SIDE STORY
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チェンジ⑥
「虎杖くん、虎杖くん」
翌朝目を覚ますと七海の中の悠仁が起こされた。
「んがっ…あぇ!?俺??あ、そっか…入れ替わってたのわすれてた…びっくりした…」
「テーブルが片付かないので起きてください」
自分が、悠仁の中の七海が自分の着慣れたスエットの上下を着ているので変だなと寝ぼけながら考えると、のそのそベッドから起き上がった。
七海の綺麗なパジャマで寝た悠仁は違和感を感じながらも顔を洗ってキッチンまで向かった。
「今日お互いオフでよかったです 入れ替われる方法を考える時間ができますし」
テーブルを見ると夢と食べている和食と違い、トースト、目玉焼き、ベーコン、サラダにヨーグルトと ザ・ホテルブレックファーストに悠仁は口を開ける。
「虎杖くんはたしかコーヒーより紅茶がいいですか?オレンジジュースもありますけど」
「え!ああ…オレンジジュースください…ってか自分でやるよ」
七海の中の悠仁は七海が指さした戸棚を開けるとおもいっきりおでこにぶつける。
「いで…ナナミンの身長になれない…昨日もシャワーに頭ぶつけたし」
「一日で痣だらけになりそうです…気を付けてください」
見たことのない瓶に入ったインポートのオレンジジュースをグラスにそそぐと、悠仁は椅子に座り手を合わせていただきますと言う。
「あ、夢に写真送ろ 絶対ナナミンの朝食興味あると思う」
写真を撮って送ると悠仁はパンをかじりフォークで目玉焼きをつつくがうまく食べれない。
「ナナミン、箸とか…ないよね…」
ソファーでコーヒーを飲んでいた悠仁の中の七海が立ち上がりカウンターから箸を出した。
「ありがと やっぱり箸が食べやすい」
「虎杖くん、きみいつもこれ着てるんですか?」
七海は着ているスエットをひろげる。
悠仁がもってきたスエットはだるだるで伸びきっている。
「それずーっと着てるから 寝るときそれ」
「…まさかこれで夢さんと朝食食べてませんよね」
その恰好で食ってるよ、とサラダをしゃくしゃく食べる。
「寝ているときならまだしも…夢さんといるときはもう少しきちっとした格好するか、これ買い替えてください」
恵にもそんなこと言われたなと思い出しながら朝食を食べ終えた。
「うーんじゃ今度買ってくる…あのーナナミン、パンもうない?すごい物足りない」
「きみは足りなくても、私の朝食の量になれてください 戻った時太ってたら困ります」
あ、体は七海だったと悠仁は納得する。洗い物をして、着替えようと部屋に戻ると七海が用意した服がベッドの上に置いてある。
七海にとってはカジュアルでも、悠仁からしてみたら十分きちっとしてフォーマルに見える。
「ナナミン、オフの日までこんなきちっとした格好してるの?凄いね」
悠仁の中の七海は悠仁が持ってきたパーカーと別のスエットを着ている。
「それは私の中ではかなりカジュアルですけど 虎杖くんの普段着はそうですね…さっきよりかはましですかね、これ」
エントランスのベルが鳴る。
七海と悠仁がモニターを覗くと夢が立っている。
「夢だ!」
「私が呼びました」
数分するとドアのブザーが鳴り、七海がドアを開ける。
「おはよう悠仁く…あ、七海さんか おはようございます」
「おはようございます夢さん」
「夢ー!来てくれたの?嬉しい」
抱き着こうとするので悠仁の中の七海が止める。
「虎杖くんもう忘れたんですか」
「あ、ごめん」
ふふっと夢が笑う。
「七海さんが言ってたのこれと、これ…あとこれも必要かなと思って」
夢が鞄から教科書と電子辞書を取り出した。
「え、夢俺の教科書じゃん」
「虎杖くん学長が言ってこと忘れましたか?」
「英語…ナナミンに特訓してもらえって」
「この書き込みもない綺麗な教科書みれば、まあだいたい出来具合が想像できます」
「じゃあ悠仁くん頑張ってね」
「え!?夢帰っちゃうの?」
「だって勉強するのに邪魔になっちゃうでしょ?」
「だって今日ほんとうはデート…」
夢は困ったように悠仁の中の七海を見る。
「虎杖くん、夢さんがいても集中すると約束できますか?」
うんうん、と思いっきり首を縦にうなずく。
夢は悠仁がいた部屋で待つことにした。
「では虎杖くん、テストのわからなかったとこと再試にそなえて復習します お昼までに終わらせますよ」
「よろしくお願いしゃーす!」
夢が部屋で本を読んでいると野薔薇からメッセージが届く。
夢ちゃーん!聞いてよ!一回高専帰れると思ったらまた伏黒と遠出の任務回されたんだけど!
