出会い
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今日からこちらの世界はテスト週間
なんとなく気合を入れてポニーテールにしてみる。
長く伸ばされた髪はポニーテールにしても
背中の真ん中くらいまである…
(ちょっと伸ばしすぎかなぁ…)
学校に向かう途中、
珍しく勇次郎に会ったので一緒に登校する
勇次郎「今日は珍しくポニーテールだね。何かあるの?」
「今日はテストだから気合い入れてきたっ!」
勇次郎「単純。」
と笑う勇次郎が今日も美しい
勇次郎「ま、テストがんばって」
「うん!」
勇次郎「赤点なかったら、ご褒美あげる。」
「え!ご褒美って何??」
勇次郎「それはまだ秘密」
「えー、気になってテスト集中できない」
勇次郎「じゃあ、ご褒美なしだね」
「それは嫌だから頑張る」
教室につくと
愛蔵にポニーテールを引っ張られる
「……って、もぉー!!」
愛蔵「悪ぃ。馬がいるのかと思って」
と笑う愛蔵
「もー、せっかくのげん担ぎなんだからー!」
愛蔵「それにしてもサラサラだな。
ほんと馬のしっぽみてぇ」
「…それ、褒めてる?」
愛蔵「褒めてる褒めてる。まぁ、テストがんばれよ」
と頭をポンポンされる
「はーい。」
明智先生の号令とともにテストが始まる
(…あ、これ昨日勇次郎くんに教えてもらったやつだ!
…だめだ、教えてもらったことは覚えてるのに
大事な解き方覚えてない…)
数学のテストが終わった
(うん…たぶん終わった…。悪い意味で)
続いて英語と国語を受けて
今日はおしまい
勇次郎「どうだった?テスト」
「数学自信ない」
勇次郎「昨日教えたとこでてたよね?」
「うん。教えてもらったことは覚えてたのに
やり方覚えてなくて詰んだ」
勇次郎「…はぁ。バカだな」
「勇次郎くんが辛辣で辛いよ、愛蔵くん」
愛蔵「よしよし。
バカでも俺が嫁にもらってやるから心配すんな」
「え、何それ。ちょっとキュンってするからやめて」
と笑うわたしにため息をつく勇次郎
勇次郎「…とにかく明日は理科と社会だけど大丈夫なの?」
「ふふ。大丈夫なわけあると思う?」
勇次郎「はぁ。でも僕ら今日仕事入ってるから
教えてあげられないからね」
「え?そうなの!?……絶対だめ?」
わざと上目遣いでお願いしてみる。
勇次郎「だめ。」
「愛蔵くんも?」
今度は更にうるうるっと上目遣いで見てみる
愛蔵「ダメなものはダメ。
ま、1人でがんばるしかないな」
「うっ…!!確かにいつも2人に頼りすぎだよね。
よし!一人でがんばる!」
勇次郎「がんばって。応援はしてる」
「ありがとう!」
2人と別れて1人寂しく家に帰る
家で1人勉強してみても
やっぱりわからないものはわからない
「てか、こんなのほんとに習った?
もしかして私、転校生だから習ってないんじゃ…?」
これはやばいと、誰か助けてくれそうな人を探す
けどメグくんはペース乱されて勉強出来なさそうだし
ひよりちゃんもユイくんも赤点予備軍だし…
他の人達は誘いづらいし…
どう探してもやっぱり誰もいない、、
(なんでもっと友達作っとかなかったんだろ…)
とりあえず家にいても集中できないから
近所の図書館に向かう
2階の学習コーナーに来ると
テスト期間だからか満席で座る場所もない
「勉強する場所もないとか…終わった。」
…しょうがない。
帰ろうと後ろを振りむくと
後ろにいた人とぶつかってしまった
「あ、ごめんなさい」
バサバサっと落ちた教科書を急いで拾う
「こちらこそ、ごめんな〜。怪我とかしてへん〜?」
「あ、全然大丈夫です。」
(あれ…これもしかして苺谷星空くんだ。)
星空「あ、良かったらこれ…飴ちゃんどうぞ」
「あ、ありがとうございます」
星空「ところで図書館満席やな。
せっかくテスト勉強しよ思ったのに、
これじゃできひんわぁ〜」
「私もテスト勉強しに来たんですけど…
ほんと困っちゃいますよね。」
…はぁ。とため息をつくと
星空「ため息つくと、幸せ逃げるで?」
と笑われた
星空「なぁ、なんかええ場所知っとる?」
「うーん。
………あ!ここの近くに涼しくて、静かで
テーブルのある公園知ってます」
星空「ええやん、そこ!
