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小さな夏祭り③
「わ!悠仁くん手伝うよ」
「ありがとう夢」
2人が花火を地面に並べて準備を始めると悠仁は手元の花火に目線を向けたまま口を開いた。
「夢、浴衣似合ってる 可愛い」
「ほ、本当? 悠仁くん新しい服とかすぐほめてくれるから…浴衣…あまり好きじゃないのかと思った」
「え!?あ…すまん…髪もなんか違うし、その…可愛くてなんて言っていいかわかんなかった 私服と全然違った感じで凄い似合ってるから…あ!いつもの私服が凄い似合ってないってことじゃないぞ!?」
慌てて悠仁がそらしていた目線を夢に向けると目が合う。
夢のキラキラとした目と、髪を上げたうなじが悠仁の視界に飛び込んでくる。
「うん、似合ってる 凄く」
「あ、ありがとう…悠仁くんも浴衣似合ってるよ 恵くんのと違って明るい色がやっぱり悠仁くんにピッタリだね」
「サンキュー …さっき夢が伏黒と話しててちょっと妬いた」
悠仁は真剣な眼差しで夢を見つめる。
「え、あ、さっき…私も悠仁くんが浴衣着ててビックリして…か、かっこよかったから…恵くんに話しかけちゃった…」
「かっこいい?ホント?へへっならいいや あ、夢ちょっと動かないで」
悠仁が夢の肩にそっと手を置くと、悠仁の大きな手が顔に近づいてくる。
夢は思わず目を閉じる。
夢の目にかかった前髪を悠仁がそっと指で流した。
「目にかかってた 痛くなかったか?」
「う、うん!ありがとう!大丈夫!」
とっくに水を汲み終わって遠くから様子を見ていた野薔薇がため息をつく。
「あ~なんだ…チューすんのかと思った~違うのか~ 伏黒、そろそろ戻ろう」
「アイツが告白する前にそんなことすると思えない アイツというか夢もそうだけどピュアの塊みたいな二人だぞ」
「ピュア 伏黒からそんなカタカナが聞けると思わなかった」
「じゃあなんて言うんだよ」
「あははっ冗談冗談、戻ろう」
ロウソクに火をつけると4人がそれぞれの花火に火を点ける。
「すごい迫力!手持ち花火も結構凄いね」
「私、手持ち花火ちょっとなめてたもん 綺麗ー!」
野薔薇が夢と花火を持ちながら写真を撮って楽しんでいる。
「すげー!どうだ!二刀流!」
「虎杖危ないだろ」
「絶対ああやってはしゃぐバカがいるのよね…虎杖夢ちゃんの隣でおとなしく楽しみなさいよ」
「うぃ~あれ、あんなに買ったのにもう終わり? 夢、この大きいのやってみようぜ」
「ロケット花火?危険、大きな音がしますって書いてあるけどこれ駐車場 でやって大丈夫?」
4人が顔を見合わせる。
「これはやるしかないわね 伏黒、虎杖」
「ロウソクの始末とバケツの水は捨ててきた」
「ゴミもまとめた よし、点火しようぜ 夢、俺の近くにいて」
夢はわけがわからず悠仁の隣に立つと野薔薇がスマホで動画を回し始めた。
「じゃ夢ちゃん、チャッカマンで点けてくださーい」
野薔薇がチャッカマンを夢に手渡した。
「え!?私!?こ、怖いよ」
「夢、大丈夫 持ってて」
悠仁がチャッカマンを持った夢の手を包み込み、カチカチと引き金を引く。
「お、夢そのままそっと近づけて…」
導火線に火がつくと伏黒がバケツとごみ袋をかかえ、野薔薇がスマホ片手に残りのゴミ袋を持った。
ひゅーーーっと大きな音を立ててパンッ!パンッ!と立て続けに破裂音と大きな音が鳴る。
→
「わ!悠仁くん手伝うよ」
「ありがとう夢」
2人が花火を地面に並べて準備を始めると悠仁は手元の花火に目線を向けたまま口を開いた。
「夢、浴衣似合ってる 可愛い」
「ほ、本当? 悠仁くん新しい服とかすぐほめてくれるから…浴衣…あまり好きじゃないのかと思った」
「え!?あ…すまん…髪もなんか違うし、その…可愛くてなんて言っていいかわかんなかった 私服と全然違った感じで凄い似合ってるから…あ!いつもの私服が凄い似合ってないってことじゃないぞ!?」
慌てて悠仁がそらしていた目線を夢に向けると目が合う。
夢のキラキラとした目と、髪を上げたうなじが悠仁の視界に飛び込んでくる。
「うん、似合ってる 凄く」
「あ、ありがとう…悠仁くんも浴衣似合ってるよ 恵くんのと違って明るい色がやっぱり悠仁くんにピッタリだね」
「サンキュー …さっき夢が伏黒と話しててちょっと妬いた」
悠仁は真剣な眼差しで夢を見つめる。
「え、あ、さっき…私も悠仁くんが浴衣着ててビックリして…か、かっこよかったから…恵くんに話しかけちゃった…」
「かっこいい?ホント?へへっならいいや あ、夢ちょっと動かないで」
悠仁が夢の肩にそっと手を置くと、悠仁の大きな手が顔に近づいてくる。
夢は思わず目を閉じる。
夢の目にかかった前髪を悠仁がそっと指で流した。
「目にかかってた 痛くなかったか?」
「う、うん!ありがとう!大丈夫!」
とっくに水を汲み終わって遠くから様子を見ていた野薔薇がため息をつく。
「あ~なんだ…チューすんのかと思った~違うのか~ 伏黒、そろそろ戻ろう」
「アイツが告白する前にそんなことすると思えない アイツというか夢もそうだけどピュアの塊みたいな二人だぞ」
「ピュア 伏黒からそんなカタカナが聞けると思わなかった」
「じゃあなんて言うんだよ」
「あははっ冗談冗談、戻ろう」
ロウソクに火をつけると4人がそれぞれの花火に火を点ける。
「すごい迫力!手持ち花火も結構凄いね」
「私、手持ち花火ちょっとなめてたもん 綺麗ー!」
野薔薇が夢と花火を持ちながら写真を撮って楽しんでいる。
「すげー!どうだ!二刀流!」
「虎杖危ないだろ」
「絶対ああやってはしゃぐバカがいるのよね…虎杖夢ちゃんの隣でおとなしく楽しみなさいよ」
「うぃ~あれ、あんなに買ったのにもう終わり? 夢、この大きいのやってみようぜ」
「ロケット花火?危険、大きな音がしますって書いてあるけどこれ
4人が顔を見合わせる。
「これはやるしかないわね 伏黒、虎杖」
「ロウソクの始末とバケツの水は捨ててきた」
「ゴミもまとめた よし、点火しようぜ 夢、俺の近くにいて」
夢はわけがわからず悠仁の隣に立つと野薔薇がスマホで動画を回し始めた。
「じゃ夢ちゃん、チャッカマンで点けてくださーい」
野薔薇がチャッカマンを夢に手渡した。
「え!?私!?こ、怖いよ」
「夢、大丈夫 持ってて」
悠仁がチャッカマンを持った夢の手を包み込み、カチカチと引き金を引く。
「お、夢そのままそっと近づけて…」
導火線に火がつくと伏黒がバケツとごみ袋をかかえ、野薔薇がスマホ片手に残りのゴミ袋を持った。
ひゅーーーっと大きな音を立ててパンッ!パンッ!と立て続けに破裂音と大きな音が鳴る。
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