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私は、葵井(名前)。
高校2年生。
私のお母さんはシングルマザーで
市立病院の看護婦長として働きながら
私と年の離れた弟を育ててくれている
今日はその年の離れた弟を保育園に迎えにいく日。
のびのび保育園ーー…。
この保育園の4歳児クラスに通う弟。
保育士「あ、ルキ君のお姉さん。こんにちは」
「あ、今日もありがとうございました〜」
ルキ「げ。もう来た。」
「おーい。迎えを喜びなさい〜」
ルキ「えー。まだ帰りたくない!!
リリちゃんとまだ遊びたい!!」
「リリちゃん?」
そう聞けば、ルキは少し顔を赤くして
鼻をかく素振りを見せた
(え……!?まさか、これはルキの初恋!?
え?どの子??)
そう辺りを見渡せば
銀髪の可愛い女の子が1人
くまの人形を握りしめてうずくまっていた
(ってか…、迎え遅すぎて、ルキとその子しかいない……。)
それにしても可愛い子だなぁ〜
なんて思って見ていれば
ルキはリリちゃんとやらに話しかける
ルキ「なんでいつもその人形持ってるの?」
リリ「……。」
ルキ「ねー。なんでシカトするわけ?」
リリ「……。」
ルキ「ばーか。」
「え!??ルキ!何言ってんの!」
ルキ「だって、あいつ話しかけてもシカトするんだもん。」
「だからって、そんなこと言っちゃだめでしょ?
女の子には優しくしないと嫌われるよ?」
ルキ「ふん。ばーか」
今度は私に向かってバカと叫んでくるルキ。
「は?だから女の子に
そういうこと言わないって言ったでしょ?」
ルキ「だって(名前)、女の子じゃねーじゃん」
「えー!?これ誰んちの子?このくそ生意気な子供。」
ルキ「あー。(名前)言葉遣い悪〜。」
「……ほんと生意気〜。とにかく帰るよ?」
ルキ「やだ!」
「いや、だから、なんで?理由は?」
ルキ「だって……」
そう言うと、リリちゃんのほうを見つめるルキ。
ルキ「あいつ、1人になっちゃうだろ?」
「え?」
(なに?リリちゃんが1人で可哀想だから自分も残りたいって!?)
「ちいさいくせにイケメンかよ。」
そう言うと、ルキの頭を撫でてあげた。
ルキ「辞めろよ、くそばばぁ。」
と照れるルキ。
(……まだまだ可愛いなぁ〜)
でも迎えに来たのに
お友達の帰りを勝手に待ってるだなんていいのか……
と思い保育士さんに確認をすれば
保育士「あ〜、大丈夫ですよ〜。
リリちゃんの家いつもお迎え遅くて困ってるんです。
私たちも片付け作業に取り掛からなくちゃいけないのでどうぞゆっくりしていてください」
(あれ……。なぜかいつのまにかリリちゃんのこと任されている?)
「まぁ、いいか。ルキ。リリちゃんと3人で遊ぼ〜」
ルキ「ふん。俺がリーダーだ。」
(……大丈夫かな?この子。誰に似た?)
「リリちゃん。こんにちは。
私はルキのお姉ちゃんの(名前)だよ。
可愛いくまさん持ってるね」
リリ「パンタ!」
「へぇ〜。パンダ?」
リリ「……パンタ」
「ん?」
ルキ「だからパンタって言ってるだろ?」
「あ、ごめんね。パンタね!」
ルキ「ババァは、耳まで悪いのかよ」
「え!?そんな言葉どこで覚えてくるの?」
ルキ「……家。」
「嘘つけ!私そんなこと言ったことないし。」
ルキ「ふん。」
(生意気〜…。)
「リリちゃん、おままごとする??」
ルキ「戦いごっこがいい!」
リリ「おままごとやりたい」
ルキ「……しょうがねーな」
「え〜、じゃあ、リリちゃんお母さん?お父さん?」
リリ「……お姉ちゃん。」
「お姉ちゃんか!じゃあ、私は…」
ルキ「じゃあ、俺、お兄ちゃん!」
「え?」
リリ「お姉ちゃんは赤ちゃんね」
「え?あ、わかった。」
そして少し奇妙なおままごとがはじまった…
「ばぶー。お腹すいたばぶー」
リリ「ばぶちゃん、今ミルク作るからね〜
ちょっと待っててね〜。」
「はやくはやく〜」
リリ「お兄ちゃん、ばぶちゃんのこと見ててあげて〜。
リリ、ミルク作ってくるからぁ〜」
ルキ「お、おう!ほら、泣きやめ。お菓子あげるから」
(お菓子で釣るな……!)
