◇33ページ◇何をされてもいい
Name change
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たった今、心底惚れているのだと思い知った女が、乱れた服をそのままに俺を見上げていた。
シャツがはだけて晒されたブラジャーからは、柔らかくて大きな胸がこぼれそうになっている。
スカートは捲れ上がっていて、白く細い太ももを露わにしているのに、ギリギリで下着が見えないところが、逆に色っぽい。
何もしないのは無理だと、男だったら分かってもらえたはずだ。
「ん…っ、はぁ…っ、んふ…っ。」
重ねた唇から、舌を潜り込ませて、歯裏をなぞった。
名前の手は、俺の着ているスーツのジャケットの肩のあたりを弱々しく握りしめていた。
舌を絡めれば、甘さが口の中から頭の先に広がって、身体中が痺れた。
今回は名前は酒を飲んでいないはずなのに、俺はキスだけで酔っぱらってしまいそうだった。
あの飲み会の日の夜、名前の舌には中毒性があると感じたのは、酒のせいではなかったのだろう。
舌を絡めとっては、吸い上げて、味を楽しみながら、名前のシャツに侵入させた手を背中に這わせていた。
そして、ブラのホックに指をかけて器用に外した。
重ねていた唇をリップ音を鳴らして離して、少しだけ身体を起こした。
緩くなったブラジャーから、圧迫のなくなった柔かい胸が零れていた。
でも、まだ隠れている部分を晒してしまいたくて、俺はブラジャーに手をかけて持ち上げた。
すると、すかさず、名前が両手を胸の前にクロスさせて、隠してしまった。
名前を見ると、顔を真っ赤に染めていた。何を思っているのかなんて、火を見るよりも明らかだった。
「あんまり、見ないでください…。恥、ずかしいです…。」
「へぇ。そりゃいい。
今からもっと恥ずかしいことしてやるから、楽しみに待ってろ。」
俺は、意地悪く口の端を上げた。
スーツのジャケットを脱ぎ捨てた俺は、ネクタイを緩めながら、もう片方の手で、名前の細い両手首をまとめて掴んだ。
そして、それをそのまま万歳する格好で拘束した。
隠す物を失くした白い身体はとても綺麗で、恥ずかしそうに頬を染める名前に興奮した。
柔かく盛り上がっている胸に舌を這わせながら、片方の胸を手の平で包んだ。
「ん…っ、は…っ。」
声を押さえて小さく息を吐き続ける名前の身体は、微かに震えていた。
だが、胸の頂きを舐め上げたとき、背中をビクンっと反らせて普段よりも1オクターブほど高い声を小さく漏らした。
「ぁ…っ、リヴァイ、さん…っ、摘まんじゃ…っ、変な、声出ちゃ…っ。」
「変じゃねぇよ。可愛いから、もっと聞かせろ。」
「ぁ、そんな…っ。んっ。」
名前の身体は、俺好みの感度の良さで、高く細い声も心地が良かった。
しつこく胸の頂きを舐めながら、もう片方の胸の頂きを指で摘まんで転がした。
名前は震える身体を小さく左右に揺らしながら、感度から逃れようとしていた。
胸を揉んでいた手を、吸いつきそうなみずみずしい肌を滑り落としていく。そして、太ももに触れた。
またピクリと、素直に反応する身体が愛おしかった。
足の付け根を這っていた手のひらが、布に指が触れて動きを止めた。
下着の上から溝をスッと優しく撫でた。
少し大きめに、名前がビクッと跳ねた。
ゆっくり慣らしてやるべきだったのだろうが、俺は早急に名前が欲しかった。
名前の身体を手に入れて、本当に俺のものにしてしまいたかった。
細い線のような小さな下着に指をかけて、一気に降ろした。
露わになった女のそれに触れようとしたとき、名前が初めて抵抗を見せた。
名前に手首を掴まれて、俺の手が止まる。
「あの…っ、リヴァイさん…っ、私…、どうしたら、いいですか…?」
目が合うと、困惑したように眉尻を下げた名前が顔を真っ赤にして、俺に訊ねた。
「俺がよくしてやるから、好きなだけ啼いとけばいい。」
