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そして次の日、
学校に行けばいつものように嫌がらせが続いていた
だけど
昨日FT4のみんなにたくさん元気を貰ったから
全然へっちゃら♡
私が今やらなくちゃいけないことは
こんなくだらない嫌がらせに
付き合うことじゃなくてもっと他にたくさんあるんだ!
そして放課後、
久しぶりに事務所に寄る
すると、そこには蓮くんがいた
蓮「あ、珍しいな」
「うん。やることあって!」
蓮「どーした?」
「ファンレターって来てる?文句レターでもいいんだけど」
蓮「あ〜…。文句レターならめっちゃ来てたな」
「そっか。それ見せて?」
蓮「見ない方がいいんじゃね?」
「いや、そろそろ区切りつけるから。全部返事書く。」
蓮「……ふーん。じゃ、持ってくるわ。」
「ありがとう。」
そして蓮くんが持ってきてくれたファンレターを
一つ一つ大切に読んでいく
裏切られただとか、もう推せないだとか
好きだったのにとか…
心にグサグサと突き刺さる
ファンクラブの子なら…と
正直少し期待していた自分もいた
でも昔からのファンクラブの子も
同じような内容の手紙…。
だから、もうケジメをつけよう…。
いままでたくさん楽しい思い出を作ってくれたファンの子達
すっごく楽しかったし
すっごく幸せだった
だから最後にみんなにはごめんねじゃなくて
ありがとうを伝えたい。
一人一人、丁寧に手紙をかく。
一緒に撮った写真と
「いままでありがとう♡一緒に過ごせて幸せだったよ!」
の手紙を一通一通、心を込めて。
ファンクラブ結成当初から私を推してくれていた
ザ、オタクのたっくん…
【いままで楽しい思い出をたくさんありがとう♡
だいえっとがんばってよ?
わたしのこと嫌いになっちゃっても
わたしはずっと応援してるからね!】
しいたけ頭のしいたけには
【今までずっとありがとう♡
いつもわざわざ本屋を回ってくれる姿を想像して
幸せな気持ちになっていたんだよ?
いつもたくさんの気遣いうれしかったよ!】
ひょろひょろのひょろりんには
【今までたくさん笑わせてくれてありがとう♡
ひょろりんはひょろひょろだけど
でも芯のあるしっかりものだよねっ!
いつまでもそんなしっかりもののヒョロりんでいてね♡】
ひとつひとつファンレターを書きながら
いままでの幸せな思い出に目頭が熱くなる
「泣かないって決めたんだけどな…」
と上を向いて涙を堪えれば
顔にタオルを被せられる
蓮「何そんな辛そうな顔してんだよ…。」
「みんなにお別れしてたから…。」
蓮「なんだかんだ…楽しかったよな」
「うん。最初は全然ファンとかいなくてさ、
でもさオタクのたっくんがいろんな子に紹介してくれて
オタク友達めっちゃ連れてきてくれたんだよね…。笑」
蓮「そうだな。急にペンラでオタク芸が始まった時はビビったけどな。」
なんて笑う蓮くん
「ほんとね〜。懐かしいなぁ〜…」
「……でも、ケジメつける。
ファンの子にも楽しい思い出で終わってほしいからさ」
蓮「そっか…。」
「蓮くん…ごめんね?
わたし、蓮くんのことマネージャーに
戻してあげられないかもしれないけど…
でもちゃんと区切りはつけてくるからさ♪」
蓮「あぁ。お前のマネージャーできて
本当よかったって思ってる。」
「まぁ…当然だね!」
なんて強がってみる
蓮「なかなか言うようになったな、クソガキ」
と私の頭をわしゃわしゃと撫でる蓮くん
「あーー!わたしの自慢の髪の毛〜!!」
そして、ふと目に止まったいつもの封筒。
「あ…これ、」
きっと光一郎くんだ…
その手紙を読めば、いつものように綺麗な字で
一文字一文字、丁寧に
わたしへの想いが綴られていた
私を初めて見た時から恋をしてくれたこと
私が笑うと胸が苦しくなること
でも悲しんでる姿を見るのは
もっともっとすごく辛いこと
ファンクラブなんて恥ずかしくて入れなくて
誰にも秘密で入ったこと
自分が稽古で行き詰まって辛い時に
私の曲を聴いて、私の写真を見てがんばれたこと
いつかがんばったねって褒めてもらえるように
いつも稽古をがんばっていること…
そして、どんな私でも大好きだと言うこと
いつまでもファンであること
だから辞めないで欲しいこと。
そんな深い想いが込められたファンレター…
正直アイドルなんてもう辞めてもいいと思っていた自分の決意が揺らぐ
蓮くんを見れば
「あのガキ、なかなかやるじゃん」
なんて言っている
そしてその手紙に丁寧に返事を書いて
光一郎くんのくれたファンレターは
大切に家に持って帰った
ファン…かぁ…。
どう転ぶかわからないけど
今度の生放送の時次第だろうな…。
そして目を閉じる。
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そして次の日、
学校に行けばいつものように嫌がらせが続いていた
だけど
昨日FT4のみんなにたくさん元気を貰ったから
全然へっちゃら♡
私が今やらなくちゃいけないことは
こんなくだらない嫌がらせに
付き合うことじゃなくてもっと他にたくさんあるんだ!
