◇43ページ◇嫌がらせ
Name change
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クリスマス。誕生日当日の朝、目が覚めると俺の腕の中で、生まれたままの姿の名前が気持ちよさそうに眠っていた。
あどけない寝顔が愛おしくて、額にそっと唇を落とした。
すると、すっかり夢の中にいるはずの名前が、僅かに頬を緩ませて俺の胸元に頬を擦りよせた。
こんなに幸せなクリスマスの朝があっただろうか。
これほどまでに満たされた誕生日があっただろうか。
寝る前にベッド脇に置いた大きな靴下が膨らんでいることに大喜びする小さな子供よりも、俺は感激していた自信がある。
昨夜は、さすがに初体験で一晩中抱き尽くすことは出来ないと、なんとか理性のストッパーがかかった。
それでも、初めての体験に身体が疲れていたのだろう。
いつもは俺より先に起きる名前だけれど、全く起きる気配がなかった。
だから、俺は緩む頬をそのままで、恋人の可愛らしい寝顔をずっと眺めていた。
しばらくそうしていると、名前が薄く瞼を開いた。そして、小さな瞬きを何度か繰り返した後にゆっくりと目を開けた。
すぐに俺を見つけたとろんとした瞳は、まだ夢と現実の区別がついていないように見えた。
「おはよう。」
まだ寝ぼけまなこの姿が可愛くて、俺はクスリと笑って柔らかい頬を撫でた。
「おはよぅございます。」
眠気が残った声で言って、名前が弱々しく微笑んだ。
あどけない寝顔が愛おしくて、額にそっと唇を落とした。
すると、すっかり夢の中にいるはずの名前が、僅かに頬を緩ませて俺の胸元に頬を擦りよせた。
こんなに幸せなクリスマスの朝があっただろうか。
これほどまでに満たされた誕生日があっただろうか。
寝る前にベッド脇に置いた大きな靴下が膨らんでいることに大喜びする小さな子供よりも、俺は感激していた自信がある。
昨夜は、さすがに初体験で一晩中抱き尽くすことは出来ないと、なんとか理性のストッパーがかかった。
それでも、初めての体験に身体が疲れていたのだろう。
いつもは俺より先に起きる名前だけれど、全く起きる気配がなかった。
だから、俺は緩む頬をそのままで、恋人の可愛らしい寝顔をずっと眺めていた。
しばらくそうしていると、名前が薄く瞼を開いた。そして、小さな瞬きを何度か繰り返した後にゆっくりと目を開けた。
すぐに俺を見つけたとろんとした瞳は、まだ夢と現実の区別がついていないように見えた。
「おはよう。」
まだ寝ぼけまなこの姿が可愛くて、俺はクスリと笑って柔らかい頬を撫でた。
「おはよぅございます。」
眠気が残った声で言って、名前が弱々しく微笑んだ。