっちゃ女の子の家って感じ〜」
「てかどー見ても買い物袋多すぎない??」
リオ「すまない…。
あいつらがどうしても買いたいってうるさくて」
メグ「いいじゃ〜ん♪いっぱいあったほうが〜」
ユイ「そうそう♪」
「何こんなに買ってきたの?」
ユイ「ええ〜?飲み物とお菓子と材料!」
メグ「あと、(名前)に作って貰おうと思ってオムライスの材料も買ってきた♪」
「え〜?タコパじゃないの〜?」
メグ「だってさぁ〜、僕達絶対たこ焼きだけじゃ足りないじゃん??」
「もぉ〜…。わかったよ〜」
そして早速準備に差し掛かる
「じゃあ、私オムライス担当だから
たこ焼きよろしくね〜」
いつものように真っ赤のエプロンして
準備をしていれば
メグ「(名前)可愛い〜♡」
と抱きついてくるメグ
「ちょ、邪魔なんですけど〜」
メグ「写真撮っていい?」
と言いつつもう写真を撮っているメグ
「まだ、いいとか言ってないし」
と呆れていれば
ユイ「ほんとだ〜、
エプロンしてるのめっちゃ可愛い〜♪」
とうるさいのがもう1人増えた
「誰か〜、このうるさい2人連れてって〜」
とリビングに押し返す
そしてご飯を早炊きしている間に
玉ねぎや鶏肉などの材料を切り
あいた時間でたこ焼きの具材を切ったりと
リオと一緒にたこ焼きの準備をする
リオ「意外と手際がいいんだな」
「意外と……」
リオ「いや、悪い意味ではないんだ。
こんなに、手際が良いと思ってなかっただけで」
「そう?」
そして
ちょこちょことわたしの様子を見に来る
メグとユイ……
とダイくん
「え?ダイくんまで様子見?」
ダイ「いや、お前料理できんのかなって確認」
「…え?私、そんな料理出来なさそう?」
ユイ「あ〜、あんまできなさそうだよな♪」
メグ「え〜?そう?
僕は料理してる(名前)が可愛いから
見にきてるだけだよ〜♪」
ダイ「は〜?なんだよそれ」
メグ「え〜?だって可愛いじゃん♪」
リオ「ところでもう焼く準備はできたのか?」
ユイ「おう♪バッチリだぜ〜」
リオ「そうか」
と言うと、
具材を持ってリビングに向かうリオとみんな
私は炊き上がったご飯でチキンライスを作る
そして卵を焼くところ…
(卵焼くの苦手なんだよね〜…)
「リオ〜〜」
とりあえずリオを呼びつける
リオ「どうした?」
「卵焼くの苦手だから付いてて〜」
リオ「あぁ。」
と優しく微笑むリオは、
一つ年上の私よりも
数倍頼れそうな雰囲気を醸し出している
「…あ、卵破けちゃいそう〜!!リオ〜助けて〜!」
と1人わちゃわちゃしている私と
それをサポートしてくれるリオ
リオ「ここは、こうやって箸を動かすと…」
と私が持っている菜箸を一緒にもち
わたしの手を取りながら
焼き方を教えてくれるリオ
(……近いな。)
とさすがにちょっと照れる私。
リオを上目遣いに眺めてみても
リオは料理のことでいっぱいで気付いていない
そこに
メグ「ちょっとちょっと〜!!
何イチャイチャしてんの〜!??」
と入ってくるメグ
リオ「卵の焼き方を教えていただけだが」
とキョトンとしているリオ
「うん。」
メグ「近すぎでしょ〜!!」
と文句を言っているメグ
リオ「そうか?すまない」
と私に謝るリオ
「全然いいよ〜……って待って!!焦げてる焦げてる!!」
再びわちゃわちゃし始める私たち
「も〜、メグはいいからリビングでたこ焼き作ってて!」
と再びメグを追い出し
卵に再挑戦する私…
するとしばらくして不自然な感じのユイがやってきた
「……何?」
ユイ「……え??いや、なんでも?」
とどう見ても挙動不審なユイ
「どうせ、メグに私とリオのこと見張ってこいとか言われたんでしょ〜?」
ユイ「…え!?い、いや…」
リオ「…はぁ。」
ユイ「だってさ〜…メグが、
(名前)とリオがめっちゃイチャイチャしてたとか言うから〜」
「あ〜の〜さ〜、私ユイとメグに頼まれて
君たちのためにオムライス作ってるんですけど〜!」
と言えば
ユイ「え?俺たちのため??
