出会い
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一旦家に帰って支度をする
とりあえず私服に着替えて
ベッドの上でぼーっとする
すると、といつのまにか眠ってしまっていた
ピンポーンの音で目が覚める
外に出ると愛蔵と勇次郎がいた
2人とも私服に着替えている
「あれ?どうしたの?」
目を擦りながら2人を眺める
勇次郎「どうしたのじゃないでしょ。
時間になってもお店来ないから
迎えに来てあげたんだけど」
「あ、そうなんだ。ごめん」
愛蔵「お前、寝てたのか?」
「うん。帰ってきたらすごい疲れてて寝ちゃってたみたい」
勇次郎「まぁ、確かに今日は疲れたよね」
愛蔵「あぁ、そうだな。とりあえず行こうぜ」
「あ、うん。ちょっと待ってて」
と言うと荷物を取りに行く
2人と歩く夕暮れ道
(なんか…いつのまにかこんなに仲良くなるなんて…
1ヶ月前は想像もできなかったなぁ…)
勇次郎「ねぇ、ぼーっとしてるけど大丈夫?」
「え?あぁ、色々考えてて…」
愛蔵「色々?」
聞き返してくる愛蔵
「うん。君たちが私にしてきたこと色々」
と言ってみれば
何のこと?とシラを切る勇次郎と
何かあったっか?ととぼける愛蔵
「はぁ…女子高生の乙女心を
あんなに揺さぶっといて……」
と落胆してみせる
こんな軽く言ってるけど
実際は結構、衝撃を受けてるんだよ?
でも今日1日の間にいろんなことありすぎて
感覚が麻痺してる…
明日とかになったら実感わくのかな、、?
(てか、勇次郎は私の初キス奪っときながら
このサラっとした冷たさなんなの…!?
愛蔵だって首元にキスだよ!?
むしろカップルだって普通唇からじゃない!?
それなのに2人して私になんか言うことないのかな?
びっくりなんだが!)
戸惑いと驚きでいっぱいの乙女心を隠しつつ
みんなのいるお店に入る
するとみんな、
遅いよ〜!待ってたよー!と声をかけてくれた
明智「遅かったですね、
悪いですが先に始めさせてもらってます。
みなさんもどうぞ」
とメニューを渡してくれた
席は、私と勇次郎と愛蔵と明智先生
すぐ後ろ側、背中合わせの位置に
ひよりちゃんと樹里ちゃんもいる
「ひよりちゃん、どう?食べてる〜?」
と聞くと
ひより「うんっ!もりっもり、食べとるよ〜♡!」
と返してくれた
樹里「ひより、食べすぎ〜☆」
「てか樹里ちゃんの私服、大人っぽ〜い♡めっちゃ可愛い♡」
樹里「え?そうかな♡ありがとう♡
実は、これ彼氏に選んで貰ったんだぁ♡」
とデレる樹里ちゃん
卓は違うのに盛り上がる女子トーク♡
勇次郎「はいはい、いいからまず飲み物選んで」
と勇次郎に会話を戻される
「うーん、じゃあ、メロンソーダ!」
愛蔵「だろうと思った」
と愛蔵が笑う
明智「お肉のメニューはここに」
と先生がメニューを渡してくれる
「お肉とかよくわかんないな〜。
全部おすすめでいい〜。注文よろしく♡」
と言って愛蔵と勇次郎に任せると
樹里ちゃん達とさっきの女子トークを始める
ひより「樹里ちゃんと彼氏ラブラブでいいなぁ♡」
「ほんとそれ!」
樹里「てか、ミリアはどーなの??例の好きな人!☆」
とニヤッと笑う樹里ちゃん
「え?」
ひより「えーー!!!ミリアちゃん好きな人おるん!??」
「ちょ、声大きいっ!
えっと、ちょっとそれはまだ話せないかな〜」
と濁す
樹里「なになに〜照れるな、このやろう♡」
ひより「めーーーーっちゃ気になる!!」
「ちょ、ちょ、この話おわり!!」
いや、近くに愛蔵とか勇次郎とかいるのに
こんな話……できるわけなくない!?
勇次郎「へぇ〜、ミリアって好きな人いるんだぁ〜。誰?」
と勇次郎に圧をかけられる
愛蔵「俺らにも教えろよ」
と俺様口調で話しかけてくる愛蔵
(いやいや、もう…絶対言えないから!!!)
「えー、好きな人なんていないよー??」
と猫かぶりをしてみるが
誰一人として納得していない。
困って明智先生に助けを求める…
先生はそんな私を見て、優しく笑ってくれた
(………って微笑むだけかーーいっ!!!
助けてくれないんだね!)
