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そして月日は流れ、もう7月の終わり
「あっつ〜」
メグ「あ、今日体育水泳でしょ〜?」
ダイ「あぁ。つか、(名前)いつも水泳サボってんだろ?」
「だって、あんなスク水とか着れないよ〜」
メグ「ええ〜。じゃあさ〜、今度3人で海とか行こ〜よ〜」
「海かぁ〜、暑そ〜。」
メグ「ええ〜、いいじゃ〜ん☆夏休み暇じゃん!?」
「まぁ、暇だけど〜」
なんて言いつつ空を見上げる。
そして昼休み、あまりにも
水泳をサボりすぎるせいで先生に注意をされた…
メグ「ねえ、さっき何怒られてたの〜??」
「次、水泳サボったら夏休みに水泳の補習だって〜。
はぁ〜、だから明日は絶対出ないと〜…」
そして放課後いつも通り2人一緒に校庭を通って
自転車置き場に向かう
目の前には女の子を2、3人引き連れた男の子
(なんかいかにもチャラそ〜)
ダイくんとメグはそんなことも気にせず
いつも通り歩く
するとメグの肩が女の子に当たった
「あ。」
メグは悪びれるわけでもなく
謝る代わりにお金をばら撒いた
(えぇ〜、この癖今でも続いてるんだ!?)
そんなメグにムカついたのか
飛び蹴りをかますチャラBOY
メグ「は?何すんのさ〜」
とチャラBOYの飛び蹴りを交わすメグ
チャラBOY「てか、ぶつかってきたのお前だろ?普通に謝れよ」
と切れている男の子
女「ユイ〜、もういいって〜」
女2「そうそう〜。この人たち柄悪いって有名だし…」
女の子にユイと呼ばれたチャラBOYは
「ふ〜ん。だから何なわけ?」
と強気な態度を取っている
メグ「ってかさ〜、そんな広がって歩いてるほーが悪いんじゃないの〜??」
ダイくんはことの成り行きをただ眺めている
そしてユイと呼ばれた男の子は私を眺め
わたしの方に向かってくると
わたしの腰に手を回す
ユイ「まぁ、いいや。別に謝ってくれなくてもいいから
、その代わりこの子連れてくわ」
と勝手に私を連れて歩き出すユイ
「え!わたし…!?」
突然のことでびっくりするわたし
メグ「あぁ!?お前1年だよね?気安く(名前)に触るな」
と今まで見たこともないような怖い表情と低い声で怒るメグ
「え?…メグ??」
ダイ「おい、そろそろ辞めろ」
と喧嘩を仲裁するダイくん
ダイくんはユイの手を取り
わたしをメグの元に返すと
ダイ「行くぞ」
とスタスタと歩いて行く
メグ「(名前)行こ?」
といつもの笑顔に戻るメグ
「え…、うん。」
とチラッとユイの方を見れば
まるで面白そうな物を見るようにこちらを見つめるユイと目があった
ダイくんの自転車の荷台に乗せてもらい
みんなでかき氷を食べに行く
「それにしても、メグ
まだお金投げる癖治ってないの〜??」
メグ「ええ〜、いいじゃ〜ん。お金で解決したほうが穏便でしょ〜?」
「いや、全然穏便じゃないし〜」
そしてみんなでかき氷を食べて
今日もたくさん笑って、家に帰る
そして、家に帰り一人でぼーっとしていると
部屋に着信が鳴り響いた
「メグかな〜?」
と思い、確認もせずに電話に出る
「もしも〜し、メグ?」
?「…いや、俺だ。」
「……え、イブ?」
イブ「あぁ…。元気そうだな」
久しぶりに聞くイブの優しい声…
「あ〜、うん。まぁね。久しぶりだね?」
イブ「あぁ。まさか急に転校するとは思ってなかったからな…」
と少し元気の無さそうなイブの声に心が苦しくなる
「あ〜…、ごめん。でもイブに振られて
丁度いい機会だったし…」
イブ「そっか…。でも声くらいかけてほしかったな」
と寂しそうに笑う声
「……。だって、イブと話したら…
別れたくないってすがっちゃうと思って…。」
イブ「……。そっか…。」
「……それより、急に電話なんてどうしたの?」
イブ「…いや、……ちょっと(名前)の声が聞きたくなってさ」
そのすごく寂しそうな声に胸がつまる
でも……
「そんなの都合良すぎだよ…。わたしがイブのこと忘れるために…どれだけ苦労してるかわからないくせに…」
(今でも大好きなのに……、もうわたしの心を揺さぶらないでよ……)
イブ「ごめん…。自分勝手だよな…。」
「うん…。自分勝手過ぎるよ…。」
と涙が溢れ出す
イブ「ごめん…。もうこれで最後にするから。
だけど最後にひとつだけ言わせてくれ。
……愛してる。」
「……何それ。ずるいじゃん。愛してるなんて
じゃあ、なんで別れるなんて言ったの?」
イブ「ごめん…。理由は話せないんだ」
「意味わかんないよ…。訳わかんない!」
イブ「そうだよな…。でも俺がお前のこと本気で好きだったこと、お前にだけは知っていてほしくて…」
「そんなの勝手すぎる!!……もう、切るよ?」
イブ「あぁ…。」
「…ばいばい。」
電話を切ってからも永遠と泣き続けた。
辛くて苦しくて、
胸がどうかなっちゃうんじゃないかってくらい息苦しくて
なんで、思い出させるの?
