2
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
ー(名前)sideー
イブに家まで送ってもらっていれば
何度もメグから着信があった
怖くて電話を取らずにいれば
永遠となり続ける着信…
しょうがない…と覚悟を決め
メグからの着信に出た
「もしも…」
メグ『あ!(名前)!?やっと出た!!
今どこっ!??』
「え?もうすぐ家に着くとこだよ」
メグ『そっか!
今向かってるからもうちょっと待ってて!』
「…え?どーしたの?」
メグ『どうもしてないよ?
彼氏なんだから彼女に会いに行って当たり前でしょ?』
「え…、うん。」
さっきとはまるで態度の違うメグにびっくりする私…
しばらくすると
反対側からメグが走ってやってきた
メグ「(名前)〜!!」
「メグ…!」
メグ「(名前)…、さっきはごめん!
大丈夫だった!??」
「…え?大丈夫だよ、イブもいてくれたし」
メグ「そっか…。イブ、ありがと!」
イブ「…あぁ。じゃあ、俺はここで帰るよ」
「あ、イブ…。ありがとね!」
イブ「あぁ。…仲良くやれよ?」
「うん…!」
そういうとイブはニコッと笑って帰っていった
取り残された私とメグ…
家までの帰り道をゆっくり歩く2人
メグ「ねぇ、(名前)。
(名前)は僕といて幸せ…?」
「ん〜…。幸せだよ…?」
メグ「ほんとに…?」
「ん〜…、でもたまに不安になる。
メグがどっか他の人のとこに行っちゃうんじゃないかって…」
メグ「そっかぁ…。心配ばっかりかけてごめんね?
でも僕は(名前)のこと世界で1番好きだよ!」
「ほんとに…?なんでさっきあのお姉さんと
あんなに仲良く話してたの?」
メグ「あ〜、あれね♪
僕に喧嘩売ってきた奴の、悔しがる顔が見たかっただけで別にあの女の子が気に入ったわけじゃないよ?」
「そうなんだ〜…
でも私すごく悲しかったよ」
メグ「……ごめん。だから出てっちゃったの?」
「うん。それにあの時ダイくんとリオが
メグのこと庇ったのが悲しかった…。」
メグ「そうなんだ…」
「うん。小さい時にそうゆうことがあってね
私のお父さん不倫してたんだけどね
私のこと浮気相手に会わせてたの。
お父さんはお母さんに秘密にしろって言われてて
ずっと秘密にしてたんだけど
ある時から……あ…。そうだ…
ある時から不倫相手から殴られるようになったんだ…。
お父さんとお母さんが別れないのは私のせいだって…。お母さんに不倫してることバラしてこいって…。」
わたしの頬を伝う涙…
あの時の辛くて悲しくて、
胸が張り裂けそうな気持ちが
鮮明にフラッシュバックしてきた…
メグ「(名前)…!大丈夫…?無理しないで…?」
「うん…。大丈夫」
涙を拭って話を続ける
「そう、それでね…
私ちいさいながらに
不倫相手に会ってることバラしたら
お母さんが悲しむし、
お父さんと別れちゃうって思って
ずっと黙ってたんだけどね…
でも不倫相手からの暴力が怖くて…
ついお母さんに言っちゃったの……」
メグ「…うん。」
「そしたらね…お母さん……
お母さん……、ずっと、知って、たって
そう言ったの。」
あの時のお母さんの辛そうな表情を思い出し
涙が止まらない…
「私が…、私が今まで黙ってたことが
お母さんをどれだけ傷つけたんだろうって
その時思って…
だから…さっきのダイくんとリオが
メグの事私に隠したのも
なんかすごく辛くて……」
メグ「そう、だったんだぁ…。
でも、小さい頃の(名前)は黙ってることが
お母さんの幸せだと思ってたんだよね?」
「うん…。」
メグ「そっかぁ。ダイとリオも昔の(名前)と
同じ気持ちだったのかな?
見ない方が幸せって…」
「……そうなのかな。でもそれって
メグの側についてたって思っちゃった…
だからお母さんもきっと…
わたしのことお父さんの味方だと思ってたのかな…」
メグ「そんなことないよ!
この前一緒に暮らそうって言われたんでしょ?
昔は(名前)のこと受け入れられなかったかもしれないけど、本当はお母さんだってわかってると思うよ!」
「……そうなの、かなぁ…?」
いままで我慢していた涙が溢れ出す
そんな私をみて、ギュッと抱きしめてくれたメグ。
メグの香りに包まれて、安心する
(あぁ、そっか。
あの時慰めてくれたのもメグだった…
不倫をお母さんにバラしちゃった時も
お母さんとお父さんが離婚したときも…
その後お母さんが私の顔を見るのを嫌がったときも…
辛い時、いつも一緒にいてくれたよね…。)
お母さんも、お父さんも大好きだった…
でも私が壊したと思ってた。
だけど、そうじゃない。
わたしのせいじゃないんだ…
もともと…うまく行ってなかったんだ…。
必死に2人が離れないように
取り繕っていたのはわたしだけ…
もう、過去の自分を責めるのは辞めよう…
ーばいばい、小さかった頃のわたし…ー
.