「あ、お肉来たよーっ!食べよ食べよーっ♡」
と無理矢理話を変える
樹里「あ!もしかして、なんか進展あった!?」
嬉しそうに話をぶり返す樹里ちゃん
頭の中に今日の勇次郎と愛蔵のことが浮かび
飲んでたメロンソーダでむせる
ケホ、ケホっ……
樹里「もう、ミリアはわかりやすいんだから〜!」
「……て言うかね、好きな人って正直
よくわからないんだよね。キュンとする時はあるよ!
でも友達の好きと異性の好きな違いがよくわかんない」
ひより「ほうほう!確かに!」
樹里「そっかぁ〜…うーん…そういうのは
大人な明智先生に聞いてみよ☆」
と言うと樹里ちゃんは明智先生に
友達の好きと異性の好きの違いを聞いている
明智「そうですね…うーん…
僕もそんなに経験があるほうではないのですが
その人を独占したいと思ったら
恋なのではないでしょうか…?」
「独占………」
明智「誰かに渡したくない、触れさせたくない、
他の人を見て欲しくない…とか」
樹里「ほうほう!さっすが先生〜☆」
ひより「参考になります!!」
「独占とか…考えたことなかったなぁ。」
樹里「ちなみに染谷と柴崎はどう思う?恋愛の定義」
勇次郎「てか、そもそも好きな人以外にきゅんとする事なんてない。
好きでもない人が僕のこと好きだったとしても
何とも思わないし、仮に誘惑されたとしても全く興味ない」
樹里「ほ〜、すごい硬派だね〜。じゃあ柴崎は?」
愛蔵「あ〜、俺も別に好きなやつ以外興味ないな。
好きじゃなきゃ、一緒にいたいとか、触れたいとか思わねぇし、そもそも女自体好きじゃない」
ひより「確かに、愛蔵くん女の子苦手だよね…」
(2人とも…すごい一途なんだなぁ……
私、いつもすぐきゅんとしちゃうけど浮気症なのかな……?)
勇次郎「……ミリアが浮気症なだけなんじゃない?」
その一言にぐさっと心をえぐられる
「浮気症……」
樹里「ちょっとー!
ミリアはこう見えて恋愛初心者なんだから
男の人に優しくされたり、
ちょっかいだされたらキュンってしちゃうの!
そもそも、恋愛経験ないミリアに
そうやってちょっかいかけてくる方が悪い!」
勇次郎「別に僕らだって恋愛経験が豊富なわけじゃないけど…?」
樹里「はぁ?あんたたちは単純に
感情が薄くて心が動かされないだけでしょ!?
ミリアは心が綺麗で感受性が豊かだから
嬉しいときは嬉しい、幸せな時は幸せって
きゅんとしちゃうの!!」
「樹里ちゃん……!!」
私の為に怒ってくれる樹里ちゃんに感動する
ひより「樹里ちゃんの言う通りだよ!」
「2人ともありがとう!女の友情を感じた♡!」
明智「まぁ、みなさんまだ若いですし、
姫野さんも本当に好きな人が現れれば
それ以外の人にきゅんとすることもなくなるんじゃないでしょうか」
「うーん…じゃあ、まだ本当に好きじゃないってことなんですかね…?」
明智「どうでしょう…。
浮気というのはとてもリスキーなものですからね。
その人を得て、ある人を捨てる覚悟があるか
大抵の人は天秤にかけるんです。
天秤にかかられると言うことは
まだ差が少ないということですね。
本当に大好きであれば
どちらが大切かは一文瞭然ですからね。」
「なんか深い〜!」
樹里「先生、いいこと言う〜!」
「ちなみに樹里ちゃんはなんで今の彼氏選んだの?」
樹里「うーん…気付けばいつのまにか
誰かに渡したくないって思ったからかな」
「ふーん、そうなんだぁ…」
明智「姫野さん、お肉焼けましたよ」
「あ、ありがとうございます♡
私、明智先生みたいな人が彼氏がいいな〜」
樹里「お!いいじゃーん♡禁断の愛♡」
明智「よくは無いですが…、ありがとうございます」
クスッと笑う明智先生
ひより「でもたしかに明智先生みたいな人優しくて憧れる!」
「ねー。大人の余裕、憧れるよねー♡」
明智「ありがとうございます。
それではあと2年半待っていただければ」
と笑う明智先生
「2年半長いなぁ〜。ひよりちゃん待てる?」
ひより「どうやろ〜…」
うーん…と悩んでいるひよりちゃんが可愛い。
明智「君たちの2年半というのは
僕の社会人としての2年半よりも
もっと貴重な2年半ですからね
…青春を楽しまないと損ですよ?
学生時代の恋愛は、やはり学生時代だからこその輝きがありますから。」
「先生さすが大人な対応〜!