良かったら案内してくれへん?」
「大丈夫ですよ〜」
星空くんと一緒に図書館を出ると
図書館の外に海堂飛鳥くんがいた
星空「飛鳥〜、図書館満席やったから
この子がええ場所教えてくれるって。
…あ、そういえばキミ、なんて名前なん?」
「あ、わたし姫野ミリアです」
星空「ちなみに僕が苺谷星空で
あっちが海堂飛鳥やで。よろしくな☆」
飛鳥「てかミリアちゃん、ほんまええの?
わざわざ案内してもらうとか迷惑ちゃう?」
「あ、全然大丈夫です。私もテスト勉強やる場所なくて困ってたところなので」
星空「てかミリアちゃん、いくつ〜?
僕らにそんな気ぃつかわんでええよ?」
飛鳥「うん。ほんまに。」
「ありがとうっ!
私は桜丘高校の1年生です」
星空「そうなんや!じゃあ、飛鳥と同い年やん」
飛鳥「桜丘高校って言ったら
リップリップとも同じちゃう?」
「あぁ、ちょうど同じクラスです。」
星空「そうなんや!
ほな、余計気ぃ使わんでほしいわ〜」
飛鳥「そやな。星空は2年生やけど
こんなんやから、気ぃつかわんくても大丈夫やで」
星空「こんなんって、なんやねん!」
2人の軽快な会話が面白くてつい笑ってしまう
「ふふ。じゃあ、2人ともよろしくっ」
(それにしても星空くんが
まさか年上だったとは知らなかったなぁ。
なんなら飛鳥くんの方が年上っぽい…)
星空「じゃ、自己紹介も終わったことやし
早速行こか〜」
飛鳥「僕ら自転車やけど、後ろ乗れる〜?」
「うん!たぶん大丈夫だと思う」
星空「じゃあ、僕の後ろ乗ったらええよ〜」
「ありがとうっ。」
星空くんの自転車の後ろに乗せてもらって
公園まで案内する
「ここだよ〜」
ここはいつも元の世界で
私が歌を歌っている河川敷のすぐ近くにある公園
人通りが少なく
緑も多いから夏でも涼しい
しかもイスとテーブルには日焼けがある
星空「ええやん、ここ〜。
なんか緑が多くて気持ちええなぁ〜」
「そうでしょ?ここ私のお気に入りの場所なんだぁ」
飛鳥「そうなん?ええの?僕らに教えてしまって」
「うん。さっき星空くんに飴ちゃん貰っちゃったし」
星空「え、飴ちゃんあげたから教えてくれたん?
やっぱ飴ちゃんのパワーすごいなぁ〜」
と笑う星空くん。
(……なんかこの2人の空気感好きだなぁ。)
飛鳥「ところで、星空テスト勉強しなくてええの?」
星空「そやったぁ〜。
テスト勉強しないと僕やばいわぁ〜。
ミリアちゃんはテスト勉強しぃひんの〜?」
「え?一緒にしてもいいの?」
星空「あったりまえやーん!
飴ちゃんあげたらもう友達やで」
飛鳥「え、そうなん?だからいつもみんなに飴ちゃんあげとったん?」
星空「えぇ〜、知らんかったん?」
飛鳥「……って、あかんあかん!こんなこと言ってる場合ちゃう。はよ勉強しぃ。」
星空「せやな。」
(せっかくだから一緒に勉強させて貰おう♡)
数分後…
「だめだ、全然わからない」
飛鳥「ミリアちゃん、勉強苦手なん?
僕教えてあげようか?」
「いいの??お願いします」
星空「飛鳥〜、僕にも教えて〜」
「え?星空くん2年生だよね??」
星空「そうやで。2年生なのに1年生の飛鳥に教えてもらっとるんやで。えっへん。」
飛鳥「いや、それいばるとこちゃうで」
「飛鳥くんってそんな頭いいんだね」
星空「そうなんよ。
こんなにイケメンで頭までええんやけど
絵がめ〜っちゃ個性的やねん」
「あはは。個性的って言い方、
なんか優しさ滲み出てて好きw」
飛鳥「そんな個性的なんかな?」
星空「本人気づいてないんが面白いんやけどね。」
飛鳥「そんなことより勉強勉強!」
星空「はーい」
あたりが暗くなるまで
飛鳥くんに勉強を教えてもらった
なんだか明日のテストも
なんとかなりそうな気がする!!
「飛鳥くん、勉強教えてくれてありがとう!
