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リップ×リップの事務所にて
「内田さん、こんにちは!お邪魔してます」
「あ、ミリアちゃん。こんにちは
今日はみんな揃ってどうしたの?」
リップ×リップとは別の事務所なのに
田村社長も内田さんも優しく迎えてくれた
「内田さんがこの前言っていた、
デート企画についてミーティングしようと思って」
「あら、そうなのね!仕事熱心ね
とってもいいことだわ。」
と内田さんはニッコリ笑う
「何か良い案は出たかしら?」
「いえ、まだ全然です」
「僕らデート自体したことがなくて
全然イメージ湧かないんすよね」
と愛蔵くんが嘆く
「あら、そうなの?
今回の企画は上手くいけば
シリーズ化してもらえるみたいだから
気合い入れて頑張るのよ!」
「はいっ」
2人の声がハモる
ほんと、仲良いんだか悪いんだか…
(でももしシリーズ化したら
公式に勇次郎くんとデートができるんだよね
そんなの嬉しすぎる)
「あーーー!!!」
突然、愛蔵くんが大声を出した
「全然っ、わっかんねー。
姫野はどんなデートがしたいんだ?」
「たしかに、女の子の意見は大事だな」
と頷く勇次郎くん。
でも…そう聞かれましても。
私だってそんな経験豊富なわけでも無いし…
「うーん…。そう言われても…」
「例えばどんなところに行ってみたいとかある?」
困っていると勇次郎くんが
助け舟を出してくれた
「そうだなぁ…
遊園地とか、水族館とか…
ドライブで夜景見に行ったり…は憧れかな」
一瞬頭の中に勇次郎くんとのデートが浮かんで
ちょっとニヤける
「いや、僕ら運転とかできないし」
ニヤけてると勇次郎くんに冷静に突っ込まれる
「あとは、海とかプールとか!
映画見に行ったり〜
ショッピングに付き合ってもらったりもいいかも!」
なんだか妄想が膨らんで楽しくなってきた私に
2人はなんだか悩ましそう。
「まぁ、でも好きな人と行けば
どこだって楽しいと思う!」
最終的な結論に至ったわたしに
2人は、何故か不満気
愛蔵(好きな人と行けばって…
俺圧倒的に不利じゃね?)
はぁ…と愛蔵くんがため息をつく
勇次郎(好きな人とかぁ…
まぁ、僕と愛蔵なら圧倒的に
僕の方が仲が良いから僕の方が有利かな)
ふん…と勇次郎くんが小さく笑みを浮かべる。
「「絶対負けない」」
睨み合ったまま、ハモる2人。
「なんだか楽しみ」
そんな笑みが溢れた