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幸せの一時




悠仁が目を開けるとぼんやりと目の前のが視界に入る。

の前髪がさらりと流れる。悠仁はそっと横へ細い髪を流した。

大きなベッド、真っ白な天井には大きなファンがゆっくりと回っている。

大きな窓から白のカーテンがふわっと大きくふくれ、暖かい風を部屋に運びいれてくれる。

遠くから波とカモメの声が聞こえる。

悠仁は体を起こししばらく波の音に耳を傾けた。

海の香りがする。

座ったまま目を閉じていると「悠仁」と愛おしいあの人の声がした。

ナイトドレスを着たがシーツにからまったまま後ろから悠仁を包み込む。

「おはよう

「おはよう悠仁。眠れた?」

「うん」

は悠仁の頬におはようのキスをすると悠仁は微笑む。

「どうしたの?」

悠仁はシーツをと一緒に上からかぶった。

「キスしたい」

悠仁はの顔に近付き角度を変えなんども唇を重ねる。

、愛してる」

「私も悠仁愛してる。大好き」

は悠仁の短い髪に指を通す。

「なんでシーツかぶったままなの?」

くすくすは笑った。

の肌、他のやつにみられないように」

「向こう海だよ?悠仁以外見てないよ」

「んーん、それでも」

悠仁はの胸に顔をうずめた。

「悠仁、今日甘えん坊」

悠仁は顔を上げると唇をとがらせ「そんなことない」と言う。

短い髪がの鎖骨をちくちくと触れる。

、後で浜辺散歩しよ」

「うん、天気もよさそうだね」

悠仁はベッドから起きると床に落ちたままだった自分の服を拾ってもう一度ベッドに腰かけた。

もう一度優しくにキスをする。

「シャワー行ってくる」

「今日は私が朝ご飯作る」

ありがとうと言うと悠仁はシャワー室へと向かった。




がアイランドキッチンで朝食の準備をしていると悠仁がバスタオルを首にかけてシャワーから帰ってきた。

後ろからを抱き締めるとの頭に顎を乗せる。

悠仁、火傷しちゃうよ、とが言うが悠仁はの腰に腕を回したまま離そうとしない。

「おいしそ」

「悠仁が好きなやつだよ」

「こんなはるばる遠くに着てもやっぱ和食だよな…」

「ふふっ、お互い飽きないねこの朝食スタイル」

そうだな、と悠仁が微笑むと二人でテーブルに向かい合って座った。

いただきます、と言うと悠仁は相変わらずおいしそうに食べるのでは笑顔になる。

後片付けをして着替えると浜辺へと向かった。

は履いていたサンダルを手に持つと素足でサラサラの砂浜を歩く。

長いワンピースがふわりふわりとふくらむ。

悠仁はすぐ後ろを歩いてのワンピースと大きなつばの帽子を押さえる姿を目を細めながら眺める。

悠仁に声をかけて手を出すと悠仁は優しく握り返す。

強い風での帽子が宙を舞う。

悠仁は走り出して帽子を追った。

見事にキャッチすると帽子を被った悠仁が笑顔で戻ってくる。

のところまで戻ると声を出して笑っていた。

追い付くの早いよ悠仁、と言いながら笑っている。

なんだよー余裕余裕、とにこっと笑う。

はい、とに帽子をかぶせると悠仁は腰を屈め優しくキスをする。

手を繋ぎ浜辺を散歩する二人。

暖かい風がふたりを包み込む。





これはもう少し未来のお話……。








幸せの一時 ー END



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