可愛い羊の食べごろに
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カチャリー。
扉の開く音がして、目を開けた。
いつのまにか眠ってしまっていたらしい。
寝ぼけまなこの目をこすりながら、身体を起こす。
「ナナバさん、シャワー終わったんですか。」
「あぁ、寝てたのかい?」
「うん、少しだけ。」
まだ少しだけ眠たくて、欠伸を両手で隠しながら、ナナバさんの方を向いた。
そういえば、シャワー後のナナバさんを見たのは初めてだ。
シャワーを浴びたばかりのナナバさんは、いつもとは全然違っていた。
金髪は水分を吸って色が濃く変わって、重たそう。
濡れた髪から水滴が落ちる度に、引き締まった綺麗な身体が妙に色っぽいー。
ていうかー。
「…ナナバさん、胸ないんですね。」
タオルを腰に巻いただけのナナバさんは、引き締まった綺麗な上半身を惜しげもなく披露していた。
細いのに筋肉で割れた腹はとても硬そうだ。
とても女性とは思えないくらいに、男らしくてー。
胸なんて、全くない。
本当に、男の人みたいだー。
「あぁ、そうだね。」
まだ少し濡れている身体で、ナナバさんがベッドに膝を乗せる。
そのまま私に覆いかぶさろうとするナナバさんの肩を押すように触れると、凄く硬くてー。
「ナナバさんって…、女、ですよね…?」
「どう見える?」
「えっと…、それは…。」
造作もなくベッドに仰向けに寝かされた私は、覆いかぶさるナナバさんの裸体に視線を這わせる。
引き締まった筋肉質な上半身は、腰に巻いたタオルの下に隠れているのが、私とは違う異性のカタチを想像させるー。
「でも…っ、ナナバさん、男なんて一言も…!」
「女だと思われてる方が都合がいいだろう?
おかげで、こうして君を簡単に組み敷けた。」
ナナバさんは、私の髪を耳にかけながら、妖艶に口の端を上げた。
誰だ、この人はー。
知らない。知らない男の人だー。
「君は何も悪くないよ。こうなるように私が時間をかけてゆっくり、油断させたんだ。」
「え?あの、何を言ってー。」
「ミケやゲルガー達に口止めするのも大変だったんだ。
今から、その分も労わってくれるだろう?」
「あの、本当に…意味が分からなくて…、何をしようと、してるんですか…?」
「お礼を貰うんだよ。今まで、君に優しくしてやった礼を、そろそろ返してもらわないとね。
無防備な君が、他の男に喰われちまうまえにー…。」
何か言う暇も与えてもらえず、私の唇は、ナナバさんに塞がれていた。
濡れた金髪が、濡れた唇が、男らしい骨ばった指が、私の身体を濡らしていくー。
気づいたときにはもう、狼の罠の中
「それで?男の私の感想はどうだったかな?」
「…骨抜きです。」
扉の開く音がして、目を開けた。
いつのまにか眠ってしまっていたらしい。
寝ぼけまなこの目をこすりながら、身体を起こす。
「ナナバさん、シャワー終わったんですか。」
「あぁ、寝てたのかい?」
「うん、少しだけ。」
まだ少しだけ眠たくて、欠伸を両手で隠しながら、ナナバさんの方を向いた。
そういえば、シャワー後のナナバさんを見たのは初めてだ。
シャワーを浴びたばかりのナナバさんは、いつもとは全然違っていた。
金髪は水分を吸って色が濃く変わって、重たそう。
濡れた髪から水滴が落ちる度に、引き締まった綺麗な身体が妙に色っぽいー。
ていうかー。
「…ナナバさん、胸ないんですね。」
タオルを腰に巻いただけのナナバさんは、引き締まった綺麗な上半身を惜しげもなく披露していた。
細いのに筋肉で割れた腹はとても硬そうだ。
とても女性とは思えないくらいに、男らしくてー。
胸なんて、全くない。
本当に、男の人みたいだー。
「あぁ、そうだね。」
まだ少し濡れている身体で、ナナバさんがベッドに膝を乗せる。
そのまま私に覆いかぶさろうとするナナバさんの肩を押すように触れると、凄く硬くてー。
「ナナバさんって…、女、ですよね…?」
「どう見える?」
「えっと…、それは…。」
造作もなくベッドに仰向けに寝かされた私は、覆いかぶさるナナバさんの裸体に視線を這わせる。
引き締まった筋肉質な上半身は、腰に巻いたタオルの下に隠れているのが、私とは違う異性のカタチを想像させるー。
「でも…っ、ナナバさん、男なんて一言も…!」
「女だと思われてる方が都合がいいだろう?
おかげで、こうして君を簡単に組み敷けた。」
ナナバさんは、私の髪を耳にかけながら、妖艶に口の端を上げた。
誰だ、この人はー。
知らない。知らない男の人だー。
「君は何も悪くないよ。こうなるように私が時間をかけてゆっくり、油断させたんだ。」
「え?あの、何を言ってー。」
「ミケやゲルガー達に口止めするのも大変だったんだ。
今から、その分も労わってくれるだろう?」
「あの、本当に…意味が分からなくて…、何をしようと、してるんですか…?」
「お礼を貰うんだよ。今まで、君に優しくしてやった礼を、そろそろ返してもらわないとね。
無防備な君が、他の男に喰われちまうまえにー…。」
何か言う暇も与えてもらえず、私の唇は、ナナバさんに塞がれていた。
濡れた金髪が、濡れた唇が、男らしい骨ばった指が、私の身体を濡らしていくー。
気づいたときにはもう、狼の罠の中
「それで?男の私の感想はどうだったかな?」
「…骨抜きです。」