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あれとそれ
高専の食堂で珍しく1年が集まり昼食を取っていた。
「夢ちゃんとランチなんていつぶりだろー!」
「ほんとだね!」
「この後また任務行かなきゃいけないから食堂だけどね」
「食堂でも嬉しいよ」
「食堂で4人で食べるの久しぶりだな 俺おかわりたくさんできるから食堂好きー」
「虎杖、最初からそんな大盛かよ」
隣で恵が悠仁の山盛りのご飯をみてため息をつく。
夢が野薔薇の隣に座り、悠仁が正面に座った。
いただきますと全員が声を合わせると、悠仁が顔を上げた。
「あれ…」
「あ、悠仁くん はい」
七味を夢が渡した。
「サンキュー夢」
続けて夢が醬油を差し出した。
「味ついてるからあまり醬油かけちゃダメだよ」
「はーい」
ぱっぱっと調味料を受けわたしする二人を恵と野薔薇が箸片手に観察している。
「夢、ん」
ポットに入ったお茶を悠仁が夢のコップに継ぎ足した。
「悠仁くんありがとう」
阿吽の呼吸で食べすすめる二人を見て野薔薇が ねえ と声をかける。
「なにさっきから」
「どうしたの?野薔薇ちゃん」
「夢ちゃんなんで虎杖の欲しいものがわかるの?」
「だって…悠仁くんいつも豚汁…七味入れるし…」
恵も突っ込む。
「あれだ、熟年夫婦みたいだ」
野薔薇も思いついたと声を上げる。
「あー!それだ! 母さん、あれどこだ? はいはい新聞ですね みたいな!」
ぶっ!と悠仁が咳き込む。
「な、なんだよそれ!」
「あれ、それ、でわかっちゃうヤツ」
「よかったな虎杖」
恵と野薔薇がすっきりした、という顔をするとまた食べ始めた。
「熟年夫婦ってなんだよ、普通に夫婦でいいだろ…」と悠仁が言いかけると目の前で箸を持ったまま顔を真っ赤にする夢が目に飛び込んでくる。
「あ、いや、夢、そうじゃなくて、そうなりたくないんじゃなくてだな、あの」
「う、うん 言いたいことはわかるよ悠仁くん…」
「伏黒ぉーお隣さんのデザートが甘すぎる」
「ホントだな 次は離れて座ろう」
あれとそれ ― END
高専の食堂で珍しく1年が集まり昼食を取っていた。
「夢ちゃんとランチなんていつぶりだろー!」
「ほんとだね!」
「この後また任務行かなきゃいけないから食堂だけどね」
「食堂でも嬉しいよ」
「食堂で4人で食べるの久しぶりだな 俺おかわりたくさんできるから食堂好きー」
「虎杖、最初からそんな大盛かよ」
隣で恵が悠仁の山盛りのご飯をみてため息をつく。
夢が野薔薇の隣に座り、悠仁が正面に座った。
いただきますと全員が声を合わせると、悠仁が顔を上げた。
「あれ…」
「あ、悠仁くん はい」
七味を夢が渡した。
「サンキュー夢」
続けて夢が醬油を差し出した。
「味ついてるからあまり醬油かけちゃダメだよ」
「はーい」
ぱっぱっと調味料を受けわたしする二人を恵と野薔薇が箸片手に観察している。
「夢、ん」
ポットに入ったお茶を悠仁が夢のコップに継ぎ足した。
「悠仁くんありがとう」
阿吽の呼吸で食べすすめる二人を見て野薔薇が ねえ と声をかける。
「なにさっきから」
「どうしたの?野薔薇ちゃん」
「夢ちゃんなんで虎杖の欲しいものがわかるの?」
「だって…悠仁くんいつも豚汁…七味入れるし…」
恵も突っ込む。
「あれだ、熟年夫婦みたいだ」
野薔薇も思いついたと声を上げる。
「あー!それだ! 母さん、あれどこだ? はいはい新聞ですね みたいな!」
ぶっ!と悠仁が咳き込む。
「な、なんだよそれ!」
「あれ、それ、でわかっちゃうヤツ」
「よかったな虎杖」
恵と野薔薇がすっきりした、という顔をするとまた食べ始めた。
「熟年夫婦ってなんだよ、普通に夫婦でいいだろ…」と悠仁が言いかけると目の前で箸を持ったまま顔を真っ赤にする夢が目に飛び込んでくる。
「あ、いや、夢、そうじゃなくて、そうなりたくないんじゃなくてだな、あの」
「う、うん 言いたいことはわかるよ悠仁くん…」
「伏黒ぉーお隣さんのデザートが甘すぎる」
「ホントだな 次は離れて座ろう」
あれとそれ ― END