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授業中、隣の席から
勇次郎くんの視線を感じる
でも目を合わせないようにしていた
昼休みも愛蔵くんに断り、一人で食べた
愛蔵くんは最初は笑っていたけど
だんだん勇次郎くんと距離を置く私を心配し始めた
愛蔵「そんなに勇次郎のこと許せないのか?」
「許せないとか、そういうわけじゃないんだけど…
なんかいつも私ばっかり
からかわれてる気がして…。」
愛蔵「…そっかぁ。」
そのまま、勇次郎くんと話すことなく
1日が終わった
別に喧嘩したわけでも
仲悪くなりたいわけでもないんだけど
なんか自分の心がどうしたらいいのかわからない…
放課後ー。
今日は事務所で雑用がある
なんだか今は…Dolceに会いたくないな
違うな、沙良くんに会いたくない…
「はぁ…」
「なに?どうしたの?」
そこには今1番会いたくない人がいた
「沙良くん…。」
「……。」
…沈黙が続く。
「……ねぇ。」
沈黙を破ったのは沙良くんだ
「昨日は怒らせちゃって、ごめん。
あと、無理矢理デート誘ってごめん。」
「……。」
なんて言ったらいいかわからず黙る私
「……?」
そんな様子に首を傾げる沙良くん。
「じゃあ、そういうことだから」
と私の頭をポンポンっとして
彼はどこかに歩いて行った