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エンディング　〜勇次郎ver〜








次の日、朝早く教室に着けば

教室には勇次郎くんが

先生の花に水をあげていた








「勇次郎くん、おはよ〜」


勇次郎「あれ、（名前）、おはよ。
今日は早いんだね」






「うん。なんか早く登校したい気分だった♪
勇次郎くんはいつもこの時間？」


勇次郎「うん。」






「早いんだね〜…」


勇次郎「まぁね。ところで、もう元気になったの？」


「うん♪ありがとねっ」







勇次郎「そっか…。じゃあ、僕必要なかったね…」


少し寂しそうな顔をする勇次郎くんに





「そんなわけないじゃん♡
勇次郎くんのおかげで元気になれたんだよ？？」





勇次郎「……そっか」


少し口元をあげて優しく微笑む勇次郎くんは
すごく可愛い







「あのね、勇次郎くん…。
この前のことなんだけどさ…」




勇次郎「ん？」

首をこてんと傾げて、
私をキョトンとした顔で見つめる勇次郎くん







「あのね……ええっと……

星空くんのこと…

……ほんとに、忘れさせてくれる？？」



勇次郎くんはびっくりした顔で私を見つめた









勇次郎「……あたりまえでしょ？」

と優しく笑った






「約束だよ？」



勇次郎「うん。」







「でもさ……、勇次郎くんは、
本当に…わたしでいいの？」



勇次郎「……僕が（名前）のこと
ずっと好きだったの…気づいてなかったの…？？」




「……え？そうなの、？」





勇次郎「うん。なんでクラスの男子
ひっかけてるのかなってずっと気になってた」






「え……、知ってたんだ…」





勇次郎「でもさ、そんなことしながら
本当は優しいだけなんじゃないかって気付いてから
ずっと……、（名前）のこと好きだったんだ」





「そうなんだ……」





勇次郎「でも、これからは
男子にちょっかいかけるのは禁止だからね？」






「……じゃあ、勇次郎くんにならいい？」



勇次郎「うん。僕だけ。」



「わかった♡」








そして勇次郎くんに抱きついた







勇次郎くんは

そっと触れるだけの優しいキスをして









勇次郎「続きは、放課後……またここで」


と、わたしの耳元で囁くと








人差し指を自分の唇につけ

秘密のポーズをして私にウインクを飛ばし


自分の席に向かう勇次郎くん…













ザワザワと教室に人が入ってくる中

わたしは1人赤くなった頬を隠した…。






エンディング・勇次郎ver







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