.












そして次の日…







「え…、？リオのお兄さんが亡くなった…？」




メグとの電話で告げられた言葉に
はっ、と息を呑む





メグ「うん…。昨日、事故で亡くなったみたい……」


「………え、……リオは、大丈夫なの、？」



メグ「うん……、大丈夫じゃないと思うけど
でも、表面上では…、落ち着いてるように見えた…」




「そっか……。
わたし、今からリオのとこ行ってこようかな…」



メグ「うん…。あとで僕達も向かう…」








そしてリオのもとに急いで向かった






「リオ…！……大、丈夫？」


リオ「（名前）…。わざわざ、来てくれたのか…」


「うん。あたりまえでしょ？」


リオ「…ありがとな。」



「あとでメグ達もくるって言ってた…。」


リオ「そうか…」






リオは涙こそ見せないが

心ここに在らずと言ったようで

どこか現実を受け入れられていないような感じだった






リオの義理姉「うぅ……、うぅ…。あなた…、あなた〜……！！」



リオ「……っ！」



リオの義理の姉…、お兄さんの奥さんは
酷く取り乱しているようだった




そんな様子を見て、辛そうなリオ…



「リオ……。」






しばらくしてFT4のみんなも駆けつけた…



イブ「…リオ、大丈夫か？
何か手伝えることがあれば遠慮なく言ってくれ」


リオ「あぁ…、すまないな。」







そして、その日は何をするわけでもなく帰った






「リオ…、大丈夫かな…。
わたし、なんて声かけたらいいかわからなかった…」



メグ「僕も…。」






.