そして放課後、
久しぶりに事務所に寄る
すると、そこには蓮くんがいた
蓮「あ、珍しいな」
「うん。やることあって!」
蓮「どーした?」
「ファンレターって来てる?文句レターでもいいんだけど」
蓮「あ〜…。文句レターならめっちゃ来てたな」
「そっか。それ見せて?」
蓮「見ない方がいいんじゃね?」
「いや、そろそろ区切りつけるから。全部返事書く。」
蓮「……ふーん。じゃ、持ってくるわ。」
「ありがとう。」
そして蓮くんが持ってきてくれたファンレターを
一つ一つ大切に読んでいく
裏切られただとか、もう推せないだとか
好きだったのにとか…
心にグサグサと突き刺さる
ファンクラブの子なら…と
正直少し期待していた自分もいた
でも昔からのファンクラブの子も
同じような内容の手紙…。
だから、もうケジメをつけよう…。
いままでたくさん楽しい思い出を作ってくれたファンの子達
すっごく楽しかったし
すっごく幸せだった
だから最後にみんなにはごめんねじゃなくて
ありがとうを伝えたい。
一人一人、丁寧に手紙をかく。
一緒に撮った写真と
「いままでありがとう♡一緒に過ごせて幸せだったよ!」
の手紙を一通一通、心を込めて。
ファンクラブ結成当初から私を推してくれていた
ザ、オタクのたっくん…
【いままで楽しい思い出をたくさんありがとう♡
だいえっとがんばってよ?
わたしのこと嫌いになっちゃっても
わたしはずっと応援してるからね!】
しいたけ頭のしいたけには
【今までずっとありがとう♡
いつもわざわざ本屋を回ってくれる姿を想像して
幸せな気持ちになっていたんだよ?
いつもたくさんの気遣いうれしかったよ!】
ひょろひょろのひょろりんには
【今までたくさん笑わせてくれてありがとう♡
ひょろりんはひょろひょろだけど
でも芯のあるしっかりものだよねっ!
いつまでもそんなしっかりもののヒョロりんでいてね♡】
ひとつひとつファンレターを書きながら
いままでの幸せな思い出に目頭が熱くなる
「泣かないって決めたんだけどな…」
と上を向いて涙を堪えれば
顔にタオルを被せられる
蓮「何そんな辛そうな顔してんだよ…。」
「みんなにお別れしてたから…。」
蓮「なんだかんだ…楽しかったよな」
「うん。最初は全然ファンとかいなくてさ、
でもさオタクのたっくんがいろんな子に紹介してくれて
オタク友達めっちゃ連れてきてくれたんだよね…。笑」
蓮「そうだな。急にペンラでオタク芸が始まった時はビビったけどな。」
なんて笑う蓮くん
「ほんとね〜。懐かしいなぁ〜…」
「……でも、ケジメつける。
ファンの子にも楽しい思い出で終わってほしいからさ」
蓮「そっか…。」
「蓮くん…ごめんね?
わたし、蓮くんのことマネージャーに
戻してあげられないかもしれないけど…
でもちゃんと区切りはつけてくるからさ♪」
蓮「あぁ。お前のマネージャーできて
本当よかったって思ってる。」
「まぁ…当然だね!」
なんて強がってみる
蓮「なかなか言うようになったな、クソガキ」
と私の頭をわしゃわしゃと撫でる蓮くん
「あーー!わたしの自慢の髪の毛〜!!」
そして、ふと目に止まったいつもの封筒。
「あ…これ、」
きっと光一郎くんだ…
その手紙を読めば、いつものように綺麗な字で
一文字一文字、丁寧に
わたしへの想いが綴られていた
私を初めて見た時から恋をしてくれたこと
私が笑うと胸が苦しくなること
でも悲しんでる姿を見るのは
もっともっとすごく辛いこと
ファンクラブなんて恥ずかしくて入れなくて
誰にも秘密で入ったこと
自分が稽古で行き詰まって辛い時に
私の曲を聴いて、私の写真を見てがんばれたこと
いつかがんばったねって褒めてもらえるように
いつも稽古をがんばっていること…
そして、どんな私でも大好きだと言うこと
いつまでもファンであること
だから辞めないで欲しいこと。
そんな深い想いが込められたファンレター…
正直アイドルなんてもう辞めてもいいと思っていた自分の決意が揺らぐ
蓮くんを見れば
「あのガキ、なかなかやるじゃん」
なんて言っている
そしてその手紙に丁寧に返事を書いて
光一郎くんのくれたファンレターは
大切に家に持って帰った
ファン…かぁ…。
どう転ぶかわからないけど
今度の生放送の時次第だろうな…。
そして目を閉じる。
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