出会い
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夢の世界はもう水曜日
今日は舞台で最後の通しの練習。
青木くんは少しピリピリしていた
「青山くん!」
青木「うん。もう僕、青山でいいよ。」
「うん。実はそう言ってくれるまで待ってた!
てか青山くんなんかピリピリしてるね」
青木「ステージ借りれるの今日で最後だからね。」
「そっか!」
青木「ところでお姫様は大丈夫そう?
恥ずかしがってた柴崎と染谷とのシーンは」
「任せて♡もう何回も抱かれる練習してきたから!」
勇次郎「……ばか。」
愛蔵「語弊がある言い方をするな」
と愛蔵に台本で頭を叩かれる
「痛っ。まぁ、だから安心して青山くん!」
ニコッとすると青木くんは
ふっ、と笑ってくれた
青木「ほんと…キミがモテるのわかるよ」
「私?言うほどモテないけど…。え?嫌味?」
青木「はいはい。てか姫。
今日は衣装込みの全体通しなんだけど
なんでまだ私服なのかな?」
「あー…ね!今から行ってくる!」
と急いで着替えに行く
勇次郎「ほんと…人の気も知らないで」
愛蔵「ほんとにな〜
次から次へと男をたぶらかしやがって」
青木「君たちも大変だね」
勇次郎「まぁね、姫は誰にでも着いてっちゃうからね」
愛蔵「それに本人は自覚ないしな」
急いで妖精の服に着替える
ふわふわの白いミニドレスに大きな羽がついている
足はヒールの高い白のサンダル♡
(この衣装可愛いなぁ♡)
体育館に戻るとみんな準備に忙しそうだ
ひより「ミリアちゃ〜ん!!
めっちゃ可愛い♡ほんまの妖精やぁ〜♡♡」
愛蔵「お、お姫様!なかなか似合ってるじゃん」
勇次郎「うん。可愛い。」
いつもの意地悪な勇次郎ではなく
優しく微笑んでくれる
「ほんと?ありがとう♡」
勇次郎「はい、お姫様」
と勇次郎が私の頭の上に花の冠をつける
青木「はい、じゃあ通すよー!!」
青木くんの号令でみんな定位置につく
そして全てを通した全体練習が始まった
青木「…うん!あとは本番でも
このままやってもらえれば完璧だね!
まぁ、各々確認したいこととかあれば
確認してもらってあとは本番になるかな」
「青山くんおつかれ〜。」
青木「うん、お疲れ様。姫、結構良かったよ。
なんか演技上手くなってた!
でも明智先生にちょっとぎこちなかったかな。
またそこだけ練習しといてくれる?」
「ほーい、任せて〜っ!」
(とは言ったものの…
明智先生に抱きつく練習していいですか?
とかすごく言いづらい。
いや、でも明智先生のほうが
立場的にきっと言いづらいよね…。
やっぱここは私から言うしかないよな〜)
よし!明智先生に
青木くんに言われて
劇の抱きつくとこ練習したいんですが
抱きついていいですか?って言おう
「明智先生!」
明智「はい。姫野さん、どうしましたか?」
「えーっと……抱きついていいですか!?」
(あー、緊張してセリフ飛んだ……
しかも多分大事なセリフだったと思うとこが!)
明智「……」
明智先生はちょっと目を丸くしてるし
愛蔵と勇次郎も何言ってんだみたいな
視線送ってくるし
「あ〜、と青山くんに練習してこいって言われて…。
えーっと……だめですか?」
明智「劇の練習ですね、大丈夫ですよ。」
「……。」
明智「………?」
「……いや、なんか禁断の恋っぽくて照れる。」
と笑うと
今度は勇次郎に台本で頭を叩かれた
「はいはい。冗談だって。
……でもやっぱ自分から行くの緊張するんだもん」
明智「そうですか?じゃあ、私から行きますね」
明智「エマ…!」
明智先生に抱きしめられる
(え、不意打ちはちょっと………)
「お、お父様……!」
ギュッとしたまま泣きまねをして明智先生を見上げる
すると、明智先生は私の顔を手で包み
愛おしいものを見るような目で見つめ
わたしの涙を拭くふりをした
青木「うん、まぁ、いいんじゃない?」
(だめだ…明智先生の不意打ちに
ちょっとだけキュンとしてしまった)
青木「姫、どうした〜?」
「え?」
青木「わかりやすいな〜姫は。」
はははと笑う青山くん
「だって、しょうがなくない?
不意打ちだよ?ずるくない?
女の子には心の準備ってものがあるんだから」
青木「はいはい」
明智「それは準備の前にすみませんでした」
と優しく笑う明智先生
「いえ、ちょっと大人の余裕にキュンってしただけです。」
なんかちょっと照れる私
明智「そうですか。それはありがとうございます」
青木「先生!生徒には手を出さないでくださいよ〜」
明智「もちろんですよ、青木くん。
……それでは、あと2年半ですかね」
と優しく笑う明智先生
「え!?」
(…からかわれてる?明智先生って
冗談なのか本気なのか、表情よくわからない…)
くすっと目が合った明智先生に
キュンとしたのは秘密♡
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夢の世界はもう水曜日
今日は舞台で最後の通しの練習。
青木くんは少しピリピリしていた
「青山くん!」
青木「うん。もう僕、青山でいいよ。」
「うん。実はそう言ってくれるまで待ってた!
