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日記

今日のおじゃる丸

2020/04/17 18:49
日常萌え語り感想
たまにおとぎ話みたいな、パロディ回があるんだけど今日のがそれで、しかも神回だったので感想を書き留めておきます。



『それゆけお妃小町ちゃん』

むかしむかしあるところに
お妃小町ちゃんという女王様がいました。
小町ちゃんが鏡に向かって
「この国で一番美しいのはだあれ?」と問うと、
鏡が「それは小町女王様です」と答えました。
ご満悦の小町ちゃん。しかし事態が一変する。
鏡が続けた。
「実は、あなたより数千倍美しい姫が町にいる」
「誰よそれ!!!」
血相を変えて城下に突撃する小町ちゃん。
見つけ出したのはおじゃ雪姫(女装したマロ)というとても可愛らしくわがままなお姫さま。小町、キュートなわがままパフォーマンスを披露し、おじゃ雪姫にマウンティング。圧勝。
こうして一番の座を奪還したかと思いきや、またしても鏡があなたより数千倍美しい姫がよそにいると告げる。
自分が一番美しく可愛い女王であることを証明するため、小町は鏡が名指しした美しいお姫さま十数人を相手に戦いを挑むのであった。

まず小町ちゃんより数千倍美しいという設定で出てくる姫がことごとく女装した男であるという点が素晴らしい。姫だからって女子とは限らねえぞってスタンス。冷徹さんなんかはもちろんギャグとして女装させられてるんだろうけど、その姿に対して誰も「いや男じゃん」てツッコミはしないし、おじゃ雪姫も冷徹姫もキスケ姫も「男なのに何故こんな格好を…」みたいな冷めたコメントとかも無くて全員『姫』という役柄を当たり前のように受け入れてるしやりきってるのがすごいんですね。やりきっても滑稽にならない。滑稽にならない土台がすでに完成しているのがすごい。
最後は老若男女亀霊宇宙人問わず月光町の愉快なメンバーが『小町ちゃんより数千倍美しい姫』という設定で小町ちゃんの行く手に立ちはだかる。その集団を前にしたときの小町ちゃんの闘志みなぎる凛々しい表情がマジでカッコイイ。一瞬たりとも「え…まだこんなにいるの?」って顔しないんだよこの女王。潰してやんよの表情なの。なぜなら自分が一番だと確信しているから。それを鏡に見せ付けて、やはり小町女王様が一番美しいですと言わしめる自信があるからこその闘志なんですね。
ここ、今まで聴いたことないくらい熱いBGMがかかってて余計にエモい。
女に生まれたからには最も美しい女でありたい。そんな純粋な願いを臆することなく表明できちゃう小町ちゃん、まじで尊いし推せる。
小町ちゃんって普段の本編でも自分が月光町で一番可愛いってプライドがあるから、ライバルは徹底的に潰すタイプの小学生なんだけど現実世界にはこんな『小町って可愛い~!』ってハッキリ言う女の子いないじゃないですか。思ってても言わない子ばかりじゃないですか。言わないけど他の子より上でありたい、下に見られたくないってメチャクチャ思ってるから陰で足を引っ張り合うそれが現代人。でも小町ちゃんは違うんだよ!正面から相手の特技を堂々と横取りして自分のほうが可愛くできますキュルルン🥰😘で完全勝利!
それが小野小町8歳!
潔い!
女の鑑!!!
間違いなく一番!!!
讃えよ小町女王!!!!!

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