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目が覚めるとそこは
いつもの自分の部屋ー。





（あれ？リアルな夢だったなぁ〜
それにしてもあんな幸せな夢見れるなんて♡）





時計を見るともう朝の7時。
やば、早く支度しないと。





急いで制服に着替えて
カバンを持って出かける




いつもの道を通って
いつもの学校、いつもの教室に着いた　





（はぁ…昨日の夢みたいに
また勇次郎の隣の席だったらいいのに）




そんなことを思いながら
いつもの席に着く。




隣の席はやっぱり
勇次郎じゃない、男の子





「はぁ…」

最大なため息をつく



（当たり前だ…
ただの夢だったんだから）



そう思い、授業の支度をする


鞄の中から教科書をだす



（……あれ、なんだこれ？）



何かが手にあたり、中を覗くと

そこには勇次郎がくれたものと
同じクッキーが入っていた




（…え？これ、昨日夢で勇次郎がくれたやつ）




（んなわけはないか…。）




そっと鞄の中にしまう。





はぁ、早く家に帰ってまた夢みたいなぁ











そしていつも通りの日々を終えて
今日も夜空を見上げて願いごとをかける


（今日も勇次郎に会えますように）





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