2
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
今日は私の夏休み最終日ー
なのに、何故か、事務所に呼ばれている
「今日、夏休み最終日って言ってなかったっけ?」
不満気に私を呼び出した人物を見つめる
蓮「それが連絡事項が2つあるんだよ」
「連絡事項?」
蓮「まず1つ目はMV出演オファーが来た。
めいちゃんの"小悪魔だってかまわない"(実際の曲)
って言う曲の小悪魔役にお前を使用したいそうだ。
いちよう相手役は南に決定したらしい」
「へぇ〜、聞いたことないけど小悪魔役なら嬉しいね♡」
蓮「で2つ目は、3週間後に写真集の発売が決定した」
「写真集?嬉しい〜♡」
蓮「………で、」
「……で??」
蓮「今から抜き打ち身体測定を開始する」
「…は?無理なんだけど」
蓮「てか、見ただけでわかる。
お前この1週間で3キロくらい太っただろ?」
「いや、さすがに3キロは太ってないでしょ」
と体重計に乗る
「……まじ?」
蓮「だろうな。」
ピッタリ3キロ太っている
まぁ、3キロ太ってもまだまだモデル体型枠だけど
だからって3キロ増は結構やばい。
ていうか、写真集出るのにヤバすぎる
「……最悪だぁ。」
蓮「はい、じゃあ次ウエストな。予想言っていい?+3センチ」
「まだいいとか言ってないし、てか勝手に測るなだし!」
蓮「はいはい。………はい、ぴったり+3センチ」
「……はぁ。落ち込む。てか見ただけでピッタリ当たるの真面目にちょっとキモいよ?」
蓮「は?俺はイケメンだからいいの」
「何それ、理由になってない」
でも確かにイケメンなのが癪に触る。
…ってか蓮くんって
誰かに似てる顔だなって思ってたけど
リップリップのロメオに出てくる
もう1人の王子に似てるんだ!顔だけ。
あー、あんなカッコいい顔してるのに
この性格なのが非常に残念すぎる!!
蓮「はぁ〜。まぁ、なんでもいいけど
とにかく3キロ痩せるまでお菓子、ジュース厳禁な。」
「え?流石にちょっとくらいいいでしょ?」
蓮「は?」
(いや、目が怖い、目が怖い!!)
「ダイエットしなきゃいけないのはわかったけど〜…
いや、うん。痩せなきゃダメだよね。自分でもそう思う…。3キロはマジでやばい。」
蓮「ほんとそれな。はい、じゃあそうゆうことで
早速運動でもしてこい」
「え、それ雑過ぎない?」
蓮「俺も他の仕事で忙しいんだよ。ドラマに、MVに写真撮影にライブ…これから詰まってるんだぞ?
真面目に、気合い入れてくれなきゃ困る。」
「…あ、そうですよね。すみません」
さすがに、これは自分のせい過ぎるので素直に謝る
(夏休み満喫しすぎたな〜…。いや、ほんとほぼ食べてたな…)
しばらく事務所でこれからどうしようか悩んでいると
ピコン♪と携帯にメッセージが届いた
(…誰だろ?)
と携帯を見れば、メッセージは勇次郎からだった
【超有名店のレアチーズケーキ貰ったけど一緒に食べる? 勇次郎】
(わー!めっちゃ食べたい♡)
【食べる食べる〜♪】
とつい送信してしまってから気づく。
(私…ダイエット中じゃん……。)
そしてその後、monaちゃんからも
【クレープ食べ行こ〜っ♡♡ mona】
と連絡が来た…。
(……これみんなに宣言しとかなきゃ、絶対痩せないやつ。)
と思って、みんなに一斉送信をする
【姫野ミリア、だいえっと宣言♡
3キロ痩せるまで
お菓子ジュース、甘いもの食べれません…
餌を与えないでください……。
ご飯のお誘いお断り〜…!!】
お!早速、勇次郎から返信が
【……って言って食べるでしょ?
あとでミリアの家、ケーキ持ってくから。】
(………勇次郎のわたしへの信用の無さ酷くない?
え?本当に持ってくる気?
持ってこられたら……絶対食べちゃうやつじゃん)
【絶対だめ。絶対持ってこないでください〜…
3週間後に写真集発売なの〜…!!
