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ーミリアsideー
そして、月曜日ー
撮影後、彼らと会うのは今日がはじめて。
(…もぅ。どうやって顔合わせたらいいの)
「…はぁ。」
何度目かわからないため息をつく
「ミリアちゃん、どうしたの?」
声をかけられた方を向くと
そこには問題の勇次郎くんがいた
「…ひぃ!」
「ひぃって…失礼だなぁ」
と笑っているようで
目が笑ってない勇次郎くん
「お、おはよう。勇次郎くん」
(びっくりした…。
昨日のMVのせいでまともに目も合わせられないよ…。)
「はぁ…」
聞こえないようにまた小さなため息をつく。
勇次郎くんは席に着くと
あっという間にファンの子たちに囲まれていた
(相変わらず大人気だなぁ…)
「あ、あのさ姫野…!!」
「え?」
よく知らない男子に話しかけられる。
「きょ、今日の放課後って空いてる?」
少し照れながら話す男子
クラスの男子だろうけどあんまり知らない
「…え、えーっと……。なんで?」
「い、や。ちょっと話したいことがあって…」
「あー、そうなんだぁ…。少しなら大丈夫だよー。」
「あ、ありがと!じゃあ、あとで!!」
そういうと突風のごとく走り去っていった
(話したいこと…。私あの子と話したことあったっけ……??)
ふとなんとなく横を見ると
不機嫌そうな顔をした勇次郎くんに睨まれた
「………え?」
(…なんで睨まれた?)
勇次郎くんはすぐに
いつものアイドルスマイルに戻り
ファンの子と話し始めた
(なんだったんだ、、?)