ー(名前)sideー
イブに家まで送ってもらっていれば
何度もメグから着信があった
怖くて電話を取らずにいれば
永遠となり続ける着信…
しょうがない…と覚悟を決め
メグからの着信に出た
「もしも…」
メグ『あ!(名前)!?やっと出た!!
今どこっ!??』
「え?もうすぐ家に着くとこだよ」
メグ『そっか!
今向かってるからもうちょっと待ってて!』
「…え?どーしたの?」
メグ『どうもしてないよ?
彼氏なんだから彼女に会いに行って当たり前でしょ?』
「え…、うん。」
さっきとはまるで態度の違うメグにびっくりする私…
しばらくすると
反対側からメグが走ってやってきた
メグ「(名前)〜!!」
「メグ…!」
メグ「(名前)…、さっきはごめん!
大丈夫だった!??」
「…え?大丈夫だよ、イブもいてくれたし」
メグ「そっか…。イブ、ありがと!」
イブ「…あぁ。じゃあ、俺はここで帰るよ」
「あ、イブ…。ありがとね!」
イブ「あぁ。…仲良くやれよ?」
「うん…!」
そういうとイブはニコッと笑って帰っていった
取り残された私とメグ…
家までの帰り道をゆっくり歩く2人
メグ「ねぇ、(名前)。
(名前)は僕といて幸せ…?」
「ん〜…。幸せだよ…?」
メグ「ほんとに…?」
「ん〜…、でもたまに不安になる。
メグがどっか他の人のとこに行っちゃうんじゃないかって…」
メグ「そっかぁ…。心配ばっかりかけてごめんね?
でも僕は(名前)のこと世界で1番好きだよ!」
「ほんとに…?なんでさっきあのお姉さんと
あんなに仲良く話してたの?」
メグ「あ〜、あれね♪
僕に喧嘩売ってきた奴の、悔しがる顔が見たかっただけで別にあの女の子が気に入ったわけじゃないよ?」
「そうなんだ〜…
でも私すごく悲しかったよ」
メグ「……ごめん。だから出てっちゃったの?」
「うん。それにあの時ダイくんとリオが
メグのこと庇ったのが悲しかった…。」
メグ「そうなんだ…」
「うん。小さい時にそうゆうことがあってね
私のお父さん不倫してたんだけどね
私のこと浮気相手に会わせてたの。
お父さんはお母さんに秘密にしろって言われてて
ずっと秘密にしてたんだけど
ある時から……あ…。そうだ…
ある時から不倫相手から殴られるようになったんだ…。
お父さんとお母さんが別れないのは私のせいだって…。お母さんに不倫してることバラしてこいって…。」
わたしの頬を伝う涙…
あの時の辛くて悲しくて、
胸が張り裂けそうな気持ちが
鮮明にフラッシュバックしてきた…
メグ「(名前)…!大丈夫…?無理しないで…?」
「うん…。大丈夫」
涙を拭って話を続ける
「そう、それでね…
私ちいさいながらに
不倫相手に会ってることバラしたら
お母さんが悲しむし、
お父さんと別れちゃうって思って
ずっと黙ってたんだけどね…
でも不倫相手からの暴力が怖くて…
ついお母さんに言っちゃったの……」
メグ「…うん。」
「そしたらね…お母さん……
お母さん……、ずっと、知って、たって
そう言ったの。」
あの時のお母さんの辛そうな表情を思い出し
涙が止まらない…
「私が…、私が今まで黙ってたことが
お母さんをどれだけ傷つけたんだろうって
その時思って…
だから…さっきのダイくんとリオが
メグの事私に隠したのも
なんかすごく辛くて……」
メグ「そう、だったんだぁ…。
でも、小さい頃の(名前)は黙ってることが
お母さんの幸せだと思ってたんだよね?」
「うん…。」
メグ「そっかぁ。ダイとリオも昔の(名前)と
同じ気持ちだったのかな?
見ない方が幸せって…」
「……そうなのかな。でもそれって
メグの側についてたって思っちゃった…
だからお母さんもきっと…
わたしのことお父さんの味方だと思ってたのかな…」
メグ「そんなことないよ!
この前一緒に暮らそうって言われたんでしょ?
昔は(名前)のこと受け入れられなかったかもしれないけど、本当はお母さんだってわかってると思うよ!」
「……そうなの、かなぁ…?」
いままで我慢していた涙が溢れ出す
そんな私をみて、ギュッと抱きしめてくれたメグ。
メグの香りに包まれて、安心する
(あぁ、そっか。
あの時慰めてくれたのもメグだった…
不倫をお母さんにバラしちゃった時も
お母さんとお父さんが離婚したときも…
その後お母さんが私の顔を見るのを嫌がったときも…
辛い時、いつも一緒にいてくれたよね…。)
お母さんも、お父さんも大好きだった…
でも私が壊したと思ってた。
だけど、そうじゃない。
わたしのせいじゃないんだ…
もともと…うまく行ってなかったんだ…。
必死に2人が離れないように
取り繕っていたのはわたしだけ…
もう、過去の自分を責めるのは辞めよう…
ーばいばい、小さかった頃のわたし…ー
.