持ってこられたら誘惑に勝てる自信ないよ〜】
【ふーん。てかミリアってちょっと痩せ過ぎじゃない?今くらいがちょうどいいと思うけど?】
【ありがとう〜♪
でもそんな言葉の誘惑にも負けない〜。
写真集終わったらまた解禁するからよろしく〜♡】
なんてメッセージをやりとりする
しばらくするとメグくんから着信が来た
メグ「もしも〜し☆ ミリアちゃ〜ん??」
「メグくん!どうしたの〜?」
メグ「ミリアちゃんダイエットはじめるのー?」
「そーなの!1週間で3キロも太ってたみたいで…」
メグ「1週間で3キロはすごいね〜☆でも今くらいが可愛いと思うんだけどな〜」
「みんなして、そうやって私を言葉で誘惑するんだから!!うう…!」
メグ「ごめんごめ〜ん☆じゃあさ、もしよかったら今からこっち来ない?一緒にダンスでもしよーよ♪」
「ほんとにいいの〜??めっちゃ助かる!」
そしてFT4のレッスン部屋に入れてもらった
メグ「ミリアちゃ〜ん☆」
部屋に着くとすぐにメグくんが飛んできてくれる
すると他のメンバーも私に気付いたようで
何故か少し呆れたような失笑が起こる
ダイ「お前、1週間で3キロは太りすぎだろ」
と鼻で笑われる
「げ!メグくん!!みんなに言っちゃったの〜?」
メグ「え?ごめん、ダメだったぁ〜??」
なんてニコニコしながら、全然悪びれてないメグくん。
ユイ「確かに、ここら辺肉ついたかもな〜」
なんて私のほっぺたを摘みながら嬉しそうなユイくん
イブ「お前のマネージャーが写真集もあるのに…と嘆いてたぞ。」
とクスクス笑うイブくん
「え、イブくん、蓮くんのこと知ってたの?」
イブ「まぁ、マネージャー同士だからな。」
そっかぁ〜なんて納得していると
メグくんがはやくはやく〜と急かしてくる
早速、柔軟体操から始める
ダイ「……お前、身体硬すぎだろ」
「これでも毎日柔軟してるんですけど…」
メグ「じゃあさ、バランスはできる〜?
とりあえず片足立ちで両手広げてみて?」
言われたとおりにするも、ゆらゆらしてしまう私
その後簡単なダンスを教えてもらい
練習するものの、全然ついていけない……
ユイ「お前………よくアイドルやってるな!」
とユイくんの悪意のない言葉が胸に刺さる
(ほんと…身体も硬いし、ダンスも出来ないし、
3キロも太って自己管理もできてない……)
なんか……だめだめな自分に涙が溢れる
メグ「あ〜〜!!ユイが泣かせた〜〜!」
そんな私をみてメグくんがユイくんを責める
ユイ「あ、悪りぃ!そんなつもりじゃなくて…」
と焦っているユイくん
「……ごめん。ユイくんのせいじゃなくて
自己管理もできない自分に不甲斐なくて…」
メグ「うんうん。大丈夫だよ!女の子のほうが太りやすいんだから気にしない気にしない♪」
「ありがとう…。」
メグ「僕、簡単な運動のメニュー教えてあげる♪」
「メグくん、色々ありがとう!」
リオ「俺もダイエットに良い料理メニューをいくつかリストアップしておく。だからそんなことで泣くな?」
「リオくんも…ありがとう!!」
イブ「本当、ミリアは手がかかるな。(本当にこうやって人の心を揺さぶるのが上手い…。)」
と頭を撫でてくれるイブくん…。
ユイ「ミリアが美味しそうに食べてるとこ好きなんだけどなぁ〜。まぁ、痩せたらまた食い行こうな♪」
「うん♡」
ダイ「お前…これから俺とジムでも通うか?」
「え!?いいの??行きたい♪」
ダイ「あぁ。今日もこの後行く予定だけどどうする?」
「え?今から?もう疲れた…。…けど……行く!」
メグ「ミリアちゃん、素直〜☆がんばれっ」
「うん!がんばるっ!
3週間後までに絶対3キロ落とすっ♪」
と宣言するとみんな笑って応援をしてくれた
そしてダイくんとジムに向かう
ダイくんはハードな感じの機械を使って
身体を鍛えてるので
わたしは1人音楽を聴きながら
無心でジョギングマシーンとスピンバイクを繰り返す
(………あれ?これなんか足ばっかり鍛えてるけど
筋肉質になっちゃったりしないよね??)
