SIDE STORY
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チェンジ②
「悠仁くんなにかあったのかな…大事な話ってなんだろ…わ、別れ話とか!?ど、どうしよう…私なにかしたかな…」
夢が頭を抱えていると約束の時間になったので、部屋を出て、駐車場へと向かった。
いつもなら門の近くに止める伊地知なのに、一番遠い木の影になる場所に停めている。
「う…別れ話なのかな…でも伊地知さんも七海さんもいて別れ話とか…私が取り乱さないようにかな…」
運転席に座る伊地知に会釈すると、恐る恐る車の後部座席の窓をノックした。
ドアが開くと、七海の手が伸びて、夢を中へと入れる。
「七海さん!?あ…悠仁くん…お疲れ様…あの七海さん?」
七海の中にいる悠仁が夢の手を握っている。
夢からすればなんで七海に手を繋がれているんだろうとか何度も手元を確認する。
七海の中にいる悠仁が口を開いた。
「夢 今日あった話を聞いてほしい」
「へ!? 七海さんなんで私のこと呼び捨てにするんですか…別にいいんですけど…なんか違和感が…」
真ん中座ると隣には腕を組んで眉間にシワをよせる悠仁の中の七海が座っている。
夢からしてみれば機嫌の悪い悠仁にしか見えない。
「ねえ…悠仁くん大事な話ってなに…まさか別れたいとか…そういう…うっ」
「あぁ…やっぱりそうなる…夢ごめん、違うんだ」
また隣の七海…の中にいる悠仁が慌てて自分へと向かせる。
「な、な、七海さん!?」
突然七海に抱き寄せられて夢はパニックになる。
「虎杖くん、私の体で夢さんを極力触らないように」
悠仁の中の七海が夢を引き離した。
悠仁の口から 虎杖くん、夢さん というワードが出てきてもう一度悠仁の方をみるとやはり眉間にシワがよっている。
「まって、悠仁くんが私をさん付けで呼んで…七海さんが私を呼び捨てて悠仁くんみたいな喋り方をする…」
伊地知がシートベルトを外して振り向いた。
「夢さん、虎杖くんの中に七海さん、七海さんの中に虎杖くんが入って…入れ替わってしまったようなんです」
「あははは……そんな漫画みたいな話……悠仁くん冗談だよね?」
夢が悠仁の中の七海に問いかけるので、七海がすっと片手を出して七海の中の悠仁の方へ向ける。
「うそ……じゃ、悠仁くんちょ、ちょっと車降りて」
七海の中の悠仁が夢と車を降りる。
「悠仁くん…ちょっとかがんでもらわないと届かない」
「あ、すまん」
悠仁が身をかたむけると夢が耳打ちする。
「悠仁くんが作ってくれる私の一番好きな朝食メニューは?」
「厚焼き玉子焼き…大根おろし添…」
「あってる…えと…告白しれくれた場所は?」
「ディズニーシーの大きな船のデッキ…」
「う…じゃあじゃあ、初めて…キ、キスしたのは?」
「上の丘の公園…」
「う、うそぉ…悠仁くんだ…」
確認が取れたんだなと、悠仁の中の七海も車を降りた。
「夢さん、納得できましたか?」
「納得…できた…けど嘘みたい…どうすれば治るんですか?」
「まず家入さんのところへ行こうと思います 夢さんここから最短距離で連れて行ってください 他の人に会うとややこしいことになるので 伊地知さんも一緒に」
→
「悠仁くんなにかあったのかな…大事な話ってなんだろ…わ、別れ話とか!?ど、どうしよう…私なにかしたかな…」
夢が頭を抱えていると約束の時間になったので、部屋を出て、駐車場へと向かった。
いつもなら門の近くに止める伊地知なのに、一番遠い木の影になる場所に停めている。
「う…別れ話なのかな…でも伊地知さんも七海さんもいて別れ話とか…私が取り乱さないようにかな…」
運転席に座る伊地知に会釈すると、恐る恐る車の後部座席の窓をノックした。
ドアが開くと、七海の手が伸びて、夢を中へと入れる。
「七海さん!?あ…悠仁くん…お疲れ様…あの七海さん?」
七海の中にいる悠仁が夢の手を握っている。
夢からすればなんで七海に手を繋がれているんだろうとか何度も手元を確認する。
七海の中にいる悠仁が口を開いた。
「夢 今日あった話を聞いてほしい」
「へ!? 七海さんなんで私のこと呼び捨てにするんですか…別にいいんですけど…なんか違和感が…」
真ん中座ると隣には腕を組んで眉間にシワをよせる悠仁の中の七海が座っている。
夢からしてみれば機嫌の悪い悠仁にしか見えない。
「ねえ…悠仁くん大事な話ってなに…まさか別れたいとか…そういう…うっ」
「あぁ…やっぱりそうなる…夢ごめん、違うんだ」
また隣の七海…の中にいる悠仁が慌てて自分へと向かせる。
「な、な、七海さん!?」
突然七海に抱き寄せられて夢はパニックになる。
「虎杖くん、私の体で夢さんを極力触らないように」
悠仁の中の七海が夢を引き離した。
悠仁の口から 虎杖くん、夢さん というワードが出てきてもう一度悠仁の方をみるとやはり眉間にシワがよっている。
「まって、悠仁くんが私をさん付けで呼んで…七海さんが私を呼び捨てて悠仁くんみたいな喋り方をする…」
伊地知がシートベルトを外して振り向いた。
「夢さん、虎杖くんの中に七海さん、七海さんの中に虎杖くんが入って…入れ替わってしまったようなんです」
「あははは……そんな漫画みたいな話……悠仁くん冗談だよね?」
夢が悠仁の中の七海に問いかけるので、七海がすっと片手を出して七海の中の悠仁の方へ向ける。
「うそ……じゃ、悠仁くんちょ、ちょっと車降りて」
七海の中の悠仁が夢と車を降りる。
「悠仁くん…ちょっとかがんでもらわないと届かない」
「あ、すまん」
悠仁が身をかたむけると夢が耳打ちする。
「悠仁くんが作ってくれる私の一番好きな朝食メニューは?」
「厚焼き玉子焼き…大根おろし添…」
「あってる…えと…告白しれくれた場所は?」
「ディズニーシーの大きな船のデッキ…」
「う…じゃあじゃあ、初めて…キ、キスしたのは?」
「上の丘の公園…」
「う、うそぉ…悠仁くんだ…」
確認が取れたんだなと、悠仁の中の七海も車を降りた。
「夢さん、納得できましたか?」
「納得…できた…けど嘘みたい…どうすれば治るんですか?」
「まず家入さんのところへ行こうと思います 夢さんここから最短距離で連れて行ってください 他の人に会うとややこしいことになるので 伊地知さんも一緒に」
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