SIDE STORY
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チェンジ⑧
「虎杖くん!夢さん!」
七海が二人を探すと、がれきに埋もれながらも悠仁は夢を抱え守っていた。
「虎杖く…ん?」
七海が二人に手を伸ばした自分の手をみると、見覚えのある手、スーツを着ている。
目の前の夢を抱えた悠仁は制服。
「いてて…もう何回落ちればいいんだよ…夢、夢?大丈夫か?」
「う、なにが起きたの…」
夢が舞い上がるコンクリの粉に咳をすると抱きかかえられた手になつかしさを感じる。
「ほら、上見て あっこから真っ逆さまだよ それも俺二回目……え?あれ??」
「ゆ、悠仁くん?え!戻ってる??」
「うえ!?え、あ、制服だ!俺?俺だ!戻った!」
悠仁は目の前の夢に思い切り抱き着く。
「夢!よかった!戻れた!」
「悠仁くん…よかったぁ…」
夢が悠仁の腕の中で泣き出した。
「どうやら落ちた衝撃ではなく、呪いだったようですね」
七海がスーツのホコリをはらっている。
「ナナミン!戻れたね!ちょっと落ちる以外で解決したかったけど」
「夢さん、大丈夫ですか?怪我は?」
「大丈夫ですよ、この程度ならすぐ治せます…わ!悠仁くん!」
悠仁は夢をお姫様抱っこをしてがれきを上り、七海と廃墟から出て行った。
「踊り場の呪いとでもいえばいいんでしょうか…虎杖くん聞いてますか?」
悠仁は夢をお姫様抱っこしたまま二人で何か話している。
「虎杖くん、夢さんをおろしてください 伊地知さん待ってますので」
「え!うん 夢足大丈夫?」
夢は大丈夫と言うと悠仁がそっとかけていた夢を降ろすとまた抱き着く。
「んー!戻れた!嬉しい!夢にゴロゴロできる!」
「虎杖くん、外ですよ 後にしてください」
三人は伊地知の待つ車に乗り込むと、伊地知に戻ったことを報告した。
「ここに戻ってきて正解でしたね 元通りになって安心しました」
「伊地知さんには色々調整してもらって感謝しています」
「本当!夢と伊地知さん以外会うことなかったし、本当伊地知さんいなかったらやばかったよ」
伊地知は運転しながらそれほどでもと嬉しそうに車を走らせる。
七海のマンションで着替え、荷物をまとめると悠仁と夢はまた高専へと帰って行った。
七海が久しぶりに自分自身を鏡でみると、悠仁がぶつけたのであろう痣がまだ額に残っている。
「いい思い出とでもしておきましょうか…」
高専へ帰ると廊下で恵と野薔薇が話していた。
「あ、虎杖久しぶり 七海さんと長期出張だったんだっけ?」
「おう!帰ってきた!やっと!」
「なんで二人ともホコリまみれなんだ…?」
恵が悠仁と夢をみると二人とも先ほどのコンクリの粉を頭からかぶったまんまだった。
「ちょっと、さっき…ホコリっぽい倉庫で…転んで…私お風呂いってこよ…」
「お、俺もひとっ風呂はいってこようかな」
変な二人だなと野薔薇と恵はそれぞれ部屋へ戻って行った。
→
「虎杖くん!夢さん!」
七海が二人を探すと、がれきに埋もれながらも悠仁は夢を抱え守っていた。
「虎杖く…ん?」
七海が二人に手を伸ばした自分の手をみると、見覚えのある手、スーツを着ている。
目の前の夢を抱えた悠仁は制服。
「いてて…もう何回落ちればいいんだよ…夢、夢?大丈夫か?」
「う、なにが起きたの…」
夢が舞い上がるコンクリの粉に咳をすると抱きかかえられた手になつかしさを感じる。
「ほら、上見て あっこから真っ逆さまだよ それも俺二回目……え?あれ??」
「ゆ、悠仁くん?え!戻ってる??」
「うえ!?え、あ、制服だ!俺?俺だ!戻った!」
悠仁は目の前の夢に思い切り抱き着く。
「夢!よかった!戻れた!」
「悠仁くん…よかったぁ…」
夢が悠仁の腕の中で泣き出した。
「どうやら落ちた衝撃ではなく、呪いだったようですね」
七海がスーツのホコリをはらっている。
「ナナミン!戻れたね!ちょっと落ちる以外で解決したかったけど」
「夢さん、大丈夫ですか?怪我は?」
「大丈夫ですよ、この程度ならすぐ治せます…わ!悠仁くん!」
悠仁は夢をお姫様抱っこをしてがれきを上り、七海と廃墟から出て行った。
「踊り場の呪いとでもいえばいいんでしょうか…虎杖くん聞いてますか?」
悠仁は夢をお姫様抱っこしたまま二人で何か話している。
「虎杖くん、夢さんをおろしてください 伊地知さん待ってますので」
「え!うん 夢足大丈夫?」
夢は大丈夫と言うと悠仁がそっとかけていた夢を降ろすとまた抱き着く。
「んー!戻れた!嬉しい!夢にゴロゴロできる!」
「虎杖くん、外ですよ 後にしてください」
三人は伊地知の待つ車に乗り込むと、伊地知に戻ったことを報告した。
「ここに戻ってきて正解でしたね 元通りになって安心しました」
「伊地知さんには色々調整してもらって感謝しています」
「本当!夢と伊地知さん以外会うことなかったし、本当伊地知さんいなかったらやばかったよ」
伊地知は運転しながらそれほどでもと嬉しそうに車を走らせる。
七海のマンションで着替え、荷物をまとめると悠仁と夢はまた高専へと帰って行った。
七海が久しぶりに自分自身を鏡でみると、悠仁がぶつけたのであろう痣がまだ額に残っている。
「いい思い出とでもしておきましょうか…」
高専へ帰ると廊下で恵と野薔薇が話していた。
「あ、虎杖久しぶり 七海さんと長期出張だったんだっけ?」
「おう!帰ってきた!やっと!」
「なんで二人ともホコリまみれなんだ…?」
恵が悠仁と夢をみると二人とも先ほどのコンクリの粉を頭からかぶったまんまだった。
「ちょっと、さっき…ホコリっぽい倉庫で…転んで…私お風呂いってこよ…」
「お、俺もひとっ風呂はいってこようかな」
変な二人だなと野薔薇と恵はそれぞれ部屋へ戻って行った。
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