ほんと助かったよ〜っ!!」
飛鳥「これくらい全然ええよ。」
星空「あ、せっかくやからミリアちゃん連絡先教えて〜。またみんなでご飯とか行こ〜」
「うん。いいよーっ。」
星空「はい、これ、僕のと飛鳥の連絡先〜」
「ありがとっ!また連絡するね〜」
飛鳥「じゃあ、僕ら送ってくから後ろ乗り〜」
「ありがと〜っ!」
帰りは飛鳥くんの後ろに乗せてもらって
家まで送ってもらう
駅の近くを通る頃ちょうど、
仕事終わりの愛蔵と勇次郎に発見された
勇次郎「ちょっと!?」
愛蔵「ミリア!?」
「え?」
飛鳥「誰?」
「あ、愛蔵くんと勇次郎くん」
飛鳥「あぁ、リップリップの2人やな」
勇次郎「…こんなとこで何してんの?」
「今まで公園で勉強教えてもらってて
今送ってもらってたとこだよー」
勇次郎「ふーん。二人乗りなんて
随分仲良くなったんだね」
愛蔵「ほ〜んとお前はフラフラばっかしやがって」
はぁ。とため息をつかれる
「フラフラって言われても〜…
愛蔵くんも勇次郎くんも勉強みてくれないし
気づけば私友達全然いないし…
って思って図書館に行ったら出会った!
でもこれでテストはバッチリ♪」
星空「でもミリアちゃん、勉強めっちゃがんばってたで!」
「うんっ!」
飛鳥「そやな。じゃあ、そろそろ行こ。
もうだいぶ暗いし、はよ帰らな」
「そうだね。じゃあ、勇次郎くん、愛蔵くん
ば また明日ね!おやすみ〜」
勇次郎「おやすみ」
愛蔵「おぅ…。またな!」
リプリプと別れてあすかなに家まで送ってもらう
「わざわざ家まで送って貰っちゃってごめんね!
2人とも今日はありがとう♡」
飛鳥「ええよ、これくらい」
星空「そうそう!テスト終わったらまた遊ぼーな
あ、そや、みんなでプリン食べ行こ!プリン♪」
「うん、約束ねっ♪」
じゃあね〜と2人と別れて家に入る
お風呂に入って髪を乾かしていると
そのまま意識が飛んで
元の世界に戻ってしまった
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今日からこちらの世界はテスト週間
なんとなく気合を入れてポニーテールにしてみる。
長く伸ばされた髪はポニーテールにしても
背中の真ん中くらいまである…
(ちょっと伸ばしすぎかなぁ…)
学校に向かう途中、
珍しく勇次郎に会ったので一緒に登校する
勇次郎「今日は珍しくポニーテールだね。何かあるの?」
「今日はテストだから気合い入れてきたっ!」
勇次郎「単純。」
と笑う勇次郎が今日も美しい
勇次郎「ま、テストがんばって」
「うん!」
勇次郎「赤点なかったら、ご褒美あげる。」
「え!ご褒美って何??」
勇次郎「それはまだ秘密」
「えー、気になってテスト集中できない」
勇次郎「じゃあ、ご褒美なしだね」
「それは嫌だから頑張る」
教室につくと
愛蔵にポニーテールを引っ張られる
「……って、もぉー!!」
愛蔵「悪ぃ。馬がいるのかと思って」
と笑う愛蔵
「もー、せっかくのげん担ぎなんだからー!」
愛蔵「それにしてもサラサラだな。
ほんと馬のしっぽみてぇ」
「…それ、褒めてる?」
愛蔵「褒めてる褒めてる。まぁ、テストがんばれよ」
と頭をポンポンされる
「はーい。」
明智先生の号令とともにテストが始まる
(…あ、これ昨日勇次郎くんに教えてもらったやつだ!
…だめだ、教えてもらったことは覚えてるのに
大事な解き方覚えてない…)
数学のテストが終わった
(うん…たぶん終わった…。悪い意味で)
続いて英語と国語を受けて
今日はおしまい
勇次郎「どうだった?テスト」
「数学自信ない」
勇次郎「昨日教えたとこでてたよね?」
「うん。教えてもらったことは覚えてたのに
やり方覚えてなくて詰んだ」
勇次郎「…はぁ。バカだな」
「勇次郎くんが辛辣で辛いよ、愛蔵くん」
愛蔵「よしよし。
バカでも俺が嫁にもらってやるから心配すんな」
「え、何それ。ちょっとキュンってするからやめて」
と笑うわたしにため息をつく勇次郎
勇次郎「…とにかく明日は理科と社会だけど大丈夫なの?」
「ふふ。大丈夫なわけあると思う?」
勇次郎「はぁ。でも僕ら今日仕事入ってるから
教えてあげられないからね」
「え?そうなの!?……絶対だめ?」
わざと上目遣いでお願いしてみる。
勇次郎「だめ。」
「愛蔵くんも?」
今度は更にうるうるっと上目遣いで見てみる
愛蔵「ダメなものはダメ。
ま、1人でがんばるしかないな」
「うっ…!!確かにいつも2人に頼りすぎだよね。
よし!一人でがんばる!」
勇次郎「がんばって。応援はしてる」
「ありがとう!」
2人と別れて1人寂しく家に帰る
家で1人勉強してみても
やっぱりわからないものはわからない
「てか、こんなのほんとに習った?
