職業体験の段
あなたの名前を教えてください
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こんにちは。
僕の名前は小松田秀作と言います。
この忍術学園で事務員をしてます。
でも…
「小松田くん!!」
「うわぁ!ご…ごめんなさい〜!」
毎日失敗ばかり…上司の吉野先生にも毎日毎日怒られてばっかりで…
「はぁ……こんなんだといつまで経っても立派な忍者になれないよぉ…」
今日も一通り怒られて、思わずため息が溢れちゃう。
でも、失敗してもその分ちゃーんと別の仕事をすれば…吉野先生だって!
だから今僕は庭の掃き掃除を…
「ん?」
コンコン、と門を叩く音が聞こえた気がする。
僕は小走りで門のところまで向かって、はーい?と返事をしてみた。
「こんにちは。」
そうしたら、返事が返ってきて…僕はかたんと閂をずらして門を開いてあげた。
「はい?あのー…どなたでしょうか?」
「あ…あの、吉野先生に…吉野先生はどちらにいらっしゃいますか?」
門をくぐって入ってきたのは女の人で、ここで働いている間では初めて見た顔だったんだ。
僕はうーん、とちょっと考えて見たけどやっぱり見覚えがないからとりあえず入門票と筆を渡した。
「吉野先生なら用具室にいると思います…でも、中に入るなら入門票にサインお願いします!」
「わかりました。失礼します。」
入門票を返されたから、それをちゃんとしまって僕は用具室の方向を指差した。
「用具室はこっちですよー。案内しますね。」
「あ…ありがとうございます。」
僕は箒を門に立て掛けて、このお客さんを吉野先生のところまで案内してあげることにした。
「私、吉野先生の知り合いなんです。」
「へぇ〜!そうなんですかぁ!」
僕より背が高くて、すらっとした人だなぁ…それにしても、なんで忍術学園に来たんだろ?なんて色々思ってるうちに用具室まで着いた。
よいしょ、と扉を開いて中にいる吉野先生に声をかける。
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