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今日は、学校帰りに友達とカラオケにやって来た。
カラオケルームに着けば
すぐにリモコンで曲を選んでいく友達
友達「何歌おうかなぁ〜♪」
「あ、わたし先に飲み物取ってくる〜!何飲む〜?」
友達「ウーロン茶!」
「了解〜♪」
そう言って部屋を出て、ドリンクバーの前に立つ。
コップを2つ持ち、1つはウーロン茶を注いだ。
「え〜、どうしようかな〜。なんかオススメは〜……」
ドリンクバーの下にコップをセットして
迷っていれば
ユイ「カラオケならやっぱこれっしょ♪」
と勝手にボタンを押した男の子。
「え…」
ユイ「りんごジュース♪これめっちゃ喉にいいんだぜ?♪」
そう私に話かけてきたのは
長身のイケメン……!
黒に金の入った少しふわふわの髪の毛に
猫みたいな大きな瞳。
ニコッと全開のスマイルを向けてくれる男の子に
(わぁ、かっこいい……!!)
と胸がときめく。
「あ、ありがとうございます。」
そう言えば、男の子は
ユイ「いいえ♪」
と言って行ってしまった
急いで友達のいる部屋に向かい
「ねー!超イケメンに話しかけられたんだけど!!」
とさっきの出来事を伝えた
友達「お、恋の始まり!??私もそのイケメンみたい♪」
とノリノリの友達
「恋ってほど、進展はないけど……本当イケメンだった!」
友達「へ〜♪どこの部屋の人だろ〜♪」
「どうだろ〜…。また会えたらいいな〜」
そう言いつつ、歌を歌い
たまにドリンクバーに向かってみたり…。
でもそんなにタイミング良く
何度も会えるわけもなく…
その日は帰ることに……。
友達「結局会えなかったのかぁ〜。残念」
「本当、また会いたいなぁ〜…」
なんて言いながら外に出た。
友達は迎えが来たようで先に帰ってしまった。
お店の前のベンチに座って
しばらくボーッと携帯をいじっていれば
後ろからツンツンと肩を叩かれた。
びっくりして叩かれた方向を見れば
そこには嬉しそうに微笑むさっきの男の子。
ユイ「お!結構、長く居たんだ〜。どお?喉の調子♪」
「……え?あ、そう言えばいつもより枯れてないかも!」
ユイ「だろっ?♪」
そうやってまた笑顔をくれる男の子に
完全に恋に落ちてしまった……
「うん…!」
ユイ「もしかして迎え待ってる感じ?」
「いや、別に。もう少ししたら帰るとこ!」
ユイ「ふ〜ん。もう暗いし、
こんなとこに1人でいたら危ないぜ?」
「そうかな〜?……じゃあ、そろそろ行こうかな」
ユイ「その制服さぁ〜、桜ヶ丘だろっ?
家って結構遠いの?」
「そーそー!よく知ってるね。
ここら辺だとあんまり居ないのに!
電車で20分くらいかな〜」
ユイ「へ〜。駅ここから結構遠いけど……歩き?」
「歩きだよ。でもいつも歩いてるからそんなに……」
ユイ「ふ〜ん……。
じゃあ、俺もちょうど駅行くとこだから一緒に行こうぜ♪」
「え!?いいの??」
ユイ「うん♪1人で歩くより誰かと歩いたほうが楽しいだろっ?♪」
(やばい……、まじでどストライク!かっこよすぎる!!)
ユイ「俺、ユイ。そっちは名前なんて言うの?」
「私は(名前)だよ。ユイくんは何歳なの?」
ユイ「俺は今、高2!(名前)は?」
「あ…、わたし高1です。雰囲気でタメとかだと思ってた。ごめんなさい」
ユイ「お、年下なんだ。そんなのべつにいいのに〜。
タメでいいぜ〜♪」
「え。…じゃあ、タメで。なんか、ごめんなさい」
ユイ「なんで謝るんだよ〜。
ってかさ、(名前)って何好き??」
「え?何好きって言われても…
なんか、ざっくりしすぎじゃない?」
ユイ「え〜?そう?
俺は、ラーメンと辛いものが好き!
冬は寒いから嫌い!
あー、でも身体動かすの好きだから
冬はスノボとか行きたくなるんだよな〜♪」
1人楽しそうに話しているユイくんを見て
年上なのになんだか、
そんなユイくんが可愛くみえてしまう
何も言わずに笑っている私に
ユイ「え〜、なに笑ってんの〜?
てか、(名前)は何好きなの〜?」
と興味深々に聞いてくる
「え〜…、なんだろ〜。
カラオケとか?歌うのとか超好きかも♪
あとはー、ボーリングとかよく行くかなっ!」
ユイ「へ〜♪俺も歌うの好き!ボーリングも」
「そうなんだぁ〜♪」
(今度、一緒にとか……
言えるわけない……。)
ユイ「今度一緒に行く?♪」
「え!?」
ユイ「カラオケ♪ボーリングでもいいけどっ」
「行く行くっ!!!」
ユイ「あっはは……!!」
そう言って何故か笑うユイくん
「え?」
ユイ「いや、なんかめっちゃガッツいて来たからさ♪」
その言葉にがっつき過ぎたと恥ずかしくなった…
ユイ「ごめん、なんかちょっと嬉しくてさ♪」
(……え、どう言う意味!?
