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そして、お葬式からしばらくが経った頃…
中学の帰りに合わせて、
リオの元に向かったわたし
「リオ…、何か困ったこととかない?大丈夫?」
リオ「あぁ…。ありがとな。でも、大丈夫だ…」
「そっか…。もっと頼ってくれていいんだからね?」
…とリオのほっぺたを指でぐりぐりする私。
リオ「痛い…」
「ごめん〜。」
そんなことを話しながらリオの家に向かい
リオと別れた。
家に向かってトボトボと帰っていれば
遠くの方でピーポーピーポーと言う
救急車のサイレンが聞こえた
そして、わたしの携帯に着信が入った
着信は……リオから…。
「リオ〜?どうしたの〜?」
リオ『(名前)…、義理姉さんが……っ、義理姉さんが!』
「え、?待って!
まだ近くにいるから今すぐそっち行く!」
走ってリオの元に向かえば
玄関の前に出て呆然としているリオを見つけた
「リオ…!?どうしたの?」
リオは光の届かない瞳でわたしの方を見た
だがとても焦点が合ってるとは思えないほど
リオは動揺していて、頭を抱えて震えていた
「リオ…??何が合ったの??」
リオを優しく抱きしめてリオに問えば
リオは
リオ「義理姉さんが…、自、殺した……。」
と呟いた
「……え、……そ、んな…。」
(お兄さんが亡くなって、
義理姉さんまで…自殺なんて……そんな…
リオは……
………え、?
……リオが、発見したってこと……?
……そんなのって…、あんまりだよ……)
リオにギュッと抱きつきながら
自分のことでもないのに
まるで自分のことのように
わんわんと泣き出してしまったわたし…
そんなわたしを見て
リオも涙を流した
リオ「なんで……なんでだよ…。
あいつだって…まだあんなに小さいのに……っ、!!」
しばらく2人で泣いていれば
警察がやってきた。
事情聴取をされるリオの手をギュッと握るわたし…
思い出したくないことを
何度も詳しく聞いてくる警察の人……
(お願いだから…、もうこれ以上、
リオのこと、傷つけないでよ……っ!)
「大丈夫だから。……大丈夫だから、ね?
わたし、リオと一緒にいるから。
辛い時、絶対そばに、いるから…。」
リオ「………う、ん。
でも…もう…俺……だめかも、しれない…」
「うん…。大丈夫だよ…。大丈夫。
だって、リオと約束したもん。
神様にも約束したもん…。
わたしの幸せ、リオに分けてあげてくださいって。
だから、だから…っ!」
リオ「そう、だよな……」
「辛いときは…一緒に泣こ…?
涙でなくなるまで一緒に泣こ?ね…?」
そう言うと、
リオはいままで我慢していた涙を
涙が枯れるまで流し続けた…
しばらくしてやっと落ち着いたわたしは
メグに連絡を入れた
もうだいぶ遅い時間になってしまった
「リオ…、今日うち泊まりくる?」
リオ「……いいのか?」
「だってここじゃ寝られないでしょ?
姪っ子ちゃんも連れて一緒にうち来たらいいよ」
リオ「……すまない。」
「……迎え行こ?姪っ子ちゃん、待ってるよ」
リオ「…そうだな。」
「はい、よしよし。涙拭いていくよっ!」
とリオの頬を流れる涙を拭くわたし
リオ「……ありがとな。」
「ふふん。わたしの方が、先輩だからね♪」
リオ「…ふっ、そうだな。」
そして姪っ子ちゃんを保育園に迎えに行き
そのままわたしの家に向かった
姪っ子「このおねえちゃんだれ〜?」
「(名前)だよ〜。よろしくね♡」
姪っ子「なんでおうち帰らないの〜??」
リオ「それは……、
……よく、聞いてくれ。
義理姉さん…、お前のママは…
……パパのところに行ったんだ。
もうしばらく会うことはできない…。」
姪っ子「パパのとこ…??それって…
てん、ごく…??」
リオ「………あぁ。そうだ。」
姪っ子「わたしは、いつてんごくにいけるの…?
ママとパパにいつあえる?」
リオ「……っ、それは…まだ、わからない。
でも、いつか必ずまた会える、
お前がいい子にしていれば、な。」
姪っ子「……そっか。」
「それよりさ、姪っ子ちゃん、お腹空いたでしょ??
ご飯食べよ〜?今日はハンバーグだよっ!