もしかして私、転校生だから習ってないんじゃ…?」
これはやばいと、誰か助けてくれそうな人を探す
けどメグくんはペース乱されて勉強出来なさそうだし
ひよりちゃんもユイくんも赤点予備軍だし…
他の人達は誘いづらいし…
どう探してもやっぱり誰もいない、、
(なんでもっと友達作っとかなかったんだろ…)
とりあえず家にいても集中できないから
近所の図書館に向かう
2階の学習コーナーに来ると
テスト期間だからか満席で座る場所もない
「勉強する場所もないとか…終わった。」
…しょうがない。
帰ろうと後ろを振りむくと
後ろにいた人とぶつかってしまった
「あ、ごめんなさい」
バサバサっと落ちた教科書を急いで拾う
「こちらこそ、ごめんな〜。怪我とかしてへん〜?」
「あ、全然大丈夫です。」
(あれ…これもしかして苺谷星空くんだ。)
星空「あ、良かったらこれ…飴ちゃんどうぞ」
「あ、ありがとうございます」
星空「ところで図書館満席やな。
せっかくテスト勉強しよ思ったのに、
これじゃできひんわぁ〜」
「私もテスト勉強しに来たんですけど…
ほんと困っちゃいますよね。」
…はぁ。とため息をつくと
星空「ため息つくと、幸せ逃げるで?」
と笑われた
星空「なぁ、なんかええ場所知っとる?」
「うーん。
………あ!ここの近くに涼しくて、静かで
テーブルのある公園知ってます」
星空「ええやん、そこ!
良かったら案内してくれへん?」
「大丈夫ですよ〜」
星空くんと一緒に図書館を出ると
図書館の外に海堂飛鳥くんがいた
星空「飛鳥〜、図書館満席やったから
この子がええ場所教えてくれるって。
…あ、そういえばキミ、なんて名前なん?」
「あ、わたし姫野ミリアです」
星空「ちなみに僕が苺谷星空で
あっちが海堂飛鳥やで。よろしくな☆」
飛鳥「てかミリアちゃん、ほんまええの?
わざわざ案内してもらうとか迷惑ちゃう?」
「あ、全然大丈夫です。私もテスト勉強やる場所なくて困ってたところなので」
星空「てかミリアちゃん、いくつ〜?
僕らにそんな気ぃつかわんでええよ?」
飛鳥「うん。ほんまに。」
「ありがとうっ!
私は桜丘高校の1年生です」
星空「そうなんや!じゃあ、飛鳥と同い年やん」
飛鳥「桜丘高校って言ったら
リップリップとも同じちゃう?」
「あぁ、ちょうど同じクラスです。」
星空「そうなんや!
ほな、余計気ぃ使わんでほしいわ〜」
飛鳥「そやな。星空は2年生やけど
こんなんやから、気ぃつかわんくても大丈夫やで」
星空「こんなんって、なんやねん!」
2人の軽快な会話が面白くてつい笑ってしまう
「ふふ。じゃあ、2人ともよろしくっ」
(それにしても星空くんが
まさか年上だったとは知らなかったなぁ。
なんなら飛鳥くんの方が年上っぽい…)
星空「じゃ、自己紹介も終わったことやし
早速行こか〜」
飛鳥「僕ら自転車やけど、後ろ乗れる〜?」
「うん!たぶん大丈夫だと思う」
星空「じゃあ、僕の後ろ乗ったらええよ〜」
「ありがとうっ。」
星空くんの自転車の後ろに乗せてもらって
公園まで案内する
「ここだよ〜」
ここはいつも元の世界で
私が歌を歌っている河川敷のすぐ近くにある公園
人通りが少なく
緑も多いから夏でも涼しい
しかもイスとテーブルには日焼けがある
星空「ええやん、ここ〜。
なんか緑が多くて気持ちええなぁ〜」
「そうでしょ?ここ私のお気に入りの場所なんだぁ」
飛鳥「そうなん?ええの?僕らに教えてしまって」
「うん。さっき星空くんに飴ちゃん貰っちゃったし」
星空「え、飴ちゃんあげたから教えてくれたん?