もしかして……、ちょっと脈あり??)
「いや、大丈夫!」
ユイ「(名前)、いつ暇〜?」
「だいたいいつでも暇だよ!」
ユイ「暇人♪」
「……え!?ユイくんは忙しいの??」
ユイ「俺は結構忙しいんだぜっ♪
でも(名前)の為なら空けてやってもいいけど♪」
「ほんと?♪やったぁ〜♪」
ユイ「彼氏いないの?」
「え?いないよ!」
ユイ「そっか♪」
そう言って嬉しそうに笑うユイくん
(………期待してもいいのかな?)
「え〜っと、ユイくんは……?」
ユイ「え?内緒♪」
「え…」
(内緒にするってことは……いるってこと、だよね?)
少し落胆するわたし。
ユイ「……なんてな♪いないよ、彼女」
「そうなんだ!」
(良かったぁ〜……!!)
そう話していれば、
もうすぐ駅に着いてしまいそう……
(連絡先、聞かなきゃ……!)
そう思うのに、なかなか言葉が出てこない
ユイ「……明日は?」
「……ん?」
(……どう言う意味だろ?)
ユイ「カラオケ♪って、今日行ったばっかか。」
「確かに!でも、私は全然大丈夫!」
ユイ「まぁ、俺も毎日カラオケ行っても全然大丈夫だけど♪
あー、でもボーリングにしとく?♪」
「いいよっ!」
ユイ「じゃ、約束な!あ、連絡先教えて♪」
「うん!」
そしてその場で連絡先を交換した
駅に着いてバイバイしようと思ったのだけど…
ユイ「何分の電車?」
「えーっと…あと10分くらいかな!」
ユイ「へ〜。じゃあ、ちょっと座って待とうぜ」
「ユイくんは何分なの?」
ユイ「え、俺?あ〜…、え〜っと〜、
(名前)より後の電車」
「へ〜。そうなんだ。」
………
「じゃあ、またね!」
ユイ「おう!気をつけて帰れよっ♪」
「うん!ありがとーっ」
そう言ってユイくんとお別れをして
電車に乗り込んだ。
(あー…。やばい。ユイくんめっちゃタイプだった。
明日ボーリング行けるとかやばすぎる!)
早速このことを友達に伝えようと思い
携帯を開けば
さっき交換したばかりのユイくんから
連絡が入っていた
ユイ[電車乗れたかぁ〜?( ̄▽ ̄)]
[乗れたよーっ!]
ユイ[良かった♪]
[ユイくんはー?]
ユイ[俺も大丈夫ー!]
[ユイくん、どこに住んでるの??]
ユイ[俺は、桜中の近く!]
(桜中の近くって……
さっきのカラオケのすぐ近くじゃん!!)
[え!?電車乗る必要ないじゃん!!]
ユイ[あー…、たしかに♪]
(え??じゃあ、わざわざ駅まで着いて来てくれたってこと?)
[なんか、ごめんね!??]
ユイ[いや、全然♪女の子1人とか危ないだろっ?]
(……優しすぎかっ!!)
そして、その日はそのまま
たわいもないやりとりを続けた。
次の日
学校に着くとユイくんから連絡が届いている
ユイ[おーい、(名前)〜!]
[ユイくん!なに〜??]
ユイ[おはよ〜]
[おはよ〜♪今日楽しみ〜っ!]
ユイ[(名前)の地元のボーリング行こうぜ〜]
[いいよーっ!]
ユイ[高校そのまま迎え行っていい?]
[え、いいの!?]
ユイ[全然OK〜♪またそっちに着いたら連絡する!]
[ありがとーっ♪]
友達「何、ニヤニヤしてんの?」
「え?だってさ、これ見て!」
友達「昨日のイケメン?」
「そー!今日放課後ボーリング行ってくる!」
友達「まじ!?どーゆうこと!?」
「やばくない!?」
友達「超やばい!」
放課後
ドキドキ気分でユイくんを待っていれば
ユイくんから着信が……!!
(え、電話!?)
深呼吸をして電話にでる私
「もしもし…!」
ユイ「よっ!おつかれ〜。
もうちょっとで着くけど校門集合でいい?」
「うん!今行くー!!」
電話を繋ぎながら急いで校門に向かえば
他校の制服を着たユイくんが
こっちに手を振っていた
(いや、かっこよすぎん…!?)