ムキムキになった足を想像して
……急に不安になる。
ダイくんの方を見ると、
ダイくんは無心で身体を鍛えている
(ダイくん…かっこいいなぁ〜…。)
(いや、そんなこと考えてる場合じゃなくて…
とりあえず岩盤浴行ってみよ〜♪)
とりあえず岩盤浴で汗をかいてみることにした
しっかり汗をかいて、そのままシャワーを浴びて
今日はお終いにすることにした
ダイくんを待っていると
ジムのトレーナーが話しかけてきた
トレーナー「お姉さんはダイエットでジムに来られたんですか?」
「そーなんです。
3週間後までに3キロ落とさなきゃいけなくて…」
トレーナー「そうなんですね〜。さっきは走ったり、スピンバイクやってましたけど、もしかして他の機械とか使ったことないです?」
「そーなんですよ…。なんか使い方わからなくて。」
トレーナー「あ〜、そうなんですね。
足ばっかり使う運動しても、たぶんお姉さんの思ってるようには痩せなくて…
やっぱりウエストを捻ったりとか部分的なものとかもやっていった方がいいと思いますよ?」
「あー、やっぱりそうなんですね〜」
トレーナー「もしよかったら個人的にトレーニングメニューとか作りますよ?連絡先とか聞いてもいいです?」
「えー、いいんですか?」
と話をしていると、ダイくんがやってきて
ダイ「帰るぞ」
と私の腕を引っ張る
「え?ちょっと待って?今ね、トレーナーさんと、
トレーニングメニューを作ってもらう話ししてたの。」
ダイ「あ?そんなのメグにでも聞いとけ。行くぞ」
「え?」
訳もわからず連れていかれる私
とりあえずトレーナーさんにごめんなさいと伝えて
ダイくんに着いていく
ダイ「お前な〜、男の下心とかわかんねぇのかよ?」
「下心?」
ダイ「はぁ…。普通トレーナーが個人的に連絡先とか聞かねぇだろ。」
「え、そーなの?」
ダイ「あぁ。あのな?お前に優しくしてくる奴はだいたい下心があると思え」
「…てか、そもそも下心ってなに?」
ダイ「あー…お前と仲良くなりたいとか
お前と付き合いたいとか…?」
「ふーん……。でもさ、わたしは下心なくても
たまに人に優しくすることもあるよ!」
ダイ「たまにしかねーのかよ。」
と笑うダイくん。
ダイ「…ま、男は好きでもないやつに、
あんまり優しくしねーんだって事。」
「そーなの?」
ダイ「あぁ。」
「でもダイくんだって、イブくんだって私に優しいじゃん〜」
ダイ「あ?……まぁな。」
「…じゃあ、それも下心?」
なんて冗談を言ってみれば
ダイ「どうだろうな…?」
なんて真顔で返される。
(ダイくんって何考えてるかわかんないな〜)
遅くなっちゃったので
ダイくんに家まで送ってもらった
「ダイくん、わざわざ送ってくれてありがとう♪」
ダイ「あぁ。じゃあな。」
「うん!また明日ねっ♪おやすみ」
ダイくんを少しだけ見送ってから家に入る
(あーー…お腹すいた。)
夜ご飯はサラダを中心に食べただけ。
いつもはもっとガッツリ食べて
デザートまで食べて寝る前にチョコとか摘んでるのに…
こんなんで足りるはずがない…。
(あー、口寂しい〜。)
この衝動をどうしたら良いかわからず
Twitterで
【あ〜〜。だいえっと決意したばっかりなのに
もー誘惑に負けそう〜〜〜。】
と呟けば
即、蓮くんから
【絶対食うなよ!】
とメッセージが送られてきた
(レス早〜〜。どんだけ私のこと好きなんだよ〜)
そしてすぐに勇次郎から
今日くれるはずだったレアチーズケーキの写真と
【めちゃくちゃ美味しかった。
食べれなくて残念だね〜。】
のメッセージ。
(え、嫌味?てかほんとにめっちゃ美味しそう…)
そして愛蔵からも
美味しそうなラーメンの写真と
【ダイエットがんばれー!】
のメッセージ。
(飯テロかよっ!てかLIP ×LIP2人して考えること一緒なの?太らせて嘲笑うつもりだな…!)
あえてTwitterで
【飯テロやめてくださーい。
さすがにりんごなら大丈夫だよね?】
と共に、5つのりんごの写真を載せる
〝りんごならOK♪〟
〝いや、さすがに1つだよね??〟
〝ミリアちゃんなら5つイケるw〟
〝5個食べよーとしてて草〟
〝ミリアちゃんのそーゆうとこすき〟
とリプライがたくさん来ていた
.