たぶんそれは伊地知のスケジュール調整が野薔薇達にも影響しているのだなと考える。
「えと…お疲れさま、また遠出なんだね 二人とも気を付けてね…と」
あんがと夢ちゃん!今日は虎杖とデートだったよね ごめんね邪魔してーまたねー
そう、本来ならそうなんだけど…それどころじゃないんだよねと夢は頭を抱える。
「お昼の買い出しに行ってこようかな」
夢は七海に買い出しに行ってくると伝え、マンションを出て行った。
ゆっくり買い物をして帰ってくると七海の中の悠仁がもう頭がパンクするといった顔をしてテーブルに頭を乗せている。
「悠仁くん、お疲れさま」
「なんとか範囲は終わりましたよ」
夢がノートを見ると復習して七海の仮のテストにもなんとか合格している。
「悠仁くん凄い!頑張ったんだね」
七海の中の悠仁の背中をぽんぽんと優しくたたくと、いつもの様に夢の腰に手を回した。
でもそれは七海の中の悠仁が抱き着く形になっている。
「わ!悠仁くん、そ、それはちょっと!」
「虎杖くんっ」
そう言うと、悠仁の中の七海が悠仁をはがす。
「もー無理だよ、夢に触れないの無理」
「お昼に悠仁くんの好きなごはん作るから、皆で食べよ」
ぶーぶー悠仁は言いながら手伝う、といいキッチンに立った。
→
「虎杖くん、虎杖くん」
翌朝目を覚ますと七海の中の悠仁が起こされた。
「んがっ…あぇ!?俺??あ、そっか…入れ替わってたのわすれてた…びっくりした…」
「テーブルが片付かないので起きてください」
自分が、悠仁の中の七海が自分の着慣れたスエットの上下を着ているので変だなと寝ぼけながら考えると、のそのそベッドから起き上がった。
七海の綺麗なパジャマで寝た悠仁は違和感を感じながらも顔を洗ってキッチンまで向かった。
「今日お互いオフでよかったです 入れ替われる方法を考える時間ができますし」
テーブルを見ると夢と食べている和食と違い、トースト、目玉焼き、ベーコン、サラダにヨーグルトと ザ・ホテルブレックファーストに悠仁は口を開ける。
「虎杖くんはたしかコーヒーより紅茶がいいですか?オレンジジュースもありますけど」
「え!ああ…オレンジジュースください…ってか自分でやるよ」
七海の中の悠仁は七海が指さした戸棚を開けるとおもいっきりおでこにぶつける。
「いで…ナナミンの身長になれない…昨日もシャワーに頭ぶつけたし」
「一日で痣だらけになりそうです…気を付けてください」
見たことのない瓶に入ったインポートのオレンジジュースをグラスにそそぐと、悠仁は椅子に座り手を合わせていただきますと言う。
「あ、夢に写真送ろ 絶対ナナミンの朝食興味あると思う」
写真を撮って送ると悠仁はパンをかじりフォークで目玉焼きをつつくがうまく食べれない。
「ナナミン、箸とか…ないよね…」
ソファーでコーヒーを飲んでいた悠仁の中の七海が立ち上がりカウンターから箸を出した。
「ありがと やっぱり箸が食べやすい」
「虎杖くん、きみいつもこれ着てるんですか?」
七海は着ているスエットをひろげる。
悠仁がもってきたスエットはだるだるで伸びきっている。
「それずーっと着てるから 寝るときそれ」
「…まさかこれで夢さんと朝食食べてませんよね」
その恰好で食ってるよ、とサラダをしゃくしゃく食べる。
「寝ているときならまだしも…夢さんといるときはもう少しきちっとした格好するか、これ買い替えてください」
恵にもそんなこと言われたなと思い出しながら朝食を食べ終えた。
「うーんじゃ今度買ってくる…あのーナナミン、パンもうない?すごい物足りない」
