SIDE STORY
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
チェンジ⑦
「夢さん、今日はありがとうございました」
「いえいえ…ご飯作っただけなので」
「いや、虎杖くんは夢さんがいなかったら勉強あそこまでやれなかったとおもいます」
二人はソファーで寝てしまった七海の中の悠仁をみつめる。
「寝相は悠仁くんなんですよね…」
「夢さん、明日は虎杖くんと4件ほど、任務に行ってきます」
「そうなんですね わかりました」
ふふっ、と夢が笑うので悠仁の中の悠仁が首をかしげる。
「どうしました?」
「いや、なんだかクールにしゃべる悠仁くんもかっこいいなって思って あと仕草が七海さんだから大人っぽいというか」
悠仁はいつもこんな顔をする夢を近くでみているのかとじっと見つめた。
「…夢」
「え?七海さん?」
「いや、呼び捨てにすれば虎杖くんぽくなるかなと思ったんですけど」
「ふふっ、ちょっと違うかな」
「君たちの為にも早く元通りにならないといけませんね」
そうは言ったものの、一週間が過ぎても二人は元に戻れていなかった。悠仁は周囲に七海と遠出の出張任務、として高専には帰っていなかった。
「ナナミン…俺もう無理だ 夢に触れないどころか、全然会えないし…ナナミンが出入り禁止とか言うから…」
「虎杖くん髪をセットしてください、だらしないです ここにくると、君がむやみに夢さんにベタベタするからそうせざる終えなかったんです」
悠仁はため息を付きながら髪をセットしていると七海のスマホが鳴る。
「…虎杖くん、五条さんが明日帰ってくるそうです 伊地知さんからメールがありました」
「まずいじゃん!どうすんの!?」
「どうするも何も…戻る方法がわからないのですから仕方ないです」
「ナナミン、五条先生の六眼で…」
「それだけはやりたくないです あとで何を要求するか考えるだけで恐ろしい」
七海の中の悠仁がそれもそうだなと髪を整え洗面所から出てきた。
「今日は学長が提案してくれた入れ替わった現場に行きましょう なにか手がかりになることがあるかもしれません」
「そこだったらもう呪霊もいないし、夢連れてってもいい!?」
なんでそうなるんですか…と言おうとしたが悠仁も夢に会えずストレスになっていても困るなと了解した。
「私も現場に行って大丈夫なんですか?」
「虎杖くんが夢さんに会えないのが限界のようだったので」
悠仁は助手席から後ろに七海と座る夢をニコニコ見ている。
「悠仁くん、変わりない?メールはしてたけど声…というか喋れなかったからね」
「うん!夢に会えてうれしい!」
運転席の伊地知が隣の悠仁をちらっと見る。
「一週間経っても慣れないですね…虎杖くんテンションの七海さんの声…」
「本当に…もう少しお互いそれっぽくなるかと思ったんですけどそうもいかないですね」
現場に到着すると七海の中の悠仁が後部座席のドアを開けて夢の手をとりエスコートする。
「そういうことは自然にできるようになりましたね虎杖くん」
「ナナミンっぽくね、えへへ これぐらいでしか夢の手触れないから」
そう言うとまた七海が夢と悠仁の間に入る。
「さて、行きましょう」
廃墟に入っていくと現場の4階まで三人で上る。
「あれ?」
4階の踊り場まで先に到着した悠仁が首をかしげる。
「ナナミン、ここの底が抜けたのに元通りになってる…」
悠仁の中の七海が追い付くと、たしかに落ちた場所が元通りになっている。
「虎杖くん」
「いる」
夢も二人の声に気づいた。
二人が祓ったはずの呪霊がまだいた。
ゲタゲタゲタゲタゲタゲタ
笑い声が聞こえると夢が底が抜けた踊り場まで引きずられる。
「え!!」
「夢!」
七海の中の悠仁が慌てて夢の手を取り抱きかかえる。
悠仁の中の七海は現れた呪霊に一撃をくらわせると、声を上げる。
「虎杖くん!踊り場そのものについてます!」
悠仁が夢を抱えたままその場所に攻撃すると呪霊が大きな声を上げ祓われる。
祓われたのはいいものの、二人がまた底が抜けた場所から落ちるのが目に入る。