え〜なんかそれめっちゃ嬉しい〜♪」
と、思ってたのと違う返事をしてくるユイ
(だめだこりゃ〜)
と思い、リオを見つめれば
そんなユイを呆れつつも優しい瞳で眺めているリオ
(……仲良しかよ!)
「まぁ、いいや。もう卵も一人で焼けそうだから
リオはリビングでたこ焼きよろしく〜♪」
リオ「あぁ。わかった」
そして無事オムライスを作り終え
リビングに向かえば
みんなは楽しそうにたこ焼きを作っていた
「みんなありがと〜♪たくさんたこ焼きできたね〜」
リオ「(名前)もオムライス作りありがとうな。
ちゃんとできたか?」
「うん♪ばっちり〜」
ユイ「ええ〜、俺早くオムライス食べた〜い!
お腹すいた〜」
「はいはい〜。じゃあ、運ぶの手伝って〜♪」
とユイとメグを連れて
キッチンのオムライスを運ぶ
ダイ「お、意外と美味しそうにできてんじゃん」
「…ん?意外と?」
ダイ「あ、悪りぃ。」
メグ「わ〜いっ♪(名前)〜、ケチャップでなんか描いて〜♪」
ユイ「俺も〜!」
「え〜、自分で描きなよ〜」
メグ「お願〜いっ♡」
ユイ「なんか自分で描くより
美味しくなる気がするだろ〜?」
「何それ〜。メイド喫茶でも行ってくださ〜い」
と言いつつ
オムライスに
MEGU♡とYUI♡
…とみんなの名前を書いていくわたし
メグ「(名前)の手作りオムライスだぁ♪
いっただきま〜す♪」
と続々とオムライスを食べて行くみんな
メグ「おっいし〜♡」
ユイ「うま〜っ!」
と大袈裟に褒めながら食べてくれるみんな。
「ありがとう〜。」
そして、みんながオムライスを食べ終え
たこ焼きパーティーが始まった
「みんなオムライス食べたのによくそんな食べれるね〜」
ダイ「まーな。」
ユイ「なーなー、これロシアンたこ焼き♪
どれ食べる??」
と差し出して来たのは
6つのたこやき
「いや、明らかに色おかしいやつ入ってるから!」
ユイ「(名前)から選んでいいぜ〜♪」
「え〜…じゃあ、これ」
と1番無難そうなやつを選ぶ
そしてみんな選び終わり…
ユイ「じゃー、せーので食べようぜ♪」
メグ「じゃ、いっくよ〜♪せーの!」
みんなが一口でたこ焼きを頬張る
そして含んだたこ焼きを一口噛めば
鼻がツーーンとする感覚が押し寄せた
「……!!!」
鼻を押さえて辛さに耐える私…
と同じように鼻を押さえて耐えている
ユイとメグ…
そして、
ケホケホと
まるで辛いものを食べて苦しんでいるような
イブとダイくん…
リオだけは普通の顔をして
周りのみんなの反応にキョトンとしている
「……ちょっと、何これ!?」
メグ「ってか、みんなハズレとかあり!?
普通ハズレが1つでしょ!?」
とちょっとキレてるメグ
ユイ「ええ〜!?だって罰ゲーム多い方が面白いだろ〜!?」
と水を飲みながら答えるユイ
ダイ「つか、お前絶対分量おかしいだろ!
罰ゲームっても限度があんだよ!」
未だにむせているイブと
目が充血しているダイくんを見ると
唐辛子組はよっぽどの量だったのだろう…
ユイ「ええ?だって辛くないと罰ゲームじゃないだろ〜??」
ダイ「だからってお前の基準で入れすぎだろ!