こうやっていつも生徒をあしらってるんですね?」
と笑うと明智先生は少し困ったような顔で笑った
勇次郎「大人の余裕ね〜、」
少し不満気な勇次郎と
なにか考え込んでいる愛蔵
そのあとしばらく女子トークを楽しみつつ
他の席にも遊びに行ったりして楽しく過ごした
途中私がトイレから帰ると
愛蔵に声をかけられた
愛蔵「今、ちょっといいか?」
「どうしたの?」
愛蔵「いや、ちょっと話したいことあってさ…」
少し神妙な顔の愛蔵
そのまま人気のない場所へ移動し
ベンチに腰掛けた
「どうしたのー?神妙な顔して」
と笑いかける
愛蔵「いや、俺さ…さっき話してて思ったんだけど
俺、今まで女と話してて楽しいとか、一緒にいたいとか、
…触れたいとか思ったことなくてさ
でもお前に会ってから、一緒に居ると楽しいなとか
早く会いたいなとかばっか考えちまってて…
…なんかお前のことほっとけないんだ。
だから俺と付き合ってほしい」
真顔で言う愛蔵。
突然の告白になんて言っていいかわからない
「あ、ありがとう…。」
(私は…愛蔵が…好き…なのかな?
愛蔵は優しいし、愛蔵といると楽しいし
いつも大切にしてくれてキュンとすることもある
愛蔵のことは好きだし
付き合ったら大切にしてくれると思う
でもなんでだろう…
正直、今は即決できない…)
「……え、っと、」
愛蔵「返事は別にすぐじゃなくていいから
俺のこと、真剣に考えてほしい、」
「あ…うん。わかった、、」
そう言うと愛蔵は私を置いて先に部屋に戻る
私は取り残されたまま、
1人ぼーっと考え事をしていた
そしてしばらくして、わたしも部屋に戻った
部屋に戻ると
勇次郎が、遅かったねと
訝し気な顔をして私を見つめてきた
「ちょっと迷子になっちゃって!」
と笑う
樹里「とか言って〜、またナンパされてたんじゃないの〜☆?」
「ナンパなんてされてないよ〜」
樹里「ほんとかなぁ〜??」
と笑う樹里ちゃん
ふと部屋を見渡すと、愛蔵と目が合ってしまった…
つい反射的に逸らしてしまう
(……ついそらしちゃった。感じ悪かったかな…?)
しばらく、樹里ちゃんとひよりちゃんと
デザートを食べながら話をしていると
ピロン♪と携帯が鳴った
見ると勇次郎からのメッセージだった
(なんで同じ部屋にいるのに
わざわざメッセージ送ってくるのさ…)
と思いつつメッセージを見ると
【ちょっと外きて】
勇次郎を見ると目が合って
勇次郎はそのまま外に行ってしまった
樹里ちゃんとひよりちゃんに
ちょっとトイレ行ってくるねと言って席を立つ
部屋の外に出ると勇次郎は無言で歩き出す
とりあえず呼ばれたので着いていく私
勇次郎はお店の外に出て
「こっち」
と私をお店の外にあるベンチに座らせた
「どうしたの?」
勇次郎「ちょっと言いたいことあって。」
「……。」
勇次郎「…さっき、浮気症とか言ってごめん。」
「え?あ、あぁ。全然気にしてないよ」
なんだ、そんなこと?と笑う私
勇次郎「僕はミリアのことしか考えてないのに
ミリアはいつも僕じゃない人を見てるから。
悔しかった。」
「……え、?」
勇次郎「僕言ったよね。
好きな人以外、興味ないって。
意地悪しちゃったのも、キスしたのも
ミリアが好きだから。
だから…、
ミリアの彼氏にしてほしいんだけど」
少し紅い顔で告白する勇次郎
突然の告白にびっくりする私
「……あ、、えっと、」
勇次郎「別に返事は急いでない。
ただ、誰かに取られたくなかったから…」
と目線を逸らす勇次郎。
「…う、ん。」
そう言うと
勇次郎「じゃ、先行くから。」
と先に行ってしまった
またもや取り残された私。
(……どうしたらいいんだろう。)
空を見上げると美しく輝く青い月…
(……綺麗なお月様。
そういえばここに初めて来た日に
現実世界で見た月もこんな青い月だったなぁ…)
しばらく月を眺め、部屋に戻った
部屋に戻るとみんなはもう
ご飯も食べ終えまったりとしていた
明智「それではそろそろお開きにしましょう。
もうだいぶ遅いのでみなさん気をつけて帰ってください」
そして外に出てみんな挨拶をする
青木「姫〜、おつかれ!」
「あ、青山くん。お疲れ様〜。」
青木「どうしたの?」
「え?あ、あぁ!…今日お月様青いなって思って!」
と別に全然思ってもないことを口にする