「お待たせ!ごめんね、来てもらっちゃって」
ユイ「いいぜ〜、このくらい。俺、結構ここ来てるし」
「え?そうなの??なんで?」
ユイ「1年に柴崎愛蔵と染谷勇次郎っているの知ってる?」
「同じクラス!」
ユイ「まじ〜!?いいな〜、あいつら」
「勇次郎くんとか私、結構仲良いよ〜」
ユイ「え!そうなの!?」
「うん!一緒にカフェ巡りとかするし♪」
ユイ「は!?何それ!俺も行きたい!」
「え?カフェとか好きなの?なんか意外だね!」
ユイ「いや…。まぁ、とりあえず次行く時、連絡して♪」
「わかった〜。」
ーボーリング場ー
「久しぶりだな〜、ボーリング♪
それこそ、この前愛蔵くんと勇次郎くんと友達と来て以来だから……」
ユイ「え?それってWデート!?
って、本当に勇次郎と愛蔵とめっちゃ仲良いじゃん!」
「うん!友達が愛蔵くんのこと好きでね〜」
ユイ「へ〜…。(名前)は?」
「え?」
ユイ「どっちかのこと好きなの?」
「あぁ〜。好きだけど、恋愛の好きではないかな〜…」
ユイ「ふぅ〜、良かったぁー!」
「ユイくんは……、仲良い子とかいるの〜?」
ユイ「え?あー…、どうだろ。」
そこにタイミング良く
ボーリング場に入って来た女の子集団…
女の子1「あ、もしかしてユイ!?」
女の子2「何してんの〜?」
女の子3「最近、連絡してくれないじゃん〜」
ユイ「……え?あー、まぁ色々あって?」
女の子1「ふ〜ん」
女の子2「あ、デート?」
ユイ「いや、別に…」
女の子3「ふ〜ん。まぁ、ユイのタイプじゃなさそうだよね」
女の子1「あー、ユイ、ギャル好きだもんね」
(ふ〜ん…。なんだ……、1人舞い上がって、バカみたいじゃん)
ユイ「いや、別にギャル好きなわけじゃないけど。」
「ユイくん、ごめん。私ちょっとトイレ行ってくるね〜♪」
ユイ「え?あ、わかった」
トイレに行くフリをして
反対の扉から帰ることにした
「はぁ〜…、なんかほんと馬鹿みたい。
ギャルかぁ〜…。
あの子達、本当ギャルって感じだったもんな〜。」
それに対して、わたしは
黒髪のストレート、メイクは薄化粧だし
ネイルも爪を磨くくらいで
派手なものもするようなタイプじゃない。
ギャルと言うよりは
どちらかといえば清楚系だねなんて言われる方。
「デートもせずに、失恋とか……もーなんなの。」
歩いていれば着信が鳴った。
相手は……
ユイくんかなって期待したけど
勇次郎くん。
「もしもし。どうかした〜?」
勇次郎「めちゃくちゃ美味しそうなパフェのある
カフェ見つけたんだけど、今週の土曜日、暇?」
「あ〜……、暇〜。」
勇次郎「なんか、いつ誘っても予定ないよね。
彼氏とかいないわけ?いい感じの人とか」
「あー…ね。ほんとそれ〜。どっかにいないかな〜。」
勇次郎「普通にできそうなのに。もったないね」
「そうかな〜。
でもさ、やっぱ結局みんなギャル好きじゃん?
清楚系辞めようかなー」
勇次郎「え、何。自分のこと清楚系だと思ってたわけ?」
「え?違うの!?どー見ても清楚系じゃない!?」
勇次郎「まぁ、外見はね〜。中身とのギャップ激しくない?」
「え、どうゆうこと!?中身は清楚じゃないと?」
勇次郎「どうかな、チャラそうには見えないけど。
てか、なんか元気ないの?」
「なんで?」
勇次郎「なんとなく。もしかして振られた、とか?」
「まー…、そんなとこかも〜…」
勇次郎「ふ〜ん。」
「……それだけ?普通慰めるよね?」
勇次郎「あ〜。まぁ、そのうちいい人現れるんじゃない?」
「ほんと?あ、今度カフェ巡りじゃなくて
恋愛成就の神社行こうよ〜。」
勇次郎「え〜。てかさ、そんなの行かなくてももっと身近にいい人いるじゃん」
「えー、そんな人いないよ〜。」
勇次郎「はぁ〜。あっそ。
じゃ、とりあえず今度の土曜ね。切るよ」
「うん。わかった〜。じゃあね〜」
電話を切れば、またすぐにかかってきた着信
「もしもし、勇次郎くん〜?」
ユイ「(名前)??今どこにいるの?」
「ユイくん…。あ〜、ごめん。
ちょっと体調悪くなったから勝手に帰っちゃった…」
ユイ「え!?大丈夫?今どこ?」
「え?どこだろ〜、
でももう少しで家着くから大丈夫だよ」
自分の口からペラペラと嘘が出てくることにビックリだけど
これ以上好きになる前に
ユイくんと関わるの辞めなきゃ
ユイ「そっか…、さっきごめんな?
