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そんな毎日を送る中

合コンの日から、毎日必ず声をかけてくるユイくん。










ユイ「(名前)ちゃん、今日デートしよ？」


「えー、無理」





monaに恋に落とすように言われていても

やっぱりチャラい人は無理








ユイ「なんで〜？じゃあ、明日は？」


「え〜、明日は校長先生のサボテンに水あげるから無理」






ユイ「じゃあ、その次の日」


「その次はサッカー部の臨時マネージャーやるし」







ユイ「じゃあ、その次」



「えーっと…よく覚えてないけどたぶんなんか予定ある。」



（ってか、ユイくんしつこいな〜…）







ユイ「(名前)ちゃんって、面白いな。予定絶対無いよね？」



「え？あるよ〜。てか、いつも女の子に囲まれてるんだから
その子たちとデートすればいいじゃん〜」







ユイ「え〜、ツレないな〜。
(名前)ちゃんとデートしたいんだって」



「へ〜。じゃ、私忙しいからまたね♪」



（ユイくんが私とデートしたくても
私は全然デートしたくないし〜）









そしてその次の日も、次の日も
懲りずに話しかけてくるユイくんに嫌気が差してきた私








「mona〜、ユイくんいい加減、うざいんだけど…」




mona「じゃあさ、アイツに女の連絡先
全部消去して、女ぜんぶ切ったら
デートしてあげるって言ってみたら？絶対に無理だから」



「おお〜！mona頭良い♡」








そしてまた次の日ー…







ユイ「(名前)ちゃん、デートしよ〜♪」

と今日もデートのお誘いをしてくるユイくん




「いいよ〜♪」

と言えば






ユイ「え！？ほんとに？」

となんだかすごいびっくりしている





「うん。でも女の子の連絡先全部消去して
遊んでる女の子全部切ったらね〜♪」


ユイ「まじか。」


（よしよし♪これで諦めるはず…！）








ユイ「わかった。じゃあ、今から消すわ」



（……え！？なんか思ってたのと違う…！！）






「え？本当に言ってる？」


ユイ「うん。」


と言うと、携帯を取り出して私に渡すユイくん










ユイ「全部消していいよ？」



「え？全部消しても、私1回デートするだけだよ？」









ユイ「(名前)ちゃんが1回デートしてくれるんだろ？
それなら別に他の女とか必要ないだろ？」





（え、本当にゆってる？？まじで全部消していいわけ…？）



言ってしまった手前
とりあえず女の子の連絡先を全消去する









ユイ「やったー♪これでデートしてくれるんだよな？」

と満面の笑みを浮かべるユイくん





「う、うん。デートはするけど…。」


（おかしい…こんなはずじゃない…。）






とりあえず1週間後の日時を指定して

それまでユイの事を見張ることにした




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