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ねえ先輩・東堂先輩
※毎秒のサイドストーリー的な…
夢は家入に連れられ、京都校の医学会合に着ていた。
「歌姫とも会えるし、飲むぞー」
「家入先生…会議に来たんじゃないんですか…」
「会議という名の飲み会みたいなもんだ 夢…すまんけど連れてけないから」
「居酒屋さんですもん、行けませんよ…夜は適当にホテルで食べますよ」
「昼はたーんと京都料理食べさせてあげるから!」
会議といっても事務的な話ばかりで京都までくる必要があったのだろうかと夢は考える。
家入と京都ならではの昼食を済ますと、京都校へ戻り家入は歌姫と待ち合わせ場所へと向かうことになった。
「夢、20時までにはホテルに戻るんだぞ 私も鍵持ってるし、先寝てていいから」
「わかりました お土産屋さん寄ったらホテル戻ります 先生飲み過ぎないでくださいよー」
家入を正門前で見送り、お土産はどこで買おうかとスマホで検索していると目の間に大きな影が現れる。
夢が恐る恐る顔を上げると東堂が立っていた。
「シスター!どうしたんだ!虎杖 も一緒か!?」
「東堂先輩…こんにちは シ、シスターって…今日は家入先生と会合に着たので悠仁くんはいませんよ」
悠仁と付き合っていることを確か悠仁から東堂に報告していたなと夢は思い出していた。
「虎杖 は元気か?」
「はい、元気ですよ 東堂先輩も…お元気そうで」
東堂が夢のスマホをのぞき込んでくる。
「シスター京都土産を買うのか?俺が案内しよう」
「そ、そんな悪いですよ 東堂先輩忙しいでしょう」
「今日の分の任務は終了しているからな そうだ、他のやつらも呼ぼう」
他の先輩は宿儺の器でもある悠仁と付き合ってる夢のことを嫌ってるんじゃなかったっけ…と複雑な顔をする。
「…出ない なんでだ 誰も出ない」
「あ~それは残念!東堂先輩とお買い物付き合ってもらうの悪いので 私一人で行きますから大丈夫ですよ!」
「シスター…俺と買い物に行くのが嫌なのか」
夢が上から見下ろしてくる東堂の大きさに圧倒される。
「いや…よろしくお願いします…」
東堂が笑顔を見せると夢を連れておすすめの土産屋へと向かった。
夢がホテルの部屋に戻ると買った土産袋を降ろした。
「つ、疲れた…」
スマホが振動しているのに気づきポケットから出すと悠仁の名前が表示されている。
「もしもし夢?今大丈夫?」
「悠仁くんお疲れ様 大丈夫だよ、さっきまで…東堂先輩がね」
とまで言いかけると悠仁が続けた。
「うん、東堂から電話かかってきて、夢案内して夢と夕飯食って、今ホテルまで見送ったって電話あってさ…部屋まで送ったのかなって」
「え?ううん、ホテルの入口までだよ 部屋まで行ったら悠仁くんに悪いからって 東堂先輩ってそういうとこ紳士だよね」
「紳士!?まあ入口までならよかった 家入先生は?」
「歌姫先生と飲みに行っちゃてしばらく帰ってこないと思う…今部屋で私一人だよ」
「ホント?…夢、俺のこと好き?」
「ど、どうしたの悠仁くん」
「俺がさ、遠出の任務でいないことはあったけどこのパターン初めてだからなんか心配ってか不安でさ」
「悠仁くん…私も悠仁くんが遠くに行ってるとき不安だし、寂しかったよ」
「ホント?夢あんまりそういうこと言ってくれないから 俺だけ一人でそう思ってるかと思った」
「寂しいって言ったら悠仁くん飛んで帰ってきそうだから」
くすくすと笑う悠仁もつられて笑う。
「そうだな、走ってでも高専帰ってたと思う で?」
「で、ってなに?」
「夢、俺のこと好き?いなくて寂しい?」
「うん 悠仁くんのこと…大好きだよ 会いたいよ」
「わ…それ…めっちゃ嬉しい 俺も寂しいけどなんかそう夢に言ってもらえるの嬉しい」
「うん私も悠仁くんの声聞けて嬉しいよ あ、お土産たくさん買ったから一緒に食べようね」
「うん、ありがとう 夢明日迎えに行くからすぐ会いたい」
「…うん待ってるね」
それから数時間夢は悠仁と電話で通話を続けていると家入が入ってきた。
「夢~ただいま~」
「あ、家入先生お帰りなさい わ、ちょっとなんですか」
家入が夢の手からスマホを取る。
「虎杖だろぉ??何時だと思ってんだ!」
「さーせん…先生こそ大丈夫っすか?」
「私は今から夢と風呂!羨ましいだろ~~」
「え!?」
「ってことで遅いんだ!もう切るぞ!ほら、夢最後に愛の一言でもささやいておけ」
「もぅ…じゃあまた明日ね悠仁くん おやすみなさい」
「ああ、おやすみ夢」
悠仁は小声で続けた。
「 大好き 」
「うん 私も」
ねえ先輩・東堂先輩 ― END
※毎秒のサイドストーリー的な…
夢は家入に連れられ、京都校の医学会合に着ていた。
「歌姫とも会えるし、飲むぞー」
「家入先生…会議に来たんじゃないんですか…」
「会議という名の飲み会みたいなもんだ 夢…すまんけど連れてけないから」
「居酒屋さんですもん、行けませんよ…夜は適当にホテルで食べますよ」
「昼はたーんと京都料理食べさせてあげるから!」
会議といっても事務的な話ばかりで京都までくる必要があったのだろうかと夢は考える。
家入と京都ならではの昼食を済ますと、京都校へ戻り家入は歌姫と待ち合わせ場所へと向かうことになった。
「夢、20時までにはホテルに戻るんだぞ 私も鍵持ってるし、先寝てていいから」
「わかりました お土産屋さん寄ったらホテル戻ります 先生飲み過ぎないでくださいよー」
家入を正門前で見送り、お土産はどこで買おうかとスマホで検索していると目の間に大きな影が現れる。
夢が恐る恐る顔を上げると東堂が立っていた。
「シスター!どうしたんだ!
