◇75話◇彼女の黒子とお味噌汁は彼のもの
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「…喧嘩両成敗で許してやる。」
散々激しく抱いた後、モブリットとの間に何があったのかを洗い浚い白状させられた私は、リヴァイに後ろから抱きしめられていた。
耳元から聞こえた声は、納得はしていないけれど、それ以上つっこまれることも望んでいないようだった。
確かに、自分が死んだ恋人のことを想って私を散々乱暴に抱いた挙句、ボロボロの私がモブリットに助けを求めてしまったー、と知ったら、何も言えなくなってしまうかもしれない。
私だって、こんなに正直に話したくなんてなかったー。
「リヴァイのことが好きだったよ、いつも…。
でも、裏切るようなことして、ごめんなさい…。」
「…いい、とは言ってやれねぇが…、忘れてやる。」
「ごめん。」
「あぁ…、あのとき、謝ったのはそういうことか。」
「あのとき?」
「…いや、なんでもねぇ。」
リヴァイは首を振って、口を閉ざしてしまった。
もう一度、何なのか聞いたけれど、彼は教えてくれない。
それでも、知りたいと言えば、仕方なく口を開いた。
「他の男に惚れてる罪悪感で俺に謝ってんのかと思ったんだよ。」
「…何の話?」
「クソ野郎のとこから帰って来た夜に、俺に謝っただろ。」
「…寝てるときの話?」
「…あぁ。」
「寝てなかったの?」
「…あぁ。」
「なんー。」
「喧嘩両成敗だ。」
リヴァイはそう言って、私の唇を乱暴に塞ぐ。
本当に勝手な人だ。
自分だけは、私の隠したいことも全て暴いておいて、自分の都合の悪いことはこうやって誤魔化すんだからー。
「もっと…っ。」
唇が離れて、私はリヴァイに懇願する。
満足気に口の端を上げたリヴァイは、早くちゃんと理解するべきだ
。
私は、心も身体も、リヴァイだけのものだってー。
「あぁ…、その前に。」
リヴァイの唇が、触れてすぐに離れた。
何かを思い出したらしい。
「何?」
「あのオミソシルってのは、俺にしか作るな。」
「…可愛いね、リヴァイ。」
「くだらねぇこと言ってねぇで、分かったか。」
「約束する。だから、誓いのキスさせて。」
私から、リヴァイの唇に自分の唇を重ねた。
彼の手が私の腰を抱き寄せた。
散々激しく抱いた後、モブリットとの間に何があったのかを洗い浚い白状させられた私は、リヴァイに後ろから抱きしめられていた。
耳元から聞こえた声は、納得はしていないけれど、それ以上つっこまれることも望んでいないようだった。
確かに、自分が死んだ恋人のことを想って私を散々乱暴に抱いた挙句、ボロボロの私がモブリットに助けを求めてしまったー、と知ったら、何も言えなくなってしまうかもしれない。
私だって、こんなに正直に話したくなんてなかったー。
「リヴァイのことが好きだったよ、いつも…。
でも、裏切るようなことして、ごめんなさい…。」
「…いい、とは言ってやれねぇが…、忘れてやる。」
「ごめん。」
「あぁ…、あのとき、謝ったのはそういうことか。」
「あのとき?」
「…いや、なんでもねぇ。」
リヴァイは首を振って、口を閉ざしてしまった。
もう一度、何なのか聞いたけれど、彼は教えてくれない。
それでも、知りたいと言えば、仕方なく口を開いた。
「他の男に惚れてる罪悪感で俺に謝ってんのかと思ったんだよ。」
「…何の話?」
「クソ野郎のとこから帰って来た夜に、俺に謝っただろ。」
「…寝てるときの話?」
「…あぁ。」
「寝てなかったの?」
「…あぁ。」
「なんー。」
「喧嘩両成敗だ。」
リヴァイはそう言って、私の唇を乱暴に塞ぐ。
本当に勝手な人だ。
自分だけは、私の隠したいことも全て暴いておいて、自分の都合の悪いことはこうやって誤魔化すんだからー。
「もっと…っ。」
唇が離れて、私はリヴァイに懇願する。
満足気に口の端を上げたリヴァイは、早くちゃんと理解するべきだ
。
私は、心も身体も、リヴァイだけのものだってー。
「あぁ…、その前に。」
リヴァイの唇が、触れてすぐに離れた。
何かを思い出したらしい。
「何?」
「あのオミソシルってのは、俺にしか作るな。」
「…可愛いね、リヴァイ。」
「くだらねぇこと言ってねぇで、分かったか。」
「約束する。だから、誓いのキスさせて。」
私から、リヴァイの唇に自分の唇を重ねた。
彼の手が私の腰を抱き寄せた。