◇42話◇どうか、幸せに
Name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
気付けば、見渡す限り真っ白な世界にいた。
雪景色かと思ったけれど、それとは違う。
光が眩しくて白く見えているようなー。
ここがどこかは分からなかったけれど、正直、そんなことはどうだってよかった。
だって、やっと会えたからー。
「なまえ!!」
すぐに駆け寄って、抱きしめた。
強く、強く、存在を確かめるみたいにー。
氷のように冷たい身体は、以前の温もりを残していなかった。
そうか、あの最低な悲劇は、真実だったのかー。
でも、こうして会えたということは、自分も死んだのだろう。
それなら、それでいい。
だって、会えたんだからー。
なまえがいる世界なら、それがどこだって構わないのだ。
巨人がいようが、いまいが、天国だろうが、地獄だろうが。
なまえさえいるのならー。
「頑張ったね、リヴァイ。
ペトラ達も無事だし、作戦は成功だよ。
エルヴィン団長もすごく褒めてたよ。」
抱きしめられたままで、なまえがリヴァイの頭を撫でた。
懐かしい声色、懐かしい手の感触ー。
あぁ、そうだ。これがなまえだ。
ずっとずっと愛していた、心から愛してやまない、なまえだー。
「でも、彼女を泣かせちゃダメだよ。」
「…彼女?」
なまえが何を言っているのか、分からなかった。
自分が気にする女なんて、なまえしかいないのにー。
誰のことを言っているのだろう。
首を傾げるリヴァイの腕の中から、なまえがゆっくり離れる。
「会えるとは思ってなかったから、
こんなかたちでもリヴァイに会えて、抱きしめてもらえて、嬉しいよ。
これでちゃんと、私から伝えられるー。」
なまえがひどく儚く微笑む。
そんな、最期みたいに言わないでー。
何度だって、いつだって、なまえが望めば抱きしめる。
望まなくたって、抱きしめる。
だから、言わないでー。
「リヴァイ、私はね、もう死んだの。」
「死んでねぇ!」
「リヴァイならちゃんと分かってるはずだよ。
本当は、知ってるはず、すべてー。」
「わけわかんねぇーこと言うな。
俺も死んだんだろ。だから、こうしてまた会えたんじゃねぇか。
これからはずっと一緒だ。もうお前を1人にはしねぇ。」
「誰よりも、愛してたよ。」
なまえの手が頬を撫でる。
それがひどく冷たくて、氷みたいで、その度に思い知らされるのだ。
自分にはまだ、体温が残っていることをー。
どう抗おうが、決定的な違いが自分達にあることをー。
「お願いだ…っ、そんな風に言うな…!今だって、愛してる!!」
なまえの頬を両手で包んだ。
氷のように冷たい頬を、熱いくらいの自分の両手で暖めてやるからー。
そういえば、昔もそんなことがあった。
なまえが雪山で遭難した時だ。
あのときも心臓が冷える思いをした。
二次被害の可能性があるから捜索は打ちきりだというエルヴィンとピクシスに逆らって、吹雪の中、なまえを必死に探した。
やっと見つけたなまえは、やっぱり今みたいに氷のように冷たくて、だからこうして両手で頬を包んで暖めてやったのだ。
そうすれば、なまえは少しずつ体温が戻って助かったのだ。
だから今回もそうやって、暖めてやる。
両手で頬を擦って、必死に必死に擦ってー。
それなのに、どうしてー。
両手で必死に頬を擦っているのに、なまえの頬は氷のように冷たいままだー。
どうして、どうしてー。
「リヴァイ。」
なまえが、リヴァイの両手を自分の手で包む。
それだってひどく冷たくてー。
そこから、自分も凍ってしまいそうだ。
あぁ、そうか。
なまえを暖めることがもう出来ないのなら、自分が凍ってしまえばいいのだー。
そうすれば、ずっとなまえと一緒にー。
「幸せにしてくれてありがとう。」
なまえは相変わらず、ひどく儚く微笑む。
そんな風に笑う女じゃなかっただろう。
いつだって無邪気に、楽しそうに口を大きく開けて、明るく笑っていたじゃないか。
そんなー。天使みたいな微笑み、見たくないー。
「これからだって、幸せにしてやる!
俺が、お前を誰より幸せにしてやる!勝手に諦めんな!
一緒にいられる方法を、俺が考えてやるから!」
「私はもう充分、リヴァイに愛されたよ。すごく幸せだった。」
「そんなこと言うな…!俺はまだ、愛し足りねぇんだ!