「あ、待って…っ、あの…っ。」
白く綺麗な首筋に舌を這わせようとしていた俺の肩に名前の手が触れた。
そして、少し強引に押し返した。
名前が早く欲しい俺の心も身体も痛いくらいにはち切れそうになっていたけれど、強引に抱きたいわけでもない。
ホックの外れたブラジャーから胸を零れさせて、下着も降ろされた格好で、今さら何のお喋りをする気かとも思ったが、まだ話がしたいのなら仕方がないと考え直した俺は、名前に付き合うことにして顔を上げた。
「私…、したことないん、です…。」
これでもかというくらいに顔を真っ赤にした名前が、躊躇いがちに告げた。
俺の時間は、数秒と言わず、体感では数分は止まっていたと思う。
「・・・・・・・は?」
「あの、だから…、初めて、なんです…。」
「待て、それは、どういう…、あぁ…!ソファでするのが?」
さすがに処女だとは思えなくて、俺は強引に答えを引っ張って来た。
このときの俺は、阿保みたいだったと思う。
でも、名前はひどく恥ずかしそうにして、ゆるゆると弱々しく首を横に振った。
「男の人と…、そういう、ことをするのが…、初めてなんです…。」
顔を真っ赤にして教えてくれた名前を見下ろして、俺は呆然としていた。
初めてだと聞いた時から、もしかしてそういう意味かとチラりとは思ったから、やっぱりそういうことか、と反応した俺もいた。
でも、大半は、事態が飲み込めずに混乱していた。
「…この身体で?」
失礼な言い方だったかもしれない。
でも、名前の身体は綺麗で、肌も星の粉がかかっているみたいに輝いていた。
スラリと真っすぐに伸びた白い脚も、着痩せしているとはいえ女のカタチをした大きさの胸と折れそうな腰と丸みのある尻、そのすべてを今このときまで男が放っておいたとはどうしても思えなかった。
すれ違う男達を振り返らせるほどの綺麗な顔を、今まで誰も淫らに歪ませたことがないなんて、信じられなかったのだ。
だって、もしも、俺がもっと若くて、名前と同世代の友人だったら、我慢できずにとっくに押し倒してたはずだ。
「…?はい…、私の身体は、コレしかないので…。」
俺の疑問の意味が理解出来なかったのか、名前は顔を赤くしたまま、不思議そうに首を傾げた。
そういうところは、確かに無垢で、経験がないというのも納得できる気がした。
「いやいや、だって、お前。どんなプレイもどんとこいだと言ってなかったか?」
「はい、リヴァイさんが望むなら、何をされてもいいです。
どんなプレイもどんとこいです。」
さっきまで恥ずかしそうに頬を染めていたくせに、名前は、それだけはやけにハッキリと、自信満々に答えた。
処女だなんて信じられなかった気持ちが、その妙にしっかりとした返事で、スーッと消えていった。
とりあえず、処女だということは理解した。
そして、あの日、風呂場で、名前のことを欲望のままに抱かなくてよかったと心底思った。
「俺が何をしようとしてるかは分かっただろ。
怖くなかったのか。」
「えっと…、少しだけ…。
怖いというか、どうしたらいいか分かんなくて不安でした。」
「…なぜそれをすぐに言わない?」
「リヴァイさんが、好きだから。」
また名前は俺の顔をまっすぐに見て、自信満々に答える。
服を乱されて、ほとんど裸の格好のくせにー。
一途な瞳に、ドクンと心臓が鳴った音が聞こえた。
一生懸命に俺に合わせようとしてくれていたのだと知り、名前のことがもっともっと愛おしくなった。
早く欲しいという気持ちも増したけれど、俺の欲望まみれの気持ちよりも名前のことを大切にしたかった。
「お前って本当に…、馬っ鹿だなぁ。」
名前を抱きしめて、ククッと喉を鳴らした。
これほどまでに、優しく想ってもらったことが、今まであっただろうか。
少なくとも、胸が温かくなって、幸せが溢れるという意味を知ったのは初めてだった。
心から誰かを愛おしく思ったのも、名前が最初で最後だ。
