出会い
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今日はFT4のみんなとリゾート地にお出かけ♡
イブくんが車で迎えに来てくれる
「おはよー!今日はよろしくお願いします♡」
メグ「おはよー☆乗って乗って〜♪」
7人乗りの3列シート
真ん中の列の真ん中に乗せてもらう
ダイくんは助手席、リオくんは後ろの席
メグくんとユイくんは私の隣。
ユイ「よっ。水着持ってきたか?」
「うん!今日海行くんだっけ?」
メグ「そうそう!島の海だからめっちゃ綺麗だよ〜☆」
「そうなんだ!めっちゃたのしみ♡」
メグくんとユイくんの間で
わちゃわちゃしながら楽しくドライブ♡
ユイ「なんかゲームしねぇ?」
「じゃあ、お題しりとりしよ?
お題は………ダイくんのいいそうなこと!
の「と」からね☆
とっとと行くぞ!→ユイくん」
ユイ「ぞくぞくするぜ→メグ」
メグ「絶対ぶっ潰してやる→リオ」
リオ「ルール?そんなの俺がルールだ→イブ」
イブ「だっせ〜な→ ミリア」
「なぁ、これからどっか行こうぜ〜→メグくん」
メグ「全員ぶん殴ってやる→ユイ」
ユイ「留守番よろしく→イブ」
イブ「首洗って待っとけ→メグ」
メグ「…決闘しよう♡」
「ぷっ、待ってそれツボる!!
結婚しようみたいに言うの辞めて」
はははと笑いが止まらない
ひとしきり笑ってまたテーマを変える
「てか、しりとりだと難しいから
普通にお題つけてシチュエーションに合わせた言葉を
言うゲームにしよーよ。で、多数決で一位とビリ決めよ♡」
メグ「それいいね〜☆
じゃあ、テーマは〜…超ドS彼氏が言いそうなセリフ!
じゃあ、まずミリアからね」
「えーっと…。あとでお仕置きな?」
じゃあ、と次にイブくんを指名する
イブ「お前を、めちゃくちゃにしたい…。」
急に声のトーンを落として色っぽく囁くイブくんと
ルームミラー越しに目が合う
(…え!?)
そしてイブくんは次にダイくんを指名する
ダイ「あ?お前は俺のもんだよな?」
だるそうに言うダイくん。
横目でダルそうな目に見つめられ、ダイくんはニヤリと笑う
(…え!?何故こっち見る?何故笑った?)
ダイくんはアゴでメグくんを指名する
メグ「何?…どこ触って欲しいの?
ちゃんと自分で言わないと、シてあげないよ?」
いつもと違う意地悪な顔をして、
初めて聞くような低い声で言うメグくん。
気づけば私の左手をすべすべ触っている
(え!?手!!てか、セリフ!!!)
メグくんは次にリオくんを指さす
リオ「今日は……覚悟しとけよ?」
吐息まじりの色っぽい声で囁くリオくん。
ふと後ろをみると真顔で私を見つめるリオくん
(え?え??えー!??
見つめられても困るんですけど…!)
そして最後にユイくんを指名するリオくん
ユイ「あ?…欲しいなら、おねだりしてみろよ」
妖艶な甘い声でささやくユイくん。
ユイくんの方を見れば
挑発的な大きな瞳で真っ直ぐ見つめられている
(え、なんなの!?これ!!)
「……ちょ、ちょ、…待って!待って!!
なんか卑猥…!!!」
と動揺する私を見てFT4のみんなは、
はははと爆笑し始める
メグ「もしかして、
ミリアちゃん想像しちゃったぁ〜?」
と少し意地悪に笑うメグくん
その言葉に反応してさらに顔が赤くなる
(…え?もしかしてからかわれてた!?)
イブ「はは、すまない。」
と笑うイブくん
メグ「ミリアちゃん、ほんと可愛すぎ〜!!
