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同じ香り
悠仁が教室で一人任務内容の説明を受けるため助監督を待っていると野薔薇が入ってきた。
「釘崎おはよー」
「んーおはよう 虎杖あんた早い…わね…ん?」
「なに?」
野薔薇が悠仁の周辺をくんくんと匂いを嗅ぐ。
「なになに?さっきシャワー浴びたからくさくないと思うんですけど 制服も綺麗にしてもらったばっかだし」
「なんかこの香り…に覚えが……」
野薔薇が匂いを嗅ぎながら悠仁の周りをぐるぐるしていると恵が入ってきた。
「おはよう 釘崎なにやってんだ」
「あ、伏黒匂いに敏感でしょ 虎杖からなんかいい匂いすんのよ」
恵は虎杖の匂いを嗅げと?という顔をしながらも近づきスッと息を吸う。
「あ これ夢のシャンプーの匂い」
「「は?」」
野薔薇と悠仁が同時に声を上げる。
「まてまてまて、あんた朝っぱらからなんで夢ちゃんの使ってるシャンプーの匂いしてんのよ!? あ!さっきシャワー浴びたって言ってたわよね!?なにがあった!教えなさい!」
「いやいや、それよりなんで伏黒が夢のシャンプーの匂い知ってんだよ!?そっちの方が問題だろう!?」
「俺は釘崎が言うように匂いに敏感だからな」
「だからってなんでわかるんだよ!え!夢にそんな密着することが??ふ、伏黒!」
悠仁が恵の両肩を掴みグラグラと揺らす。野薔薇は悠仁の制服を掴み何があったと悠仁を引っ張っている。
「お三方お待たせしました…な、なにがあったんですか??」
伊地知が入ってくると取っ組み合いになっているので慌てて二人を離させる。
「と、とりあえず今日の現場まで行きますので車に」
「虎杖、あとで夢ちゃん交えて説明しなさいよ」
「いやいや!その前に伏黒だろ!?」
任務が終わると三人はまた高専の教室に戻ってくる。
「夢ちゃん呼んだから四者面談」
「な!その前に伏黒の説明を聞きたい!」
また二人が騒ぎだすと夢が教室に入ってきた。
「みんなおかえりなさい…ど、どうしたの??」
「夢ちゃんちょっと座りなさい」
「は、はい」
円作るように椅子を並べ、夢が悠仁の隣に座った。
「はい!まず伏黒の説明が聞きたいです!」
「はあ…まず夢になんで集まってるか説明してあげろよ」
夢が心配そうに三人を見つめている。
「夢ちゃん、虎杖が甘い香りするから私が不思議に思ってたら、伏黒が夢ちゃんと同じシャンプーの香りがすると言い当てたのよ」
「私のシャンプー…?」
「俺から話すぞ 玉犬洗ってやろうと思ったら、いつも使ってるやつが切れてて、夢に代わりになるものないか聞きに行った時自分のシャンプーボトルもってきてこれしかないって見せられた時匂いを確認した 人間用は使えないからって結局使わなかった」
「え!?玉犬って洗うの??」
「虎杖気にするとこそこかよ…これでスッキリしたか?」
「…すまん そんなこととは知らなかった」
「んで、虎杖がなんで早朝から夢ちゃんの使ってるシャンプー使ってるかって話よ」
「俺は今朝シャワー浴びようとしたらシャンプー切れてて、夢に借りたんだよ」
「…なによ…夢ちゃんとこ泊まったのかと思ったじゃない」
「泊る…え!悠仁くんが私の部屋に泊まったって野薔薇ちゃん勘違いしてたの??」
「いや…泊まるだけじゃなくてあんなことやこんなことがあったのかと思った」
夢が耳まで真っ赤にしている。
「シャ、シャンプー貸しただけだよ!! みんな今日無傷なら私家入先生とこ戻る」
夢が慌ただしく教室から出て行った。
「釘崎、夢はああいう話に過剰反応するからもうちょっとフランクに話せよ…」
恵がそう言うと野薔薇が申し訳ない顔をする。
「…そこまで考えずに俺…夢のシャンプー…借りてた…今になってむちゃくちゃ恥ずかしくなってきた」
「虎杖あんたまで顔赤くしてどーすんのよ! それよりとっとと夢ちゃんに好きって言いなさいよ!」
「夢のシャンプー…」
「釘崎、この感じだと虎杖もう何も聞こえてないぞ」