嫌な思いさせちゃって」
「いや、別に大丈夫だよ〜。全然気にしてないし♪」
ユイ「……そっか。」
「うん。私こそ急に帰っちゃってごめんね、」
ユイ「大丈夫だけど…
また、今度仕切り直してもいい?」
「え?何を?」
ユイ「デート!」
「あ…。デートだったんだ。さっき……
いや、なんでもない。
じゃあ、また今度ね〜。また誘って〜♪じゃ、切るよ〜」
ユイ「ちょっと待って!」
「何〜?」
ユイ「いや、本当に…、また会ってくれる?」
「うん。また都合があえば遊ぼ♪」
ユイ「約束だからな?」
「うん。じゃあね〜」
そう言って電話を切った。
(あー…、駄目だなぁ、自分。
ちょっとタイプじゃないとか言われたからって
勝手に帰って…。こじらせかよ…。)
しばらくしてユイくんから連絡が届いた。
前みたいに、たわいもないメッセージ。
最初のうちは、なんとなく気まずくて
適当に返信をしていた
だけどそのうち、それもあまり返さなくなって…
2週間くらい経った頃…。
学校終わり、席で帰る支度をする私に
勇次郎くんが話しかけてきた
勇次郎「今日、駅前のソフトクリーム食べに行かない?」
「ソフトクリーム?行く〜」
勇次郎「暇人。じゃ、早く行くよ」
「はいはい〜」
教室を出る私たち
「今日なんか荷物、重〜」
勇次郎「え、今日そんな持ち物あったっけ?」
「わかんないけど、なんか重い。
だから持ってって〜」
勇次郎「え〜、やだよ。」
「じゃあ、勇次郎くんのと交換しよ?」
勇次郎「はぁ。まぁ、いいよ。しょうがないな」
そう言って私の重たいカバンと
勇次郎くんのそんなに重たくないカバンを
交換してくれた
勇次郎「てか、キーホルダー大き過ぎじゃない?」
「そう?可愛くない?ウサギのうさっぺ♡」
勇次郎「恥ずかしいんだけど。」
「照れ屋さんなのかな?」
勇次郎「うるさい。カバン置いてくよ?」
「嘘じゃん〜、せめてアイス屋さんまでは
持ってくれないと困る〜」
そうこう話をしながら歩いていれば
校門の辺りで誰かに声をかけられた
ユイ「(名前)〜!!」
「……ユイくん。」
勇次郎「え、ユイさん?」
ユイ「あれ、勇次郎もいたの?久しぶり〜♪」
勇次郎「お久しぶりです。どうしたんですか?こんなところで」
ユイ「あー…、(名前)のことデートに誘いに来たっ♪」
「え?」
勇次郎「え?(名前)をですか?」
ユイ「え?うん♪」
「わたし、今日予定あるんだよね……ごめんね?」
ユイ「そうなの!?え?まさか男!?」
「あー……、たぶん。」
ユイ「たぶん!?」
勇次郎「たぶんって何?」
「え?いや、別に、深い意味は…」
勇次郎「はぁ。
別に男として見てくれないなら行くだけ無駄だし、
荷物重たいからユイさんに連れてってもらえば?」
「え??どういうこと?」
勇次郎「そうゆうこと。じゃ、カバン返して」
そう言って、私のカバンをユイさんに押し付け
自分のカバンを持ってスタスタと行ってしまった
ユイ「じゃ、これで予定なくなった?」
「え…、まぁ。」
ユイ「じゃ、行こうぜ♪
ってか、なんでこんなカバン重いわけ!?」
「え〜…。教科書めっちゃ持って帰った〜」
ユイ「へ〜。テストでもあるの?」
「ないけど。」
ユイ「そっか。てか、最近連絡くれなくない?」
「そんなことないよ?忙しくて!」
ユイ「ふ〜ん。……やっぱり怒ってる??」
「え?何を??」
ユイ「この前のこと。
ボーリングで女子集団に絡まれちゃっただろ?
もしかして嫌だった?」
「いや、別に。
ただ…、なんかわたし邪魔かなって思って」
ユイ「邪魔なわけないじゃん。俺がデート誘ったのに」
「でもユイくん、なんか歯切れ悪かったから
それに、私ギャルじゃないし…」
ユイ「いや、俺べつにギャル好きじゃないし」
「そーなの?」
ユイ「まぁ、ギャルってノリいいじゃん?
だから普通に遊んだりとかするよ?
でも、別にタイプとかそーゆうのではない」
「ふ〜〜ん。」
ユイ「俺さ、カラオケで会った時から
(名前)のこと、すげータイプだって思ってて
だから仲良くなれて嬉しかった。」
「……え!?」
ユイ「なのに、1人で帰っちゃうし
あんまり連絡くれないし…」
「ごめん……」
ユイ「(名前)。俺と、付き合ってくれない?