だめだ〜、僕、なんかほんとに虐めたくなってきちゃった☆」
「……え!?」
ダイ「お前も、まだまだだな」
とニヤリと笑う
「…そ…そりゃ…そうだよ〜…。」
と下を向き赤くなる
ユイ「……え?お前まさか…はじ…」
「あーー!!聞こえない聞こえない!!」
ユイくんの言おうとした言葉にわざと言葉を被せる
リオ「この前あんなにダイのこと煽ってたのにか?」
「うぅ…。黒歴史…もう忘れてください…」
そんなこんなでリゾート地に着いた私たち
先に荷物を下ろすと
その後水着に着替えて、クルーズ船に乗り込む
「え?イブくんクルーズ船の免許も持ってるの?」
イブ「あぁ、まぁな。」
「スペック高すぎる…!」
ユイ「ちなみにこの船、メグのプライベートクルーザーなんだぜ。」
「え!?そんなことある?普通。
しかもこのクルーザー見るからに、かなり高級クルーザーだよね?………なんかもうFT4怖い。」
メグ「そんなことあるある〜!てかはやく出発しよ〜」
クルーザーに乗り込むと
イブくんの運転で海を駆け抜ける
デッキに出て風を感じながら海を眺めるだけで
なんだかすごい新鮮♡
「はぁ〜♡すっごい気持ちいいね♡」
ユイ「お、それは最高の褒め言葉だな」
とニヤリと笑うユイ
(……?)
イブくんが
「あんまりからかうなよ」
とユイくんをたしなめる
途中で船を陸地にとめみんなで海に入る
あまり泳げない私をユイくんが支えてくれる
結構深いところまで行くと
メグくんが
メグ「ミリアちゃん見てて〜☆」と
崖の上から飛び込みを決める
驚いたのと同時にあまりにも
美しすぎてびっくりしてしまった
(さすがパフォーマーだなぁ…)
「メグくんすごーい!!でも危ないよ〜!!」
メグ「どう〜?かっこよかったぁ〜??」
褒めて褒めて〜と来るメグくんが可愛いすぎる♡!
そしてしばらく遊んだあと
クルーザーで夕焼けを眺めつつリゾートに戻る
夜はBBQらしい
リオ「ミリア肉焼けたぞ」
とお肉を渡してくれるリオくん
どうやら肉奉行らしい…
リオ「あ、ユイ。それはまだ焼けてない…!」
ユイ「え?まぁ、いいだろ?」
と笑うユイくんに、少しため息を吐くリオくん
ダイ「お前よく食べるな」
「そうかな?」
ダイ「太ると怒られるだろ?お前いちようアイドルだし」
「そーなの。うちのマネージャー
めーっちゃ厳しいんだから!
でも楽しみたいじゃん♪
せっかくこんな素敵な1日なのに♡」
ダイ「まぁな。」
と笑うとポンポンと頭を撫でてくれる
「なんか幸せだなぁ〜。ほんと。
でも、いつまでも幸せって続かないんだよね」
ダイ「あ?」
「だってさ、わたしがもし彼氏出来たら
こーやってみんなと遊べないでしょ?」
ダイ「あぁ…。まぁ、それは彼氏次第だろ。
まぁ、でも普通は嫌だろうな。」
「そうだよね…。でもね、わたしさ
そろそろ返事しないといけないと思うんだよね…」
ダイ「ふーん。誰か気になるやついるのか?」
「うーん…どうなんだろ…。
でもさ、私のこと思ってくれて告白してくれてさ…
私が答え出さないと失礼じゃないかな…?」
ダイ「でもさ、お前はまだ彼氏作りたいわけじゃないんだろ?」
「う〜ん…。彼氏は欲しいよ〜?そりゃね…。
でも、せっかくみんなと仲良くなったのに
誰か1人を選んだら、もうみんなと遊べなくなるのかなとか思うと居場所がなくなる感じで寂しい。
なんで男女の友達は、だめなんだろうね…?」
ダイ「まぁ、お前が友達と思ってても
相手がお前のこと女として見てることもあるからな…
それにお前、男の好意とかわからないだろ?」
「そっか…。確かに、告白されて
そうだったんだ。みたいな感じだったかも…」
ダイ「お前鈍いし、なんか無防備だし
誰にでもふらふら着いてきそうだしな」
「あぁ……それ他の人にもよく言われる。」
ダイ「だろうな。」
「私…知らない間に人のこと傷つけてるのかな?
もちろん告白されて、嬉しいよ?