永遠だって、足りねぇくらい愛してる…!」
「幸せになってね。私はずっと、リヴァイを見守ってる。
あなたの幸せを、誰よりも、願ってるから。」
なまえの手が離れる。
抱きしめることが出来たはずの身体が淡く透けていくー。
いやだー。いなくならないでー。
置いて、いかないでー。
「ごめんね。残して逝ってしまって…。
でも、リヴァイはひとりじゃないよ。」
なまえの身体がふわりと浮く。
ゆっくりと天へ昇ろうとしているみたいにー。
ダメだー。手の届かないところへ行ってしまったら、ダメだー。
絶対に、手を放さないと誓ったのだからー。
「行くな!俺にはもうなまえしかいねぇんだ…!!」
ファーランもイザベルも死んでしまった。
その後すぐに出逢ったのが、なまえだったのだ。
生きる意味をもう一度くれたのが、なまえだったのに、いなくなってしまったら、どうやって生きていけばいいか分からなくなる。
息の仕方すら分からなくて、苦しいのだ。
心臓の鼓動の仕方も分からなくて、胸が痛いのだ。
だから、行かないでー。ひとりにはなりたくないー。
なまえを掴もうと手を伸ばした。
でも、確かになまえの手に届いたはずなのに、それはひんやりと冷たい空気に触れただけだった。
どうしてー。
どうして、掴めないんだー。
そんなの、まるでー。
「大丈夫、リヴァイはひとりじゃないよ。
彼女は戻って来てくれた。
あなたを愛す世界を、選んでくれた。」
「何を言ってるんだっ!俺は、お前を愛してる!!
他の誰も要らねぇんだ!」
「彼女がきっと、あなたを救ってくれる。
だから大丈夫。本当に、よかった…。これで安心して、私も逝けるー。」
「どこにも行くな…!お前だけいれば、俺はそれでいいから!!」
「ほら、今も呼んでる。彼女が呼んでるよ。」
なまえは、儚く微笑みながら、また意味の分からないことを言う。
「俺にはお前しかいない!俺も連れて行ってくれ!」
必死に手を伸ばすのに、触れるのは冷たい空気だけ。
なまえは儚く微笑むだけ。
お願いだ、やっと会えたのにー。せっかく、会えたのにー。
ずっと、会いたかったのにー。
「誰よりも愛してたよ。
幸せを、ありがとう。愛してくれて、ありがとう。」
空を舞うなまえの背中に、大きな白い翼が見えた。
あぁ、どうしてー。
そんなものなくたって、なまえは天使のように綺麗で、可愛らしくてー。
そんなもの、要らないのにー。
どんなに必死に伸ばしても届かなかったなまえの手が、リヴァイの頬に触れる。
柔らかい唇が、リヴァイの唇に重なった。
愛おしい温もりは、そこにはもうなくてー。
それでも、愛おしさだけは、あの頃とちっとも変わらない。
変わらないのにー。
どうして、サヨナラしないといけないのか。
分からないのだ。
こんなに愛してるのに、愛されているのに、どうして離れ離れにならなければならないのか。
どうして引き裂かれてしまうのか。
どうして、サヨナラしなくちゃならないのかー。
分からないのだ。
全然、分からないのにー。
なまえの唇が離れていく。
最後のキスが、終わっていくー。
「さよなら、リヴァイ。どうか、幸せにー…。」
なまえが離れていく。
今度こそ、手を伸ばしても届かない場所へー。
綺麗な白い翼を広げて、天へー。
それでも必死に手を伸ばした。
行かないでくれと懇願してみた。
でも、なまえは繰り返すのだ。
幸せになってくれーと。
なまえがいないのなら、幸せなんてないのにー。
≪リヴァイ…っ。帰ってきて…っ。≫
1人きりになると、どこからか、名前を呼ぶ声がした。
そういえば、彼女が呼んでるとか、なまえが言っていた。
でも、そんなのはどうでもいい。
ここでなまえが戻ってくるのを待とう。
もし、戻ってこなくても、ずっとここにいれば、なまえの元へ行ける気がするのだ。
だから、誰だか分からないけれど、帰るつもりはない。
ずっとここにー。
≪リヴァイ…っ、お願い、リヴァイ…っ。≫
やめてくれー。
名前を呼ばないでくれー。
ここで、なまえを待っていたい。まだなまえと一緒にいたいのだ。
そんなに切なそうに、愛おしそうに、名前を呼ばないでー。
胸が、苦しくなるから。
抱きしめて、やりたくなるからー。
≪リヴァイ…っ、愛してるの…っ。≫
頬を、何かが濡らした。
これは、自分が流した涙だろうか。
それとも、名前を呼ぶ誰かの、涙なのだろうかー。
本当に困った。どうしようか。
泣かせたくないのだ。
