◇75話◇彼女の黒子とお味噌汁は彼のもの
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さぁ、寝ようー。
そう言ってベッドに入ったはずだったのだけれど、私はなぜかシャツをたくし上げられて、ただ無言で執拗に背中を撫でられていた。
後ろから抱きしめるわけでもなく、ただただ背中を撫で続けるのにどんな意味があるのか分からない。
ただ、時々、背中にかかるリヴァイの吐息にゾクゾクするー。
「なぁ。」
「…んっ?な、に…っ?」
「ここに黒子があるの、知ってたか。」
「ぁ…!」
リヴァイが、私の背中の中央に爪を立てた。
優しい刺激が続いていたそこに、唐突にやってきた強めの刺激に思わず声が高くなる。
話をしている間も、ずっと撫で続けられる背中に意識が集中してしまいがちだったけれど、まだ思考は残っていた。
「しら、な…いっ。」
「俺も、この前、風呂場でお前を抱くまで、背中にある黒子も知らなかった。」
「なまえも、あったんじゃ、んっ、ないの…?」
「アイツは、昔、背中に大怪我したんだ。
ちょうど、この黒子のあたりに大きい怪我の痕が残ってた。」
「ぁ…っん、爪、立てない、で…っ。」
「少し撫でるだけで、背中は感じるんだな。」
「ひゃぁ…っ、ん…っ!」
リヴァイが背筋をなぞるように指をつーっと這わせるから、思わず背中を反らしてしまう。
どうして背中ばかりー。
「んん…っ。」
「アイツは、背中はあまり感じなかった。
それは、怪我のせいだったのかもな。」
「リヴァ、イ…っ、なん、で…っ。」
背中を撫でられながら、リヴァイからなまえの身体を愛した時の記憶なんて、聞きたくない。
今まで、リヴァイからなまえの話が出てくることだってなかったのにー。
どうしてー。
今日は、夕食の頃くらいから、少し様子がおかしかった。
不機嫌というか、どこかぼんやりしていてー。
私の目を見てくれなくてー。
今だって、無理やり私に背を向けさせて、背中ばかり撫でてー。
私に触れながら、なまえのことを思い出してー。
快感でじっくりと上がってくる生理的な涙に、嫉妬の涙が加われば、瞳を潤して今にも溢れ出しそうになる。
そんなこと、私の背中しか見ていないリヴァイは知りもしない。
それとも、わざとなまえの話を聞かせているのだろうか。
やっぱり、私よりもなまえを愛してる。彼女を忘れられないー。
そんなことをリヴァイの口から言われたら、私ー。
「リヴァ、イ…っ、もぅ、やめ、て…っ、ぁん…っ。」
「どうして。モブリットにはさせたんだろ。」
背中から聞こえてきた低い声に、私はすぐに反応できなかった。
弱いところを撫でられては、爪を立てられるその感覚をしつこく続けられて身体が痺れて、頭がまわらないー。
「背中、ばっ、か…、ゃあ…っ。」
「へぇ。じゃあ、ここも触らせたのか。」
「アッ!」
リヴァイは、後ろから私の胸を乱暴に掴んだ。
いつもは焦らすようにお椀を包むように触れるのに、いきなり頂を強く摘ままれて、だらしなく嬌声が上がる。
様子の違うリヴァイの指の動きに、私は頭が真っ白になりそうでー。
「なぁ、教えろよ。アイツに何させた。」
「ア、イツ…?ひゃ…ッ、ぁあっ!」
リヴァイは頂を摘まんでは、指ではじく。
そうしながら、もう片方の指で、背中を撫でて柔らかい刺激を与え続けた。
弱いところには、温かいリヴァイの吐息までかかるから、ゾクゾクが止まらないー。
「モブリットだよ。お前の背中に黒子があるのをどうしてアイツが知ってるんだ。
お前も、俺も、知らねぇのに。」
「ぁん…っ、ぁ…っ!」
「ほら、感じてねぇで、ちゃんと俺に分かるように説明しやがれ。」
意地悪く頂を指でコリコリと転がされる。
感じるなと言われたって、そんなの無理ー。
真っ白になりそうな頭で、かろうじて、リヴァイに知られてはいけなかったことがバレていることを理解した。
「わか…、ん…っ、ない…っ!」
「へぇ。じゃあ、アイツが勝手にお前の背中を覗いたってことか。」
「わ…っ、かんな…っい…っ。」
「とぼけ続ける気か?