青木「あぁ、今日ブルームーンだからね。知らないの?」
「ブルームーン?知らない」
青木「ひと月に2回満月がやって来るとき、
その月をブルームーンって言うんだけど
"once in a blue moon"って言って
あり得ないこと・極めて稀なこととも言われているんだ
でも、こんなに青く見えるのはほんとに稀だよ。」
「青山くんってすごい物知りなんだね!」
青木「まぁ、映画作ったりする時に
色んなことを知ってないといけないからね」
「そっか!」
青木「じゃ、僕もう帰るから!またね〜」
「ばいばーい」
樹里ちゃん、ひよりちゃん、明智先生に
さよならをして帰路につく
今日は1人でゆっくり考え事しながら帰ろ…
そう思ってたのに
愛蔵「おい、はやく帰るぞ」
勇次郎「まさかこんな遅い時間に
1人で帰ろうとしてたわけじゃないよね?」
…と声を掛けられる
「あ、ありがとう」
帰り道、沈黙が続く。
(…………気まずい)
誰も何も喋らない……
空を見上げる。
お月様ほんとに綺麗だな…
結局、家に着くまで誰も喋らなかった
「2人ともわざわざ送ってくれてありがとう。」
愛蔵「あぁ。」
勇次郎「当たり前でしょ。」
「じゃあ、また明日!おやすみ」
愛蔵「あぁ。おやすみ」
勇次郎「おやすみ」
そして2人と別れた…。
家に着き、今日あったことを思い出す
(なんか今日だけでほんと色々あったな…)
携帯を見るとユイくん、メグくんと
飛鳥くん星空くんからメッセージが届いていた
【ミリアちゃん、おつかれ〜☆
今日は劇もミスコンもめっちゃ可愛かったよ〜!
今度がんばったご褒美に遊園地でも行こ〜よっ!
ま、とりあえず今日はゆっくり休んでね〜♡メグ】
【ミリアちゃん、今日はほんまにお疲れ様!
劇もミスコンもめっちゃ輝いてた
ほんまお姫様かと思ったわ!
足も怪我したみたいやし、ゆっくり休んでな♡
今度落ち着いたら一緒にデートせん?飛鳥】
【ミリアちゃーん♡お疲れ様!
文化祭ど〜やった〜?楽しめた??
お姫様もすっごい似合っとったよ♡
あ、そういえば足大丈夫やった!???
ちゃんと病院行ってきなあかんよ??
あ、あと!!
今度一緒にデートしてくれない?星空】
【おつかれ!帰ったら電話ちょーだい!ユイ】
(………なんか、急にモテ期???)
とりあえずユイくんに電話する
「もしもし…ユイくん?」
ユイ「あ、おつかれ!」
「お疲れ様!」
ユイ「あのさ、今からちょっとそっち行っていい?」
「え?うちってこと?」
ユイ「そー。」
「……うん。大丈夫だよ〜」
ユイくんが着くまでたわいもない会話を続ける
しばらくして
ユイ「着いたぜ!」
「今出るね、ちょっと待ってて〜」
と羽織を着て外に出る
ユイ「悪りぃな。急に来ちゃって」
「いいよ!どうかしたの?」
ユイ「なんか無性に会いたくてさ」
「……。」
ユイ「ちょっと散歩でもしようぜ。」
外はブルームーンに照らされて
夜なのにライトに照らされているように明るい
「…今日、お月様明るいね」
ユイ「あぁ。そうだな」
2人で近所の公園に行った
隣同士、ブランコに座る
ユイ「俺さ、お前のことすげー好きなんだけど。」
「…え!?」
突然、すごくサラッと告白されてびっくりする
ユイ「俺、女の子ってみんな可愛いって思ってたけど
誰かに渡したくないって思ったの、
ミリアだけなんだよな〜。
声聞きたくなるのも、会いに来たくなるのもお前だけ」
「…。」
ユイ「前、ミリアとデートした時
水でびっしょびしょに濡れてんのに
ミリアがめっちゃ楽しそうに笑うからさ
お前の笑顔、俺が守ってやりてーって思ってさ」
ニコっと笑うユイくん
「…。」
ユイ「だから…俺だけの女になってくれ。」
ユイくんの真剣な目が私をまっすぐ見つめる
「……ありがとう。
私もユイくんといるとすごい楽しい。
でも……」
ユイ「いいぜ。待ってるから。
それに振られたとしても諦めねぇし」
とニシシと笑うユイくん
その笑顔に心が救われる
「…ありがとう!」
「もう少し自分の心に向き合いたいんだ。」
そう伝えると
ユイ「ま、惚れた女の言うことは
全部聞くのが男だよな。」
と笑うユイくん
「何それ、面白い」
と笑う私
しばらく話してユイくんに家まで送ってもらった
私。これからどうしたらいいんだろ。
誰かを選ばなきゃいけないのかな…