今日は私の夏休み最終日ー
なのに、何故か、事務所に呼ばれている
「今日、夏休み最終日って言ってなかったっけ?」
不満気に私を呼び出した人物を見つめる
蓮「それが連絡事項が2つあるんだよ」
「連絡事項?」
蓮「まず1つ目はMV出演オファーが来た。
めいちゃんの"小悪魔だってかまわない"(実際の曲)
って言う曲の小悪魔役にお前を使用したいそうだ。
いちよう相手役は南に決定したらしい」
「へぇ〜、聞いたことないけど小悪魔役なら嬉しいね♡」
蓮「で2つ目は、3週間後に写真集の発売が決定した」
「写真集?嬉しい〜♡」
蓮「………で、」
「……で??」
蓮「今から抜き打ち身体測定を開始する」
「…は?無理なんだけど」
蓮「てか、見ただけでわかる。
お前この1週間で3キロくらい太っただろ?」
「いや、さすがに3キロは太ってないでしょ」
と体重計に乗る
「……まじ?」
蓮「だろうな。」
ピッタリ3キロ太っている
まぁ、3キロ太ってもまだまだモデル体型枠だけど
だからって3キロ増は結構やばい。
ていうか、写真集出るのにヤバすぎる
「……最悪だぁ。」
蓮「はい、じゃあ次ウエストな。予想言っていい?+3センチ」
「まだいいとか言ってないし、てか勝手に測るなだし!」
蓮「はいはい。………はい、ぴったり+3センチ」
「……はぁ。落ち込む。てか見ただけでピッタリ当たるの真面目にちょっとキモいよ?」
蓮「は?俺はイケメンだからいいの」
「何それ、理由になってない」
でも確かにイケメンなのが癪に触る。
…ってか蓮くんって
誰かに似てる顔だなって思ってたけど
リップリップのロメオに出てくる
もう1人の王子に似てるんだ!顔だけ。
あー、あんなカッコいい顔してるのに
この性格なのが非常に残念すぎる!!
蓮「はぁ〜。まぁ、なんでもいいけど
とにかく3キロ痩せるまでお菓子、ジュース厳禁な。」
「え?流石にちょっとくらいいいでしょ?」
蓮「は?」
(いや、目が怖い、目が怖い!!)
「ダイエットしなきゃいけないのはわかったけど〜…
いや、うん。痩せなきゃダメだよね。自分でもそう思う…。3キロはマジでやばい。」
蓮「ほんとそれな。はい、じゃあそうゆうことで
早速運動でもしてこい」
「え、それ雑過ぎない?」
蓮「俺も他の仕事で忙しいんだよ。ドラマに、MVに写真撮影にライブ…これから詰まってるんだぞ?
真面目に、気合い入れてくれなきゃ困る。」
「…あ、そうですよね。すみません」
さすがに、これは自分のせい過ぎるので素直に謝る
(夏休み満喫しすぎたな〜…。いや、ほんとほぼ食べてたな…)
しばらく事務所でこれからどうしようか悩んでいると
ピコン♪と携帯にメッセージが届いた
(…誰だろ?)
と携帯を見れば、メッセージは勇次郎からだった
【超有名店のレアチーズケーキ貰ったけど一緒に食べる? 勇次郎】
(わー!めっちゃ食べたい♡)
【食べる食べる〜♪】
とつい送信してしまってから気づく。
(私…ダイエット中じゃん……。)
そしてその後、monaちゃんからも
【クレープ食べ行こ〜っ♡♡ mona】
と連絡が来た…。
(……これみんなに宣言しとかなきゃ、絶対痩せないやつ。)
と思って、みんなに一斉送信をする
【姫野ミリア、だいえっと宣言♡
3キロ痩せるまで
お菓子ジュース、甘いもの食べれません…
餌を与えないでください……。
ご飯のお誘いお断り〜…!!】
お!早速、勇次郎から返信が
【……って言って食べるでしょ?
あとでミリアの家、ケーキ持ってくから。】
(………勇次郎のわたしへの信用の無さ酷くない?
え?本当に持ってくる気?
持ってこられたら……絶対食べちゃうやつじゃん)
【絶対だめ。絶対持ってこないでください〜…
3週間後に写真集発売なの〜…!!