とりあえず、肌を露出されていたら、俺の理性と愛が、腫れ上がる欲望にいつ飲み込まれるかわからないので、ブラジャーのホックを止めて、シャツを降ろた。
下着も履かせ直して、スカートで隠した。
「…シないんですか?」
「これでいい。」
名前の身体を抱き上げて、隣に座らせてから抱きしめた。
さっきまで嫉妬に支配されてしまっていた心が、名前を乱暴に抱いてしまいそうだった。
少なくとも、ついさっきまでは、欲望の赴くままに、名前の身体を手に入れるつもりだったのだ。
でも、初めてというのは女性にとって大切だと聞くし、それなら、俺の大切な名前の大切なものは大切にしたい。
それに、名前にとっての初めてになれるのなら、俺ももっと特別なものにしたかった。
これから何度身体を重ねたって、その初めてだけは、名前が一生忘れないような特別なものがいい。
「あの…、それなら、それを冷蔵庫に入れてきてもいいですか?」
「・・・・あぁ、それがいい。いや、俺がやる。」
名前が指さしたリビングの床に広がる食材を見て、俺は改めて、理性を失っていた自分を思い知った。
隣に君がいて、抱きしめられる
それだけで、俺は心も身体も満たされたんだ
ねぇ、日記さん。
リヴァイさんはヤキモチ妬きなのよ。
でもね、それを知ってるのは私だけなんだって。
私だけが知ってるリヴァイさんがいるなんて、すごく嬉しい。
でも、ヴァージンは重かったのかな。
脱がされた服を元通りにされながら、リヴァイさんが開いてくれた気がした心が閉じていくようだった。
私の心も身体もリヴァイさんのためだけにあるのに、欲しいと思ってもらえなきゃ意味がないね。
私がもっと大人の女だったら、愛してもらえたのかな。
リヴァイさんもその気になってくれたのかな。
あぁ、そんなどうしようもないことを考えてしまうことほど意味のないことはないね。
私は私だし、歳の差は縮まることはない。
そして、もしもリヴァイさんに愛してもらえても、決まっている結末を変えることは、出来ないのだから。
だから、私は今をめいっぱい笑って、リヴァイさんを愛するの。
シャツがはだけて晒されたブラジャーからは、柔らかくて大きな胸がこぼれそうになっている。
スカートは捲れ上がっていて、白く細い太ももを露わにしているのに、ギリギリで下着が見えないところが、逆に色っぽい。
何もしないのは無理だと、男だったら分かってもらえたはずだ。
「ん…っ、はぁ…っ、んふ…っ。」
重ねた唇から、舌を潜り込ませて、歯裏をなぞった。
名前の手は、俺の着ているスーツのジャケットの肩のあたりを弱々しく握りしめていた。
舌を絡めれば、甘さが口の中から頭の先に広がって、身体中が痺れた。
今回は名前は酒を飲んでいないはずなのに、俺はキスだけで酔っぱらってしまいそうだった。
あの飲み会の日の夜、名前の舌には中毒性があると感じたのは、酒のせいではなかったのだろう。
舌を絡めとっては、吸い上げて、味を楽しみながら、名前のシャツに侵入させた手を背中に這わせていた。
そして、ブラのホックに指をかけて器用に外した。
重ねていた唇をリップ音を鳴らして離して、少しだけ身体を起こした。
緩くなったブラジャーから、圧迫のなくなった柔かい胸が零れていた。
でも、まだ隠れている部分を晒してしまいたくて、俺はブラジャーに手をかけて持ち上げた。
すると、すかさず、名前が両手を胸の前にクロスさせて、隠してしまった。
名前を見ると、顔を真っ赤に染めていた。何を思っているのかなんて、火を見るよりも明らかだった。
「あんまり、見ないでください…。恥、ずかしいです…。」
「へぇ。そりゃいい。
今からもっと恥ずかしいことしてやるから、楽しみに待ってろ。」
俺は、意地悪く口の端を上げた。
スーツのジャケットを脱ぎ捨てた俺は、ネクタイを緩めながら、もう片方の手で、名前の細い両手首をまとめて掴んだ。
そして、それをそのまま万歳する格好で拘束した。