今までの関係は崩れちゃうのかな…
今が幸せだと思ってたけど
それは私に取って都合が良かっただけで
もしかして、誰かを傷つけることもあったのかな…。
星空を眺めて今日も眠りについた。
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一旦家に帰って支度をする
とりあえず私服に着替えて
ベッドの上でぼーっとする
すると、といつのまにか眠ってしまっていた
ピンポーンの音で目が覚める
外に出ると愛蔵と勇次郎がいた
2人とも私服に着替えている
「あれ?どうしたの?」
目を擦りながら2人を眺める
勇次郎「どうしたのじゃないでしょ。
時間になってもお店来ないから
迎えに来てあげたんだけど」
「あ、そうなんだ。ごめん」
愛蔵「お前、寝てたのか?」
「うん。帰ってきたらすごい疲れてて寝ちゃってたみたい」
勇次郎「まぁ、確かに今日は疲れたよね」
愛蔵「あぁ、そうだな。とりあえず行こうぜ」
「あ、うん。ちょっと待ってて」
と言うと荷物を取りに行く
2人と歩く夕暮れ道
(なんか…いつのまにかこんなに仲良くなるなんて…
1ヶ月前は想像もできなかったなぁ…)
勇次郎「ねぇ、ぼーっとしてるけど大丈夫?」
「え?あぁ、色々考えてて…」
愛蔵「色々?」
聞き返してくる愛蔵
「うん。君たちが私にしてきたこと色々」
と言ってみれば
何のこと?とシラを切る勇次郎と
何かあったっか?ととぼける愛蔵
「はぁ…女子高生の乙女心を
あんなに揺さぶっといて……」
と落胆してみせる
こんな軽く言ってるけど
実際は結構、衝撃を受けてるんだよ?
でも今日1日の間にいろんなことありすぎて
感覚が麻痺してる…
明日とかになったら実感わくのかな、、?
(てか、勇次郎は私の初キス奪っときながら
このサラっとした冷たさなんなの…!?
愛蔵だって首元にキスだよ!?
むしろカップルだって普通唇からじゃない!?
それなのに2人して私になんか言うことないのかな?
びっくりなんだが!)
戸惑いと驚きでいっぱいの乙女心を隠しつつ
みんなのいるお店に入る
するとみんな、
遅いよ〜!待ってたよー!と声をかけてくれた
明智「遅かったですね、
悪いですが先に始めさせてもらってます。
みなさんもどうぞ」
とメニューを渡してくれた
席は、私と勇次郎と愛蔵と明智先生
すぐ後ろ側、背中合わせの位置に
ひよりちゃんと樹里ちゃんもいる
「ひよりちゃん、どう?食べてる〜?」
と聞くと
ひより「うんっ!もりっもり、食べとるよ〜♡!」
と返してくれた
樹里「ひより、食べすぎ〜☆」
「てか樹里ちゃんの私服、大人っぽ〜い♡めっちゃ可愛い♡」
樹里「え?そうかな♡ありがとう♡
実は、これ彼氏に選んで貰ったんだぁ♡」
とデレる樹里ちゃん
卓は違うのに盛り上がる女子トーク♡
勇次郎「はいはい、いいからまず飲み物選んで」
と勇次郎に会話を戻される
「うーん、じゃあ、メロンソーダ!」
愛蔵「だろうと思った」
と愛蔵が笑う
明智「お肉のメニューはここに」
と先生がメニューを渡してくれる
「お肉とかよくわかんないな〜。
全部おすすめでいい〜。注文よろしく♡」
と言って愛蔵と勇次郎に任せると
樹里ちゃん達とさっきの女子トークを始める
ひより「樹里ちゃんと彼氏ラブラブでいいなぁ♡」
「ほんとそれ!」
樹里「てか、ミリアはどーなの??例の好きな人!☆」
とニヤッと笑う樹里ちゃん
「え?」
ひより「えーー!!!ミリアちゃん好きな人おるん!??」
「ちょ、声大きいっ!
えっと、ちょっとそれはまだ話せないかな〜」
と濁す
樹里「なになに〜照れるな、このやろう♡」
ひより「めーーーーっちゃ気になる!!」
「ちょ、ちょ、この話おわり!!」
いや、近くに愛蔵とか勇次郎とかいるのに
こんな話……できるわけなくない!?
勇次郎「へぇ〜、ミリアって好きな人いるんだぁ〜。誰?」
と勇次郎に圧をかけられる
愛蔵「俺らにも教えろよ」
と俺様口調で話しかけてくる愛蔵
(いやいや、もう…絶対言えないから!!!)
「えー、好きな人なんていないよー??」
と猫かぶりをしてみるが
誰一人として納得していない。
困って明智先生に助けを求める…
先生はそんな私を見て、優しく笑ってくれた
(………って微笑むだけかーーいっ!!!
助けてくれないんだね!)