だって、彼女のことは、1人には出来ない。
彼女はひどくか弱くて、儚くて、誰かが守ってやらないと生きていけないからー。
あれ、彼女って誰だろう。
あぁ、頭が痛いー。
だから、泣かないでー。
分かった。帰るからー。帰ってやるからー。
もう泣かないでー。
雪景色かと思ったけれど、それとは違う。
光が眩しくて白く見えているようなー。
ここがどこかは分からなかったけれど、正直、そんなことはどうだってよかった。
だって、やっと会えたからー。
「なまえ!!」
すぐに駆け寄って、抱きしめた。
強く、強く、存在を確かめるみたいにー。
氷のように冷たい身体は、以前の温もりを残していなかった。
そうか、あの最低な悲劇は、真実だったのかー。
でも、こうして会えたということは、自分も死んだのだろう。
それなら、それでいい。
だって、会えたんだからー。
なまえがいる世界なら、それがどこだって構わないのだ。
巨人がいようが、いまいが、天国だろうが、地獄だろうが。
なまえさえいるのならー。
「頑張ったね、リヴァイ。
ペトラ達も無事だし、作戦は成功だよ。
エルヴィン団長もすごく褒めてたよ。」
抱きしめられたままで、なまえがリヴァイの頭を撫でた。
懐かしい声色、懐かしい手の感触ー。
あぁ、そうだ。これがなまえだ。
ずっとずっと愛していた、心から愛してやまない、なまえだー。
「でも、彼女を泣かせちゃダメだよ。」
「…彼女?」
なまえが何を言っているのか、分からなかった。
自分が気にする女なんて、なまえしかいないのにー。
誰のことを言っているのだろう。
首を傾げるリヴァイの腕の中から、なまえがゆっくり離れる。
「会えるとは思ってなかったから、
こんなかたちでもリヴァイに会えて、抱きしめてもらえて、嬉しいよ。
これでちゃんと、私から伝えられるー。」
なまえがひどく儚く微笑む。
そんな、最期みたいに言わないでー。
何度だって、いつだって、なまえが望めば抱きしめる。
望まなくたって、抱きしめる。
だから、言わないでー。
「リヴァイ、私はね、もう死んだの。」
「死んでねぇ!」
「リヴァイならちゃんと分かってるはずだよ。
本当は、知ってるはず、すべてー。」
「わけわかんねぇーこと言うな。
俺も死んだんだろ。だから、こうしてまた会えたんじゃねぇか。
これからはずっと一緒だ。もうお前を1人にはしねぇ。」
「誰よりも、愛してたよ。」
なまえの手が頬を撫でる。
それがひどく冷たくて、氷みたいで、その度に思い知らされるのだ。
自分にはまだ、体温が残っていることをー。
どう抗おうが、決定的な違いが自分達にあることをー。
「お願いだ…っ、そんな風に言うな…!今だって、愛してる!!」
なまえの頬を両手で包んだ。
氷のように冷たい頬を、熱いくらいの自分の両手で暖めてやるからー。
そういえば、昔もそんなことがあった。
なまえが雪山で遭難した時だ。
あのときも心臓が冷える思いをした。
二次被害の可能性があるから捜索は打ちきりだというエルヴィンとピクシスに逆らって、吹雪の中、なまえを必死に探した。
やっと見つけたなまえは、やっぱり今みたいに氷のように冷たくて、だからこうして両手で頬を包んで暖めてやったのだ。
そうすれば、なまえは少しずつ体温が戻って助かったのだ。
だから今回もそうやって、暖めてやる。
両手で頬を擦って、必死に必死に擦ってー。
それなのに、どうしてー。
両手で必死に頬を擦っているのに、なまえの頬は氷のように冷たいままだー。
どうして、どうしてー。
「リヴァイ。」
なまえが、リヴァイの両手を自分の手で包む。
それだってひどく冷たくてー。
そこから、自分も凍ってしまいそうだ。
あぁ、そうか。
なまえを暖めることがもう出来ないのなら、自分が凍ってしまえばいいのだー。
そうすれば、ずっとなまえと一緒にー。
「幸せにしてくれてありがとう。」
なまえは相変わらず、ひどく儚く微笑む。
そんな風に笑う女じゃなかっただろう。
いつだって無邪気に、楽しそうに口を大きく開けて、明るく笑っていたじゃないか。
そんなー。天使みたいな微笑み、見たくないー。
「これからだって、幸せにしてやる!
俺が、お前を誰より幸せにしてやる!勝手に諦めんな!
一緒にいられる方法を、俺が考えてやるから!」
「私はもう充分、リヴァイに愛されたよ。すごく幸せだった。」
「そんなこと言うな…!俺はまだ、愛し足りねぇんだ!