隠す物を失くした白い身体はとても綺麗で、恥ずかしそうに頬を染める名前に興奮した。
柔かく盛り上がっている胸に舌を這わせながら、片方の胸を手の平で包んだ。
「ん…っ、は…っ。」
声を押さえて小さく息を吐き続ける名前の身体は、微かに震えていた。
だが、胸の頂きを舐め上げたとき、背中をビクンっと反らせて普段よりも1オクターブほど高い声を小さく漏らした。
「ぁ…っ、リヴァイ、さん…っ、摘まんじゃ…っ、変な、声出ちゃ…っ。」
「変じゃねぇよ。可愛いから、もっと聞かせろ。」
「ぁ、そんな…っ。んっ。」
名前の身体は、俺好みの感度の良さで、高く細い声も心地が良かった。
しつこく胸の頂きを舐めながら、もう片方の胸の頂きを指で摘まんで転がした。
名前は震える身体を小さく左右に揺らしながら、感度から逃れようとしていた。
胸を揉んでいた手を、吸いつきそうなみずみずしい肌を滑り落としていく。そして、太ももに触れた。
またピクリと、素直に反応する身体が愛おしかった。
足の付け根を這っていた手のひらが、布に指が触れて動きを止めた。
下着の上から溝をスッと優しく撫でた。
少し大きめに、名前がビクッと跳ねた。
ゆっくり慣らしてやるべきだったのだろうが、俺は早急に名前が欲しかった。
名前の身体を手に入れて、本当に俺のものにしてしまいたかった。
細い線のような小さな下着に指をかけて、一気に降ろした。
露わになった女のそれに触れようとしたとき、名前が初めて抵抗を見せた。
名前に手首を掴まれて、俺の手が止まる。
「あの…っ、リヴァイさん…っ、私…、どうしたら、いいですか…?」
目が合うと、困惑したように眉尻を下げた名前が顔を真っ赤にして、俺に訊ねた。
「俺がよくしてやるから、好きなだけ啼いとけばいい。」
「あ、待って…っ、あの…っ。」
白く綺麗な首筋に舌を這わせようとしていた俺の肩に名前の手が触れた。
そして、少し強引に押し返した。
名前が早く欲しい俺の心も身体も痛いくらいにはち切れそうになっていたけれど、強引に抱きたいわけでもない。
ホックの外れたブラジャーから胸を零れさせて、下着も降ろされた格好で、今さら何のお喋りをする気かとも思ったが、まだ話がしたいのなら仕方がないと考え直した俺は、名前に付き合うことにして顔を上げた。
「私…、したことないん、です…。」
これでもかというくらいに顔を真っ赤にした名前が、躊躇いがちに告げた。
俺の時間は、数秒と言わず、体感では数分は止まっていたと思う。
「・・・・・・・は?」
「あの、だから…、初めて、なんです…。」
「待て、それは、どういう…、あぁ…!ソファでするのが?」
さすがに処女だとは思えなくて、俺は強引に答えを引っ張って来た。
このときの俺は、阿保みたいだったと思う。
でも、名前はひどく恥ずかしそうにして、ゆるゆると弱々しく首を横に振った。
「男の人と…、そういう、ことをするのが…、初めてなんです…。」
顔を真っ赤にして教えてくれた名前を見下ろして、俺は呆然としていた。
初めてだと聞いた時から、もしかしてそういう意味かとチラりとは思ったから、やっぱりそういうことか、と反応した俺もいた。
でも、大半は、事態が飲み込めずに混乱していた。
「…この身体で?」
失礼な言い方だったかもしれない。
でも、名前の身体は綺麗で、肌も星の粉がかかっているみたいに輝いていた。
スラリと真っすぐに伸びた白い脚も、着痩せしているとはいえ女のカタチをした大きさの胸と折れそうな腰と丸みのある尻、そのすべてを今このときまで男が放っておいたとはどうしても思えなかった。
すれ違う男達を振り返らせるほどの綺麗な顔を、今まで誰も淫らに歪ませたことがないなんて、信じられなかったのだ。
だって、もしも、俺がもっと若くて、名前と同世代の友人だったら、我慢できずにとっくに押し倒してたはずだ。
「…?はい…、私の身体は、コレしかないので…。」