なんで今更電話かけてくるの?
なんで愛してるなんて言うの?
なんでー…もう元には戻れないんでしょ?
深夜2時
泣き続けて、苦しくてどうしようもなくて
どうしたらいいかわからなくなって
ふと浮かんだのがメグだったー
こんな時間にもう寝てるよね…
と思いつつメグに電話をかける
プルルルル…ルルルル……
何度か鳴らすコール
(やっぱ出ないよね……)
と切ろうとしたとき
メグ「……もしもし〜」
とメグが眠そうな声で電話に出てた
「………メグ。」
グスンと鼻水を啜る音にメグが気付き
メグ「え?どうしたの?!」
と電話越しに少し焦っているのがわかる
「辛っ、くて…ど、うしたら…いっ…いか………わからっ……なく…って……」
ヒック、ヒックと泣いてしまって
訳もわからないようなわたしの声を
一生懸命に聞いてくれるメグ
メグ「え??今から、そっち行ってもいい??」
「う…んっ、!」
こんな遅い時間なのに、
わたしの家まですぐに飛んできてくれるメグ
電話を繋ぎながら
メグが一生懸命自転車を漕いでくれているのがわかる
私の家はいつも1人。
お母さんもお父さんも、他に別の家があるから…
メグが来てくれて、真っ暗だった部屋に灯りをともす
とりあえず、私の部屋に案内した
泣きすぎて腫れてしまった目
赤くなっている顔…
随分、滑稽なはずなのに
それを笑うこともなく心配そうに見つめるメグ
メグ「大丈夫…?」
「……あ、りがとっ…」
メグの顔を見れば安心して更に涙が止まらない私
そんな私をメグは抱きしめて
いつまでも頭を撫でてくれた
(メグの匂いだ……。安心するな…。
あれ…?昔もこんなことがあった気がする…。)
あれはいつだったろう?
何でだったかな…?そんなことを考えていると
なんだかだんだん涙が止まってきた
「メグ…ありがとう。」
メグ「いいよ?少し落ち着いた?」
「うん。」
メグ「懐かしいね。昔もこんなことあったよね」
と懐かしそうにに話すメグ
(やっぱり昔もあったんだ…。)
「何となく覚えてる。でも何で泣いてたかとかは覚えてないんだけど…」
メグ「いいよ。辛い思いなんて、僕だけが覚えてればいいから。(名前)は忘れちゃえばいいんだよ?」
メグの優しさに心がほわっと熱くなる
メグ「抱きしめられて、安心して…
(名前)はその記憶だけ覚えてればそれでいい」
そう優しく微笑むメグ。
(あぁ、そうだった。小さな頃のわたしは
こんな優しいメグが大好きだったんだ。
わたしの初恋の人ーー)
「ありがとう…。メグは相変わらず優しいんだね」
メグ「そりゃそーだよっ♪小さな時から変わらず
(名前)は僕にとってのお姫様だったんだから」
「そっか…。」
(わたしは…王子様を選び間違ってしまったのかな…?)