永遠だって、足りねぇくらい愛してる…!」
「幸せになってね。私はずっと、リヴァイを見守ってる。
あなたの幸せを、誰よりも、願ってるから。」
なまえの手が離れる。
抱きしめることが出来たはずの身体が淡く透けていくー。
いやだー。いなくならないでー。
置いて、いかないでー。
「ごめんね。残して逝ってしまって…。
でも、リヴァイはひとりじゃないよ。」
なまえの身体がふわりと浮く。
ゆっくりと天へ昇ろうとしているみたいにー。
ダメだー。手の届かないところへ行ってしまったら、ダメだー。
絶対に、手を放さないと誓ったのだからー。
「行くな!俺にはもうなまえしかいねぇんだ…!!」
ファーランもイザベルも死んでしまった。
その後すぐに出逢ったのが、なまえだったのだ。
生きる意味をもう一度くれたのが、なまえだったのに、いなくなってしまったら、どうやって生きていけばいいか分からなくなる。
息の仕方すら分からなくて、苦しいのだ。
心臓の鼓動の仕方も分からなくて、胸が痛いのだ。
だから、行かないでー。ひとりにはなりたくないー。
なまえを掴もうと手を伸ばした。
でも、確かになまえの手に届いたはずなのに、それはひんやりと冷たい空気に触れただけだった。
どうしてー。
どうして、掴めないんだー。
そんなの、まるでー。
「大丈夫、リヴァイはひとりじゃないよ。
彼女は戻って来てくれた。
あなたを愛す世界を、選んでくれた。」
「何を言ってるんだっ!俺は、お前を愛してる!!
他の誰も要らねぇんだ!」
「彼女がきっと、あなたを救ってくれる。
だから大丈夫。本当に、よかった…。これで安心して、私も逝けるー。」
「どこにも行くな…!お前だけいれば、俺はそれでいいから!!」
「ほら、今も呼んでる。彼女が呼んでるよ。」
なまえは、儚く微笑みながら、また意味の分からないことを言う。
「俺にはお前しかいない!俺も連れて行ってくれ!」
必死に手を伸ばすのに、触れるのは冷たい空気だけ。
なまえは儚く微笑むだけ。
お願いだ、やっと会えたのにー。せっかく、会えたのにー。
ずっと、会いたかったのにー。
「誰よりも愛してたよ。
幸せを、ありがとう。愛してくれて、ありがとう。」
空を舞うなまえの背中に、大きな白い翼が見えた。
あぁ、どうしてー。
そんなものなくたって、なまえは天使のように綺麗で、可愛らしくてー。
そんなもの、要らないのにー。
どんなに必死に伸ばしても届かなかったなまえの手が、リヴァイの頬に触れる。
柔らかい唇が、リヴァイの唇に重なった。
愛おしい温もりは、そこにはもうなくてー。
それでも、愛おしさだけは、あの頃とちっとも変わらない。
変わらないのにー。
どうして、サヨナラしないといけないのか。
分からないのだ。
こんなに愛してるのに、愛されているのに、どうして離れ離れにならなければならないのか。
どうして引き裂かれてしまうのか。
どうして、サヨナラしなくちゃならないのかー。
分からないのだ。
全然、分からないのにー。
なまえの唇が離れていく。
最後のキスが、終わっていくー。
「さよなら、リヴァイ。どうか、幸せにー…。」
なまえが離れていく。
今度こそ、手を伸ばしても届かない場所へー。
綺麗な白い翼を広げて、天へー。
それでも必死に手を伸ばした。
行かないでくれと懇願してみた。
でも、なまえは繰り返すのだ。
幸せになってくれーと。
なまえがいないのなら、幸せなんてないのにー。
≪リヴァイ…っ。帰ってきて…っ。≫
1人きりになると、どこからか、名前を呼ぶ声がした。
そういえば、彼女が呼んでるとか、なまえが言っていた。
でも、そんなのはどうでもいい。
ここでなまえが戻ってくるのを待とう。
もし、戻ってこなくても、ずっとここにいれば、なまえの元へ行ける気がするのだ。
だから、誰だか分からないけれど、帰るつもりはない。
ずっとここにー。
≪リヴァイ…っ、お願い、リヴァイ…っ。≫
やめてくれー。
名前を呼ばないでくれー。
ここで、なまえを待っていたい。まだなまえと一緒にいたいのだ。
そんなに切なそうに、愛おしそうに、名前を呼ばないでー。
胸が、苦しくなるから。
抱きしめて、やりたくなるからー。
≪リヴァイ…っ、愛してるの…っ。≫
頬を、何かが濡らした。
これは、自分が流した涙だろうか。
それとも、名前を呼ぶ誰かの、涙なのだろうかー。
本当に困った。どうしようか。
泣かせたくないのだ。
だって、彼女のことは、1人には出来ない。
彼女はひどくか弱くて、儚くて、誰かが守ってやらないと生きていけないからー。
あれ、彼女って誰だろう。
あぁ、頭が痛いー。
だから、泣かないでー。
分かった。帰るからー。帰ってやるからー。
もう泣かないでー。