俺の疑問の意味が理解出来なかったのか、名前は顔を赤くしたまま、不思議そうに首を傾げた。
そういうところは、確かに無垢で、経験がないというのも納得できる気がした。
「いやいや、だって、お前。どんなプレイもどんとこいだと言ってなかったか?」
「はい、リヴァイさんが望むなら、何をされてもいいです。
どんなプレイもどんとこいです。」
さっきまで恥ずかしそうに頬を染めていたくせに、名前は、それだけはやけにハッキリと、自信満々に答えた。
処女だなんて信じられなかった気持ちが、その妙にしっかりとした返事で、スーッと消えていった。
とりあえず、処女だということは理解した。
そして、あの日、風呂場で、名前のことを欲望のままに抱かなくてよかったと心底思った。
「俺が何をしようとしてるかは分かっただろ。
怖くなかったのか。」
「えっと…、少しだけ…。
怖いというか、どうしたらいいか分かんなくて不安でした。」
「…なぜそれをすぐに言わない?」
「リヴァイさんが、好きだから。」
また名前は俺の顔をまっすぐに見て、自信満々に答える。
服を乱されて、ほとんど裸の格好のくせにー。
一途な瞳に、ドクンと心臓が鳴った音が聞こえた。
一生懸命に俺に合わせようとしてくれていたのだと知り、名前のことがもっともっと愛おしくなった。
早く欲しいという気持ちも増したけれど、俺の欲望まみれの気持ちよりも名前のことを大切にしたかった。
「お前って本当に…、馬っ鹿だなぁ。」
名前を抱きしめて、ククッと喉を鳴らした。
これほどまでに、優しく想ってもらったことが、今まであっただろうか。
少なくとも、胸が温かくなって、幸せが溢れるという意味を知ったのは初めてだった。
心から誰かを愛おしく思ったのも、名前が最初で最後だ。
とりあえず、肌を露出されていたら、俺の理性と愛が、腫れ上がる欲望にいつ飲み込まれるかわからないので、ブラジャーのホックを止めて、シャツを降ろた。
下着も履かせ直して、スカートで隠した。
「…シないんですか?」
「これでいい。」
名前の身体を抱き上げて、隣に座らせてから抱きしめた。
さっきまで嫉妬に支配されてしまっていた心が、名前を乱暴に抱いてしまいそうだった。
少なくとも、ついさっきまでは、欲望の赴くままに、名前の身体を手に入れるつもりだったのだ。
でも、初めてというのは女性にとって大切だと聞くし、それなら、俺の大切な名前の大切なものは大切にしたい。
それに、名前にとっての初めてになれるのなら、俺ももっと特別なものにしたかった。
これから何度身体を重ねたって、その初めてだけは、名前が一生忘れないような特別なものがいい。
「あの…、それなら、それを冷蔵庫に入れてきてもいいですか?」
「・・・・あぁ、それがいい。いや、俺がやる。」
名前が指さしたリビングの床に広がる食材を見て、俺は改めて、理性を失っていた自分を思い知った。
隣に君がいて、抱きしめられる
それだけで、俺は心も身体も満たされたんだ
ねぇ、日記さん。
リヴァイさんはヤキモチ妬きなのよ。
でもね、それを知ってるのは私だけなんだって。
私だけが知ってるリヴァイさんがいるなんて、すごく嬉しい。
でも、ヴァージンは重かったのかな。
脱がされた服を元通りにされながら、リヴァイさんが開いてくれた気がした心が閉じていくようだった。
私の心も身体もリヴァイさんのためだけにあるのに、欲しいと思ってもらえなきゃ意味がないね。
私がもっと大人の女だったら、愛してもらえたのかな。
リヴァイさんもその気になってくれたのかな。
あぁ、そんなどうしようもないことを考えてしまうことほど意味のないことはないね。
私は私だし、歳の差は縮まることはない。
そして、もしもリヴァイさんに愛してもらえても、決まっている結末を変えることは、出来ないのだから。
だから、私は今をめいっぱい笑って、リヴァイさんを愛するの。