悠仁の中の七海が悠仁の手を取るが、夢を抱えた悠仁を片手では支えきれず三人一緒に落ちてしまう。
→
「夢さん、今日はありがとうございました」
「いえいえ…ご飯作っただけなので」
「いや、虎杖くんは夢さんがいなかったら勉強あそこまでやれなかったとおもいます」
二人はソファーで寝てしまった七海の中の悠仁をみつめる。
「寝相は悠仁くんなんですよね…」
「夢さん、明日は虎杖くんと4件ほど、任務に行ってきます」
「そうなんですね わかりました」
ふふっ、と夢が笑うので悠仁の中の悠仁が首をかしげる。
「どうしました?」
「いや、なんだかクールにしゃべる悠仁くんもかっこいいなって思って あと仕草が七海さんだから大人っぽいというか」
悠仁はいつもこんな顔をする夢を近くでみているのかとじっと見つめた。
「…夢」
「え?七海さん?」
「いや、呼び捨てにすれば虎杖くんぽくなるかなと思ったんですけど」
「ふふっ、ちょっと違うかな」
「君たちの為にも早く元通りにならないといけませんね」
そうは言ったものの、一週間が過ぎても二人は元に戻れていなかった。悠仁は周囲に七海と遠出の出張任務、として高専には帰っていなかった。
「ナナミン…俺もう無理だ 夢に触れないどころか、全然会えないし…ナナミンが出入り禁止とか言うから…」
「虎杖くん髪をセットしてください、だらしないです ここにくると、君がむやみに夢さんにベタベタするからそうせざる終えなかったんです」
悠仁はため息を付きながら髪をセットしていると七海のスマホが鳴る。
「…虎杖くん、五条さんが明日帰ってくるそうです 伊地知さんからメールがありました」
「まずいじゃん!どうすんの!?」
「どうするも何も…戻る方法がわからないのですから仕方ないです」
「ナナミン、五条先生の六眼で…」
「それだけはやりたくないです あとで何を要求するか考えるだけで恐ろしい」
七海の中の悠仁がそれもそうだなと髪を整え洗面所から出てきた。
「今日は学長が提案してくれた入れ替わった現場に行きましょう なにか手がかりになることがあるかもしれません」
「そこだったらもう呪霊もいないし、夢連れてってもいい!?」
なんでそうなるんですか…と言おうとしたが悠仁も夢に会えずストレスになっていても困るなと了解した。
「私も現場に行って大丈夫なんですか?」
「虎杖くんが夢さんに会えないのが限界のようだったので」
悠仁は助手席から後ろに七海と座る夢をニコニコ見ている。
「悠仁くん、変わりない?メールはしてたけど声…というか喋れなかったからね」
「うん!夢に会えてうれしい!」
運転席の伊地知が隣の悠仁をちらっと見る。
「一週間経っても慣れないですね…虎杖くんテンションの七海さんの声…」
「本当に…もう少しお互いそれっぽくなるかと思ったんですけどそうもいかないですね」
現場に到着すると七海の中の悠仁が後部座席のドアを開けて夢の手をとりエスコートする。
「そういうことは自然にできるようになりましたね虎杖くん」
「ナナミンっぽくね、えへへ これぐらいでしか夢の手触れないから」
そう言うとまた七海が夢と悠仁の間に入る。
「さて、行きましょう」
廃墟に入っていくと現場の4階まで三人で上る。
「あれ?」
4階の踊り場まで先に到着した悠仁が首をかしげる。
「ナナミン、ここの底が抜けたのに元通りになってる…」
悠仁の中の七海が追い付くと、たしかに落ちた場所が元通りになっている。
「虎杖くん」
「いる」
夢も二人の声に気づいた。
二人が祓ったはずの呪霊がまだいた。
ゲタゲタゲタゲタゲタゲタ
笑い声が聞こえると夢が底が抜けた踊り場まで引きずられる。
「え!!」
「夢!」
七海の中の悠仁が慌てて夢の手を取り抱きかかえる。
悠仁の中の七海は現れた呪霊に一撃をくらわせると、声を上げる。
「虎杖くん!踊り場そのものについてます!」
悠仁が夢を抱えたままその場所に攻撃すると呪霊が大きな声を上げ祓われる。
祓われたのはいいものの、二人がまた底が抜けた場所から落ちるのが目に入る。
悠仁の中の七海が悠仁の手を取るが、夢を抱えた悠仁を片手では支えきれず三人一緒に落ちてしまう。
→