「あ、お肉来たよーっ!食べよ食べよーっ♡」
と無理矢理話を変える
樹里「あ!もしかして、なんか進展あった!?」
嬉しそうに話をぶり返す樹里ちゃん
頭の中に今日の勇次郎と愛蔵のことが浮かび
飲んでたメロンソーダでむせる
ケホ、ケホっ……
樹里「もう、ミリアはわかりやすいんだから〜!」
「……て言うかね、好きな人って正直
よくわからないんだよね。キュンとする時はあるよ!
でも友達の好きと異性の好きな違いがよくわかんない」
ひより「ほうほう!確かに!」
樹里「そっかぁ〜…うーん…そういうのは
大人な明智先生に聞いてみよ☆」
と言うと樹里ちゃんは明智先生に
友達の好きと異性の好きの違いを聞いている
明智「そうですね…うーん…
僕もそんなに経験があるほうではないのですが
その人を独占したいと思ったら
恋なのではないでしょうか…?」
「独占………」
明智「誰かに渡したくない、触れさせたくない、
他の人を見て欲しくない…とか」
樹里「ほうほう!さっすが先生〜☆」
ひより「参考になります!!」
「独占とか…考えたことなかったなぁ。」
樹里「ちなみに染谷と柴崎はどう思う?恋愛の定義」
勇次郎「てか、そもそも好きな人以外にきゅんとする事なんてない。
好きでもない人が僕のこと好きだったとしても
何とも思わないし、仮に誘惑されたとしても全く興味ない」
樹里「ほ〜、すごい硬派だね〜。じゃあ柴崎は?」
愛蔵「あ〜、俺も別に好きなやつ以外興味ないな。
好きじゃなきゃ、一緒にいたいとか、触れたいとか思わねぇし、そもそも女自体好きじゃない」
ひより「確かに、愛蔵くん女の子苦手だよね…」
(2人とも…すごい一途なんだなぁ……
私、いつもすぐきゅんとしちゃうけど浮気症なのかな……?)
勇次郎「……ミリアが浮気症なだけなんじゃない?」
その一言にぐさっと心をえぐられる
「浮気症……」
樹里「ちょっとー!
ミリアはこう見えて恋愛初心者なんだから
男の人に優しくされたり、
ちょっかいだされたらキュンってしちゃうの!
そもそも、恋愛経験ないミリアに
そうやってちょっかいかけてくる方が悪い!」
勇次郎「別に僕らだって恋愛経験が豊富なわけじゃないけど…?」
樹里「はぁ?あんたたちは単純に
感情が薄くて心が動かされないだけでしょ!?
ミリアは心が綺麗で感受性が豊かだから
嬉しいときは嬉しい、幸せな時は幸せって
きゅんとしちゃうの!!」
「樹里ちゃん……!!」
私の為に怒ってくれる樹里ちゃんに感動する
ひより「樹里ちゃんの言う通りだよ!」
「2人ともありがとう!女の友情を感じた♡!」
明智「まぁ、みなさんまだ若いですし、
姫野さんも本当に好きな人が現れれば
それ以外の人にきゅんとすることもなくなるんじゃないでしょうか」
「うーん…じゃあ、まだ本当に好きじゃないってことなんですかね…?」
明智「どうでしょう…。
浮気というのはとてもリスキーなものですからね。
その人を得て、ある人を捨てる覚悟があるか
大抵の人は天秤にかけるんです。
天秤にかかられると言うことは
まだ差が少ないということですね。
本当に大好きであれば
どちらが大切かは一文瞭然ですからね。」
「なんか深い〜!」
樹里「先生、いいこと言う〜!」
「ちなみに樹里ちゃんはなんで今の彼氏選んだの?」
樹里「うーん…気付けばいつのまにか
誰かに渡したくないって思ったからかな」
「ふーん、そうなんだぁ…」
明智「姫野さん、お肉焼けましたよ」
「あ、ありがとうございます♡
私、明智先生みたいな人が彼氏がいいな〜」
樹里「お!いいじゃーん♡禁断の愛♡」
明智「よくは無いですが…、ありがとうございます」
クスッと笑う明智先生
ひより「でもたしかに明智先生みたいな人優しくて憧れる!」
「ねー。大人の余裕、憧れるよねー♡」
明智「ありがとうございます。
それではあと2年半待っていただければ」
と笑う明智先生
「2年半長いなぁ〜。ひよりちゃん待てる?」
ひより「どうやろ〜…」
うーん…と悩んでいるひよりちゃんが可愛い。
明智「君たちの2年半というのは
僕の社会人としての2年半よりも
もっと貴重な2年半ですからね
…青春を楽しまないと損ですよ?
学生時代の恋愛は、やはり学生時代だからこその輝きがありますから。」
「先生さすが大人な対応〜!
