第一話.伝説の幕開け
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今でも時折思い出す、幼い頃した母との会話──。
「ねえ、おかあさん。蘭飛のこれはいつなおるの?」
「どれ?……ああ、これはね。〝証〟なの」
「あかし?」
「そうよ」
「けがじゃない?」
「ふふ、痛くないでしょう?」
「うん!いたくないよ!」
「なら良かった。この証は、蘭ちゃんが強くて優しい子ですって教えてくれているのよ」
「蘭飛、つよくてやさしいの?」
「ええ、とっても」
「ほんとのほんと?」
「本当の本当よ」
「えへへ、そっかぁ」
大好きな母の膝に座り、褒められた喜びを噛みしめていた幼い私は知る由もなかった。そう話す母の瞳が少し憂いを帯びていたことも、私の髪を撫でるその手が僅かに震えていたことも──。
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