でもさ1人を選んだら…わたし、選ばなかった他の人のこと傷つけちゃうのかな…?って思っちゃうんだよね…」
ダイ「…まあな。
だけど辛いのを受け止めるつもりで
そいつらだって言ってきてるんだろ?
別にお前に負担に感じてもらいたくて
告白してるわけじゃねーんだから
お前はただ自分に素直にいればいいんじゃないか?」
「そうなのかな…?」
ダイ「気負いすぎだろ…。
あんま他人のことばっか気にしてるとさ
お前らしさってなくなっちゃうんじゃねーの?」
「……そっか。ありがとう♡
今すごいダイくんに抱きつきたい気分。」
と笑う
ダイ「あ?ご自由に」
とニヤリと笑うダイくん
それを聞いてダイくんのお腹に抱きつく
「ありがとう♡なんか元気でたかも!」
しばらくすると遠くでメグくんとユイくんが
「あーー!!!」
と騒いでる
そんな2人を見てダイくんと2人で笑う
ダイくんはわざと見せつけるように私の肩を抱き直す
そしてBBQも食べ終え、
一旦部屋に帰ってお風呂に入る
そして、その後は夏のお楽しみ♡
「………肝試し!??」
イブ「ああ。どうする?ミリアは辞めとくか?」
「え……。や、やる!」
リオ「大丈夫か?」
「う…うん!」
イブ「じゃあ、今から1人ずつ
ここの墓地を通って墓地の奥にある寺まで行く。
まぁ、だいたい30分くらいだな。
昼にカードを置いてきたから
それを持ってきて帰ってくること。
そうだな…5分ずつ空けて
次のヤツが出ればちょうどいいんじゃないか?」
「え、1人ずつ?」
リオ「まぁ、2人ずつ行っても肝試しにならないからな」
「そっか…、だよね。」
順番はユイ→ ミリア→メグ→リオ→ダイ→イブ
ユイ「じゃ、行ってくるわー♪」
と楽しそうに出発するユイくん
そしてその5分後わたしが出発する
「うぅ…行ってくる!!」
メグ「ミリアちゃん、がんばれーっ☆」
やると言ったからには勇気を出さなければ!
一人真っ暗な道を歩き出す
肩をすぼめて、出来るだけお墓の方を見ないように歩く
しばらく歩いていると
トントンと肩をたたかれる
……え!!??
そっと肩に置かれた手を見つめる
ふと見つめるとそこには
真っ青の酷く汚れたまるでゾンビのような手が!!
「きゃーーーーー!!!!!!」
と大きな声で叫び走り出す
だが走っても走っても追いかけてくる…!!
?「おい、待てって!!」
なんか聞き覚えのある声で後ろを振り返る
そこにはニヤリと笑ったユイくんが。
「え?ユイくん?」
ユイ「おう!まさかこんな走って逃げ出されるとは」
と楽しそうに笑っている
「もう、びっくりしたぁ!なんでこんなとこにいたの〜?」
ユイ「ミリアのこと待ってたんだよ」
「え、なんで?」
ユイ「一緒にアイツら驚かせようぜ」
とニシシと楽しそうに笑っている
「…………ユイくんのそーゆうとこ結構好きだよ」
と私も釣られて笑った
ユイくんはこの日のために
色々な小道具を用意してきたらしい。
早速、お墓の近くに隠れて
次に来るはずのメグくんを驚かす
メグくんは辺りを見渡しながら
平気そうな顔で歩いている
そこにユイくんがカチっと
ライターで線香に火をつける
メグ「……線香の香りだ」
それに気づくメグくん。
そしてユイくんはメグくんから見えない位置で
あえて大きな音で足音を立てる
ゆっくり…そしてだんだん走るように
だがメグくんは辺りをキョトンと見回し、普通にしている
しばらくするとメグくんが
仕掛けてあったセンサーライトの下を通る
ピカっと急にライトが付く
そしてそこには日本人形が…!!!
