今日のおじゃる丸が神回だったので感想書きます。
今日の、というか、まだ再放送の期間だから古いシリーズの回なんだけど。



『うすさにこだわるうすいさちよ』

桜井弘明氏が絵コンテで参加してます。

うすいさちよ(28)の回は当たりハズレがあるんだけど今日のは大当たりだった。
ストーリーを説明すると、

原稿の進捗がいつもより快調なうすい。少し休憩しようと紅茶の用意をする。ご存知の通り、うすいは使った紅茶のティーバッグを乾かして部屋に吊している。来客用は１～２回使ったティーバッグ。３～７回使ったティーバッグは自分用で、気分に合わせて薄さを選ぶようにしている。

「こういうノリノリのときは、６回使ったティーバッグで淹れた、フッと香りがするぐらいの、薄めの紅茶がいいのよね～」

ところが吊してあるティーバッグの中に６回使ったティーバッグが無い。さっき飲んでしまったからだ。
５回使ったティーバッグや７回使ったティーバッグで妥協しようとするも、やはり６回使ったティーバッグで淹れた紅茶がどうしても飲みたいうすい。
そこで、５回使ったティーバッグと７回使ったティーバッグの茶葉をブレンドして６回使った香りを再現しようと試みる。しかし香りが中途半端になってしまい失敗に終わる。しかしその中途半端な紅茶に５回使ったティーバッグを浸けてみれば、６回使った色と香りに近付くのではないかと予想。すぐに実行するが、この策も失敗。やはり６回使ったティーバッグでなければあの味と香りを出すことができない。
このままでは漫画の続きが描けないと発狂するうすい。

そこへタイミングよくおじゃると電ボが訪ねてくる。
来客用は１～２回使ったティーバッグと決めていたが、内緒で５回使ったティーバッグで紅茶を淹れ、ようやく６回使ったティーバッグを作ることに成功。
あとはこれを乾かせば。

乙女先生に協力してもらい、ティーバッグの乾燥が終わった。

『とうとう出来たのね！６回使ったティーバッグ！やったわ、やったわー！はふぁ😆』

『こういう、やったー！ってときはやっぱり、５回使ったティーバッグで淹れたちょっと濃いめの紅茶よねー！』

６回使ったティーバッグが完成した褒美に５回使ったティーバッグで紅茶を淹れようとしたが、５回使ったティーバッグは先ほどすべて使ってしまっていた。
なので結局うすいは飲みたい薄さの紅茶を飲むことが出来なかった。



もうさ、作劇が天才すぎる。
ティーバッグ乾かすために乙女先生の腰に括り付けてバレエのターンさせるくだり大草原不可避なんだけど。あとせっかく６回のティーバッグ乾かしたのにそれ飲まないし。なんなんだうすい。最高だなうすい。これうすいさちよの設定が無いと出来ない話なんだよな。出涸らしのティーバッグ部屋に干してる人間ほかにいる？

エンディングもうすいさちよだからうすいさちよ多過ぎる回だった。

あと今日はじめて気付いたけどこの頃の乙女先生のCV今井由香さんだったんだ。引退前の出演回を観れるのは再放送のよいところ。