◇No.15◇手を掴んで「ありがとう」です。
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翌日、医務室の薬品をチェックしていたローは、幾つか中身がほとんど入っていない薬品瓶があることに気が付きました。
ペンギンに薬品庫から在庫を持って来てもらおうと、甲板に出ましたが、彼の姿は見当たりません。
何処に行ったのだろうか——。
そこまで考えて、そういえば、昨日の夜の不寝番はペンギンだったことを思い出します。
今はまだ寝ているのかもしれません。
他の船員に頼んでも構いませんが、特殊な薬品な上、危険物でもあるので、薬品瓶に入れるのにも注意が必要になります。
それをわざわざ説明するくらいなら自分で取りに行くのが早い、そう考えたローでしたが、ベポと一緒にいるなまえを見つけて考えを改めます。
世界中のあらゆる知識を教え込まれているなまえなら、わざわざ説明もいらないのではないか、そう考えたのです。
船縁に背中を預けて座っている彼女は、ベポと一緒に日向ぼっこをしているようでした。
誰がどう見ても、とても暇そうです。
「なまえ、頼みてぇことがある。」
ローは、なまえに声をかけ、薬品のことを伝えました。
思った通り、彼女は、その薬品の特性等も理解しているようでした。
地下にある薬品庫の場所だけ説明をして、薬品の補充をお願いすれば、なまえは素直に従い船内へと入って行きました。
ペンギンに薬品庫から在庫を持って来てもらおうと、甲板に出ましたが、彼の姿は見当たりません。
何処に行ったのだろうか——。
そこまで考えて、そういえば、昨日の夜の不寝番はペンギンだったことを思い出します。
今はまだ寝ているのかもしれません。
他の船員に頼んでも構いませんが、特殊な薬品な上、危険物でもあるので、薬品瓶に入れるのにも注意が必要になります。
それをわざわざ説明するくらいなら自分で取りに行くのが早い、そう考えたローでしたが、ベポと一緒にいるなまえを見つけて考えを改めます。
世界中のあらゆる知識を教え込まれているなまえなら、わざわざ説明もいらないのではないか、そう考えたのです。
船縁に背中を預けて座っている彼女は、ベポと一緒に日向ぼっこをしているようでした。
誰がどう見ても、とても暇そうです。
「なまえ、頼みてぇことがある。」
ローは、なまえに声をかけ、薬品のことを伝えました。
思った通り、彼女は、その薬品の特性等も理解しているようでした。
地下にある薬品庫の場所だけ説明をして、薬品の補充をお願いすれば、なまえは素直に従い船内へと入って行きました。