持ってこられたら誘惑に勝てる自信ないよ〜】
【ふーん。てかミリアってちょっと痩せ過ぎじゃない?今くらいがちょうどいいと思うけど?】
【ありがとう〜♪
でもそんな言葉の誘惑にも負けない〜。
写真集終わったらまた解禁するからよろしく〜♡】
なんてメッセージをやりとりする
しばらくするとメグくんから着信が来た
メグ「もしも〜し☆ ミリアちゃ〜ん??」
「メグくん!どうしたの〜?」
メグ「ミリアちゃんダイエットはじめるのー?」
「そーなの!1週間で3キロも太ってたみたいで…」
メグ「1週間で3キロはすごいね〜☆でも今くらいが可愛いと思うんだけどな〜」
「みんなして、そうやって私を言葉で誘惑するんだから!!うう…!」
メグ「ごめんごめ〜ん☆じゃあさ、もしよかったら今からこっち来ない?一緒にダンスでもしよーよ♪」
「ほんとにいいの〜??めっちゃ助かる!」
そしてFT4のレッスン部屋に入れてもらった
メグ「ミリアちゃ〜ん☆」
部屋に着くとすぐにメグくんが飛んできてくれる
すると他のメンバーも私に気付いたようで
何故か少し呆れたような失笑が起こる
ダイ「お前、1週間で3キロは太りすぎだろ」
と鼻で笑われる
「げ!メグくん!!みんなに言っちゃったの〜?」
メグ「え?ごめん、ダメだったぁ〜??」
なんてニコニコしながら、全然悪びれてないメグくん。
ユイ「確かに、ここら辺肉ついたかもな〜」
なんて私のほっぺたを摘みながら嬉しそうなユイくん
イブ「お前のマネージャーが写真集もあるのに…と嘆いてたぞ。」
とクスクス笑うイブくん
「え、イブくん、蓮くんのこと知ってたの?」
イブ「まぁ、マネージャー同士だからな。」
そっかぁ〜なんて納得していると
メグくんがはやくはやく〜と急かしてくる
早速、柔軟体操から始める
ダイ「……お前、身体硬すぎだろ」
「これでも毎日柔軟してるんですけど…」
メグ「じゃあさ、バランスはできる〜?
とりあえず片足立ちで両手広げてみて?」
言われたとおりにするも、ゆらゆらしてしまう私
その後簡単なダンスを教えてもらい
練習するものの、全然ついていけない……
ユイ「お前………よくアイドルやってるな!」
とユイくんの悪意のない言葉が胸に刺さる
(ほんと…身体も硬いし、ダンスも出来ないし、
3キロも太って自己管理もできてない……)
なんか……だめだめな自分に涙が溢れる
メグ「あ〜〜!!ユイが泣かせた〜〜!」
そんな私をみてメグくんがユイくんを責める
ユイ「あ、悪りぃ!そんなつもりじゃなくて…」
と焦っているユイくん
「……ごめん。ユイくんのせいじゃなくて
自己管理もできない自分に不甲斐なくて…」
メグ「うんうん。大丈夫だよ!女の子のほうが太りやすいんだから気にしない気にしない♪」
「ありがとう…。」
メグ「僕、簡単な運動のメニュー教えてあげる♪」
「メグくん、色々ありがとう!」
リオ「俺もダイエットに良い料理メニューをいくつかリストアップしておく。だからそんなことで泣くな?」
「リオくんも…ありがとう!!」
イブ「本当、ミリアは手がかかるな。(本当にこうやって人の心を揺さぶるのが上手い…。)」
と頭を撫でてくれるイブくん…。
ユイ「ミリアが美味しそうに食べてるとこ好きなんだけどなぁ〜。まぁ、痩せたらまた食い行こうな♪」
「うん♡」
ダイ「お前…これから俺とジムでも通うか?」
「え!?いいの??行きたい♪」
ダイ「あぁ。今日もこの後行く予定だけどどうする?」
「え?今から?もう疲れた…。…けど……行く!」
メグ「ミリアちゃん、素直〜☆がんばれっ」
「うん!がんばるっ!
3週間後までに絶対3キロ落とすっ♪」
と宣言するとみんな笑って応援をしてくれた
そしてダイくんとジムに向かう
ダイくんはハードな感じの機械を使って
身体を鍛えてるので
わたしは1人音楽を聴きながら
無心でジョギングマシーンとスピンバイクを繰り返す
(………あれ?これなんか足ばっかり鍛えてるけど
筋肉質になっちゃったりしないよね??)
