独り占めさせて
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彼女の家に入った俺は、すぐに玄関の鍵を閉めた。
またいつ、彼女が月を見上げるか分からないから、この家から締めだす必要があったんだ。
それから俺は、なまえを横抱きに抱え上げてベッドに運んだ。
そして、背中から沈んだ彼女の唇に自分のそれを押しつけながら、服を剥がしていく。
だって、彼女の身体を包むその服にすら、俺は嫉妬をしていたから。
俺だけが、彼女に触れていればいい。
彼女の身体を抱きしめるのは、服じゃなくて、俺でいい。
あぁ、正直言えば、俺となまえの間には、布切れ一枚どころか、空気だって必要ないと思ってる。
だって、キスをするのに邪魔にしかならないだろ。
「ぁ…っ、ゃ…、ん…っ、ぁあっ。」
俺達の身体がひとつに重なる。
そして、伸びの良い綺麗な声が、俺の為だけにこの世で最も美しい歌を歌う。
それだけで、俺は頭がクラクラして、どんな酒よりも酔っぱらう。
誰にも、彼女が俺の為に歌うこの歌を、聴かせたくない。
俺だけの、俺だけのものに———。
君のすべてを、すべてを俺だけのものに———。
なぁ、俺だけのものになってよ。
このまま君を攫わせてくれたら
この世にある幸せのすべてを、君に独り占めさせると誓うから
またいつ、彼女が月を見上げるか分からないから、この家から締めだす必要があったんだ。
それから俺は、なまえを横抱きに抱え上げてベッドに運んだ。
そして、背中から沈んだ彼女の唇に自分のそれを押しつけながら、服を剥がしていく。
だって、彼女の身体を包むその服にすら、俺は嫉妬をしていたから。
俺だけが、彼女に触れていればいい。
彼女の身体を抱きしめるのは、服じゃなくて、俺でいい。
あぁ、正直言えば、俺となまえの間には、布切れ一枚どころか、空気だって必要ないと思ってる。
だって、キスをするのに邪魔にしかならないだろ。
「ぁ…っ、ゃ…、ん…っ、ぁあっ。」
俺達の身体がひとつに重なる。
そして、伸びの良い綺麗な声が、俺の為だけにこの世で最も美しい歌を歌う。
それだけで、俺は頭がクラクラして、どんな酒よりも酔っぱらう。
誰にも、彼女が俺の為に歌うこの歌を、聴かせたくない。
俺だけの、俺だけのものに———。
君のすべてを、すべてを俺だけのものに———。
なぁ、俺だけのものになってよ。
このまま君を攫わせてくれたら
この世にある幸せのすべてを、君に独り占めさせると誓うから
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