メグ「…………。」
絶叫もののレベルなのに日本人形をチラッと見て
そのままスルーするメグくん
そしてユイくんは最後の手段
木の上に登り釣竿にくっつけたこんにゃくを
メグくんの顔の前にぶら下げる
メグ「うわっ!!なんだよ、これ〜。気持ち悪っ!」
怖がると言うより
気持ち悪い感覚に驚いた模様のメグくん
そしてここでネタバラし。
メグくんも協力して次のリオくんを脅かす
線香の香りを感じ、
足音でキョロキョロし始めるリオくん
そしてセンサーライトの日本人形に
声は出ないにしろビックリしたようだった
そして最後にリオくんの頭にこんにゃくがぶつかる
一瞬ビックリしたリオくんは
すぐにこんにゃくを引っ張り、
ぶら下がったこんにゃくの糸を切ってしまった
リオ「…はぁ。まさかこんなものを仕掛けられているとはな」
そして次はダイくんをみんなで驚かせる
次はダイくんの死角となる場所で
急にロウソクに火をつける
ダイくんは少しビックリした顔をしていた
そしてセンサーライトの日本人形にビビっているダイくん。できるだけ距離を取りながら歩いている
そしてこんにゃくは
さっきリオくんが潰してしまったので
おかめのお面を被ったリオくんが
偽物の手を持ち、ダイくんの背後から
ダイくんの肩に偽物の手を置く
ビックリしたダイくんは慌てて後ろを振り向き
お面を被ったリオくんに殴りかかる
それに焦るみんな
間一髪のところでリオくんはパンチをかわしネタバラしをする
ダイ「あぁ?くそっ、騙しやがって」
と不機嫌なダイくん
そしてイブくんの番がくる
だが、イブくんはなかなか戻ってこない私たちに
違和感を感じ、勘ぐっていたようで
一つ一つの演出を見ては
「ほ〜う…」とくすっと笑みを浮かべていた
イブ「なかなか面白い演出だな」
ユイ「だろ?」
そして肝試しが終わった。
部屋に戻るともう12時。
FT4のみんなは大部屋一部屋
その隣に私の部屋がある
メグ「ミリアちゃん、今からみんなでゲームやるけど一緒にやる??」
ユイ「ミリアもやろうぜ?
部屋戻ってもどうせ怖いだけだろ?」
「…うん、そーだね。行く!」
リオ「大丈夫か?眠たくないのか?」
「うん。ちょっと眠いけどまだそんなに!」
一旦、部屋着に着替え、みんなの部屋に向かう
今日はFT4のみんなとリゾート地にお出かけ♡
イブくんが車で迎えに来てくれる
「おはよー!今日はよろしくお願いします♡」
メグ「おはよー☆乗って乗って〜♪」
7人乗りの3列シート
真ん中の列の真ん中に乗せてもらう
ダイくんは助手席、リオくんは後ろの席
メグくんとユイくんは私の隣。
ユイ「よっ。水着持ってきたか?」
「うん!今日海行くんだっけ?」
メグ「そうそう!島の海だからめっちゃ綺麗だよ〜☆」
「そうなんだ!めっちゃたのしみ♡」
メグくんとユイくんの間で
わちゃわちゃしながら楽しくドライブ♡
ユイ「なんかゲームしねぇ?」
「じゃあ、お題しりとりしよ?
お題は………ダイくんのいいそうなこと!
の「と」からね☆
とっとと行くぞ!→ユイくん」
ユイ「ぞくぞくするぜ→メグ」
メグ「絶対ぶっ潰してやる→リオ」
リオ「ルール?そんなの俺がルールだ→イブ」
イブ「だっせ〜な→ ミリア」
「なぁ、これからどっか行こうぜ〜→メグくん」
メグ「全員ぶん殴ってやる→ユイ」
ユイ「留守番よろしく→イブ」
イブ「首洗って待っとけ→メグ」
メグ「…決闘しよう♡」
「ぷっ、待ってそれツボる!!
結婚しようみたいに言うの辞めて」
はははと笑いが止まらない
ひとしきり笑ってまたテーマを変える
「てか、しりとりだと難しいから
普通にお題つけてシチュエーションに合わせた言葉を
言うゲームにしよーよ。で、多数決で一位とビリ決めよ♡」
メグ「それいいね〜☆
じゃあ、テーマは〜…超ドS彼氏が言いそうなセリフ!
じゃあ、まずミリアからね」
「えーっと…。あとでお仕置きな?」
じゃあ、と次にイブくんを指名する
イブ「お前を、めちゃくちゃにしたい…。」
急に声のトーンを落として色っぽく囁くイブくんと
ルームミラー越しに目が合う
(…え!?)