「なんだかたくさん泣いたら眠くなってきたぁ〜」
メグ「いいよ〜、寝てて。眠るまで僕が頭撫でててあげる」
「ふふ、ありがとう♡」
と言うと、ベットの上で2人横になる
メグの手から体温を感じて優しい気持ちになる
そっと、目を閉じる…
そして…そのまま…
…
「…眩しい〜。なんでカーテン開いてるの〜」
と目が覚めれば
隣で少し小さくなって眠っているメグ
小さな時から変わらない寝相
それが何故か、どこか寂しそうに見えた
そんなメグの髪をサラサラと触り
頭を撫でてあげる
(あれ……これも、なんだか…
小さな時にやっていたような記憶がある…)
そうだ……。優しく撫でてあげれば
メグはいつも少し口角を上げて幸せそうに笑うー。
それは今も変わらないんだね。
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そして月日は流れ、もう7月の終わり
「あっつ〜」
メグ「あ、今日体育水泳でしょ〜?」
ダイ「あぁ。つか、(名前)いつも水泳サボってんだろ?」
「だって、あんなスク水とか着れないよ〜」
メグ「ええ〜。じゃあさ〜、今度3人で海とか行こ〜よ〜」
「海かぁ〜、暑そ〜。」
メグ「ええ〜、いいじゃ〜ん☆夏休み暇じゃん!?」
「まぁ、暇だけど〜」
なんて言いつつ空を見上げる。
そして昼休み、あまりにも
水泳をサボりすぎるせいで先生に注意をされた…
メグ「ねえ、さっき何怒られてたの〜??」
「次、水泳サボったら夏休みに水泳の補習だって〜。
はぁ〜、だから明日は絶対出ないと〜…」
そして放課後いつも通り2人一緒に校庭を通って
自転車置き場に向かう
目の前には女の子を2、3人引き連れた男の子
(なんかいかにもチャラそ〜)
ダイくんとメグはそんなことも気にせず
いつも通り歩く
するとメグの肩が女の子に当たった
「あ。」
メグは悪びれるわけでもなく
謝る代わりにお金をばら撒いた
(えぇ〜、この癖今でも続いてるんだ!?)
そんなメグにムカついたのか
飛び蹴りをかますチャラBOY
メグ「は?何すんのさ〜」
とチャラBOYの飛び蹴りを交わすメグ
チャラBOY「てか、ぶつかってきたのお前だろ?普通に謝れよ」
と切れている男の子
女「ユイ〜、もういいって〜」
女2「そうそう〜。この人たち柄悪いって有名だし…」
女の子にユイと呼ばれたチャラBOYは
「ふ〜ん。だから何なわけ?」
と強気な態度を取っている
メグ「ってかさ〜、そんな広がって歩いてるほーが悪いんじゃないの〜??」
ダイくんはことの成り行きをただ眺めている
そしてユイと呼ばれた男の子は私を眺め
わたしの方に向かってくると
わたしの腰に手を回す
ユイ「まぁ、いいや。別に謝ってくれなくてもいいから
、その代わりこの子連れてくわ」
と勝手に私を連れて歩き出すユイ
「え!わたし…!?」
突然のことでびっくりするわたし
メグ「あぁ!?お前1年だよね?気安く(名前)に触るな」
と今まで見たこともないような怖い表情と低い声で怒るメグ
「え?…メグ??」
ダイ「おい、そろそろ辞めろ」
と喧嘩を仲裁するダイくん
ダイくんはユイの手を取り
わたしをメグの元に返すと
ダイ「行くぞ」
とスタスタと歩いて行く
メグ「(名前)行こ?」
といつもの笑顔に戻るメグ
「え…、うん。」
とチラッとユイの方を見れば
まるで面白そうな物を見るようにこちらを見つめるユイと目があった
ダイくんの自転車の荷台に乗せてもらい
みんなでかき氷を食べに行く
「それにしても、メグ
まだお金投げる癖治ってないの〜??」
メグ「ええ〜、いいじゃ〜ん。お金で解決したほうが穏便でしょ〜?」
「いや、全然穏便じゃないし〜」
そしてみんなでかき氷を食べて
今日もたくさん笑って、家に帰る
そして、家に帰り一人でぼーっとしていると
部屋に着信が鳴り響いた
「メグかな〜?」
と思い、確認もせずに電話に出る
「もしも〜し、メグ?」
?「…いや、俺だ。」
「……え、イブ?」
イブ「あぁ…。元気そうだな」
久しぶりに聞くイブの優しい声…
「あ〜、うん。まぁね。久しぶりだね?」
イブ「あぁ。まさか急に転校するとは思ってなかったからな…」
と少し元気の無さそうなイブの声に心が苦しくなる
「あ〜…、ごめん。でもイブに振られて
丁度いい機会だったし…」
イブ「そっか…。でも声くらいかけてほしかったな」
と寂しそうに笑う声
「……。だって、イブと話したら…
別れたくないってすがっちゃうと思って…。」
イブ「……。そっか…。」
「……それより、急に電話なんてどうしたの?」
イブ「…いや、……ちょっと(名前)の声が聞きたくなってさ」
そのすごく寂しそうな声に胸がつまる
でも……
「そんなの都合良すぎだよ…。わたしがイブのこと忘れるために…どれだけ苦労してるかわからないくせに…」
(今でも大好きなのに……、もうわたしの心を揺さぶらないでよ……)
イブ「ごめん…。自分勝手だよな…。」
「うん…。自分勝手過ぎるよ…。」
と涙が溢れ出す
イブ「ごめん…。もうこれで最後にするから。
だけど最後にひとつだけ言わせてくれ。
……愛してる。」
「……何それ。ずるいじゃん。愛してるなんて
じゃあ、なんで別れるなんて言ったの?」
イブ「ごめん…。理由は話せないんだ」
「意味わかんないよ…。訳わかんない!」
イブ「そうだよな…。でも俺がお前のこと本気で好きだったこと、お前にだけは知っていてほしくて…」
「そんなの勝手すぎる!!……もう、切るよ?」
イブ「あぁ…。」
「…ばいばい。」
電話を切ってからも永遠と泣き続けた。
辛くて苦しくて、
胸がどうかなっちゃうんじゃないかってくらい息苦しくて
なんで、思い出させるの?