こうやっていつも生徒をあしらってるんですね?」
と笑うと明智先生は少し困ったような顔で笑った
勇次郎「大人の余裕ね〜、」
少し不満気な勇次郎と
なにか考え込んでいる愛蔵
そのあとしばらく女子トークを楽しみつつ
他の席にも遊びに行ったりして楽しく過ごした
途中私がトイレから帰ると
愛蔵に声をかけられた
愛蔵「今、ちょっといいか?」
「どうしたの?」
愛蔵「いや、ちょっと話したいことあってさ…」
少し神妙な顔の愛蔵
そのまま人気のない場所へ移動し
ベンチに腰掛けた
「どうしたのー?神妙な顔して」
と笑いかける
愛蔵「いや、俺さ…さっき話してて思ったんだけど
俺、今まで女と話してて楽しいとか、一緒にいたいとか、
…触れたいとか思ったことなくてさ
でもお前に会ってから、一緒に居ると楽しいなとか
早く会いたいなとかばっか考えちまってて…
…なんかお前のことほっとけないんだ。
だから俺と付き合ってほしい」
真顔で言う愛蔵。
突然の告白になんて言っていいかわからない
「あ、ありがとう…。」
(私は…愛蔵が…好き…なのかな?
愛蔵は優しいし、愛蔵といると楽しいし
いつも大切にしてくれてキュンとすることもある
愛蔵のことは好きだし
付き合ったら大切にしてくれると思う
でもなんでだろう…
正直、今は即決できない…)
「……え、っと、」
愛蔵「返事は別にすぐじゃなくていいから
俺のこと、真剣に考えてほしい、」
「あ…うん。わかった、、」
そう言うと愛蔵は私を置いて先に部屋に戻る
私は取り残されたまま、
1人ぼーっと考え事をしていた
そしてしばらくして、わたしも部屋に戻った
部屋に戻ると
勇次郎が、遅かったねと
訝し気な顔をして私を見つめてきた
「ちょっと迷子になっちゃって!」
と笑う
樹里「とか言って〜、またナンパされてたんじゃないの〜☆?」
「ナンパなんてされてないよ〜」
樹里「ほんとかなぁ〜??」
と笑う樹里ちゃん
ふと部屋を見渡すと、愛蔵と目が合ってしまった…
つい反射的に逸らしてしまう
(……ついそらしちゃった。感じ悪かったかな…?)
しばらく、樹里ちゃんとひよりちゃんと
デザートを食べながら話をしていると
ピロン♪と携帯が鳴った
見ると勇次郎からのメッセージだった
(なんで同じ部屋にいるのに
わざわざメッセージ送ってくるのさ…)
と思いつつメッセージを見ると
【ちょっと外きて】
勇次郎を見ると目が合って
勇次郎はそのまま外に行ってしまった
樹里ちゃんとひよりちゃんに
ちょっとトイレ行ってくるねと言って席を立つ
部屋の外に出ると勇次郎は無言で歩き出す
とりあえず呼ばれたので着いていく私
勇次郎はお店の外に出て
「こっち」
と私をお店の外にあるベンチに座らせた
「どうしたの?」
勇次郎「ちょっと言いたいことあって。」
「……。」
勇次郎「…さっき、浮気症とか言ってごめん。」
「え?あ、あぁ。全然気にしてないよ」
なんだ、そんなこと?と笑う私
勇次郎「僕はミリアのことしか考えてないのに
ミリアはいつも僕じゃない人を見てるから。
悔しかった。」
「……え、?」
勇次郎「僕言ったよね。
好きな人以外、興味ないって。
意地悪しちゃったのも、キスしたのも
ミリアが好きだから。
だから…、
ミリアの彼氏にしてほしいんだけど」
少し紅い顔で告白する勇次郎
突然の告白にびっくりする私
「……あ、、えっと、」
勇次郎「別に返事は急いでない。
ただ、誰かに取られたくなかったから…」
と目線を逸らす勇次郎。
「…う、ん。」
そう言うと
勇次郎「じゃ、先行くから。」
と先に行ってしまった
またもや取り残された私。
(……どうしたらいいんだろう。)
空を見上げると美しく輝く青い月…
(……綺麗なお月様。
そういえばここに初めて来た日に
現実世界で見た月もこんな青い月だったなぁ…)
しばらく月を眺め、部屋に戻った
部屋に戻るとみんなはもう
ご飯も食べ終えまったりとしていた
明智「それではそろそろお開きにしましょう。
もうだいぶ遅いのでみなさん気をつけて帰ってください」
そして外に出てみんな挨拶をする
青木「姫〜、おつかれ!」
「あ、青山くん。お疲れ様〜。」
青木「どうしたの?」
「え?あ、あぁ!…今日お月様青いなって思って!」
と別に全然思ってもないことを口にする
青木「あぁ、今日ブルームーンだからね。知らないの?」
「ブルームーン?知らない」
青木「ひと月に2回満月がやって来るとき、
その月をブルームーンって言うんだけど