買ってきたやつだけども…!」
姪っ子「わーいっ。おなかすいたぁ〜!」
そして、ご飯をたべ、お風呂を済ませると
姪っ子ちゃんは疲れていたようで
ぐっすり眠ってしまった
リオ「何から何まですまない……。」
「いいよ〜。わたしだっていままで
何度もリオに助けられてるんだから。
でもさ…リオ、これからどうするの?」
リオ「……どうしたらいいんだろう。
正直、わからないんだ…。」
「そうだよね…、ごめん。
姪っ子ちゃん、すごくいい子だね。」
リオ「そうか…?慣れてくれば
意外とわがままなやつだ……」
「そうなんだ…。とりあえず落ち着くまで
しばらくうちに泊まればいいよ?」
リオ「いや、でもさすがにそれは…
メグにも悪いだろ…」
「そのことなんだけどさ、
メグにはもう許可取ってあるから。
もしわたし邪魔だったら
しばらく私がメグの家に泊まってもいいし」
リオ「いや、それもそれで申し訳ない…」
「リオってさー、初対面の時から
私のことを先輩扱いしてくれなかったくせに
今更そんな申し訳ないとか思うんだね〜。
でもね、後輩♪礼儀は大事だ♪
だが先輩は優しいから気にしなくても良いぞ♪」
リオ「…そうか、すまないな。」
「うん。辛いことも楽しいことも
みんなで分け合ってこ?友達じゃん?」
リオ「……そうだな。」
「じゃあ、そろそろ私たちも寝よ〜。
一緒に寝てあげよっか〜?怖い夢見ちゃわない?
大丈夫??」
リオ「…ふっ。心配しすぎだ。
俺はリビングで寝させてもらうよ。」
「……え?おかしくない?
姪っ子ちゃん、私のベッドで寝てるのに
リオがリビングで寝てたらびっくりしちゃわない?」
リオ「あぁ…たしかに、そうかもしれんな。
アイツ、たまに夜中起き出すんだ」
「じゃあさ、私の部屋に布団敷いて
リオは布団に寝れば〜?」
リオ「……それはまずくないか?」
「姪っ子ちゃんいるしセーフでしょ。
ってかもう眠いから早く寝よ〜
泣きすぎてめっちゃ眠い」
リオ「そうだな。俺より泣いてたもんな…」
「だってさ〜、リオが泣かないんだもん〜
代わりに泣いといてあげた〜。
ほら楽になったでしょ〜??」
リオ「…あぁ。ありがとな」
「うん。布団あそこの押し入れに入ってるから
勝手に出して〜。もう限界。おやすみ〜」
そして、ベッドに倒れ込みすぐに眠ってしまった
リオ「……よっぽど疲れさせてしまったみたいだな。」
そして、押し入れから布団を出し
リオも眠りについた
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そして、お葬式からしばらくが経った頃…
中学の帰りに合わせて、
リオの元に向かったわたし
「リオ…、何か困ったこととかない?大丈夫?」
リオ「あぁ…。ありがとな。でも、大丈夫だ…」
「そっか…。もっと頼ってくれていいんだからね?」
…とリオのほっぺたを指でぐりぐりする私。
リオ「痛い…」
「ごめん〜。」
そんなことを話しながらリオの家に向かい
リオと別れた。
家に向かってトボトボと帰っていれば
遠くの方でピーポーピーポーと言う
救急車のサイレンが聞こえた
そして、わたしの携帯に着信が入った
着信は……リオから…。
「リオ〜?どうしたの〜?」
リオ『(名前)…、義理姉さんが……っ、義理姉さんが!』
「え、?待って!
まだ近くにいるから今すぐそっち行く!」
走ってリオの元に向かえば
玄関の前に出て呆然としているリオを見つけた
「リオ…!?どうしたの?」
リオは光の届かない瞳でわたしの方を見た
だがとても焦点が合ってるとは思えないほど
リオは動揺していて、頭を抱えて震えていた
「リオ…??何が合ったの??」
リオを優しく抱きしめてリオに問えば
リオは
リオ「義理姉さんが…、自、殺した……。」
と呟いた
「……え、……そ、んな…。」
(お兄さんが亡くなって、
義理姉さんまで…自殺なんて……そんな…
リオは……
………え、?
……リオが、発見したってこと……?
……そんなのって…、あんまりだよ……)
リオにギュッと抱きつきながら
自分のことでもないのに
まるで自分のことのように
わんわんと泣き出してしまったわたし…
そんなわたしを見て
リオも涙を流した
リオ「なんで……なんでだよ…。
あいつだって…まだあんなに小さいのに……っ、!!」
しばらく2人で泣いていれば
警察がやってきた。
事情聴取をされるリオの手をギュッと握るわたし…
思い出したくないことを
何度も詳しく聞いてくる警察の人……
(お願いだから…、もうこれ以上、
リオのこと、傷つけないでよ……っ!)
「大丈夫だから。……大丈夫だから、ね?
わたし、リオと一緒にいるから。
辛い時、絶対そばに、いるから…。」
リオ「………う、ん。
でも…もう…俺……だめかも、しれない…」
「うん…。大丈夫だよ…。大丈夫。
だって、リオと約束したもん。
神様にも約束したもん…。
わたしの幸せ、リオに分けてあげてくださいって。
だから、だから…っ!」
リオ「そう、だよな……」
「辛いときは…一緒に泣こ…?