……いや、待って!!やっぱ友達からでもいいから
仲良くなるチャンスちょうだい!」
「ありがと!私もユイくんのこと気になってた。
私でよければ……ぜひ、彼女にしてください!」
ユイ「まじで!!めっちゃ嬉しい!」
「記念にプリ取り行こ〜♪」
ユイ「OK〜♪」
〜ふたりの出会いシリーズ〜
カラオケ編♡ユイくんver
*リアルな感じ出したくて
普通小説では省かれるようなとこまで書いたので
無駄に長い( ̄▽ ̄)
今日は、学校帰りに友達とカラオケにやって来た。
カラオケルームに着けば
すぐにリモコンで曲を選んでいく友達
友達「何歌おうかなぁ〜♪」
「あ、わたし先に飲み物取ってくる〜!何飲む〜?」
友達「ウーロン茶!」
「了解〜♪」
そう言って部屋を出て、ドリンクバーの前に立つ。
コップを2つ持ち、1つはウーロン茶を注いだ。
「え〜、どうしようかな〜。なんかオススメは〜……」
ドリンクバーの下にコップをセットして
迷っていれば
ユイ「カラオケならやっぱこれっしょ♪」
と勝手にボタンを押した男の子。
「え…」
ユイ「りんごジュース♪これめっちゃ喉にいいんだぜ?♪」
そう私に話かけてきたのは
長身のイケメン……!
黒に金の入った少しふわふわの髪の毛に
猫みたいな大きな瞳。
ニコッと全開のスマイルを向けてくれる男の子に
(わぁ、かっこいい……!!)
と胸がときめく。
「あ、ありがとうございます。」
そう言えば、男の子は
ユイ「いいえ♪」
と言って行ってしまった
急いで友達のいる部屋に向かい
「ねー!超イケメンに話しかけられたんだけど!!」
とさっきの出来事を伝えた
友達「お、恋の始まり!??私もそのイケメンみたい♪」
とノリノリの友達
「恋ってほど、進展はないけど……本当イケメンだった!」
友達「へ〜♪どこの部屋の人だろ〜♪」
「どうだろ〜…。また会えたらいいな〜」
そう言いつつ、歌を歌い
たまにドリンクバーに向かってみたり…。
でもそんなにタイミング良く
何度も会えるわけもなく…
その日は帰ることに……。
友達「結局会えなかったのかぁ〜。残念」
「本当、また会いたいなぁ〜…」
なんて言いながら外に出た。
友達は迎えが来たようで先に帰ってしまった。
お店の前のベンチに座って
しばらくボーッと携帯をいじっていれば
後ろからツンツンと肩を叩かれた。
びっくりして叩かれた方向を見れば
そこには嬉しそうに微笑むさっきの男の子。
ユイ「お!結構、長く居たんだ〜。どお?喉の調子♪」
「……え?あ、そう言えばいつもより枯れてないかも!」
ユイ「だろっ?♪」
そうやってまた笑顔をくれる男の子に
完全に恋に落ちてしまった……
「うん…!」
ユイ「もしかして迎え待ってる感じ?」
「いや、別に。もう少ししたら帰るとこ!」
ユイ「ふ〜ん。もう暗いし、
こんなとこに1人でいたら危ないぜ?」
「そうかな〜?……じゃあ、そろそろ行こうかな」
ユイ「その制服さぁ〜、桜ヶ丘だろっ?
家って結構遠いの?」
「そーそー!よく知ってるね。
ここら辺だとあんまり居ないのに!
電車で20分くらいかな〜」
ユイ「へ〜。駅ここから結構遠いけど……歩き?」
「歩きだよ。でもいつも歩いてるからそんなに……」
ユイ「ふ〜ん……。
じゃあ、俺もちょうど駅行くとこだから一緒に行こうぜ♪」
「え!?いいの??」
ユイ「うん♪1人で歩くより誰かと歩いたほうが楽しいだろっ?♪」
(やばい……、まじでどストライク!かっこよすぎる!!)
ユイ「俺、ユイ。そっちは名前なんて言うの?」
「私は(名前)だよ。ユイくんは何歳なの?」
ユイ「俺は今、高2!(名前)は?」
「あ…、わたし高1です。雰囲気でタメとかだと思ってた。ごめんなさい」
ユイ「お、年下なんだ。そんなのべつにいいのに〜。
タメでいいぜ〜♪」
「え。…じゃあ、タメで。なんか、ごめんなさい」
ユイ「なんで謝るんだよ〜。
ってかさ、(名前)って何好き??」
「え?何好きって言われても…
なんか、ざっくりしすぎじゃない?」
ユイ「え〜?そう?
俺は、ラーメンと辛いものが好き!
冬は寒いから嫌い!
あー、でも身体動かすの好きだから
冬はスノボとか行きたくなるんだよな〜♪」
1人楽しそうに話しているユイくんを見て
年上なのになんだか、
そんなユイくんが可愛くみえてしまう
何も言わずに笑っている私に
ユイ「え〜、なに笑ってんの〜?
てか、(名前)は何好きなの〜?」
と興味深々に聞いてくる
「え〜…、なんだろ〜。
カラオケとか?歌うのとか超好きかも♪
あとはー、ボーリングとかよく行くかなっ!」
ユイ「へ〜♪俺も歌うの好き!ボーリングも」
「そうなんだぁ〜♪」
(今度、一緒にとか……
言えるわけない……。)
ユイ「今度一緒に行く?♪」
「え!?」
ユイ「カラオケ♪ボーリングでもいいけどっ」
「行く行くっ!!!」
ユイ「あっはは……!!」
そう言って何故か笑うユイくん
「え?」
ユイ「いや、なんかめっちゃガッツいて来たからさ♪」
その言葉にがっつき過ぎたと恥ずかしくなった…
ユイ「ごめん、なんかちょっと嬉しくてさ♪」
(……え、どう言う意味!?