てか青山くんなんかピリピリしてるね」
青木「ステージ借りれるの今日で最後だからね。」
「そっか!」
青木「ところでお姫様は大丈夫そう?
恥ずかしがってた柴崎と染谷とのシーンは」
「任せて♡もう何回も抱かれる練習してきたから!」
勇次郎「……ばか。」
愛蔵「語弊がある言い方をするな」
と愛蔵に台本で頭を叩かれる
「痛っ。まぁ、だから安心して青山くん!」
ニコッとすると青木くんは
ふっ、と笑ってくれた
青木「ほんと…キミがモテるのわかるよ」
「私?言うほどモテないけど…。え?嫌味?」
青木「はいはい。てか姫。
今日は衣装込みの全体通しなんだけど
なんでまだ私服なのかな?」
「あー…ね!今から行ってくる!」
と急いで着替えに行く
勇次郎「ほんと…人の気も知らないで」
愛蔵「ほんとにな〜
次から次へと男をたぶらかしやがって」
青木「君たちも大変だね」
勇次郎「まぁね、姫は誰にでも着いてっちゃうからね」
愛蔵「それに本人は自覚ないしな」
急いで妖精の服に着替える
ふわふわの白いミニドレスに大きな羽がついている
足はヒールの高い白のサンダル♡
(この衣装可愛いなぁ♡)
体育館に戻るとみんな準備に忙しそうだ
ひより「ミリアちゃ〜ん!!
めっちゃ可愛い♡ほんまの妖精やぁ〜♡♡」
愛蔵「お、お姫様!なかなか似合ってるじゃん」
勇次郎「うん。可愛い。」
いつもの意地悪な勇次郎ではなく
優しく微笑んでくれる
「ほんと?ありがとう♡」
勇次郎「はい、お姫様」
と勇次郎が私の頭の上に花の冠をつける
青木「はい、じゃあ通すよー!!」
青木くんの号令でみんな定位置につく
そして全てを通した全体練習が始まった
青木「…うん!あとは本番でも
このままやってもらえれば完璧だね!
まぁ、各々確認したいこととかあれば
確認してもらってあとは本番になるかな」
「青山くんおつかれ〜。」
青木「うん、お疲れ様。姫、結構良かったよ。
なんか演技上手くなってた!
でも明智先生にちょっとぎこちなかったかな。
またそこだけ練習しといてくれる?」
「ほーい、任せて〜っ!」
(とは言ったものの…
明智先生に抱きつく練習していいですか?
とかすごく言いづらい。
いや、でも明智先生のほうが
立場的にきっと言いづらいよね…。
やっぱここは私から言うしかないよな〜)
よし!明智先生に
青木くんに言われて
劇の抱きつくとこ練習したいんですが
抱きついていいですか?って言おう
「明智先生!」
明智「はい。姫野さん、どうしましたか?」
「えーっと……抱きついていいですか!?」
(あー、緊張してセリフ飛んだ……
しかも多分大事なセリフだったと思うとこが!)
明智「……」
明智先生はちょっと目を丸くしてるし
愛蔵と勇次郎も何言ってんだみたいな
視線送ってくるし
「あ〜、と青山くんに練習してこいって言われて…。
えーっと……だめですか?」
明智「劇の練習ですね、大丈夫ですよ。」
「……。」
明智「………?」
「……いや、なんか禁断の恋っぽくて照れる。」
と笑うと
今度は勇次郎に台本で頭を叩かれた
「はいはい。冗談だって。
……でもやっぱ自分から行くの緊張するんだもん」
明智「そうですか?じゃあ、私から行きますね」
明智「エマ…!」
明智先生に抱きしめられる
(え、不意打ちはちょっと………)
「お、お父様……!」
ギュッとしたまま泣きまねをして明智先生を見上げる
すると、明智先生は私の顔を手で包み
愛おしいものを見るような目で見つめ
わたしの涙を拭くふりをした
青木「うん、まぁ、いいんじゃない?」
(だめだ…明智先生の不意打ちに
ちょっとだけキュンとしてしまった)
青木「姫、どうした〜?」
「え?」
青木「わかりやすいな〜姫は。」
はははと笑う青山くん
「だって、しょうがなくない?
不意打ちだよ?ずるくない?
女の子には心の準備ってものがあるんだから」
青木「はいはい」
明智「それは準備の前にすみませんでした」
と優しく笑う明智先生
「いえ、ちょっと大人の余裕にキュンってしただけです。」
なんかちょっと照れる私
明智「そうですか。それはありがとうございます」
青木「先生!生徒には手を出さないでくださいよ〜」
明智「もちろんですよ、青木くん。
……それでは、あと2年半ですかね」
と優しく笑う明智先生
「え!?」
(…からかわれてる?明智先生って
冗談なのか本気なのか、表情よくわからない…)
くすっと目が合った明智先生に
キュンとしたのは秘密♡
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