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毎日毎日、勇次郎の歌を聞いては
キュンキュンと恋する気持ちと、
会えない現実に打ちのめされる





「やる気出ないなぁ〜。

こんなに好きなのに…」






携帯を見つめては
待ち受けにしている勇次郎を見つめる。






夜な夜な夢小説を読み漁っては
一時の儚い夢を見る






でも、一つの小説が終わるたび
勇次郎とのストーリーが終わってしまったことに
無性に悲しく、寂しくなる。








「はぁ…。
なんでこの世界に勇次郎はいないんだろう…」





今日も満天の夜空に願いをかける
「勇次郎の世界に行けますように」





（あれ、今日は月がないんだ…。
新月かな。まぁいいや、もう寝よう…）



ベッドに入り、眠りについた。


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