もしかして……、ちょっと脈あり??)
「いや、大丈夫!」
ユイ「(名前)、いつ暇〜?」
「だいたいいつでも暇だよ!」
ユイ「暇人♪」
「……え!?ユイくんは忙しいの??」
ユイ「俺は結構忙しいんだぜっ♪
でも(名前)の為なら空けてやってもいいけど♪」
「ほんと?♪やったぁ〜♪」
ユイ「彼氏いないの?」
「え?いないよ!」
ユイ「そっか♪」
そう言って嬉しそうに笑うユイくん
(………期待してもいいのかな?)
「え〜っと、ユイくんは……?」
ユイ「え?内緒♪」
「え…」
(内緒にするってことは……いるってこと、だよね?)
少し落胆するわたし。
ユイ「……なんてな♪いないよ、彼女」
「そうなんだ!」
(良かったぁ〜……!!)
そう話していれば、
もうすぐ駅に着いてしまいそう……
(連絡先、聞かなきゃ……!)
そう思うのに、なかなか言葉が出てこない
ユイ「……明日は?」
「……ん?」
(……どう言う意味だろ?)
ユイ「カラオケ♪って、今日行ったばっかか。」
「確かに!でも、私は全然大丈夫!」
ユイ「まぁ、俺も毎日カラオケ行っても全然大丈夫だけど♪
あー、でもボーリングにしとく?♪」
「いいよっ!」
ユイ「じゃ、約束な!あ、連絡先教えて♪」
「うん!」
そしてその場で連絡先を交換した
駅に着いてバイバイしようと思ったのだけど…
ユイ「何分の電車?」
「えーっと…あと10分くらいかな!」
ユイ「へ〜。じゃあ、ちょっと座って待とうぜ」
「ユイくんは何分なの?」
ユイ「え、俺?あ〜…、え〜っと〜、
(名前)より後の電車」
「へ〜。そうなんだ。」
………
「じゃあ、またね!」
ユイ「おう!気をつけて帰れよっ♪」
「うん!ありがとーっ」
そう言ってユイくんとお別れをして
電車に乗り込んだ。
(あー…。やばい。ユイくんめっちゃタイプだった。
明日ボーリング行けるとかやばすぎる!)
早速このことを友達に伝えようと思い
携帯を開けば
さっき交換したばかりのユイくんから
連絡が入っていた
ユイ[電車乗れたかぁ〜?( ̄▽ ̄)]
[乗れたよーっ!]
ユイ[良かった♪]
[ユイくんはー?]
ユイ[俺も大丈夫ー!]
[ユイくん、どこに住んでるの??]
ユイ[俺は、桜中の近く!]
(桜中の近くって……
さっきのカラオケのすぐ近くじゃん!!)
[え!?電車乗る必要ないじゃん!!]
ユイ[あー…、たしかに♪]
(え??じゃあ、わざわざ駅まで着いて来てくれたってこと?)
[なんか、ごめんね!??]
ユイ[いや、全然♪女の子1人とか危ないだろっ?]
(……優しすぎかっ!!)
そして、その日はそのまま
たわいもないやりとりを続けた。
次の日
学校に着くとユイくんから連絡が届いている
ユイ[おーい、(名前)〜!]
[ユイくん!なに〜??]
ユイ[おはよ〜]
[おはよ〜♪今日楽しみ〜っ!]
ユイ[(名前)の地元のボーリング行こうぜ〜]
[いいよーっ!]
ユイ[高校そのまま迎え行っていい?]
[え、いいの!?]
ユイ[全然OK〜♪またそっちに着いたら連絡する!]
[ありがとーっ♪]
友達「何、ニヤニヤしてんの?」
「え?だってさ、これ見て!」
友達「昨日のイケメン?」
「そー!今日放課後ボーリング行ってくる!」
友達「まじ!?どーゆうこと!?」
「やばくない!?」
友達「超やばい!」
放課後
ドキドキ気分でユイくんを待っていれば
ユイくんから着信が……!!
(え、電話!?)
深呼吸をして電話にでる私
「もしもし…!」
ユイ「よっ!おつかれ〜。
もうちょっとで着くけど校門集合でいい?」
「うん!今行くー!!」
電話を繋ぎながら急いで校門に向かえば
他校の制服を着たユイくんが
こっちに手を振っていた
(いや、かっこよすぎん…!?)