「もぉ…私は夢ちゃんお茶にでも誘って謝ってくる!」
同じ香り ― END
悠仁が教室で一人任務内容の説明を受けるため助監督を待っていると野薔薇が入ってきた。
「釘崎おはよー」
「んーおはよう 虎杖あんた早い…わね…ん?」
「なに?」
野薔薇が悠仁の周辺をくんくんと匂いを嗅ぐ。
「なになに?さっきシャワー浴びたからくさくないと思うんですけど 制服も綺麗にしてもらったばっかだし」
「なんかこの香り…に覚えが……」
野薔薇が匂いを嗅ぎながら悠仁の周りをぐるぐるしていると恵が入ってきた。
「おはよう 釘崎なにやってんだ」
「あ、伏黒匂いに敏感でしょ 虎杖からなんかいい匂いすんのよ」
恵は虎杖の匂いを嗅げと?という顔をしながらも近づきスッと息を吸う。
「あ これ夢のシャンプーの匂い」
「「は?」」
野薔薇と悠仁が同時に声を上げる。
「まてまてまて、あんた朝っぱらからなんで夢ちゃんの使ってるシャンプーの匂いしてんのよ!? あ!さっきシャワー浴びたって言ってたわよね!?なにがあった!教えなさい!」
「いやいや、それよりなんで伏黒が夢のシャンプーの匂い知ってんだよ!?そっちの方が問題だろう!?」
「俺は釘崎が言うように匂いに敏感だからな」
「だからってなんでわかるんだよ!え!夢にそんな密着することが??ふ、伏黒!」
悠仁が恵の両肩を掴みグラグラと揺らす。野薔薇は悠仁の制服を掴み何があったと悠仁を引っ張っている。
「お三方お待たせしました…な、なにがあったんですか??」
伊地知が入ってくると取っ組み合いになっているので慌てて二人を離させる。
「と、とりあえず今日の現場まで行きますので車に」
「虎杖、あとで夢ちゃん交えて説明しなさいよ」
「いやいや!その前に伏黒だろ!?」
任務が終わると三人はまた高専の教室に戻ってくる。
「夢ちゃん呼んだから四者面談」
「な!その前に伏黒の説明を聞きたい!」
また二人が騒ぎだすと夢が教室に入ってきた。
「みんなおかえりなさい…ど、どうしたの??」
「夢ちゃんちょっと座りなさい」
「は、はい」
円作るように椅子を並べ、夢が悠仁の隣に座った。
「はい!まず伏黒の説明が聞きたいです!」
「はあ…まず夢になんで集まってるか説明してあげろよ」
夢が心配そうに三人を見つめている。
「夢ちゃん、虎杖が甘い香りするから私が不思議に思ってたら、伏黒が夢ちゃんと同じシャンプーの香りがすると言い当てたのよ」
「私のシャンプー…?」
「俺から話すぞ 玉犬洗ってやろうと思ったら、いつも使ってるやつが切れてて、夢に代わりになるものないか聞きに行った時自分のシャンプーボトルもってきてこれしかないって見せられた時匂いを確認した 人間用は使えないからって結局使わなかった」
「え!?玉犬って洗うの??」
「虎杖気にするとこそこかよ…これでスッキリしたか?」
「…すまん そんなこととは知らなかった」
「んで、虎杖がなんで早朝から夢ちゃんの使ってるシャンプー使ってるかって話よ」
「俺は今朝シャワー浴びようとしたらシャンプー切れてて、夢に借りたんだよ」
「…なによ…夢ちゃんとこ泊まったのかと思ったじゃない」
「泊る…え!悠仁くんが私の部屋に泊まったって野薔薇ちゃん勘違いしてたの??」
「いや…泊まるだけじゃなくてあんなことやこんなことがあったのかと思った」
夢が耳まで真っ赤にしている。
「シャ、シャンプー貸しただけだよ!! みんな今日無傷なら私家入先生とこ戻る」
夢が慌ただしく教室から出て行った。
「釘崎、夢はああいう話に過剰反応するからもうちょっとフランクに話せよ…」
恵がそう言うと野薔薇が申し訳ない顔をする。
「…そこまで考えずに俺…夢のシャンプー…借りてた…今になってむちゃくちゃ恥ずかしくなってきた」
「虎杖あんたまで顔赤くしてどーすんのよ! それよりとっとと夢ちゃんに好きって言いなさいよ!」
「夢のシャンプー…」
「釘崎、この感じだと虎杖もう何も聞こえてないぞ」
「もぉ…私は夢ちゃんお茶にでも誘って謝ってくる!」
同じ香り ― END