ムキムキになった足を想像して
……急に不安になる。
ダイくんの方を見ると、
ダイくんは無心で身体を鍛えている
(ダイくん…かっこいいなぁ〜…。)
(いや、そんなこと考えてる場合じゃなくて…
とりあえず岩盤浴行ってみよ〜♪)
とりあえず岩盤浴で汗をかいてみることにした
しっかり汗をかいて、そのままシャワーを浴びて
今日はお終いにすることにした
ダイくんを待っていると
ジムのトレーナーが話しかけてきた
トレーナー「お姉さんはダイエットでジムに来られたんですか?」
「そーなんです。
3週間後までに3キロ落とさなきゃいけなくて…」
トレーナー「そうなんですね〜。さっきは走ったり、スピンバイクやってましたけど、もしかして他の機械とか使ったことないです?」
「そーなんですよ…。なんか使い方わからなくて。」
トレーナー「あ〜、そうなんですね。
足ばっかり使う運動しても、たぶんお姉さんの思ってるようには痩せなくて…
やっぱりウエストを捻ったりとか部分的なものとかもやっていった方がいいと思いますよ?」
「あー、やっぱりそうなんですね〜」
トレーナー「もしよかったら個人的にトレーニングメニューとか作りますよ?連絡先とか聞いてもいいです?」
「えー、いいんですか?」
と話をしていると、ダイくんがやってきて
ダイ「帰るぞ」
と私の腕を引っ張る
「え?ちょっと待って?今ね、トレーナーさんと、
トレーニングメニューを作ってもらう話ししてたの。」
ダイ「あ?そんなのメグにでも聞いとけ。行くぞ」
「え?」
訳もわからず連れていかれる私
とりあえずトレーナーさんにごめんなさいと伝えて
ダイくんに着いていく
ダイ「お前な〜、男の下心とかわかんねぇのかよ?」
「下心?」
ダイ「はぁ…。普通トレーナーが個人的に連絡先とか聞かねぇだろ。」
「え、そーなの?」
ダイ「あぁ。あのな?お前に優しくしてくる奴はだいたい下心があると思え」
「…てか、そもそも下心ってなに?」
ダイ「あー…お前と仲良くなりたいとか
お前と付き合いたいとか…?」
「ふーん……。でもさ、わたしは下心なくても
たまに人に優しくすることもあるよ!」
ダイ「たまにしかねーのかよ。」
と笑うダイくん。
ダイ「…ま、男は好きでもないやつに、
あんまり優しくしねーんだって事。」
「そーなの?」
ダイ「あぁ。」
「でもダイくんだって、イブくんだって私に優しいじゃん〜」
ダイ「あ?……まぁな。」
「…じゃあ、それも下心?」
なんて冗談を言ってみれば
ダイ「どうだろうな…?」
なんて真顔で返される。
(ダイくんって何考えてるかわかんないな〜)
遅くなっちゃったので
ダイくんに家まで送ってもらった
「ダイくん、わざわざ送ってくれてありがとう♪」
ダイ「あぁ。じゃあな。」
「うん!また明日ねっ♪おやすみ」
ダイくんを少しだけ見送ってから家に入る
(あーー…お腹すいた。)
夜ご飯はサラダを中心に食べただけ。
いつもはもっとガッツリ食べて
デザートまで食べて寝る前にチョコとか摘んでるのに…
こんなんで足りるはずがない…。
(あー、口寂しい〜。)
この衝動をどうしたら良いかわからず
Twitterで
【あ〜〜。だいえっと決意したばっかりなのに
もー誘惑に負けそう〜〜〜。】
と呟けば
即、蓮くんから
【絶対食うなよ!】
とメッセージが送られてきた
(レス早〜〜。どんだけ私のこと好きなんだよ〜)
そしてすぐに勇次郎から
今日くれるはずだったレアチーズケーキの写真と
【めちゃくちゃ美味しかった。
食べれなくて残念だね〜。】
のメッセージ。
(え、嫌味?てかほんとにめっちゃ美味しそう…)
そして愛蔵からも
美味しそうなラーメンの写真と
【ダイエットがんばれー!】
のメッセージ。
(飯テロかよっ!てかLIP ×LIP2人して考えること一緒なの?太らせて嘲笑うつもりだな…!)
あえてTwitterで
【飯テロやめてくださーい。
さすがにりんごなら大丈夫だよね?】
と共に、5つのりんごの写真を載せる
〝りんごならOK♪〟
〝いや、さすがに1つだよね??〟
〝ミリアちゃんなら5つイケるw〟
〝5個食べよーとしてて草〟
〝ミリアちゃんのそーゆうとこすき〟
とリプライがたくさん来ていた
.