「お待たせ!ごめんね、来てもらっちゃって」
ユイ「いいぜ〜、このくらい。俺、結構ここ来てるし」
「え?そうなの??なんで?」
ユイ「1年に柴崎愛蔵と染谷勇次郎っているの知ってる?」
「同じクラス!」
ユイ「まじ〜!?いいな〜、あいつら」
「勇次郎くんとか私、結構仲良いよ〜」
ユイ「え!そうなの!?」
「うん!一緒にカフェ巡りとかするし♪」
ユイ「は!?何それ!俺も行きたい!」
「え?カフェとか好きなの?なんか意外だね!」
ユイ「いや…。まぁ、とりあえず次行く時、連絡して♪」
「わかった〜。」
ーボーリング場ー
「久しぶりだな〜、ボーリング♪
それこそ、この前愛蔵くんと勇次郎くんと友達と来て以来だから……」
ユイ「え?それってWデート!?
って、本当に勇次郎と愛蔵とめっちゃ仲良いじゃん!」
「うん!友達が愛蔵くんのこと好きでね〜」
ユイ「へ〜…。(名前)は?」
「え?」
ユイ「どっちかのこと好きなの?」
「あぁ〜。好きだけど、恋愛の好きではないかな〜…」
ユイ「ふぅ〜、良かったぁー!」
「ユイくんは……、仲良い子とかいるの〜?」
ユイ「え?あー…、どうだろ。」
そこにタイミング良く
ボーリング場に入って来た女の子集団…
女の子1「あ、もしかしてユイ!?」
女の子2「何してんの〜?」
女の子3「最近、連絡してくれないじゃん〜」
ユイ「……え?あー、まぁ色々あって?」
女の子1「ふ〜ん」
女の子2「あ、デート?」
ユイ「いや、別に…」
女の子3「ふ〜ん。まぁ、ユイのタイプじゃなさそうだよね」
女の子1「あー、ユイ、ギャル好きだもんね」
(ふ〜ん…。なんだ……、1人舞い上がって、バカみたいじゃん)
ユイ「いや、別にギャル好きなわけじゃないけど。」
「ユイくん、ごめん。私ちょっとトイレ行ってくるね〜♪」
ユイ「え?あ、わかった」
トイレに行くフリをして
反対の扉から帰ることにした
「はぁ〜…、なんかほんと馬鹿みたい。
ギャルかぁ〜…。
あの子達、本当ギャルって感じだったもんな〜。」
それに対して、わたしは
黒髪のストレート、メイクは薄化粧だし
ネイルも爪を磨くくらいで
派手なものもするようなタイプじゃない。
ギャルと言うよりは
どちらかといえば清楚系だねなんて言われる方。
「デートもせずに、失恋とか……もーなんなの。」
歩いていれば着信が鳴った。
相手は……
ユイくんかなって期待したけど
勇次郎くん。
「もしもし。どうかした〜?」
勇次郎「めちゃくちゃ美味しそうなパフェのある
カフェ見つけたんだけど、今週の土曜日、暇?」
「あ〜……、暇〜。」
勇次郎「なんか、いつ誘っても予定ないよね。
彼氏とかいないわけ?いい感じの人とか」
「あー…ね。ほんとそれ〜。どっかにいないかな〜。」
勇次郎「普通にできそうなのに。もったないね」
「そうかな〜。
でもさ、やっぱ結局みんなギャル好きじゃん?
清楚系辞めようかなー」
勇次郎「え、何。自分のこと清楚系だと思ってたわけ?」
「え?違うの!?どー見ても清楚系じゃない!?」
勇次郎「まぁ、外見はね〜。中身とのギャップ激しくない?」
「え、どうゆうこと!?中身は清楚じゃないと?」
勇次郎「どうかな、チャラそうには見えないけど。
てか、なんか元気ないの?」
「なんで?」
勇次郎「なんとなく。もしかして振られた、とか?」
「まー…、そんなとこかも〜…」
勇次郎「ふ〜ん。」
「……それだけ?普通慰めるよね?」
勇次郎「あ〜。まぁ、そのうちいい人現れるんじゃない?」
「ほんと?あ、今度カフェ巡りじゃなくて
恋愛成就の神社行こうよ〜。」
勇次郎「え〜。てかさ、そんなの行かなくてももっと身近にいい人いるじゃん」
「えー、そんな人いないよ〜。」
勇次郎「はぁ〜。あっそ。
じゃ、とりあえず今度の土曜ね。切るよ」
「うん。わかった〜。じゃあね〜」
電話を切れば、またすぐにかかってきた着信
「もしもし、勇次郎くん〜?」
ユイ「(名前)??今どこにいるの?」
「ユイくん…。あ〜、ごめん。
ちょっと体調悪くなったから勝手に帰っちゃった…」
ユイ「え!?大丈夫?今どこ?」
「え?どこだろ〜、
でももう少しで家着くから大丈夫だよ」
自分の口からペラペラと嘘が出てくることにビックリだけど
これ以上好きになる前に
ユイくんと関わるの辞めなきゃ
ユイ「そっか…、さっきごめんな?