そしてイブくんは次にダイくんを指名する
ダイ「あ?お前は俺のもんだよな?」
だるそうに言うダイくん。
横目でダルそうな目に見つめられ、ダイくんはニヤリと笑う
(…え!?何故こっち見る?何故笑った?)
ダイくんはアゴでメグくんを指名する
メグ「何?…どこ触って欲しいの?
ちゃんと自分で言わないと、シてあげないよ?」
いつもと違う意地悪な顔をして、
初めて聞くような低い声で言うメグくん。
気づけば私の左手をすべすべ触っている
(え!?手!!てか、セリフ!!!)
メグくんは次にリオくんを指さす
リオ「今日は……覚悟しとけよ?」
吐息まじりの色っぽい声で囁くリオくん。
ふと後ろをみると真顔で私を見つめるリオくん
(え?え??えー!??
見つめられても困るんですけど…!)
そして最後にユイくんを指名するリオくん
ユイ「あ?…欲しいなら、おねだりしてみろよ」
妖艶な甘い声でささやくユイくん。
ユイくんの方を見れば
挑発的な大きな瞳で真っ直ぐ見つめられている
(え、なんなの!?これ!!)
「……ちょ、ちょ、…待って!待って!!
なんか卑猥…!!!」
と動揺する私を見てFT4のみんなは、
はははと爆笑し始める
メグ「もしかして、
ミリアちゃん想像しちゃったぁ〜?」
と少し意地悪に笑うメグくん
その言葉に反応してさらに顔が赤くなる
(…え?もしかしてからかわれてた!?)
イブ「はは、すまない。」
と笑うイブくん
メグ「ミリアちゃん、ほんと可愛すぎ〜!!
だめだ〜、僕、なんかほんとに虐めたくなってきちゃった☆」
「……え!?」
ダイ「お前も、まだまだだな」
とニヤリと笑う
「…そ…そりゃ…そうだよ〜…。」
と下を向き赤くなる
ユイ「……え?お前まさか…はじ…」
「あーー!!聞こえない聞こえない!!」
ユイくんの言おうとした言葉にわざと言葉を被せる
リオ「この前あんなにダイのこと煽ってたのにか?」
「うぅ…。黒歴史…もう忘れてください…」
そんなこんなでリゾート地に着いた私たち
先に荷物を下ろすと
その後水着に着替えて、クルーズ船に乗り込む
「え?イブくんクルーズ船の免許も持ってるの?」
イブ「あぁ、まぁな。」
「スペック高すぎる…!」
ユイ「ちなみにこの船、メグのプライベートクルーザーなんだぜ。」
「え!?そんなことある?普通。
しかもこのクルーザー見るからに、かなり高級クルーザーだよね?………なんかもうFT4怖い。」
メグ「そんなことあるある〜!てかはやく出発しよ〜」
クルーザーに乗り込むと
イブくんの運転で海を駆け抜ける
デッキに出て風を感じながら海を眺めるだけで
なんだかすごい新鮮♡
「はぁ〜♡すっごい気持ちいいね♡」
ユイ「お、それは最高の褒め言葉だな」
とニヤリと笑うユイ
(……?)
イブくんが
「あんまりからかうなよ」
とユイくんをたしなめる
途中で船を陸地にとめみんなで海に入る
あまり泳げない私をユイくんが支えてくれる
結構深いところまで行くと
メグくんが
メグ「ミリアちゃん見てて〜☆」と
崖の上から飛び込みを決める
驚いたのと同時にあまりにも
美しすぎてびっくりしてしまった
(さすがパフォーマーだなぁ…)
「メグくんすごーい!!でも危ないよ〜!!」
メグ「どう〜?かっこよかったぁ〜??」
褒めて褒めて〜と来るメグくんが可愛いすぎる♡!
そしてしばらく遊んだあと
クルーザーで夕焼けを眺めつつリゾートに戻る
夜はBBQらしい
リオ「ミリア肉焼けたぞ」
とお肉を渡してくれるリオくん
どうやら肉奉行らしい…
リオ「あ、ユイ。それはまだ焼けてない…!」
ユイ「え?まぁ、いいだろ?」
と笑うユイくんに、少しため息を吐くリオくん
ダイ「お前よく食べるな」
「そうかな?」
ダイ「太ると怒られるだろ?お前いちようアイドルだし」
「そーなの。うちのマネージャー
めーっちゃ厳しいんだから!
