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そして夢の世界も木曜日




そろそろ文化祭の劇とミスコンについて緊張し始めた



「はぁ…」


勇次郎「さっきから何回ため息ついてるの？」


「だって緊張してきちゃったんだもん」


愛蔵「はやくね？」


「2人とも緊張しないの？」


勇次郎「全然」


愛蔵「俺も」


「まぁ、2人は慣れてるもんね」



愛蔵「だって俺らが緊張してたら
お前のこと助けてやれねぇだろ？」

とニコだと笑う愛蔵


勇次郎「そうそう。まぁ、時間無いなりに
たくさん練習できたし、
なんとか形にもなったし大丈夫でしょ。

あとは文化祭楽しむこと考えなよ。」




「文化祭を楽しむ…かぁ。確かにねっ！
他のクラスとか回ったりとか楽しそうだもんねっ♡」


愛蔵「あぁ。
でもお前は文化祭回る時間とかないだろうけどな」


「え！」


勇次郎「当然でしょ。劇と劇の間にミスコンにも出るんだから
相当忙しいと思うよ？」


「何それ、ひどくない？じゃあ、あれは？
文化祭の後の愛の告白♡みたいなやつ」


勇次郎「ま、ないだろうね〜」


愛蔵「お前そんなの期待してたのかよ」


「もー、そんなの女子の憧れでしょ？
文化祭は好きな人と回る〜みたいな」


勇次郎「てかさ、僕達とずっと一緒にいれるんだからいいでしょ？」


愛蔵「あぁ。俺らのことこんな独占してんのお前だけだぞ？」



「でもべつに頼んだわけでは……」


と言うと2人に両側からほっぺたを摘まれた


「冗談だって〜…！」


（あぁ〜…でもきっと彼氏と回る樹里ちゃんが羨ましい♡あとで恋バナ聞かなくちゃ！）






いつのまにか緊張もなくなり今日も文化祭の準備を始める



そして放課後


今日は飛鳥くんと星空くんのところに
チケットを渡しに来た♡



星空「わざわざチケット持ってきてくれてありがとう♡」

飛鳥「めっちゃ楽しみにしてるわ！」


「うん！こちらこそ見に来てくれてありがとうね♡」


飛鳥「それより、結局どっちにしたん？」


星空「うんうん！浴衣とドレス！」


「あぁ！それなら浴衣にしたよーっ♡」


星空「そうなんやぁ〜！楽しみやなぁ♡」


飛鳥「そういえば（名前）ちゃんは文化祭一緒に回れたらせんの？」


「そうなの！私文化祭回れないんだって！」

と少しショボンとする


星空「え〜そうなんやぁ、
一緒に回りたかったのに残念やなぁ〜」


飛鳥「まぁ、しょうがないやろ
劇とミスコンじゃ、忙しいもんな」


「そうなの。私も2人とも回りたかったぁ〜」


星空「じゃあ、差し入れ持って遊びに行くな♡」


「ありがとう！めっちゃ嬉しい♡」




そんなこんなで2人とたわいもない話をして帰路に着いた



　

家に着くとこの前ネットで頼んだ浴衣が届いていた



着るの楽しみだなぁ♡


そして、眠りについた」






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