お前もう、2度と罰ゲーム係やるなよ!?」
とガチキレしてるダイくん
ユイ「ええ〜…!いいじゃんか〜」
そして…
そんなこんなでロシアンたこ焼きが終わった…
それから卒業までの間は
また、イブと付き合っている時のように
ほぼ毎日FT4のみんなと集まって
みんなの練習を見たり、遊んだり…
そんな毎日を過ごした。
私とイブの関係はまだどこか少しぎこちない。
イブは当たり前だけど
前のようにくっついたり、私に触れたりしない
2人きりで喋ることもあまりない
嫌われてる…と言う感じではないけど
どこか距離のある関係に
やっぱり胸が苦しくなったりする…
ある日いつものように集まっていると
メグが急に
メグ「なんかみんなでたこ焼きパーティーしたくない?」
と言い出した
「たこ焼きパーティー?」
メグ「うん♪」
ユイ「いいじゃん♪俺たこ焼き超好き〜♪」
ダイ「まー別にいいけど、いつやるんだ?」
メグ「今日で良くない?どーせ、暇だし〜♪」
イブ「また急だな…」
と笑うイブ
「わたし、たこ焼き器持ってるよ〜」
メグ「じゃ、(名前)ん家でやろ〜♪」
「いいよ〜。じゃあ、買い出し行かなきゃだね〜。
どうする〜?みんなで行く〜?」
ダイ「誰か行きたいやつでいいんじゃね?」
イブ「そうだな。今度の路上ライブについてきめたいこともあるし」
リオ「そうだな。」
「じゃ、買い出し行きたい人〜」
ユイ「はいは〜い!俺行きた〜い♪」
メグ「僕も僕も〜♪」
(この2人かぁ…。ちょっと心配)
そう思っていれば顔に出ていたのか
わたしの顔を見て笑うイブ
イブ「悪いが、リオも着いて行ってくれるか?」
リオ「あぁ。大丈夫だ」
「リオがいるなら安心だね〜♪」
リオ「まぁ、料理のことなら任せてくれ。
調味料とかはあるのか?」
「ん〜、ソースとマヨネーズはある!」
ダイ「そういえば(名前)って料理するのかよ?」
「………え?」
ダイ「してねーな。」
と察するダイくん
「別にできないわけじゃないもーん!
オムライスと味噌汁くらい作れる!」
メグ「え〜♪じゃあ、今度オムライス作って〜♪」
「え〜。リオとかみたいに上手くないよ〜?」
メグ「全然いいからさ〜♪お願い〜♪」
ユイ「俺も食べたーい!リオの料理もいいけどさ
やっぱ女の子の手料理っていいよな〜♪」
リオ「そうだな。
俺も(名前)がどんな料理を作るのか気になるな」
「え〜。考えとく〜。」
そんなことを話しつつ
メグ・ユイ・リオは買い出しに
わたし・ダイくん・イブは
先に私の家に向かった
お母さんもいないから
今は1人アパートで暮らしているわたし。
2LDKのそんなに広いわけでもない部屋。
部屋は白とピンクに統一されていて
自分で言うのもなんだけど
ザ・女の子の部屋って感じ
ダイ「そーいえば、お前ん家の中って入ったことねーな」
「あれ〜?そうだっけ?」
ダイ「あぁ。」
「リオは受験勉強の時とか毎日来てたから
ダイくんが来たことないってなんか変な感じ〜」
ダイ「あ〜、そうか。確かに毎日勉強してたもんな〜」
と玄関を開けつつ、
「どうぞ〜」
と2人を部屋に通す
ダイ「お邪魔しま〜す」
イブ「お邪魔します」
部屋に入ると
ダイ「すげーピンクだな。」
と呆然としているダイくん
イブ「ははは、(名前)らしいな」
「可愛いでしょ?」
ダイ「まぁ、女の部屋って感じだなー。」
イブ「でも綺麗にしてるんだな」
「そうかな〜?家あんまりいないから
そんなに汚れないだけかも〜」
ダイ「さすが不良女だな」
「だ〜か〜ら!私、全然不良とかじゃないし〜。」
ダイ「へいへい。」
そしてゆっくりタコパの準備をしていると
メグ達が帰ってきた
ピンポーン♪
「はーい♪」
とドアを開ければ
どう見ても多すぎる買い物袋を持ってやってきた
メグとユイとリオ
リオに関しては少し気まずそうな顔をしている…
メグ「お邪魔しま〜す♪」
と嬉しそうに入ってくるメグと
私の部屋に興味津々のユイ
ユイ「俺(名前)の家来たのはじめて〜♪
