染谷くんと両思い
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先生「もうすぐ夏休みに入るが、
その前に期末試験がある。赤点のものは
夏休みに補習になるのでがんばるように」
「期末試験…」
完全に忘れていた。
勇次郎くんのほうをそっと覗く
勇次郎「なに?勉強教えてほしいの?」
と私の心を読む彼氏
「うん♡」
勇次郎「いいよ。今日の放課後はレッスンもないし」
「ありがとう♡じゃあ、うちでいい??」
勇次郎「え?……いいよ」
勇次郎くんは少しためらいながらも承諾してくれた
放課後ー
勇次郎くんは一旦家に帰ってから
来てくれることになった
ピンポーン
「はーい」
勇次郎「お邪魔します」
「わざわざ来てくれてありがとう♡」
勇次郎「…じゃあ、さっそく始めようか
苦手科目は?」
「英語と数学と社会!」
勇次郎「…。じゃあ、まず英語からはじめるよ」
………
勇次郎「うん。
まぁ、これくらいできればいいんじゃない?」
時計を見るともう7時だ
「勇次郎くんこんな遅くまでありがとう」
と勇次郎くんに抱きつく
勇次郎「え、、」
バランスを崩して倒れる勇次郎ぬくんに
覆いかぶさる私
「…えーっと、」
勇次郎「ねぇ、早くどいて」
勇次郎くんの顔を見るとうっすら赤くなっている
「…照れてるの?」
ふふっと笑うと
勇次郎「ねぇ、あんまり挑発してると
僕だって容赦しないよ?」
いつのまにか今度は
勇次郎くんに覆いかぶさられていた
たぶん今度は私の顔が真っ赤だ
「……ぃぃょ」
勇次郎「え?」
「いいよって言ったの。勇次郎くんなら」
勇次郎くんはその言葉を聞いて
顔を赤くしながら私から離れた
勇次郎「……そういうとこ。
ちょっと無防備すぎない?
もっと危機感持たないとだめじゃないの?」
まだほんのり赤い顔でお説教をされる
「………だって勇次郎くんは私の彼氏でしょ?」
勇次郎「…まぁ、そうだけど。
でもミリアちゃんはいつも無防備過ぎる」
「…そうかな?」
全然心当たりがなかったけど、
もしかしてそのせいで勇次郎くんのこと
悩ませてたのかな?
「…ごめんなさい。これからは気をつける」
勇次郎「うん。まぁ、気を付けてくれれば…」
ピンポーン
突然、ドアのチャイムがなった
「なんだろー」
と玄関に向かうと
なんとDolceのみんなだった
風真「やっほー。ミリアちゃん、
今から一緒にご飯食べ行かない?」
沙良「ほら、行こ」
と私の腕を引っ張る沙良くん
「……え?待って待って!!」
勇次郎「…はぁ。いきなり来てなんなの」
沙良「は?なんでキミがここにいるの?」
勇次郎「別にお前には関係ないだろ」
「喧嘩しないの〜。
じゃあ、みんなでご飯食べ行かない?」
勇次郎「コイツと一緒とか絶対やだ」
沙良「じゃあ、君は来なければいいだろ」
「勇次郎くんが行かないなら、私も行けないよー。」
風真「せっかくマネージャーの奢りなんだけどなぁ。」
沙良「しかも、高級料理店」
一騎「そこのデザートすっごく美味しいみたいなんです」
「でも…」
勇次郎くんの方を見つめる
勇次郎「……はぁ、しょうがないから
一緒に行ってあげる」
と折れてくれた勇次郎くん
「え、いいの?ありがとう♡」
嬉しそうな顔の私を見て
…はぁ。とため息をつく勇次郎くん
Dolceに連れられて行くと
Dolceのマネージャーが
近くで車を用意して待っていてくれた
「こんばんわー!よろしくおねがいしまーす」
マネ「あ、ミリアちゃん、よろしくねー」
勇次郎「こんばんは。染谷勇次郎です。
急遽僕もご一緒させていただくことになったんですが、大丈夫ですか?」
マネ「え、リップ×リップの勇次郎くん!?
会えて嬉しいよ!
君と一緒にご飯に行けるなんて大歓迎だよー!」
勇次郎「ありがとうございます」
(さすが勇次郎くん。仕事用の顔は全然違う…)
マネ「着いたよー」
勇次郎「それにしても君たち
よくこんな高級料理店連れてきてもらえたね。」
沙良「マネージャーが間違えて
掃除の仕事なんてとってくるから」
風真「いや、お前はサボってただけだろ」
「沙良くんらしいね」
と笑うと、少し照れる沙良くん
マネ「それにしても、Dolceが
リップ×リップの勇次郎くんと知り合いだったなんて。
今すっごく忙しいんじゃない?」
勇次郎「うーん…確かに忙しいですね。
でも僕たちがメディアに出るほど
ファンの子たちは喜んでくれますし、
忙しくさせていただいてるからこそ
もっとがんばらなきゃなって気持ちになりますね」
マネ「素晴らしい!
Dolceのみんなにも見習ってほしいよ」
(Dolceのみんな、顔ひきつってるよ〜…)
美味しい食事も食べ終わって
マネージャーさんに送ってもらう
まずは1番距離の離れている勇次郎くんの家から
勇次郎「今日はごちそうさまでした。
それにわざわざ送っていただいて、すみません。」
マネ「いえいえ。
勇次郎くんは本当にしっかりしてるね。
事務所は違うけど、これからも
Dolceと仲良くしてくれると嬉しいよ」
勇次郎「ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします」
勇次郎くんはアイドルスマイルを見せた
マネ「眩しい、、!!これがアイドルスマイル!」
1人興奮しているマネージャーを置いて
勇次郎くんが私の耳元で呟く
「家に着いたら連絡して」
「うん」
勇次郎「じゃあ、ミリアちゃん、Dolceのみんな
今日はありがとう。じゃあ、またね」
「ばいばい、また明日ねっ」
マネージャーの車に戻ると
Dolceのみんなが話しかけてきた
風真「勇次郎くん、キャラ変わりすぎじゃね?」
沙良「ほんと。」
「はは…」
そうこう話しているうちに
あっという間に私のアパートについた
「マネージャーさん、ごちそうさまでした!
Dolceのみんなもまたねー!」
マネ「いえいえ。じゃあ、おやすみなさい」
Dolce「またな(ね)〜」
家に着くと、どっと疲れが出てきた
(あー、そう言えば今日
ずっとテスト勉強してたんだった…
5分だけソファで休も…)
と目が覚めると
あれから1時間も経っていた
(やばい。勇次郎くんに連絡するように言われたのに)
《勇次郎くん、遅くなってごめんなさい。
家に着いて少し休もうと思ったら
寝ちゃってたみたい。》
と急いでメッセージを送る
すると、すぐに勇次郎くんから電話がかかってきた
「もしもし…?」
勇次郎「連絡遅すぎ。あのあとすぐ帰ったの?」
「ごめんね。すぐ送ってもらったんだけど
家に着いてちょっと休んでたら寝ちゃってたみたい」
勇次郎「…はぁ。まぁ、今日勉強がんばってたからね。
でも心配した。」
「うん、ごめんね」
勇次郎「いいよ、わかってくれれば。
じゃあ、もう遅いからまた明日ね
ゆっくり休みなよ」
「うん。ありがとう。
勇次郎くん大好き♡おやすみ」
勇次郎「…おやすみ。」
電話を切って、お風呂に入る
(…はぁ。はやく勇次郎くんに会いたいなぁ)