なんで今更電話かけてくるの?
なんで愛してるなんて言うの?
なんでー…もう元には戻れないんでしょ?
深夜2時
泣き続けて、苦しくてどうしようもなくて
どうしたらいいかわからなくなって
ふと浮かんだのがメグだったー
こんな時間にもう寝てるよね…
と思いつつメグに電話をかける
プルルルル…ルルルル……
何度か鳴らすコール
(やっぱ出ないよね……)
と切ろうとしたとき
メグ「……もしもし〜」
とメグが眠そうな声で電話に出てた
「………メグ。」
グスンと鼻水を啜る音にメグが気付き
メグ「え?どうしたの?!」
と電話越しに少し焦っているのがわかる
「辛っ、くて…ど、うしたら…いっ…いか………わからっ……なく…って……」
ヒック、ヒックと泣いてしまって
訳もわからないようなわたしの声を
一生懸命に聞いてくれるメグ
メグ「え??今から、そっち行ってもいい??」
「う…んっ、!」
こんな遅い時間なのに、
わたしの家まですぐに飛んできてくれるメグ
電話を繋ぎながら
メグが一生懸命自転車を漕いでくれているのがわかる
私の家はいつも1人。
お母さんもお父さんも、他に別の家があるから…
メグが来てくれて、真っ暗だった部屋に灯りをともす
とりあえず、私の部屋に案内した
泣きすぎて腫れてしまった目
赤くなっている顔…
随分、滑稽なはずなのに
それを笑うこともなく心配そうに見つめるメグ
メグ「大丈夫…?」
「……あ、りがとっ…」
メグの顔を見れば安心して更に涙が止まらない私
そんな私をメグは抱きしめて
いつまでも頭を撫でてくれた
(メグの匂いだ……。安心するな…。
あれ…?昔もこんなことがあった気がする…。)
あれはいつだったろう?
何でだったかな…?そんなことを考えていると
なんだかだんだん涙が止まってきた
「メグ…ありがとう。」
メグ「いいよ?少し落ち着いた?」
「うん。」
メグ「懐かしいね。昔もこんなことあったよね」
と懐かしそうにに話すメグ
(やっぱり昔もあったんだ…。)
「何となく覚えてる。でも何で泣いてたかとかは覚えてないんだけど…」
メグ「いいよ。辛い思いなんて、僕だけが覚えてればいいから。(名前)は忘れちゃえばいいんだよ?」
メグの優しさに心がほわっと熱くなる
メグ「抱きしめられて、安心して…
(名前)はその記憶だけ覚えてればそれでいい」
そう優しく微笑むメグ。
(あぁ、そうだった。小さな頃のわたしは
こんな優しいメグが大好きだったんだ。
わたしの初恋の人ーー)
「ありがとう…。メグは相変わらず優しいんだね」
メグ「そりゃそーだよっ♪小さな時から変わらず
(名前)は僕にとってのお姫様だったんだから」
「そっか…。」
(わたしは…王子様を選び間違ってしまったのかな…?)
「なんだかたくさん泣いたら眠くなってきたぁ〜」
メグ「いいよ〜、寝てて。眠るまで僕が頭撫でててあげる」
「ふふ、ありがとう♡」
と言うと、ベットの上で2人横になる
メグの手から体温を感じて優しい気持ちになる
そっと、目を閉じる…
そして…そのまま…
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「…眩しい〜。なんでカーテン開いてるの〜」
と目が覚めれば
隣で少し小さくなって眠っているメグ
小さな時から変わらない寝相
それが何故か、どこか寂しそうに見えた
そんなメグの髪をサラサラと触り
頭を撫でてあげる
(あれ……これも、なんだか…
小さな時にやっていたような記憶がある…)
そうだ……。優しく撫でてあげれば
メグはいつも少し口角を上げて幸せそうに笑うー。
それは今も変わらないんだね。
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