わー、なんかめっちゃ女の子の家って感じ〜」
「てかどー見ても買い物袋多すぎない??」
リオ「すまない…。
あいつらがどうしても買いたいってうるさくて」
メグ「いいじゃ〜ん♪いっぱいあったほうが〜」
ユイ「そうそう♪」
「何こんなに買ってきたの?」
ユイ「ええ〜?飲み物とお菓子と材料!」
メグ「あと、(名前)に作って貰おうと思ってオムライスの材料も買ってきた♪」
「え〜?タコパじゃないの〜?」
メグ「だってさぁ〜、僕達絶対たこ焼きだけじゃ足りないじゃん??」
「もぉ〜…。わかったよ〜」
そして早速準備に差し掛かる
「じゃあ、私オムライス担当だから
たこ焼きよろしくね〜」
いつものように真っ赤のエプロンして
準備をしていれば
メグ「(名前)可愛い〜♡」
と抱きついてくるメグ
「ちょ、邪魔なんですけど〜」
メグ「写真撮っていい?」
と言いつつもう写真を撮っているメグ
「まだ、いいとか言ってないし」
と呆れていれば
ユイ「ほんとだ〜、
エプロンしてるのめっちゃ可愛い〜♪」
とうるさいのがもう1人増えた
「誰か〜、このうるさい2人連れてって〜」
とリビングに押し返す
そしてご飯を早炊きしている間に
玉ねぎや鶏肉などの材料を切り
あいた時間でたこ焼きの具材を切ったりと
リオと一緒にたこ焼きの準備をする
リオ「意外と手際がいいんだな」
「意外と……」
リオ「いや、悪い意味ではないんだ。
こんなに、手際が良いと思ってなかっただけで」
「そう?」
そして
ちょこちょことわたしの様子を見に来る
メグとユイ……
とダイくん
「え?ダイくんまで様子見?」
ダイ「いや、お前料理できんのかなって確認」
「…え?私、そんな料理出来なさそう?」
ユイ「あ〜、あんまできなさそうだよな♪」
メグ「え〜?そう?
僕は料理してる(名前)が可愛いから
見にきてるだけだよ〜♪」
ダイ「は〜?なんだよそれ」
メグ「え〜?だって可愛いじゃん♪」
リオ「ところでもう焼く準備はできたのか?」
ユイ「おう♪バッチリだぜ〜」
リオ「そうか」
と言うと、
具材を持ってリビングに向かうリオとみんな
私は炊き上がったご飯でチキンライスを作る
そして卵を焼くところ…
(卵焼くの苦手なんだよね〜…)
「リオ〜〜」
とりあえずリオを呼びつける
リオ「どうした?」
「卵焼くの苦手だから付いてて〜」
リオ「あぁ。」
と優しく微笑むリオは、
一つ年上の私よりも
数倍頼れそうな雰囲気を醸し出している
「…あ、卵破けちゃいそう〜!!リオ〜助けて〜!」
と1人わちゃわちゃしている私と
それをサポートしてくれるリオ
リオ「ここは、こうやって箸を動かすと…」
と私が持っている菜箸を一緒にもち
わたしの手を取りながら
焼き方を教えてくれるリオ
(……近いな。)
とさすがにちょっと照れる私。
リオを上目遣いに眺めてみても
リオは料理のことでいっぱいで気付いていない
そこに
メグ「ちょっとちょっと〜!!
何イチャイチャしてんの〜!??」
と入ってくるメグ
リオ「卵の焼き方を教えていただけだが」
とキョトンとしているリオ
「うん。」
メグ「近すぎでしょ〜!!」
と文句を言っているメグ
リオ「そうか?すまない」
と私に謝るリオ
「全然いいよ〜……って待って!!焦げてる焦げてる!!」
再びわちゃわちゃし始める私たち
「も〜、メグはいいからリビングでたこ焼き作ってて!」
と再びメグを追い出し
卵に再挑戦する私…
するとしばらくして不自然な感じのユイがやってきた
「……何?」
ユイ「……え??いや、なんでも?」
とどう見ても挙動不審なユイ
「どうせ、メグに私とリオのこと見張ってこいとか言われたんでしょ〜?」
ユイ「…え!?い、いや…」
リオ「…はぁ。」
ユイ「だってさ〜…メグが、
(名前)とリオがめっちゃイチャイチャしてたとか言うから〜」
「あ〜の〜さ〜、私ユイとメグに頼まれて
君たちのためにオムライス作ってるんですけど〜!」
と言えば
ユイ「え?俺たちのため??