でも楽しみたいじゃん♪
せっかくこんな素敵な1日なのに♡」
ダイ「まぁな。」
と笑うとポンポンと頭を撫でてくれる
「なんか幸せだなぁ〜。ほんと。
でも、いつまでも幸せって続かないんだよね」
ダイ「あ?」
「だってさ、わたしがもし彼氏出来たら
こーやってみんなと遊べないでしょ?」
ダイ「あぁ…。まぁ、それは彼氏次第だろ。
まぁ、でも普通は嫌だろうな。」
「そうだよね…。でもね、わたしさ
そろそろ返事しないといけないと思うんだよね…」
ダイ「ふーん。誰か気になるやついるのか?」
「うーん…どうなんだろ…。
でもさ、私のこと思ってくれて告白してくれてさ…
私が答え出さないと失礼じゃないかな…?」
ダイ「でもさ、お前はまだ彼氏作りたいわけじゃないんだろ?」
「う〜ん…。彼氏は欲しいよ〜?そりゃね…。
でも、せっかくみんなと仲良くなったのに
誰か1人を選んだら、もうみんなと遊べなくなるのかなとか思うと居場所がなくなる感じで寂しい。
なんで男女の友達は、だめなんだろうね…?」
ダイ「まぁ、お前が友達と思ってても
相手がお前のこと女として見てることもあるからな…
それにお前、男の好意とかわからないだろ?」
「そっか…。確かに、告白されて
そうだったんだ。みたいな感じだったかも…」
ダイ「お前鈍いし、なんか無防備だし
誰にでもふらふら着いてきそうだしな」
「あぁ……それ他の人にもよく言われる。」
ダイ「だろうな。」
「私…知らない間に人のこと傷つけてるのかな?
もちろん告白されて、嬉しいよ?
でもさ1人を選んだら…わたし、選ばなかった他の人のこと傷つけちゃうのかな…?って思っちゃうんだよね…」
ダイ「…まあな。
だけど辛いのを受け止めるつもりで
そいつらだって言ってきてるんだろ?
別にお前に負担に感じてもらいたくて
告白してるわけじゃねーんだから
お前はただ自分に素直にいればいいんじゃないか?」
「そうなのかな…?」
ダイ「気負いすぎだろ…。
あんま他人のことばっか気にしてるとさ
お前らしさってなくなっちゃうんじゃねーの?」
「……そっか。ありがとう♡
今すごいダイくんに抱きつきたい気分。」
と笑う
ダイ「あ?ご自由に」
とニヤリと笑うダイくん
それを聞いてダイくんのお腹に抱きつく
「ありがとう♡なんか元気でたかも!」
しばらくすると遠くでメグくんとユイくんが
「あーー!!!」
と騒いでる
そんな2人を見てダイくんと2人で笑う
ダイくんはわざと見せつけるように私の肩を抱き直す
そしてBBQも食べ終え、
一旦部屋に帰ってお風呂に入る
そして、その後は夏のお楽しみ♡
「………肝試し!??」
イブ「ああ。どうする?ミリアは辞めとくか?」
「え……。や、やる!」
リオ「大丈夫か?」
「う…うん!」
イブ「じゃあ、今から1人ずつ
ここの墓地を通って墓地の奥にある寺まで行く。
まぁ、だいたい30分くらいだな。
昼にカードを置いてきたから
それを持ってきて帰ってくること。
そうだな…5分ずつ空けて
次のヤツが出ればちょうどいいんじゃないか?」
「え、1人ずつ?」
リオ「まぁ、2人ずつ行っても肝試しにならないからな」
「そっか…、だよね。」
順番はユイ→ ミリア→メグ→リオ→ダイ→イブ
ユイ「じゃ、行ってくるわー♪」
と楽しそうに出発するユイくん
そしてその5分後わたしが出発する
「うぅ…行ってくる!!」
メグ「ミリアちゃん、がんばれーっ☆」
やると言ったからには勇気を出さなければ!