「きみは足りなくても、私の朝食の量になれてください 戻った時太ってたら困ります」
あ、体は七海だったと悠仁は納得する。洗い物をして、着替えようと部屋に戻ると七海が用意した服がベッドの上に置いてある。
七海にとってはカジュアルでも、悠仁からしてみたら十分きちっとしてフォーマルに見える。
「ナナミン、オフの日までこんなきちっとした格好してるの?凄いね」
悠仁の中の七海は悠仁が持ってきたパーカーと別のスエットを着ている。
「それは私の中ではかなりカジュアルですけど 虎杖くんの普段着はそうですね…さっきよりかはましですかね、これ」
エントランスのベルが鳴る。
七海と悠仁がモニターを覗くと夢が立っている。
「夢だ!」
「私が呼びました」
数分するとドアのブザーが鳴り、七海がドアを開ける。
「おはよう悠仁く…あ、七海さんか おはようございます」
「おはようございます夢さん」
「夢ー!来てくれたの?嬉しい」
抱き着こうとするので悠仁の中の七海が止める。
「虎杖くんもう忘れたんですか」
「あ、ごめん」
ふふっと夢が笑う。
「七海さんが言ってたのこれと、これ…あとこれも必要かなと思って」
夢が鞄から教科書と電子辞書を取り出した。
「え、夢俺の教科書じゃん」
「虎杖くん学長が言ってこと忘れましたか?」
「英語…ナナミンに特訓してもらえって」
「この書き込みもない綺麗な教科書みれば、まあだいたい出来具合が想像できます」
「じゃあ悠仁くん頑張ってね」
「え!?夢帰っちゃうの?」
「だって勉強するのに邪魔になっちゃうでしょ?」
「だって今日ほんとうはデート…」
夢は困ったように悠仁の中の七海を見る。
「虎杖くん、夢さんがいても集中すると約束できますか?」
うんうん、と思いっきり首を縦にうなずく。
夢は悠仁がいた部屋で待つことにした。
「では虎杖くん、テストのわからなかったとこと再試にそなえて復習します お昼までに終わらせますよ」
「よろしくお願いしゃーす!」
夢が部屋で本を読んでいると野薔薇からメッセージが届く。
夢ちゃーん!聞いてよ!一回高専帰れると思ったらまた伏黒と遠出の任務回されたんだけど!
たぶんそれは伊地知のスケジュール調整が野薔薇達にも影響しているのだなと考える。
「えと…お疲れさま、また遠出なんだね 二人とも気を付けてね…と」
あんがと夢ちゃん!今日は虎杖とデートだったよね ごめんね邪魔してーまたねー
そう、本来ならそうなんだけど…それどころじゃないんだよねと夢は頭を抱える。
「お昼の買い出しに行ってこようかな」
夢は七海に買い出しに行ってくると伝え、マンションを出て行った。
ゆっくり買い物をして帰ってくると七海の中の悠仁がもう頭がパンクするといった顔をしてテーブルに頭を乗せている。
「悠仁くん、お疲れさま」
「なんとか範囲は終わりましたよ」
夢がノートを見ると復習して七海の仮のテストにもなんとか合格している。
「悠仁くん凄い!頑張ったんだね」
七海の中の悠仁の背中をぽんぽんと優しくたたくと、いつもの様に夢の腰に手を回した。
でもそれは七海の中の悠仁が抱き着く形になっている。
「わ!悠仁くん、そ、それはちょっと!」
「虎杖くんっ」
そう言うと、悠仁の中の七海が悠仁をはがす。
「もー無理だよ、夢に触れないの無理」
「お昼に悠仁くんの好きなごはん作るから、皆で食べよ」
ぶーぶー悠仁は言いながら手伝う、といいキッチンに立った。
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