え〜なんかそれめっちゃ嬉しい〜♪」
と、思ってたのと違う返事をしてくるユイ
(だめだこりゃ〜)
と思い、リオを見つめれば
そんなユイを呆れつつも優しい瞳で眺めているリオ
(……仲良しかよ!)
「まぁ、いいや。もう卵も一人で焼けそうだから
リオはリビングでたこ焼きよろしく〜♪」
リオ「あぁ。わかった」
そして無事オムライスを作り終え
リビングに向かえば
みんなは楽しそうにたこ焼きを作っていた
「みんなありがと〜♪たくさんたこ焼きできたね〜」
リオ「(名前)もオムライス作りありがとうな。
ちゃんとできたか?」
「うん♪ばっちり〜」
ユイ「ええ〜、俺早くオムライス食べた〜い!
お腹すいた〜」
「はいはい〜。じゃあ、運ぶの手伝って〜♪」
とユイとメグを連れて
キッチンのオムライスを運ぶ
ダイ「お、意外と美味しそうにできてんじゃん」
「…ん?意外と?」
ダイ「あ、悪りぃ。」
メグ「わ〜いっ♪(名前)〜、ケチャップでなんか描いて〜♪」
ユイ「俺も〜!」
「え〜、自分で描きなよ〜」
メグ「お願〜いっ♡」
ユイ「なんか自分で描くより
美味しくなる気がするだろ〜?」
「何それ〜。メイド喫茶でも行ってくださ〜い」
と言いつつ
オムライスに
MEGU♡とYUI♡
…とみんなの名前を書いていくわたし
メグ「(名前)の手作りオムライスだぁ♪
いっただきま〜す♪」
と続々とオムライスを食べて行くみんな
メグ「おっいし〜♡」
ユイ「うま〜っ!」
と大袈裟に褒めながら食べてくれるみんな。
「ありがとう〜。」
そして、みんながオムライスを食べ終え
たこ焼きパーティーが始まった
「みんなオムライス食べたのによくそんな食べれるね〜」
ダイ「まーな。」
ユイ「なーなー、これロシアンたこ焼き♪
どれ食べる??」
と差し出して来たのは
6つのたこやき
「いや、明らかに色おかしいやつ入ってるから!」
ユイ「(名前)から選んでいいぜ〜♪」
「え〜…じゃあ、これ」
と1番無難そうなやつを選ぶ
そしてみんな選び終わり…
ユイ「じゃー、せーので食べようぜ♪」
メグ「じゃ、いっくよ〜♪せーの!」
みんなが一口でたこ焼きを頬張る
そして含んだたこ焼きを一口噛めば
鼻がツーーンとする感覚が押し寄せた
「……!!!」
鼻を押さえて辛さに耐える私…
と同じように鼻を押さえて耐えている
ユイとメグ…
そして、
ケホケホと
まるで辛いものを食べて苦しんでいるような
イブとダイくん…
リオだけは普通の顔をして
周りのみんなの反応にキョトンとしている
「……ちょっと、何これ!?」
メグ「ってか、みんなハズレとかあり!?
普通ハズレが1つでしょ!?」
とちょっとキレてるメグ
ユイ「ええ〜!?だって罰ゲーム多い方が面白いだろ〜!?」
と水を飲みながら答えるユイ
ダイ「つか、お前絶対分量おかしいだろ!
罰ゲームっても限度があんだよ!」
未だにむせているイブと
目が充血しているダイくんを見ると
唐辛子組はよっぽどの量だったのだろう…
ユイ「ええ?だって辛くないと罰ゲームじゃないだろ〜??」
ダイ「だからってお前の基準で入れすぎだろ!
お前もう、2度と罰ゲーム係やるなよ!?」
とガチキレしてるダイくん
ユイ「ええ〜…!いいじゃんか〜」
そして…
そんなこんなでロシアンたこ焼きが終わった…