嫌な思いさせちゃって」
「いや、別に大丈夫だよ〜。全然気にしてないし♪」
ユイ「……そっか。」
「うん。私こそ急に帰っちゃってごめんね、」
ユイ「大丈夫だけど…
また、今度仕切り直してもいい?」
「え?何を?」
ユイ「デート!」
「あ…。デートだったんだ。さっき……
いや、なんでもない。
じゃあ、また今度ね〜。また誘って〜♪じゃ、切るよ〜」
ユイ「ちょっと待って!」
「何〜?」
ユイ「いや、本当に…、また会ってくれる?」
「うん。また都合があえば遊ぼ♪」
ユイ「約束だからな?」
「うん。じゃあね〜」
そう言って電話を切った。
(あー…、駄目だなぁ、自分。
ちょっとタイプじゃないとか言われたからって
勝手に帰って…。こじらせかよ…。)
しばらくしてユイくんから連絡が届いた。
前みたいに、たわいもないメッセージ。
最初のうちは、なんとなく気まずくて
適当に返信をしていた
だけどそのうち、それもあまり返さなくなって…
2週間くらい経った頃…。
学校終わり、席で帰る支度をする私に
勇次郎くんが話しかけてきた
勇次郎「今日、駅前のソフトクリーム食べに行かない?」
「ソフトクリーム?行く〜」
勇次郎「暇人。じゃ、早く行くよ」
「はいはい〜」
教室を出る私たち
「今日なんか荷物、重〜」
勇次郎「え、今日そんな持ち物あったっけ?」
「わかんないけど、なんか重い。
だから持ってって〜」
勇次郎「え〜、やだよ。」
「じゃあ、勇次郎くんのと交換しよ?」
勇次郎「はぁ。まぁ、いいよ。しょうがないな」
そう言って私の重たいカバンと
勇次郎くんのそんなに重たくないカバンを
交換してくれた
勇次郎「てか、キーホルダー大き過ぎじゃない?」
「そう?可愛くない?ウサギのうさっぺ♡」
勇次郎「恥ずかしいんだけど。」
「照れ屋さんなのかな?」
勇次郎「うるさい。カバン置いてくよ?」
「嘘じゃん〜、せめてアイス屋さんまでは
持ってくれないと困る〜」
そうこう話をしながら歩いていれば
校門の辺りで誰かに声をかけられた
ユイ「(名前)〜!!」
「……ユイくん。」
勇次郎「え、ユイさん?」
ユイ「あれ、勇次郎もいたの?久しぶり〜♪」
勇次郎「お久しぶりです。どうしたんですか?こんなところで」
ユイ「あー…、(名前)のことデートに誘いに来たっ♪」
「え?」
勇次郎「え?(名前)をですか?」
ユイ「え?うん♪」
「わたし、今日予定あるんだよね……ごめんね?」
ユイ「そうなの!?え?まさか男!?」
「あー……、たぶん。」
ユイ「たぶん!?」
勇次郎「たぶんって何?」
「え?いや、別に、深い意味は…」
勇次郎「はぁ。
別に男として見てくれないなら行くだけ無駄だし、
荷物重たいからユイさんに連れてってもらえば?」
「え??どういうこと?」
勇次郎「そうゆうこと。じゃ、カバン返して」
そう言って、私のカバンをユイさんに押し付け
自分のカバンを持ってスタスタと行ってしまった
ユイ「じゃ、これで予定なくなった?」
「え…、まぁ。」
ユイ「じゃ、行こうぜ♪
ってか、なんでこんなカバン重いわけ!?」
「え〜…。教科書めっちゃ持って帰った〜」
ユイ「へ〜。テストでもあるの?」
「ないけど。」
ユイ「そっか。てか、最近連絡くれなくない?」
「そんなことないよ?忙しくて!」
ユイ「ふ〜ん。……やっぱり怒ってる??」
「え?何を??」
ユイ「この前のこと。
ボーリングで女子集団に絡まれちゃっただろ?
もしかして嫌だった?」
「いや、別に。
ただ…、なんかわたし邪魔かなって思って」
ユイ「邪魔なわけないじゃん。俺がデート誘ったのに」
「でもユイくん、なんか歯切れ悪かったから
それに、私ギャルじゃないし…」
ユイ「いや、俺べつにギャル好きじゃないし」
「そーなの?」
ユイ「まぁ、ギャルってノリいいじゃん?
だから普通に遊んだりとかするよ?
でも、別にタイプとかそーゆうのではない」
「ふ〜〜ん。」
ユイ「俺さ、カラオケで会った時から
(名前)のこと、すげータイプだって思ってて
だから仲良くなれて嬉しかった。」
「……え!?」
ユイ「なのに、1人で帰っちゃうし
あんまり連絡くれないし…」
「ごめん……」
ユイ「(名前)。俺と、付き合ってくれない?
……いや、待って!!やっぱ友達からでもいいから
仲良くなるチャンスちょうだい!」
「ありがと!私もユイくんのこと気になってた。
私でよければ……ぜひ、彼女にしてください!」
ユイ「まじで!!めっちゃ嬉しい!」
「記念にプリ取り行こ〜♪」
ユイ「OK〜♪」
〜ふたりの出会いシリーズ〜
カラオケ編♡ユイくんver
*リアルな感じ出したくて
普通小説では省かれるようなとこまで書いたので
無駄に長い( ̄▽ ̄)