「赤ちゃんだから食べれないばぶー。」
ルキ「そっか。じゃあ……YouTube見るか?」
(待て待て……、これは……
ルキが泣いてる時に私がやるやつ……!)
リリ「赤ちゃん、ミルクできたわよ〜」
「わーい!嬉しいばぶー」
そんなこと言っていれば
「遅れて、すみません!」
と走ってきた男の人……。
「……え、」
(………だれ?)
リリ「リオ!」
リオ「……あれ、もしかして、先生じゃないのか?」
「あ、私この子の姉です。
すみません、この子がリリちゃんのこと
一緒に待ってたいって言ってたので……」
リオ「あ、いや。こちらこそ、すまない」
リリ「リリ、今お姉ちゃんとおままごとしてたんだよ!」
リオ「そうなのか。よかったな」
「ルキ。じゃあ、リリちゃんもお迎え来たから帰ろ〜」
ルキ「え〜。」
「お腹空いたでしょ?」
ルキ「……うん。」
リリ「リオ!今日のご飯なに?」
リオ「あぁ。今日はビーフストロガノフだ」
ルキ「なんだそれ。(名前)、俺たちは?」
「え〜。オムライス〜?」
ルキ「えー。またかよ!」
「いーじゃん。それしか作れないんだから〜」
ルキ「もー飽きた!」
「じゃあさ、今日は外食にしよっか♪」
ルキ「ほんとか!?やったー」
「じゃあ、リリちゃんにバイバイして?」
ルキ「じゃーな。また明日遊んでやるよ」
「……ほんと、すみません。生意気で」
リオ「いや、大丈夫だ。」
「じゃ、リリちゃんまたね〜。」
リリちゃんのお兄さんにも軽く会釈をして
ルキを連れてお店に向かった
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私は、葵井(名前)。
高校2年生。
私のお母さんはシングルマザーで
市立病院の看護婦長として働きながら
私と年の離れた弟を育ててくれている
今日はその年の離れた弟を保育園に迎えにいく日。
のびのび保育園ーー…。
この保育園の4歳児クラスに通う弟。
保育士「あ、ルキ君のお姉さん。こんにちは」
「あ、今日もありがとうございました〜」
ルキ「げ。もう来た。」
「おーい。迎えを喜びなさい〜」
ルキ「えー。まだ帰りたくない!!
リリちゃんとまだ遊びたい!!」
「リリちゃん?」
そう聞けば、ルキは少し顔を赤くして
鼻をかく素振りを見せた
(え……!?まさか、これはルキの初恋!?
え?どの子??)
そう辺りを見渡せば
銀髪の可愛い女の子が1人
くまの人形を握りしめてうずくまっていた
(ってか…、迎え遅すぎて、ルキとその子しかいない……。)
それにしても可愛い子だなぁ〜
なんて思って見ていれば
ルキはリリちゃんとやらに話しかける
ルキ「なんでいつもその人形持ってるの?」
リリ「……。」
ルキ「ねー。なんでシカトするわけ?」
リリ「……。」
ルキ「ばーか。」
「え!??ルキ!何言ってんの!」
ルキ「だって、あいつ話しかけてもシカトするんだもん。」
「だからって、そんなこと言っちゃだめでしょ?
女の子には優しくしないと嫌われるよ?」
ルキ「ふん。ばーか」
今度は私に向かってバカと叫んでくるルキ。
「は?だから女の子に
そういうこと言わないって言ったでしょ?」
ルキ「だって(名前)、女の子じゃねーじゃん」
「えー!?これ誰んちの子?このくそ生意気な子供。」
ルキ「あー。(名前)言葉遣い悪〜。」
「……ほんと生意気〜。とにかく帰るよ?」
ルキ「やだ!」
「いや、だから、なんで?理由は?」
ルキ「だって……」
そう言うと、リリちゃんのほうを見つめるルキ。
ルキ「あいつ、1人になっちゃうだろ?」
「え?」
(なに?リリちゃんが1人で可哀想だから自分も残りたいって!?)