じゃあ、どうして、アイツがお前が背中が弱ぇことを知ってる。
こういうことをされたからなんじゃねぇのか?」
「ひゃぁあ…っ、ぁんっ。」
リヴァイが背中を背骨にそって舐め上げた。
身体に鳥肌が立つくらいゾクゾクして、背中を思いっきり反らしてしまった。
どうして、リヴァイが、モブリットとのことを知ってるのかー。
今、私はとてもまずい状況にいるはずなのに、気持ちが良くてー。
「恋人は俺だ。どうして、俺がアイツにお前の黒子の場所を教えてもらわねぇとならねぇんだ。」
「ぁあ…ッ!」
リヴァイが背中に噛みついた。
甘噛みのそれに、ズキンと痛みが走る。
モブリットはいつ、リヴァイにその話をしたのだろう。
どこまで、話したのだろうー。
「リヴァ、イ…っ、だけ…だよ…っ。」
私の胸の頂を執拗に摘まみ続ける手を私の手で包んだ。
それでも、私の身体をいじめることをやめてくれなかったー。
そう言ってベッドに入ったはずだったのだけれど、私はなぜかシャツをたくし上げられて、ただ無言で執拗に背中を撫でられていた。
後ろから抱きしめるわけでもなく、ただただ背中を撫で続けるのにどんな意味があるのか分からない。
ただ、時々、背中にかかるリヴァイの吐息にゾクゾクするー。
「なぁ。」
「…んっ?な、に…っ?」
「ここに黒子があるの、知ってたか。」
「ぁ…!」
リヴァイが、私の背中の中央に爪を立てた。
優しい刺激が続いていたそこに、唐突にやってきた強めの刺激に思わず声が高くなる。
話をしている間も、ずっと撫で続けられる背中に意識が集中してしまいがちだったけれど、まだ思考は残っていた。
「しら、な…いっ。」
「俺も、この前、風呂場でお前を抱くまで、背中にある黒子も知らなかった。」
「なまえも、あったんじゃ、んっ、ないの…?」
「アイツは、昔、背中に大怪我したんだ。
ちょうど、この黒子のあたりに大きい怪我の痕が残ってた。」
「ぁ…っん、爪、立てない、で…っ。」
「少し撫でるだけで、背中は感じるんだな。」
「ひゃぁ…っ、ん…っ!」
リヴァイが背筋をなぞるように指をつーっと這わせるから、思わず背中を反らしてしまう。
どうして背中ばかりー。
「んん…っ。」
「アイツは、背中はあまり感じなかった。
それは、怪我のせいだったのかもな。」
「リヴァ、イ…っ、なん、で…っ。」
背中を撫でられながら、リヴァイからなまえの身体を愛した時の記憶なんて、聞きたくない。
今まで、リヴァイからなまえの話が出てくることだってなかったのにー。
どうしてー。
今日は、夕食の頃くらいから、少し様子がおかしかった。
不機嫌というか、どこかぼんやりしていてー。
私の目を見てくれなくてー。
今だって、無理やり私に背を向けさせて、背中ばかり撫でてー。
私に触れながら、なまえのことを思い出してー。
快感でじっくりと上がってくる生理的な涙に、嫉妬の涙が加われば、瞳を潤して今にも溢れ出しそうになる。
そんなこと、私の背中しか見ていないリヴァイは知りもしない。
それとも、わざとなまえの話を聞かせているのだろうか。
やっぱり、私よりもなまえを愛してる。彼女を忘れられないー。
そんなことをリヴァイの口から言われたら、私ー。
「リヴァ、イ…っ、もぅ、やめ、て…っ、ぁん…っ。」
「どうして。モブリットにはさせたんだろ。」
背中から聞こえてきた低い声に、私はすぐに反応できなかった。
弱いところを撫でられては、爪を立てられるその感覚をしつこく続けられて身体が痺れて、頭がまわらないー。
「背中、ばっ、か…、ゃあ…っ。」
「へぇ。じゃあ、ここも触らせたのか。」
「アッ!」
リヴァイは、後ろから私の胸を乱暴に掴んだ。
いつもは焦らすようにお椀を包むように触れるのに、いきなり頂を強く摘ままれて、だらしなく嬌声が上がる。
様子の違うリヴァイの指の動きに、私は頭が真っ白になりそうでー。
「なぁ、教えろよ。アイツに何させた。」
「ア、イツ…?ひゃ…ッ、ぁあっ!」
リヴァイは頂を摘まんでは、指ではじく。
そうしながら、もう片方の指で、背中を撫でて柔らかい刺激を与え続けた。
弱いところには、温かいリヴァイの吐息までかかるから、ゾクゾクが止まらないー。
「モブリットだよ。お前の背中に黒子があるのをどうしてアイツが知ってるんだ。
お前も、俺も、知らねぇのに。」
「ぁん…っ、ぁ…っ!」
「ほら、感じてねぇで、ちゃんと俺に分かるように説明しやがれ。」
意地悪く頂を指でコリコリと転がされる。
感じるなと言われたって、そんなの無理ー。
真っ白になりそうな頭で、かろうじて、リヴァイに知られてはいけなかったことがバレていることを理解した。
「わか…、ん…っ、ない…っ!」
「へぇ。じゃあ、アイツが勝手にお前の背中を覗いたってことか。」
「わ…っ、かんな…っい…っ。」
「とぼけ続ける気か?
じゃあ、どうして、アイツがお前が背中が弱ぇことを知ってる。
こういうことをされたからなんじゃねぇのか?」
「ひゃぁあ…っ、ぁんっ。」
リヴァイが背中を背骨にそって舐め上げた。
身体に鳥肌が立つくらいゾクゾクして、背中を思いっきり反らしてしまった。
どうして、リヴァイが、モブリットとのことを知ってるのかー。
今、私はとてもまずい状況にいるはずなのに、気持ちが良くてー。
「恋人は俺だ。どうして、俺がアイツにお前の黒子の場所を教えてもらわねぇとならねぇんだ。」
「ぁあ…ッ!」
リヴァイが背中に噛みついた。
甘噛みのそれに、ズキンと痛みが走る。
モブリットはいつ、リヴァイにその話をしたのだろう。
どこまで、話したのだろうー。
「リヴァ、イ…っ、だけ…だよ…っ。」
私の胸の頂を執拗に摘まみ続ける手を私の手で包んだ。
それでも、私の身体をいじめることをやめてくれなかったー。