見えない存在
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とあるマンションの一室
床には割れた花瓶と水、枯れかけた黄色い花が散らばっている。
宜野座は信じられないと言った顔で、目の前にいる血だらけの女性を見た。
ドミネーターが表す数値は16、色相も紛うことなきCLEAR。
しかし目の前にいる女性は包丁で人だった物をメッタ刺しにしていた。
「辞めろ…辞めてくれ…」
宜野座はロックがかかったドミネーターから手を離すことが出来なかった。
この女性の包丁が自分の方に向く。
「…宜野座…さん……あたし…」
宜野座は震える手を必死に抑え込む。
その女性は、いつもと変わらぬ笑顔で宜野座を見上げる。
そうあの時とおなじ顔だ。
「あたしのこと見えていますか…?」
床には割れた花瓶と水、枯れかけた黄色い花が散らばっている。
宜野座は信じられないと言った顔で、目の前にいる血だらけの女性を見た。
ドミネーターが表す数値は16、色相も紛うことなきCLEAR。
しかし目の前にいる女性は包丁で人だった物をメッタ刺しにしていた。
「辞めろ…辞めてくれ…」
宜野座はロックがかかったドミネーターから手を離すことが出来なかった。
この女性の包丁が自分の方に向く。
「…宜野座…さん……あたし…」
宜野座は震える手を必死に抑え込む。
その女性は、いつもと変わらぬ笑顔で宜野座を見上げる。
そうあの時とおなじ顔だ。
「あたしのこと見えていますか…?」