「東堂先輩…こんにちは シ、シスターって…今日は家入先生と会合に着たので悠仁くんはいませんよ」
悠仁と付き合っていることを確か悠仁から東堂に報告していたなと夢は思い出していた。
「
「はい、元気ですよ 東堂先輩も…お元気そうで」
東堂が夢のスマホをのぞき込んでくる。
「シスター京都土産を買うのか?俺が案内しよう」
「そ、そんな悪いですよ 東堂先輩忙しいでしょう」
「今日の分の任務は終了しているからな そうだ、他のやつらも呼ぼう」
他の先輩は宿儺の器でもある悠仁と付き合ってる夢のことを嫌ってるんじゃなかったっけ…と複雑な顔をする。
「…出ない なんでだ 誰も出ない」
「あ~それは残念!東堂先輩とお買い物付き合ってもらうの悪いので 私一人で行きますから大丈夫ですよ!」
「シスター…俺と買い物に行くのが嫌なのか」
夢が上から見下ろしてくる東堂の大きさに圧倒される。
「いや…よろしくお願いします…」
東堂が笑顔を見せると夢を連れておすすめの土産屋へと向かった。
夢がホテルの部屋に戻ると買った土産袋を降ろした。
「つ、疲れた…」
スマホが振動しているのに気づきポケットから出すと悠仁の名前が表示されている。
「もしもし夢?今大丈夫?」
「悠仁くんお疲れ様 大丈夫だよ、さっきまで…東堂先輩がね」
とまで言いかけると悠仁が続けた。
「うん、東堂から電話かかってきて、夢案内して夢と夕飯食って、今ホテルまで見送ったって電話あってさ…部屋まで送ったのかなって」
「え?ううん、ホテルの入口までだよ 部屋まで行ったら悠仁くんに悪いからって 東堂先輩ってそういうとこ紳士だよね」
「紳士!?まあ入口までならよかった 家入先生は?」
「歌姫先生と飲みに行っちゃてしばらく帰ってこないと思う…今部屋で私一人だよ」
「ホント?…夢、俺のこと好き?」
「ど、どうしたの悠仁くん」
「俺がさ、遠出の任務でいないことはあったけどこのパターン初めてだからなんか心配ってか不安でさ」
「悠仁くん…私も悠仁くんが遠くに行ってるとき不安だし、寂しかったよ」
「ホント?夢あんまりそういうこと言ってくれないから 俺だけ一人でそう思ってるかと思った」
「寂しいって言ったら悠仁くん飛んで帰ってきそうだから」
くすくすと笑う悠仁もつられて笑う。
「そうだな、走ってでも高専帰ってたと思う で?」
「で、ってなに?」
「夢、俺のこと好き?いなくて寂しい?」
「うん 悠仁くんのこと…大好きだよ 会いたいよ」
「わ…それ…めっちゃ嬉しい 俺も寂しいけどなんかそう夢に言ってもらえるの嬉しい」
「うん私も悠仁くんの声聞けて嬉しいよ あ、お土産たくさん買ったから一緒に食べようね」
「うん、ありがとう 夢明日迎えに行くからすぐ会いたい」
「…うん待ってるね」
それから数時間夢は悠仁と電話で通話を続けていると家入が入ってきた。
「夢~ただいま~」
「あ、家入先生お帰りなさい わ、ちょっとなんですか」
家入が夢の手からスマホを取る。
「虎杖だろぉ??何時だと思ってんだ!」
「さーせん…先生こそ大丈夫っすか?」
「私は今から夢と風呂!羨ましいだろ~~」
「え!?」
「ってことで遅いんだ!もう切るぞ!ほら、夢最後に愛の一言でもささやいておけ」
「もぅ…じゃあまた明日ね悠仁くん おやすみなさい」
「ああ、おやすみ夢」
悠仁は小声で続けた。
「 大好き 」
「うん 私も」
ねえ先輩・東堂先輩 ― END