涙でなくなるまで一緒に泣こ?ね…?」
そう言うと、
リオはいままで我慢していた涙を
涙が枯れるまで流し続けた…
しばらくしてやっと落ち着いたわたしは
メグに連絡を入れた
もうだいぶ遅い時間になってしまった
「リオ…、今日うち泊まりくる?」
リオ「……いいのか?」
「だってここじゃ寝られないでしょ?
姪っ子ちゃんも連れて一緒にうち来たらいいよ」
リオ「……すまない。」
「……迎え行こ?姪っ子ちゃん、待ってるよ」
リオ「…そうだな。」
「はい、よしよし。涙拭いていくよっ!」
とリオの頬を流れる涙を拭くわたし
リオ「……ありがとな。」
「ふふん。わたしの方が、先輩だからね♪」
リオ「…ふっ、そうだな。」
そして姪っ子ちゃんを保育園に迎えに行き
そのままわたしの家に向かった
姪っ子「このおねえちゃんだれ〜?」
「(名前)だよ〜。よろしくね♡」
姪っ子「なんでおうち帰らないの〜??」
リオ「それは……、
……よく、聞いてくれ。
義理姉さん…、お前のママは…
……パパのところに行ったんだ。
もうしばらく会うことはできない…。」
姪っ子「パパのとこ…??それって…
てん、ごく…??」
リオ「………あぁ。そうだ。」
姪っ子「わたしは、いつてんごくにいけるの…?
ママとパパにいつあえる?」
リオ「……っ、それは…まだ、わからない。
でも、いつか必ずまた会える、
お前がいい子にしていれば、な。」
姪っ子「……そっか。」
「それよりさ、姪っ子ちゃん、お腹空いたでしょ??
ご飯食べよ〜?今日はハンバーグだよっ!
買ってきたやつだけども…!」
姪っ子「わーいっ。おなかすいたぁ〜!」
そして、ご飯をたべ、お風呂を済ませると
姪っ子ちゃんは疲れていたようで
ぐっすり眠ってしまった
リオ「何から何まですまない……。」
「いいよ〜。わたしだっていままで
何度もリオに助けられてるんだから。
でもさ…リオ、これからどうするの?」
リオ「……どうしたらいいんだろう。
正直、わからないんだ…。」
「そうだよね…、ごめん。
姪っ子ちゃん、すごくいい子だね。」
リオ「そうか…?慣れてくれば
意外とわがままなやつだ……」
「そうなんだ…。とりあえず落ち着くまで
しばらくうちに泊まればいいよ?」
リオ「いや、でもさすがにそれは…
メグにも悪いだろ…」
「そのことなんだけどさ、
メグにはもう許可取ってあるから。
もしわたし邪魔だったら
しばらく私がメグの家に泊まってもいいし」
リオ「いや、それもそれで申し訳ない…」
「リオってさー、初対面の時から
私のことを先輩扱いしてくれなかったくせに
今更そんな申し訳ないとか思うんだね〜。
でもね、後輩♪礼儀は大事だ♪
だが先輩は優しいから気にしなくても良いぞ♪」
リオ「…そうか、すまないな。」
「うん。辛いことも楽しいことも
みんなで分け合ってこ?友達じゃん?」
リオ「……そうだな。」
「じゃあ、そろそろ私たちも寝よ〜。
一緒に寝てあげよっか〜?怖い夢見ちゃわない?
大丈夫??」
リオ「…ふっ。心配しすぎだ。
俺はリビングで寝させてもらうよ。」
「……え?おかしくない?
姪っ子ちゃん、私のベッドで寝てるのに
リオがリビングで寝てたらびっくりしちゃわない?」
リオ「あぁ…たしかに、そうかもしれんな。
アイツ、たまに夜中起き出すんだ」
「じゃあさ、私の部屋に布団敷いて
リオは布団に寝れば〜?」
リオ「……それはまずくないか?」
「姪っ子ちゃんいるしセーフでしょ。
ってかもう眠いから早く寝よ〜
泣きすぎてめっちゃ眠い」
リオ「そうだな。俺より泣いてたもんな…」
「だってさ〜、リオが泣かないんだもん〜
代わりに泣いといてあげた〜。
ほら楽になったでしょ〜??」
リオ「…あぁ。ありがとな」
「うん。布団あそこの押し入れに入ってるから
勝手に出して〜。もう限界。おやすみ〜」
そして、ベッドに倒れ込みすぐに眠ってしまった
リオ「……よっぽど疲れさせてしまったみたいだな。」
そして、押し入れから布団を出し
リオも眠りについた
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