"once in a blue moon"って言って
あり得ないこと・極めて稀なこととも言われているんだ
でも、こんなに青く見えるのはほんとに稀だよ。」
「青山くんってすごい物知りなんだね!」
青木「まぁ、映画作ったりする時に
色んなことを知ってないといけないからね」
「そっか!」
青木「じゃ、僕もう帰るから!またね〜」
「ばいばーい」
樹里ちゃん、ひよりちゃん、明智先生に
さよならをして帰路につく
今日は1人でゆっくり考え事しながら帰ろ…
そう思ってたのに
愛蔵「おい、はやく帰るぞ」
勇次郎「まさかこんな遅い時間に
1人で帰ろうとしてたわけじゃないよね?」
…と声を掛けられる
「あ、ありがとう」
帰り道、沈黙が続く。
(…………気まずい)
誰も何も喋らない……
空を見上げる。
お月様ほんとに綺麗だな…
結局、家に着くまで誰も喋らなかった
「2人ともわざわざ送ってくれてありがとう。」
愛蔵「あぁ。」
勇次郎「当たり前でしょ。」
「じゃあ、また明日!おやすみ」
愛蔵「あぁ。おやすみ」
勇次郎「おやすみ」
そして2人と別れた…。
家に着き、今日あったことを思い出す
(なんか今日だけでほんと色々あったな…)
携帯を見るとユイくん、メグくんと
飛鳥くん星空くんからメッセージが届いていた
【ミリアちゃん、おつかれ〜☆
今日は劇もミスコンもめっちゃ可愛かったよ〜!
今度がんばったご褒美に遊園地でも行こ〜よっ!
ま、とりあえず今日はゆっくり休んでね〜♡メグ】
【ミリアちゃん、今日はほんまにお疲れ様!
劇もミスコンもめっちゃ輝いてた
ほんまお姫様かと思ったわ!
足も怪我したみたいやし、ゆっくり休んでな♡
今度落ち着いたら一緒にデートせん?飛鳥】
【ミリアちゃーん♡お疲れ様!
文化祭ど〜やった〜?楽しめた??
お姫様もすっごい似合っとったよ♡
あ、そういえば足大丈夫やった!???
ちゃんと病院行ってきなあかんよ??
あ、あと!!
今度一緒にデートしてくれない?星空】
【おつかれ!帰ったら電話ちょーだい!ユイ】
(………なんか、急にモテ期???)
とりあえずユイくんに電話する
「もしもし…ユイくん?」
ユイ「あ、おつかれ!」
「お疲れ様!」
ユイ「あのさ、今からちょっとそっち行っていい?」
「え?うちってこと?」
ユイ「そー。」
「……うん。大丈夫だよ〜」
ユイくんが着くまでたわいもない会話を続ける
しばらくして
ユイ「着いたぜ!」
「今出るね、ちょっと待ってて〜」
と羽織を着て外に出る
ユイ「悪りぃな。急に来ちゃって」
「いいよ!どうかしたの?」
ユイ「なんか無性に会いたくてさ」
「……。」
ユイ「ちょっと散歩でもしようぜ。」
外はブルームーンに照らされて
夜なのにライトに照らされているように明るい
「…今日、お月様明るいね」
ユイ「あぁ。そうだな」
2人で近所の公園に行った
隣同士、ブランコに座る
ユイ「俺さ、お前のことすげー好きなんだけど。」
「…え!?」
突然、すごくサラッと告白されてびっくりする
ユイ「俺、女の子ってみんな可愛いって思ってたけど
誰かに渡したくないって思ったの、
ミリアだけなんだよな〜。
声聞きたくなるのも、会いに来たくなるのもお前だけ」
「…。」
ユイ「前、ミリアとデートした時
水でびっしょびしょに濡れてんのに
ミリアがめっちゃ楽しそうに笑うからさ
お前の笑顔、俺が守ってやりてーって思ってさ」
ニコっと笑うユイくん
「…。」
ユイ「だから…俺だけの女になってくれ。」
ユイくんの真剣な目が私をまっすぐ見つめる
「……ありがとう。
私もユイくんといるとすごい楽しい。
でも……」
ユイ「いいぜ。待ってるから。
それに振られたとしても諦めねぇし」
とニシシと笑うユイくん
その笑顔に心が救われる
「…ありがとう!」
「もう少し自分の心に向き合いたいんだ。」
そう伝えると
ユイ「ま、惚れた女の言うことは
全部聞くのが男だよな。」
と笑うユイくん
「何それ、面白い」
と笑う私
しばらく話してユイくんに家まで送ってもらった
私。これからどうしたらいいんだろ。
誰かを選ばなきゃいけないのかな…
今までの関係は崩れちゃうのかな…
今が幸せだと思ってたけど
それは私に取って都合が良かっただけで
もしかして、誰かを傷つけることもあったのかな…。
星空を眺めて今日も眠りについた。
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