一人真っ暗な道を歩き出す
肩をすぼめて、出来るだけお墓の方を見ないように歩く
しばらく歩いていると
トントンと肩をたたかれる
……え!!??
そっと肩に置かれた手を見つめる
ふと見つめるとそこには
真っ青の酷く汚れたまるでゾンビのような手が!!
「きゃーーーーー!!!!!!」
と大きな声で叫び走り出す
だが走っても走っても追いかけてくる…!!
?「おい、待てって!!」
なんか聞き覚えのある声で後ろを振り返る
そこにはニヤリと笑ったユイくんが。
「え?ユイくん?」
ユイ「おう!まさかこんな走って逃げ出されるとは」
と楽しそうに笑っている
「もう、びっくりしたぁ!なんでこんなとこにいたの〜?」
ユイ「ミリアのこと待ってたんだよ」
「え、なんで?」
ユイ「一緒にアイツら驚かせようぜ」
とニシシと楽しそうに笑っている
「…………ユイくんのそーゆうとこ結構好きだよ」
と私も釣られて笑った
ユイくんはこの日のために
色々な小道具を用意してきたらしい。
早速、お墓の近くに隠れて
次に来るはずのメグくんを驚かす
メグくんは辺りを見渡しながら
平気そうな顔で歩いている
そこにユイくんがカチっと
ライターで線香に火をつける
メグ「……線香の香りだ」
それに気づくメグくん。
そしてユイくんはメグくんから見えない位置で
あえて大きな音で足音を立てる
ゆっくり…そしてだんだん走るように
だがメグくんは辺りをキョトンと見回し、普通にしている
しばらくするとメグくんが
仕掛けてあったセンサーライトの下を通る
ピカっと急にライトが付く
そしてそこには日本人形が…!!!
メグ「…………。」
絶叫もののレベルなのに日本人形をチラッと見て
そのままスルーするメグくん
そしてユイくんは最後の手段
木の上に登り釣竿にくっつけたこんにゃくを
メグくんの顔の前にぶら下げる
メグ「うわっ!!なんだよ、これ〜。気持ち悪っ!」
怖がると言うより
気持ち悪い感覚に驚いた模様のメグくん
そしてここでネタバラし。
メグくんも協力して次のリオくんを脅かす
線香の香りを感じ、
足音でキョロキョロし始めるリオくん
そしてセンサーライトの日本人形に
声は出ないにしろビックリしたようだった
そして最後にリオくんの頭にこんにゃくがぶつかる
一瞬ビックリしたリオくんは
すぐにこんにゃくを引っ張り、
ぶら下がったこんにゃくの糸を切ってしまった
リオ「…はぁ。まさかこんなものを仕掛けられているとはな」
そして次はダイくんをみんなで驚かせる
次はダイくんの死角となる場所で
急にロウソクに火をつける
ダイくんは少しビックリした顔をしていた
そしてセンサーライトの日本人形にビビっているダイくん。できるだけ距離を取りながら歩いている
そしてこんにゃくは
さっきリオくんが潰してしまったので
おかめのお面を被ったリオくんが
偽物の手を持ち、ダイくんの背後から
ダイくんの肩に偽物の手を置く
ビックリしたダイくんは慌てて後ろを振り向き
お面を被ったリオくんに殴りかかる
それに焦るみんな
間一髪のところでリオくんはパンチをかわしネタバラしをする
ダイ「あぁ?くそっ、騙しやがって」
と不機嫌なダイくん
そしてイブくんの番がくる
だが、イブくんはなかなか戻ってこない私たちに
違和感を感じ、勘ぐっていたようで
一つ一つの演出を見ては
「ほ〜う…」とくすっと笑みを浮かべていた
イブ「なかなか面白い演出だな」
ユイ「だろ?」
そして肝試しが終わった。
部屋に戻るともう12時。
FT4のみんなは大部屋一部屋
その隣に私の部屋がある
メグ「ミリアちゃん、今からみんなでゲームやるけど一緒にやる??」
ユイ「ミリアもやろうぜ?
部屋戻ってもどうせ怖いだけだろ?」
「…うん、そーだね。行く!」
リオ「大丈夫か?眠たくないのか?」
「うん。ちょっと眠いけどまだそんなに!」
一旦、部屋着に着替え、みんなの部屋に向かう