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小さな夏祭り②
部屋で片付けをしていた夢がスマホの着信に気付いて手に取った。
「ん?野薔薇ちゃんだ…この前一緒に買った浴衣着て待ってて…? お祭りもう終わってる時間だけど…なんだろ写真だけでも撮ろうとかかな? 野薔薇ちゃんの浴衣も出しておいた方がいいかな 準備しておこ」
夢は浴衣を着ると髪をセットして三人の帰りを待った。
しばらくすると夢の部屋のドアがノックされ野薔薇が慌ただしく入ってきた。
「夢ちゃん!やっぱりその色にしてよかったね、めちゃ似合うよ 私も着るから待ってて」
「野薔薇ちゃん写真でも撮るの?お祭りは終わちゃってるよ」
「ふふっ、まあまあ、夢ちゃんここ押さえてくれる?」
夢が野薔薇の着付けを手伝い、髪のセットを済ませる。
「じゃ行こうか」
「え?どこ行くの?もう外暗いけど…」
野薔薇が下駄を夢に履かせて駐車場へと連れて行く。
「野薔薇ちゃんまだこれ履きなれてないからもうちょっとゆっくり…あ」
駐車場に到着すると浴衣を着た恵と悠仁が伊地知と大量の手持ち花火を車から降ろしていた。
「みんなおかえりなさい あ…悠仁くん…浴衣…」
「夢ただいま!これ伏黒に借りた!」
「そうなんだね」
悠仁はしばらく夢の浴衣姿に言葉を失っている。夢は照れた様子で悠仁から目線をそらして恵の方を向く。
「め、恵くんも浴衣なんだね」
「ああ…虎杖、それ絶対汚すなよ」
「ふふっ和服着た恵くんってなんだかしっくりくる」
「そうか?夏場は結構着てた 五条先生が持ってきたの着たり」
「それも五条先生のおさがり?」
「まあ…もらったものとは言え虎杖が着てるのもかなり高いヤツだから 汚されたら五条先生何言われるか…」
「五条先生のだったなら納得 ほんとだ生地の手触り全然違う」
夢が恵の袖をすっと触ると恵は気まずそうにする。
恵と夢が楽しそうに会話しているのを野薔薇と悠仁が遠目でじっとみている。
「虎杖、あんたとっとと夢ちゃんに告白しなさいよ 伏黒に持ってかれるぞ」
「…ああ」
「顔が怖いから ほら、夢ちゃんの浴衣姿ほめてきなさいよ」
「いや…どちらかというと可愛すぎて直視できないんだけど」
「重症ね…ほらこうしたら?」
野薔薇は顔が隠れるくらいの大量の花火を抱えると、悠仁に持たせた。
「これで直視しなくて済むでしょ 私は伏黒とバケツに水くんでくるから」
「サンキュー釘崎」
夢の元へ花火を抱えて悠仁がくると野薔薇は恵にバケツを持たせる。
「伏黒、水くみに行くぞ」
恵はやっと助け舟が着たとバケツを受け取って野薔薇と水道がある場所へと移動した。
→
部屋で片付けをしていた夢がスマホの着信に気付いて手に取った。
「ん?野薔薇ちゃんだ…この前一緒に買った浴衣着て待ってて…? お祭りもう終わってる時間だけど…なんだろ写真だけでも撮ろうとかかな? 野薔薇ちゃんの浴衣も出しておいた方がいいかな 準備しておこ」
夢は浴衣を着ると髪をセットして三人の帰りを待った。
しばらくすると夢の部屋のドアがノックされ野薔薇が慌ただしく入ってきた。
「夢ちゃん!やっぱりその色にしてよかったね、めちゃ似合うよ 私も着るから待ってて」
「野薔薇ちゃん写真でも撮るの?お祭りは終わちゃってるよ」
「ふふっ、まあまあ、夢ちゃんここ押さえてくれる?」
夢が野薔薇の着付けを手伝い、髪のセットを済ませる。
「じゃ行こうか」
「え?どこ行くの?もう外暗いけど…」
野薔薇が下駄を夢に履かせて駐車場へと連れて行く。
「野薔薇ちゃんまだこれ履きなれてないからもうちょっとゆっくり…あ」
駐車場に到着すると浴衣を着た恵と悠仁が伊地知と大量の手持ち花火を車から降ろしていた。
「みんなおかえりなさい あ…悠仁くん…浴衣…」
「夢ただいま!これ伏黒に借りた!」
「そうなんだね」
悠仁はしばらく夢の浴衣姿に言葉を失っている。夢は照れた様子で悠仁から目線をそらして恵の方を向く。
「め、恵くんも浴衣なんだね」
「ああ…虎杖、それ絶対汚すなよ」
「ふふっ和服着た恵くんってなんだかしっくりくる」
「そうか?夏場は結構着てた 五条先生が持ってきたの着たり」
「それも五条先生のおさがり?」
「まあ…もらったものとは言え虎杖が着てるのもかなり高いヤツだから 汚されたら五条先生何言われるか…」
「五条先生のだったなら納得 ほんとだ生地の手触り全然違う」
夢が恵の袖をすっと触ると恵は気まずそうにする。
恵と夢が楽しそうに会話しているのを野薔薇と悠仁が遠目でじっとみている。
「虎杖、あんたとっとと夢ちゃんに告白しなさいよ 伏黒に持ってかれるぞ」
「…ああ」
「顔が怖いから ほら、夢ちゃんの浴衣姿ほめてきなさいよ」
「いや…どちらかというと可愛すぎて直視できないんだけど」
「重症ね…ほらこうしたら?」
野薔薇は顔が隠れるくらいの大量の花火を抱えると、悠仁に持たせた。
「これで直視しなくて済むでしょ 私は伏黒とバケツに水くんでくるから」
「サンキュー釘崎」
夢の元へ花火を抱えて悠仁がくると野薔薇は恵にバケツを持たせる。
「伏黒、水くみに行くぞ」
恵はやっと助け舟が着たとバケツを受け取って野薔薇と水道がある場所へと移動した。
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