やっぱ飴ちゃんのパワーすごいなぁ〜」
と笑う星空くん。
(……なんかこの2人の空気感好きだなぁ。)
飛鳥「ところで、星空テスト勉強しなくてええの?」
星空「そやったぁ〜。
テスト勉強しないと僕やばいわぁ〜。
ミリアちゃんはテスト勉強しぃひんの〜?」
「え?一緒にしてもいいの?」
星空「あったりまえやーん!
飴ちゃんあげたらもう友達やで」
飛鳥「え、そうなん?だからいつもみんなに飴ちゃんあげとったん?」
星空「えぇ〜、知らんかったん?」
飛鳥「……って、あかんあかん!こんなこと言ってる場合ちゃう。はよ勉強しぃ。」
星空「せやな。」
(せっかくだから一緒に勉強させて貰おう♡)
数分後…
「だめだ、全然わからない」
飛鳥「ミリアちゃん、勉強苦手なん?
僕教えてあげようか?」
「いいの??お願いします」
星空「飛鳥〜、僕にも教えて〜」
「え?星空くん2年生だよね??」
星空「そうやで。2年生なのに1年生の飛鳥に教えてもらっとるんやで。えっへん。」
飛鳥「いや、それいばるとこちゃうで」
「飛鳥くんってそんな頭いいんだね」
星空「そうなんよ。
こんなにイケメンで頭までええんやけど
絵がめ〜っちゃ個性的やねん」
「あはは。個性的って言い方、
なんか優しさ滲み出てて好きw」
飛鳥「そんな個性的なんかな?」
星空「本人気づいてないんが面白いんやけどね。」
飛鳥「そんなことより勉強勉強!」
星空「はーい」
あたりが暗くなるまで
飛鳥くんに勉強を教えてもらった
なんだか明日のテストも
なんとかなりそうな気がする!!
「飛鳥くん、勉強教えてくれてありがとう!
ほんと助かったよ〜っ!!」
飛鳥「これくらい全然ええよ。」
星空「あ、せっかくやからミリアちゃん連絡先教えて〜。またみんなでご飯とか行こ〜」
「うん。いいよーっ。」
星空「はい、これ、僕のと飛鳥の連絡先〜」
「ありがとっ!また連絡するね〜」
飛鳥「じゃあ、僕ら送ってくから後ろ乗り〜」
「ありがと〜っ!」
帰りは飛鳥くんの後ろに乗せてもらって
家まで送ってもらう
駅の近くを通る頃ちょうど、
仕事終わりの愛蔵と勇次郎に発見された
勇次郎「ちょっと!?」
愛蔵「ミリア!?」
「え?」
飛鳥「誰?」
「あ、愛蔵くんと勇次郎くん」
飛鳥「あぁ、リップリップの2人やな」
勇次郎「…こんなとこで何してんの?」
「今まで公園で勉強教えてもらってて
今送ってもらってたとこだよー」
勇次郎「ふーん。二人乗りなんて
随分仲良くなったんだね」
愛蔵「ほ〜んとお前はフラフラばっかしやがって」
はぁ。とため息をつかれる
「フラフラって言われても〜…
愛蔵くんも勇次郎くんも勉強みてくれないし
気づけば私友達全然いないし…
って思って図書館に行ったら出会った!
でもこれでテストはバッチリ♪」
星空「でもミリアちゃん、勉強めっちゃがんばってたで!」
「うんっ!」
飛鳥「そやな。じゃあ、そろそろ行こ。
もうだいぶ暗いし、はよ帰らな」
「そうだね。じゃあ、勇次郎くん、愛蔵くん
ば また明日ね!おやすみ〜」
勇次郎「おやすみ」
愛蔵「おぅ…。またな!」
リプリプと別れてあすかなに家まで送ってもらう
「わざわざ家まで送って貰っちゃってごめんね!
2人とも今日はありがとう♡」
飛鳥「ええよ、これくらい」
星空「そうそう!テスト終わったらまた遊ぼーな
あ、そや、みんなでプリン食べ行こ!プリン♪」
「うん、約束ねっ♪」
じゃあね〜と2人と別れて家に入る
お風呂に入って髪を乾かしていると
そのまま意識が飛んで
元の世界に戻ってしまった
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