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そしてそうと決まれば
愛蔵と選曲をどうするか、構成はどうするかなど
アイディアを出し合う



珍しく一致したのは、
ミリアに届ける新しい曲を作りたいという事


それからは急ピッチで歌詞を完成させ
イブさんに協力をしてもらいながらメロディーをつける


そしてミリアに贈る曲

「月の姫」を完成させた



愛蔵「聞いてくれるといいな。」　


勇次郎「うん。たぶん今も泣いてるだろうから…」


愛蔵「泣き虫だもんな、あいつ」





そしてライブの日になった

事務所にお願いをして
全国放送でライブのテレビ中継をしてもらう





一曲目は「月の姫」



"泣いているの？　ねえお姫様"


"いつか必ず会いに来るよ"



僕達のメッセージを受け取ってくれるかな？


そう思って祈る。君に伝わるように


君にあげた右耳のピアス　…思い出してくれる？
（僕達ずっと一緒だよ）






"忘れないで待ってて　僕の見る世界
全部君に話そう　約束するよ"


"何年何十年 歳を重ねても
君に話すために　僕は生きるよ"







２曲目は「夢ファンファーレ」


きっと下を向いている君に　
泣いてしまっている君に


"特別な君でいて"

『届け』

（君の心に…！）







そして最後の曲は「ノンファンタジー」



"この果てしない 宇宙の中で
同じ瞬間 生きているから"


"どんな時でも思っているよ　君を
何光年離れても　愛は解けやしない"


（だから安心して待ってて）


"初恋ずっと　何十年何百年でも
そして重なり合うんだ　僕の物語と"








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