「ちいさいくせにイケメンかよ。」
そう言うと、ルキの頭を撫でてあげた。
ルキ「辞めろよ、くそばばぁ。」
と照れるルキ。
(……まだまだ可愛いなぁ〜)
でも迎えに来たのに
お友達の帰りを勝手に待ってるだなんていいのか……
と思い保育士さんに確認をすれば
保育士「あ〜、大丈夫ですよ〜。
リリちゃんの家いつもお迎え遅くて困ってるんです。
私たちも片付け作業に取り掛からなくちゃいけないのでどうぞゆっくりしていてください」
(あれ……。なぜかいつのまにかリリちゃんのこと任されている?)
「まぁ、いいか。ルキ。リリちゃんと3人で遊ぼ〜」
ルキ「ふん。俺がリーダーだ。」
(……大丈夫かな?この子。誰に似た?)
「リリちゃん。こんにちは。
私はルキのお姉ちゃんの(名前)だよ。
可愛いくまさん持ってるね」
リリ「パンタ!」
「へぇ〜。パンダ?」
リリ「……パンタ」
「ん?」
ルキ「だからパンタって言ってるだろ?」
「あ、ごめんね。パンタね!」
ルキ「ババァは、耳まで悪いのかよ」
「え!?そんな言葉どこで覚えてくるの?」
ルキ「……家。」
「嘘つけ!私そんなこと言ったことないし。」
ルキ「ふん。」
(生意気〜…。)
「リリちゃん、おままごとする??」
ルキ「戦いごっこがいい!」
リリ「おままごとやりたい」
ルキ「……しょうがねーな」
「え〜、じゃあ、リリちゃんお母さん?お父さん?」
リリ「……お姉ちゃん。」
「お姉ちゃんか!じゃあ、私は…」
ルキ「じゃあ、俺、お兄ちゃん!」
「え?」
リリ「お姉ちゃんは赤ちゃんね」
「え?あ、わかった。」
そして少し奇妙なおままごとがはじまった…
「ばぶー。お腹すいたばぶー」
リリ「ばぶちゃん、今ミルク作るからね〜
ちょっと待っててね〜。」
「はやくはやく〜」
リリ「お兄ちゃん、ばぶちゃんのこと見ててあげて〜。
リリ、ミルク作ってくるからぁ〜」
ルキ「お、おう!ほら、泣きやめ。お菓子あげるから」
(お菓子で釣るな……!)
「赤ちゃんだから食べれないばぶー。」
ルキ「そっか。じゃあ……YouTube見るか?」
(待て待て……、これは……
ルキが泣いてる時に私がやるやつ……!)
リリ「赤ちゃん、ミルクできたわよ〜」
「わーい!嬉しいばぶー」
そんなこと言っていれば
「遅れて、すみません!」
と走ってきた男の人……。
「……え、」
(………だれ?)
リリ「リオ!」
リオ「……あれ、もしかして、先生じゃないのか?」
「あ、私この子の姉です。
すみません、この子がリリちゃんのこと
一緒に待ってたいって言ってたので……」
リオ「あ、いや。こちらこそ、すまない」
リリ「リリ、今お姉ちゃんとおままごとしてたんだよ!」
リオ「そうなのか。よかったな」
「ルキ。じゃあ、リリちゃんもお迎え来たから帰ろ〜」
ルキ「え〜。」
「お腹空いたでしょ?」
ルキ「……うん。」
リリ「リオ!今日のご飯なに?」
リオ「あぁ。今日はビーフストロガノフだ」
ルキ「なんだそれ。(名前)、俺たちは?」
「え〜。オムライス〜?」
ルキ「えー。またかよ!」
「いーじゃん。それしか作れないんだから〜」
ルキ「もー飽きた!」
「じゃあさ、今日は外食にしよっか♪」
ルキ「ほんとか!?やったー」
「じゃあ、リリちゃんにバイバイして?」
ルキ「じゃーな。また明日遊んでやるよ」
「……ほんと、すみません。生意気で」
リオ「いや、大丈夫だ。」
「じゃ、リリちゃんまたね〜。」
リリちゃんのお兄さんにも軽く会釈をして
ルキを連れてお店に向かった
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