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階段で
七海は伊地知から受け取った資料を片手に高専内の廊下を歩いていた。
廊下の先の階段から話し声がする。
二人…男女…と七海は遠くからそこにいるであろう人物を想像する。
角に差し掛かり、下の踊り場に目を向けると悠仁と夢が小声で話している。
悠仁は階段を背にしていて七海に気づいていない。
話し声が聞こえなくなったと思うと悠仁が夢の肩に手を置き夢にゆっくり顔を近づけるのを目にした七海は素早く階段を下りて、手元の資料を丸め軽くぽんっと悠仁の頭を叩く。
悠仁が目を丸くして振り返ると七海に気づき、頭を押さえ顔を真っ赤にしている。
「虎杖くん、そういう行為はプライベートな空間でお願いします」
「うすっ…」
階段で ― END
七海は伊地知から受け取った資料を片手に高専内の廊下を歩いていた。
廊下の先の階段から話し声がする。
二人…男女…と七海は遠くからそこにいるであろう人物を想像する。
角に差し掛かり、下の踊り場に目を向けると悠仁と夢が小声で話している。
悠仁は階段を背にしていて七海に気づいていない。
話し声が聞こえなくなったと思うと悠仁が夢の肩に手を置き夢にゆっくり顔を近づけるのを目にした七海は素早く階段を下りて、手元の資料を丸め軽くぽんっと悠仁の頭を叩く。
悠仁が目を丸くして振り返ると七海に気づき、頭を押さえ顔を真っ赤にしている。
「虎杖くん、そういう行為はプライベートな空間でお願いします」
「うすっ…」
階段で ― END